日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月12日月曜日

◆深井正樹が現役引退…161cmFW、鹿島や名古屋で活躍(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205181-205181-fl



 SC相模原は11日、FW深井正樹(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 深井は駒澤大時代もFW巻誠一郎(熊本)との2トップで活躍。身長161cmの深井と184cmの巻の凸凹2トップは当時から話題を集めた。

 卒業後の2003年に鹿島アントラーズに入団。その後、アルビレックス新潟や名古屋グランパス、ジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍し、2009年に千葉に完全移籍。千葉では巻と再び2トップを組んだ。

 2014年限りで千葉を契約満了となり、無所属のままでいたが、14年6月にV・ファーレン長崎と契約。16年より相模原に籍を移していた。J1通算158試合25得点、J2通算132試合20得点、J3通算28試合5得点の成績を残した。

 14年のプロ生活にピリオドを打つことになった深井は「勝った時も負けた時も、みんなとハイタッチした温かさは決して忘れません。大好きなサッカーで沢山の事を学び、沢山の仲間が増えました。プロサッカー選手はやめますが、大好きなサッカーからは離れることができないです。今までの経験を活かし、少しでもサッカーに恩返しができるようにこれからも頑張っていきます!」とコメントした。

◆鹿島に敗れたマメロディのモシマネ監督「鹿島はメンタルがすごく強い」(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2016/12/11/0009743899.shtml

 「クラブW杯・準々決勝、鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ」(11日、吹田サッカースタジアム)

 J1覇者として開催国枠で出場の鹿島は、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2-0で下して準決勝進出を決めた。

 前半は圧倒的に試合を支配したマメロディ・サンダウンズ。モシマネ監督は「いい試合だった。結果は残念だが、選手の戦い方に不満はない」と話したが、「あれだけのチャンスがあったのだから、決められれば楽だった」と振り返った。

 また戦った鹿島について「鹿島はメンタルがすごく強いチームだし、フィジカルも強い。規律が整ったよいチーム。(8日のクラブW杯)オークランド戦も、リーグ戦のCSもそうだったが、試合の時間が経てばたつほど強くなる。最後の10分で試合を決められるチームだ。こっちが先制できればよかったが、向こうが先に得点すると向こうの流れになってしまう」と鹿島の伝統とも言えるメンタリティーをたたえた。

◆ビッグセーブ連発の守護神!! 鹿島GK曽ヶ端「僕が止めたけど…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205198-205198-fl



[12.11 クラブW杯準々決勝 マメロディ・サンダウンス0-2鹿島 大阪]

 守護神がアフリカ王者の前に立ちはだかった。序盤からマメロディ・サンダウンスの猛攻にさらされた鹿島アントラーズだが、得点を許さない。相手チームの決定機を防ぎ続けたのが、最後方に構えるGK曽ヶ端準だった。

 まずは前半13分、FWカマ・ビリアトのスルーパスからPA内に進入したMFタペロ・モレナのシュートを好反応を見せてストップ。さらに同29分には縦パス一発で抜け出したMFパーシー・タウとの1対1に落ち着いて対応してゴールを守り、同35分にはMFサムエル・マブンダに強烈なミドルシュートを枠内に飛ばされるも横っ飛びのセーブで弾き出した。

 次々と訪れる危機をしのいだ守護神は、「シュート自体のスピードは、それほど速かったわけではなかった」と語りつつ、チームメイトのサポートがあったからこそ、ゴールを守り抜けたと振り返る。

「ディフェンスの選手がしっかり相手に寄せて、プレッシャーを掛けてくれた。僕が止めはしましたが、そういう小さい積み重ねがないと、シュートを止めるのは難しい」

 すると、前半のシュートゼロに抑えられた攻撃陣が、後半に入ると守護神の奮闘に応える。後半18分に鮮やかな連係からMF遠藤康が先制点を奪うと、同43分にはFW金崎夢生がダメ押しゴールを決めて2-0の勝利。完封へと導いた曽ヶ端は「結果を残せないと、より難しいプレッシャーの掛かったゲームを経験できなかった。ゼロに抑えられたのは大きいし、難しいゲームをモノにできて良かった」と胸をなで下ろした。

(取材・文 折戸岳彦)

◆接触プレーで前歯が折れていたDF昌子源「痛すぎて集中できなかった」(サッカーキング)


https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161211/526443.html?cx_cat=page1



 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準々決勝が11日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)は、アフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2-0で下し、準決勝進出を果たした。

