日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年7月18日日曜日

◆神様ジーコ、鹿島と浦和は「日本で最大のライバル」 J創設前の豪快“ドライブ弾”を回想(FOOTBALLZONE)






ジーコ氏が公式インスタグラムに住友金属時代のゴラッソ映像を投稿


 1993年のJリーグ創設以降、数多くの世界的名手が来日しプレーしたが、アマチュア時代から日本サッカーに携わり、その発展に尽力した人物といえば、元ブラジル代表MFジーコ氏だろう。選手としてはもちろん、Jリーグ最多優勝を誇る鹿島アントラーズの礎を築き、現在もテクニカルディレクターとしてチーム強化に携わっている。そんな“サッカーの神様”が、自身の公式インスタグラムを更新。1991年に加入した前身の住友金属時代に決めた20メートル超ドライブ弾の映像を投稿し、「私はこれが本当に好き」と振り返っている。

 卓越したテクニックと得点力を誇ったジーコ氏は、母国の名門フラメンゴで長年プレーし、ブラジル代表としても1978年、82年、86年とワールドカップに3度出場。セレソンの10番を背負ったスーパースターは、91年に鹿島の前身である住友金属に加入し、“常勝軍団”の礎を築いて94年に引退した。その後は日本代表監督などを経て、現在は鹿島のテクニカルディレクターを務めている。

 そんな伝説の司令塔が、自身の公式インスタグラムに住友金属時代のスーパーゴールの映像を投稿した。来日した1991年の8月18日に行われたJSLカップ1回戦・三菱自動車戦(現・浦和レッズ)のものと見られるが、10番を背負ったジーコ氏は敵陣でボールを受けると、ゴールまで20メートル以上ある位置から左足を一閃。ドライブ回転のかかった一撃は相手GKの頭上を破りゴールネットを揺らした。

 ジーコ氏はこのゴールについて「美しさだけでなく、歴史的にも私はこれが本当に好きです」と振り返っている。当時の住友金属は93年のJリーグ開幕時からの加盟が決まっていたものの日本サッカーリーグ(JSL)2部に所属しており、同1部の三菱などよりも戦力的に劣ると見られていた。そのなかでジーコ氏自身がゴールを決め、チームも勝利したことから、思い出深い一撃になっているようだ。

 ジーコ氏は最後に「現在、住友はJリーグの鹿島アントラーズで三菱は浦和レッズであり、日本で最大のライバル関係が続いている」と、30年を経た2チームの関係性に言及。自らが礎を築いた鹿島とJリーグの発展に、感慨深い様子だった。





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◆上田綺世、五輪間に合った 後半途中出場1対1チャンス作る(ニッカン)






<国際親善試合:日本1-1スペイン>◇17日◇ノエビアスタジアム神戸

FW上田綺世(22=鹿島)は脚の付け根の肉離れで五輪出場が危ぶまれていたが、間に合った。

後半21分からの出場で、約25分間ワントップを務めた。1-1の同39分には、得意の裏に抜ける動きでMF三好のスルーパスを呼び込み、GKと1対1のチャンスをつくった。前日には「順調に進んでいる。選んでもらって、(ケガをした)この立場で残してもらって感謝している」と話していたが、本番で恩を返す用意はできた。


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◆【日本代表採点&寸評】V候補スペイン相手に価値あるドロー…堂安や久保、先発DF陣を高評価(報知)






◆国際親善試合 U―24日本代表1―1U―24スペイン代表(17日・ノエビアスタジアム神戸)

 東京五輪に出場するU―24日本代表は、金メダル候補のスペインと1―1で引き分けた。

 序盤からボール支配率が大きく下回ったが、我慢強い守備で中央を締めて得点を与えず。前半42分、一瞬の隙を突く形でMF久保建英が左サイドを突破し、クロスを走り込んだMF堂安律が左足で豪快に蹴り込んで先制に成功した。

 ハーフタイムで7人を入れ替えた後半も相手がボールを握る展開が続く。大きな連係ミスはみられなかったものの徐々にDFラインが下がり、後半33分に同点弾を与えた。

 採点と寸評は以下の通り。

森保一監督【6・0】メダルの可能性を大きく感じさせたまま本大会へ。浮かれさせず、しっかり締めるところまでがこの日の采配に求められるワンセット

GK谷晃生【6・5】セーブ、ハイボール、クロス処理、キックと全てが安定。万能型GKの真骨頂

DF酒井宏樹【7・0】ピンチを未然に防ぐ読みと、抜かれても奪い返す執念。難しいことを涼しい顔で簡単にこなすが、いろいろと異次元だった

DF吉田麻也【6・5】引く時間、前に出る時間をDFラインと3列目でうまく調整。1、2列目もキックで操る。出場時間は無失点

DF冨安健洋【6・5】カバーリング、持ち上がりのレンジが異常に広い。身体能力の高さは随所に。出場時間は無失点

DF旗手怜央【6・5】パスでランで相手にとって嫌なスペースをうまく使う。守備も球際で負けなかった

MF遠藤航【6・0】無理をしない「我慢の時間」でゲームをコントロール。一瞬のチャンスを生かす格上相手の理想的な展開を影で演出

MF板倉滉【6・0】中盤はやや劣勢も、攻撃的な守備姿勢が光る。後半はキャプテンマークでプレー

MF堂安律【7・0】左足でゴール角を打ち抜く芸術的な先制点。まるでメッシ、もはやメッシ。MOM

MF久保建英【7・0】決めた方もすごいが、決めさせた方もすごい豪快な技ありアシスト。ゴール直後はカメラに向かって「バモー」と絶叫

MF相馬勇紀【6・0】名古屋仕込みの守備強度はさすが。セットプレーではキッカーも。危険な位置でのファールは注意

FW林大地【6・5】岡崎慎司を彷彿。最前線で泥臭く闘う。強豪相手になればなるほど頼りになるタイプの予感

<途中出場>

GK大迫敬介【6・0】後半開始時IN。得意のシュートブロックで存在感発揮

DF町田浩樹【6・0】後半開始時IN。CBにとって難しい1―0での投入となったが、大崩れせず持ち場は守り抜く

DF瀬古歩夢【6・0】後半開始時IN。無失点ミッション完遂はならずも、ペナ内では強さ

DF橋岡大樹【5・5】後半開始時IN。失点シーンだけでなく、全体的に寄せの甘さが目立つ

MF田中碧【5・5】後半開始時IN。インパクトは少なめ。遠藤不在の状態での45分をスペイン相手にできたことは大きな収穫となるはず

MF三好康児【5・5】後半開始時IN。巧みなターンで上田の決定機を作ったが。守備ができない、というより頑張っていないように映る点が残念

FW前田大然【5・5】後半開始時IN。守備では奮闘も、眠れる獅子、まだ目覚めず

FW上田綺世【5・5】後半22分IN。復帰戦。決定機生かせずも、開幕に間に合わせ、出場したことが大きな一歩

DF中山雄太【―】後半35分IN。出場時間短く採点なし

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ


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