日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年10月4日水曜日

◆高校サッカー強豪の熊本・大津でいじめ発覚「重大事態を起こし、たいへん重く受けとめ」副校長謝罪(ニッカン)



植田直通


全国屈指の高校サッカーの強豪、熊本県立大津高で、サッカー部員が全裸で土下座をさせられ、その様子を撮影されるいじめを受けていたことが発覚した。3日、熊本県教育委員会が明らかにした。

県教委によると、昨年1月、当時1年生だったサッカー部の男子生徒(現3年)1人が、全国高校選手権の応援先の宿舎で、他生徒の部屋に呼び出され、先輩にあだ名をつけたと疑われ、謝罪することを強要された。その際、服を脱ぐように言われ、全裸で土下座させられ、その様子が写真で撮影されたという。この大会は準優勝しており、その裏で起こった事態だった。

被害生徒は、現在もサッカー部に所属しているが、練習には参加していない。

今年9月、被害生徒の保護者から県教委に相談があり、いじめがあったと認知された。県教委によると、生徒は今年7月、担任に「先輩にあだ名を付けたと疑われ、謝罪を強要された。全裸で土下座し、写真に撮られた」などと訴え、高校が聞き取りを進めていた。

県教委は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定。第三者委員会を設置し、詳しく調べる。

この日夕、保護者説明会が行われ、今日4日には生徒集会での場、事案が説明される予定だ。

取材に応じた西野俊一郎副校長は「重大事態を起こし、たいへん重く受けとめています。当該生徒や家族に苦しい思い、苦痛を与え、申し訳ありませんでした。深くおわびしたいと思います」と謝罪した。現時点で「部活動休止や大会辞退は考えていない」とした。

サッカー部は、今年1月の22年度全国高校選手権でも4強入り。高校年代最高峰の高円宮U-18プレミアリーグ西地区に所属する名門だ。元日本代表FW巻誠一郎、日本代表でカタール1部アルラヤンDF谷口彰悟や、鹿島DF植田直通や、鳥栖MF河原創、京都FW豊川雄太ら大勢のJリーガーを輩出している。地元のサッカー活動はユース、社会人、シニアのチームまで幅広く、人口約3万5000人の「生涯サッカーの町」に激震が走った。【菊川光一】

 

◆大津 大津中として、1923年(大12)開校。男女共学の公立校で普通科、理数科。生徒数は706人(女子266人)。男子サッカー部は72年創部、部員約230人。全国高校選手権は87年度初出場。帝京主将で83年度選手権を制した平岡和徳氏(現総監督)が93年に監督に就き力をつけ、97年度に初8強。21年度準優勝、22年度4強。所在地は熊本県菊池郡大津町大津1340。高野寛美校長。





◆高校サッカー強豪の熊本・大津でいじめ発覚「重大事態を起こし、たいへん重く受けとめ」副校長謝罪(ニッカン)



『鹿島DF #植田直通 や、京都FW #豊川雄太 ら大勢のJリーガーを輩出している』

◆高校サッカー強豪の熊本・大津でいじめ発覚「重大事態を起こし、たいへん重く受けとめ」副校長謝罪(ニッカン) https://t.co/LoXs4yY5OM
※写真は大津高校時代の植田 pic.twitter.com/raTNRQEjJC

— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) October 4, 2023 NocVFn">【参考】20121231_大津vs旭川実(ニッパツ・選手権)

◆U22日本代表、北朝鮮との“激闘”制し4強へ! 「苦しい前半」を経て、大岩監督がハーフタイムに伝えたこととは(サッカーキング)



大岩剛


 アジア版オリンピックとして位置付けられるアジア競技大会。そのうち、男子サッカーは9月19日に開幕し、10月1日の準々決勝を経て4強が出そろった。

 大会の年齢制限より2歳年少のU-22日本代表は、準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦。3人まで起用できるオーバーエイジ選手も活用してこの大会に臨んできた相手と激戦を展開しつつ、2-1と勝利。4強へと駒を進めた。

 この試合、ゲームの中身よりも終了後に起こった北朝鮮の選手たちによる審判への猛抗議、あるいは試合中に日本のスタッフから給水ボトルを奪うシーンなどばかりに注目が集まってしまった(当該スタッフは散々ネタにされているようである)。

 試合後、記者会見に臨んだ大岩剛監督はこの準々決勝について「ノーマルな試合だったと思っている」と回答している。試合中に北朝鮮の選手が見せたラフプレーについても含めての問いだっただけに、海外メディアには凄まじく豪胆な監督という印象を与える回答だったが、当の本人は「何かを引き出そうという意図を感じる質問だったからね」と笑って言いつつ、こう付け加えた。

「どうしても試合後のことに注目がいってしまうし、それについて言わせたい方がいるのもわかっている。北朝鮮のプレーに激しさは確かにあったし、それに対して前半の我々が自分たちのやりたいことをできなくなっていたのは事実。ただ、試合を通じて観てもらえば、やり方を修正しながら対応していけるようになった試合でもあると思っている」(大岩監督)

