日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年10月29日水曜日

◆タイ退団岩政 家族以外の理由も(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2014/10/28/0007456327.shtml

 サッカー、タイ1部テロ・サーサナからの退団を発表した元日本代表DF岩政大樹(32)が28日、退団理由についての真意を自身のブログ「No Pain No Gain」(http://ameblo.jp/daiki-iwamasa/)で語った。

 27日に更新した内容には「二ヶ月に一度、それも数日だけ家族の顔を見てまた旅立つ生活は、私の人生の生き方として正解に思えませんでした」と家族と離れて暮らしていることを理由の一つに挙げていた。

 しかし、「『ファミリーシックで退団!』と言われてしまうと、私の真意とはかなりかけ離れたものに映ってしまいます」とつづり、それだけが理由ではないと訴えた。もともと、家族と離れることのつらさは「最初から十分、分かっていた」という。

 選手として、「海外でプレーすることが私に必要な経験と思っていた」という岩政は昨年鹿島を退団するにあたり、「できるだけ違う経験を積みたい」と考え、タイ移籍を決めた。「もともと海外に出るのは1年か2年、長くて3年だろうという気持ちはありました」、「今年、ある程度納得した経験ができたことで、来年以降にタイに残っても新たなものはそれほどたくさん得られないのではないかという気持ちがありました」と、複雑に事情が絡み合ってテロ・サーサナを退団することになったと明かした。

 「次のクラブが私の選手としての最後のクラブになるかもしれません」との覚悟を示した岩政。「そのためにも海外での経験は家族と離れてでもすべきだと思ったことであり、私は鹿島での自分を一度リセットすることができたと思っています」と振り返った。

◆内田 シャルケとの契約延長へ!近日中にも正式サイン(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/10/29/kiji/K20141029009186000.html



 15年夏に契約満了となるDF内田が所属のシャルケと契約を延長することが濃厚となった。既に夏前から延長交渉を進め、最終交渉が順調に進めば、近日中にも正式サインする見通しだ。地元紙レビアシュポルトも「人気選手の1人(内田)が残ることになる」と報じた。

 右膝負傷で出遅れた今季だが、9月24日のブレーメン戦で復帰後はリーグ戦5試合連続でフル出場中。11月の日本代表への招集も決定的となっている。

◆代表復帰濃厚な内田、期待されるハイレベルな経験と判断力(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20141028/jpn14102815470003-n1.html



 2015年1月のアジアカップ(オーストラリア)前の日本代表シリーズは11月2連戦(14日=ホンジュラス、18日=オーストラリア)のみ。これまで武藤嘉紀(FC東京)や皆川佑介(広島)や坂井達弥(鳥栖)といった年代別代表経験すらない新顔を大胆に選んできたハビエル・アギーレ監督だが、本番前最後のテストの場となる今回は長谷部誠(フランクフルト)や吉田麻也(サウサンプトン)といった実績ある面々を呼び戻してチェックするのではないかと見られている。2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)のコロンビア戦後、「日本代表からの引退を考えている」と揺れる胸中を吐露した内田篤人(シャルケ)の復帰も有力視されるところだ。

 彼が本当に代表に区切りをつけるのか否かというのは、新生・日本代表発足時からの注目ポイントだった。だが、初陣となった9月シリーズの時点では、ブラジルで酷使した彼自身の右太ももの状態が芳しくなく、代表招集は不可能だった。それでも9月23日のブンデスリーガ・ブレーメン戦でようやく戦線復帰を果たし、チャンピオンズリーグにも出場するようになったため、10月2連戦(10日=ジャマイカ戦、14日=ブラジル戦)では呼び戻されるのではないかと期待が高まった。だが、10月1日に明らかにされたメンバーリストには内田篤人の名前はなし。「欧州組は10日前に決めてクラブに通知しなければならない」とアギーレ監督は説明しており、内田がコンスタントにプレーできる状態なのかを把握しきれなかったことから、招集を見送ったことを示唆した。