 試合後の取材に応じたDF昌子源は、「言い訳になるかもしれないけど、痛すぎて集中できなかった」と話した。

 前半20分、相手選手との接触で顔を痛めた昌子はピッチサイドで治療を受けると、すぐにプレーを再開した。結局はフル出場で完封勝利に貢献したが、このプレーで前歯が真っ二つに折れてしまい、特に前半は痛みに耐えるのが辛かったという。

「この歯がいってから(折れてから)マジで集中力が。もう痛すぎて、風とか当たるだけで。ハーフタイムにみんなに、『前半はちょっとごめん。絶対に集中し直すから。俺、もう一回集中してゼロでいくから』って言って。後半はある程度、集中できていたほうかなと思う」

 昌子の負傷や、マメロディ・サンダウンズが積極的な姿勢で試合に入ったことで、前半は終始押し込まれる苦しい展開となった。だが、鹿島はGK曽ヶ端準を中心になんとかしのぎ、無失点でハーフタイムを迎えた。

「前半は本当、ソガさん(曽ヶ端)に助けられたなと思う。本当に集中力が続かなくって。非常に情けなかった」と守護神への感謝を口にした昌子は、「あそこで粘れなくて1点を失っていたら、正直厳しかったと思う」と、後半の反撃に繋がった粘り強い守備を勝因に挙げた。

 準決勝に駒を進めた鹿島は14日に南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と対戦する。「このままでは多分、飲み物も喉を通らない」というほどの痛みを負った昌子だが、「ここまで来たら1番多く(試合を)やりたい。治すと言っても自分では治せないから他人任せになるけど、しっかり頑張ります」と意気込みを語った。

◆鹿島鈴木1アシスト「次勝つこと大事…今度俺の番」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1750664.html

<クラブW杯:鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ>◇準々決勝◇11日◇吹田S

 途中出場の鹿島FW鈴木優磨(20)が、1アシストでチームを勢いづけた。

 後半39分にFW赤崎に代わって出場。そのわずか4分後だった。ボールを持つと、相手のタックルを軽々とかわして右サイドへ。FW金崎目掛けてピンポイントのグラウンダーのクロスを上げた。

 鈴木は「(金崎を)気持ち良くさせたら(次の試合)気持ちいいボールが返ってくると思うので、期待したい」と、いたずらそうに笑った。

 準決勝は南米代表ナシオナル・メデジン(コロンビア)と14日に吹田Sで対戦する。鈴木にとって吹田Sは、G大阪とのJ1開幕戦でゴールを決めた相性のいい会場でもある。「次勝つことが大事だと思う。今度は俺の番」と、得点でJクラブ勢初の決勝進出へ導くことを誓った。

◆「もう金崎選手にお膳立てしたくない」 鹿島FW鈴木、ダメ押し点アシストも残った“不満”!?(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205200-205200-fl



[12.11 クラブW杯準々決勝 マメロディ・サンダウンス0-2鹿島 大阪]

 与えられた時間は6分。決して多いとは言えない出場機会の中で、鹿島アントラーズFW鈴木優磨はアシストという結果を残した。だが、試合後の取材エリアに現れた鈴木は一つの“不満”を口にした。

 1-0とリードして迎えた後半39分にピッチに送り込まれた鈴木は、同43分に大仕事をやってのける。右サイドでボールを受けると、「相手選手は大きかったけど股が空いているのが見えたし、(土居)聖真くんがニアでつぶれてくれていた」とゴール中央でフリーで待ち構えるFW金崎夢生にパスを通し、金崎の得点をお膳立てした。

「うまく出せた」と振り返る一方で、「もう金崎選手にはお膳立てしたくないです。もういいでしょ」と苦笑しながら心境を打ち明けている。それは、なぜか――。

 12月3日に行われたチャンピオンシップ決勝第2戦浦和戦。後半13分からピッチに立った鈴木は同33分、最終ライン裏に抜け出してPA内まで持ち込むとDF槙野智章のファウルを誘ってPKを獲得する。しかし、キッカーとしてペナルティースポットに向かったのは金崎で、きっちりとネットを揺らしてチームをJリーグチャンピオンへと導くゴールを記録した。

 PKを蹴る前に金崎に顔を近付けて言葉を交わしていた鈴木は、「今日は本当に譲りたくなかった。PKのキッカーは決まっているけど、自分で取ったPKは自分で蹴るのが自分の流儀。でも(金崎が)『頼むから蹴らせてくれ』と。そうなったら聞かないので」と試合後に語っていた。