 この試合、日本の選手は序盤から明らかに戸惑っていた。指揮官が「選手たちの想像以上の圧力があったのだと思う」と語ったように、開始と同時に前線から激しいプレスをかけ、強い当たりを繰り返してきた北朝鮮に対して、「アップアップになってしまった」(DF吉田真那斗=鹿屋体育大学)面は否めない。ボールを持っている選手も持っていない選手も、明らかに普段のプレーを出せなくなっていた。

「取るべきポジションを取れていないし、色々な部分で普通にやるべきことをやれなくなっていた。『ちょっと怖がりすぎているな』と感じていた」(大岩監督)

 実のところ、北朝鮮の激しいプレッシングを受けることも、それに選手たちが戸惑うであろうことも想定はしていた。ただ、「思いのほか、(対応できるようになるまで)長い時間がかかってしまった」のは指揮官にとって誤算だった。コンタクトプレーでの苦戦が続き、あわや失点という場面も作られ、逆に日本のチャンスはほぼ生まれない。「苦しい前半になっていた」(大岩監督)。

 この点について大岩監督は「もっと整理しておいてあげれば良かったかもしれない」と言いつつ、「ただ、与え過ぎてしまっても彼らのためにならないので」とハーフタイムにあらためて立ち位置を修正し、サッカー的な要素でチームを立て直す。

「立ち位置を変えて、相手のプレスをどういなして、どう攻撃するか。その変化をできた。今日(試合翌日)に選手たちには伝えましたけど、『これって普通のことだよね』ということ。相手のやり方があって、それを把握しながら必要であれば、自分たちから変化する。後半、選手たちはそれをしっかりやって上回ってくれた。その流れはサッカーとして『ノーマル』だと思っているということです」

 後半立ち上がりの51分、ロングフィードを使って相手の急所をえぐるDF馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌)のプレーを起点に、MF佐藤恵允(ブレーメン)が抜け出してクロス。これをFW内野航太郎(筑波大学)が押し込んで先制点。その後、北朝鮮のミドルシュートで同点に追い付かれる窮地もあったが、佐藤とMF西川潤(サガン鳥栖)の鮮やかなコンビネーションプレーから得たPKを、MF松村優太(鹿島アントラーズ)が蹴り込んで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切っての勝利となった。

「苦戦はしましたけど、そもそもうまくいくことばかりじゃないのは当たり前。勝ち上がれば上がるほど、レベルが上がれば上がるほど、そこで何をするかが問われてくる」(大岩監督)

 国際試合の経験が少ない選手たちも多い今回の代表だけに、あらためて「この大会の経験は本当に貴重」とも感じていると言う。

「日本にはないテンションで向かって来るチームとの試合を味わえる。鹿島アントラーズの監督としてAFCチャンピオンズリーグを戦っているときにも感じていましたが、日本の感覚のままだと危うい試合になってしまう。だから本当に大事な時間を過ごしているとは言えますね」(大岩監督)

 4強進出でメダルまであと1勝という形になったU-22日本代表。今回のチームの目的は単に大会で結果を出すことだけではないが、結果を出したからこそ体感できる経験というのもある。北朝鮮とのシビアな激戦を制し、準決勝へ。さらなる特別な経験を積み重ねられるであろう決勝へ向け、若き日本の選手たちの挑戦は続く。

取材・文=川端暁彦




◆U22日本代表、北朝鮮との“激闘”制し4強へ! 「苦しい前半」を経て、大岩監督がハーフタイムに伝えたこととは(サッカーキング)





◆森保監督がいま日本代表に呼ぶべきJリーグの5名(Qoly)



佐野海舟


日本代表は4日に最新のメンバーを発表する。

先月ドイツ代表、トルコ代表に大勝して波に乗るが、今回は国内での開催となるためJリーグからの招集が注目されるところだろう。

ここでは、今こそ日本代表に呼ぶべきJリーグで活躍する5名を紹介しよう。


佐野海舟(鹿島アントラーズ)


年齢:22歳
今季公式戦:29試合1ゴール

佐野海舟は、鹿島の岩政大樹監督が「日本代表に呼ぶべき選手」として繰り返し名前を挙げる逸材だ。

J2・町田ゼルビアから今季加入して1年目ながら、優れた予測からの高いボール奪取能力が開幕から大きな話題となった。

途中左ひざ内側側副じん帯損傷途中で離脱し、その間チームが連勝したことで復帰後は控えにも甘んじたが、再びポジションを取り返しチームの上位に貢献している。

U-20日本代表である弟・航大もこの夏からオランダのNECでプレーしており、将来的には兄弟での代表入りが期待される。




↓井手口陽介、満田誠、初瀬亮、渡辺皓太各選手についてはこちらから
◆森保監督がいま日本代表に呼ぶべきJリーグの5名(Qoly)





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