 あれから1カ月近い時間が経過し、内田のコンディションは日に日に上がっている。シャルケは10月7日に2012-13シーズン途中から指揮を執っていたイェンス・ケラー監督が成績不振のために解任され、ロベルト・ディ・マッテオ新監督が就任したばかり。そのイタリア人指揮官にも内田は重用され、コンスタントにピッチに立っている。アギーレ監督が選手を選ぶ際に最も重視する「クラブで調子の良い選手」という条件に彼は十分該当しているのだ。内田自身もブラジル大会で惨敗した後「やめるとは言っていない」と繰り返しており、もはや迷いは払しょくしたはず。再び日の丸を背負って戦う覚悟はできているだろう。

 実際、今の日本代表サイドバック候補たちの状況を見ても、内田には戻ってきてもらいたい現実がある。9月・10月シリーズでは右サイドバックに酒井宏樹(ハノーバー)と酒井高徳(シュツットガルト)が起用されたが、酒井宏樹はウルグアイ戦(札幌)で失点に直接絡む致命的なミスをして、10月2連戦では外されてしまった。最近はケガもあって25日のドルトムント戦を欠場している。高徳の方もブラジル戦(シンガポール)でネイマール(バルセロナ)を止め切れずに先制点を献上してしまうなど、守備面での脆さを垣間見せた。本人も「守りの方は篤人君の方が上」とコメントしているだけに、守備を安定させようと思うなら、どうしても内田が必要なのだ。

 加えて言うと、内田とともに岡田武史、アルベルト・ザッケローニ両監督体制で貢献してきた長友佑都(インテルミラノ)がこのところ精彩を欠いている。ジャマイカ戦(新潟)でも信じられないバックパスから相手にゴールを与えてしまいそうな場面を見せるなど、どうも彼らしくないパフォーマンスが目についた。それも、今季インテルミラノで不慣れな右サイドに起用されていることで戸惑いが生じ、試合にコンスタントに出られなくなっているのが原因だろう。長友は、ピッチ上でタフに戦い続けることで右肩上がりの成長を遂げてきた。その勢いがなくなっているのは大いに気がかりな点だ。そういう不安材料もあって、国際経験豊富な内田に戻ってきてほしいとアギーレ監督も日本サッカー協会の強化スタッフも強く望んでいるに違いない。

 内田が日本代表の右サイドバックに復帰すれば、吉田らセンターバック陣との連携もスムーズになるだろうし、右FWに入る本田圭佑(ACミラン)と生かし生かされる関係を構築することも可能なはずだ。2008年1月のチリ戦(東京)で国際Aマッチデビューを果たして以来、内田は中村俊輔(横浜FM)、松井大輔(磐田)、岡崎慎司(マインツ)、清武弘嗣(ハノーバー)といった個性豊かなアタッカーの特徴を自分なりに把握し、彼らの良さを出すような努力を惜しまなかった。

 そういうインテリジェンスと的確な判断力があるから、内田はシャルケでも移籍当初から重用されてきた。ブラジルW杯でも勇敢に戦ったそのハイレベルな経験を駆使し、アギーレジャパンの流れを前向きな方向へと導いてくれることを期待したい。(Goal.com)

文/元川悦子

1967年長野県松本市生まれ。94年からサッカー取材に携わる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォロー。特に日本代表は練習にせっせと通い、アウェー戦も全て現地取材している。近著に「日本初の韓国代表フィジカルコーチ 池田誠剛の生きざま 日本人として韓国代表で戦う理由」(カンゼン刊)がある。

◆内田、代表復帰へ 監督ラブコール実った(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20141028-1388246.html



 日本屈指の右サイドバック、シャルケDF内田篤人(26)が11月の親善試合2試合で日本代表に復帰することが27日、明らかになった。日本協会がこの日までにホンジュラス戦(14日、豊田ス)、オーストラリア戦(18日、ヤンマー)に備え招集が決まった海外組が所属するクラブにレターを発送。シャルケにも届いたことで、代表での去就が不透明だった内田のW杯ブラジル大会以来の代表復帰が事実上決定した。

 経験、実力、人気、全てを兼ねそろえた右サイドバックが、青いユニホームに再び袖を通す。この日までに日本協会が内田の所属するシャルケ側に11月の親善試合2試合に招集する旨を記したレターを送付したことが判明。日本代表ハビエル・アギーレ監督(55)も熱望した男の代表復帰が決まった。

 内田はザックジャパンで不動の右サイドバックとして活躍したが、W杯ブラジル大会で敗戦が決まった直後「(代表引退を)考えてます。ちょっと前から、ずっと考えていたこと。人には言ってなかったけど」と明言。その後、明確な意思表示をしていなかった。アギーレジャパンがスタートを切った後の9月、10月の親善試合にはW杯後に再発した右膝蓋腱(しつがいけん)炎の影響もあって招集されず。約2カ月の長期離脱を経て、9月23日のブレーメン戦で復帰していた。

 だが、アギーレ監督は「手元で見たい。どうにか呼べないか」と強く要望するなど、就任当初から強豪シャルケで主力を張る内田のプレーに注目。招集を熱望した。そこで10月中旬に日本協会の霜田強化担当技術委員長が極秘で渡欧。内田と接触し、復帰への意思を確認した上で、今回の招集レターの送付が決まった。

 指揮官は常に「年内の親善試合は、アジア杯に選出するベスト23人を選ぶためのテスト」と位置付けている。就任後は右サイドバックとしてDF酒井高(シュツットガルト)を軸に酒井宏(ハノーバー)、松原(新潟)、西(鹿島)を招集。最終選考の場である11月の2試合で満を持して内田をチェックする。

 ホンジュラス戦、オーストラリア戦のメンバー発表は11月上旬。「王者の誇りを持って、それ(タイトル)を守らなければならない」とアジア杯連覇を狙うアギーレ監督にとって、頼りになるDFが日本代表に復帰することになる。

◆鹿島小笠原チャリティー2年ぶり出場誓う(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20141028-1388239.html

 日本プロサッカー選手会(JPFA)は27日、東京・JFAハウスで「チャリティーサッカー2014」(12月14日、ユアスタ)の開催概要を発表した。4回目となる東日本大震災復興支援イベントで、東北ゆかりの選手中心の東北ドリームスに鹿島MF小笠原満男(35)、対するJAPANスターズに東京FW武藤嘉紀(22)らが出場する。

 Jリーガーによる復興支援の旗頭になっている鹿島MF小笠原は2年ぶりの出場を誓った。昨年は、試合直前に左膝のクリーニング手術を受けたためピッチに立てず。被災地の小笠原コールに応えられなかった。「今年は招待に力を入れる予定だし、将来あんな選手になりたいと希望を感じてもらえるようなプレーを見せたい」と話した。東京FW武藤ら、初めて参加する選手には被災地の現状を伝えることを約束。会見では「一足早いクリスマスプレゼントになれば」とトナカイのかぶりものでPRした。

◆【鹿島】小笠原「子供たちに希望を」4度目の慈善試合出場(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141028-OHT1T50053.html

 日本プロサッカー選手会は27日、都内のJFAハウスで「チャリティーサッカー2014」(12月14日・ユアスタ)の出場選手発表会見を行った。初出場の日本代表FW武藤嘉紀(22)=F東京=らアギーレ・ジャパンの選手が多く出場し“国内組オールスター”で被災地に勇気を届ける。

 変わらぬ思いを示す。MF小笠原は「(被災地の)子供たちがああいうふうになりたい、と希望を持ってもらえるような試合をしたい」と意気込んだ。4度目の参加となる今回は、例年よりも多くの子供たちを被災地から招待する方向で調整中。昨年は膝の状態が悪くベンチで試合を見守ったが「今年はしっかりと調整したい」と話した。

 東日本大震災から3年7か月。「報道は減ったけど、今も仮設住宅で暮らしている人が多い。復興はなかなか進んでいない」。これを機に、再び復興ムードが高まることを望む。ふれあいイベントでは「震災で負った傷は一生癒えない。でも、子供たちがJリーガーと触れあったことも一生の思い出になる」との思いを胸に、慈善イベントに参加する考えだ。

◆チャリティーマッチに小笠原と武藤が意欲「サッカー界の思いを」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20141028/245593.html?view=more


ユニフォーム姿で出席した武藤(左)と小笠原(右)


 日本プロサッカー選手会(JPFA)は27日、「JPFA チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ」の出場選手を発表した。

 同試合は、東日本大震災の復興支援活動の一環として、昨年に引き続き4回目の開催となる「チャリティーサッカー2014」で実施。12月14日にユアテックスタジアム仙台で、東北をホームタウンとしているJクラブ所属選手を中心とした「東北ドリームス」と「JAPANスターズ」が対戦する。

 出場選手の発表会見には、出場の決まった鹿島アントラーズの小笠原満男とFC東京の武藤嘉紀が出席した。岩手県出身の小笠原は、「素晴らしい試合に参加できること、報道が減っていく中で、サッカー界がこういう思いを持っていることを伝えられ、非常に嬉しい」とコメント。「今年も被災地を訪問して子供達と触れ合える機会が設けられるということで、すごく喜びの声を多く聞くので、素晴らしい機会だと思う」と、試合前日に行われるふれあい活動への思いも口にした。

 また、初出場となる武藤は震災当時を「何かできることはないかと思いまして、洋服などを被災地に送らせて頂きましたが、実際に肌で復興に携わっている実感はなくて、その時は不甲斐ない気持ちだった」と振り返る。「今回はこうやってサッカーを通じて復興支援に携わらせて頂けるということで、非常に嬉しく思っています。子供達に元気や勇気を与えられるようなプレーを見せていきたい」と意欲を語った。

 同イベントは試合以外に、選手が被災地の公共施設などを訪問し、サッカー以外の活動でも、復興支援に向けた施策を実施。被災地の子供達を試合に招待するためファンドレイジングサイトの「JustGiving Japan」とタイアップした募金活動や、選手のサイングッズなどの「チャリティーオークション」も行う。

◆【鹿島】セレーゾ監督に続投要請(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141028-OHT1T50256.html

 鹿島がトニーニョ・セレーゾ監督(59)に来季の続投を要請する方針であることが28日、分かった。就任2年目の今季は、リーグ戦で3位につけるが、ナビスコ杯は予選リーグで、天皇杯は2回戦で敗退。クラブ幹部は「チームが目指す方向、狙いに近づいてきている。内容と計画性を評価したい。(続投?)その方向」と明かした。

 クラブはこの2年で世代交代の道筋をつけることと、リーグ戦での上位進出を求め、同監督は着実に実行した。MF土居(22歳)、DF昌子(21歳)、植田(20歳)ら若手を次々と起用。チームの若返りを図るとともに、この2年、終盤まで優勝の可能性を残す戦いで要求に応えてきた。クラブは順位以上に、手腕を高く評価し、続投オファーを準備する考えだ。

◆鹿島、セレーゾ監督に続投要請 若手の育成面を評価(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20141029/jle14102905010001-n1.html

 J1鹿島がトニーニョ・セレーゾ監督(59)に来季の続投を要請する方針を固めたことが28日、分かった。クラブ幹部がこの日、「その方向」と明言。5年ぶりのリーグ制覇は厳しい状況だが、若手の育成面を評価し、3季目の指揮を任せる方針を示した。

 長年の課題だった世代交代も進み、日本代表にも選出されたDF昌子源(22)やU-21日本代表DF植田直通(20)らを先発に定着させた。リーグでは現在3位で、4年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得も目前。順調に交渉が進めば来月中にも正式決定する。

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