 またもや先輩のゴールをお膳立てした背番号34。「今度は俺がもらう番ですね。(金崎を)気持ち良くさせたら、気持ち良いのが返ってくると思う。そろそろ、返ってくることに期待したい」。次こそは金崎のアシストから自分がゴールを決めたいと、先輩の“お膳立て”に期待した。

(取材・文 折戸岳彦)

◆【クラブW杯】鹿島の金崎夢生がマッチ・アワード…最優秀選手(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161211-OHT1T50232.html



 クラブW杯でアフリカ代表のサンダウンズ(南アフリカ)に2―0で勝利した鹿島のFW金崎夢生(27)が、試合の最優秀選手に当たるマッチ・アワードに選ばれた。

 左足首を痛めている影響もあってベンチスタートとなった金崎は後半16分に途中出場すると、同43分にだめ押しとなる2点目を奪った。会見では「前半は耐えるシーンが多かったけど、チーム全員でしっかり守備ができた。それが後半につながったと思います」と試合を振り返っていた。

◆ダメ押し弾の鹿島・金崎が最優秀選手「また次、試合ができる。それがうれしい」/クラブW杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161211/jle16121123310011-n1.html

後半、チーム2点目のゴールを決めた鹿島・金崎=市立吹田サッカースタジアム(撮影・森本幸一)

 クラブW杯準々決勝(11日、マメロディ・サンダウンズ0-2鹿島、吹田ス)鹿島のエース金崎がこの試合の最優秀選手に選ばれた。後半16分から投入されると、チームはその2分後に先制に成功。同43分には右サイドからのクロスを左足で冷静に蹴り込み、試合を決定づけた。「勝ったことが一番。また次、試合ができるので、それがうれしい」と表情を緩めた。

 1回戦は勝ち越し点を挙げており、J1チャンピオンシップの準決勝から5戦5発と絶好調。左足首の不安から途中出場が続くが、存在感は日に日に増している。

◆鹿島4強、石井監督「非常に安定した戦いが出来た」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1750646.html



<クラブW杯:鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ>◇準々決勝◇11日◇吹田S

 J1覇者で開催国代表の鹿島が準決勝に進出した。アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を1-0で下した。

 試合後、石井監督は「試合の立ち上がりは、アフリカのチームに対して、対応がうまくいかなくてスピード感や間合いに戸惑ってしまったが、後半はうまく対応できて、ボールを回すことが出来た。いいバランスで試合が運べた。得点の形もよかったので非常に安定した戦いが出来た。(ハーフタイムでは)相手陣でテンポよくボールを回すこと。慌てて失いかたが悪いとカウンターをくらうので、注意しようと話した。(準決勝では南米王者と対戦)南米のチームは賢く戦ってくるので、駆け引きとか、技術もありますし、そこをしっかりと見極めながら安定した戦い方が出来ればと思います」と話した。

◆鹿島4強!石井監督「全体としては良いバランス」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1750647.html



<クラブW杯:鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ>◇準々決勝◇11日◇吹田S

 J1覇者で開催国代表の鹿島が、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を破り準決勝に進出した。0-0の後半18分に、MF遠藤康(28)の左足シュートが決まり先制。終了間際の43分には、途中出場のFW金崎夢生(27)が追加点を挙げた。

 石井正忠監督(49)は「立ち上がりは間合いなどでとまどったが、全体としては良いバランスで試合を運べた。得点の形も非常に良く、安定した試合だった」と満足そうな表情だった。

 遠藤は「良い落としをもらったので入れるだけでした。感謝したい。前半は危ない場面があったが、耐えられればチャンスはくると。今日勝てないと意味ないと思っていた。良い試合になって良かった」と話した。

 次戦は14日に、南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)と吹田Sで対戦する。

◆鹿島・遠藤「後半チャンスがくるだろうとみんな思っていた」 先制点に安堵/クラブW杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161211/jle16121121360009-n1.html

後半、ゴールを決める鹿島・遠藤=市立吹田サッカースタジアム(撮影・森本幸一)

 サッカー・クラブワールドカップ(W杯)第2日(11日、市立吹田スタジアム) 8日の1回戦を突破したJ1王者の鹿島(開催国枠)は、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)に2-0で勝利した。後半18分、FW土居聖真(24)が頭で落としたところをMF遠藤康(28)が左足で先制点を挙げると、同43分には途中出場のFM金崎夢生(27)が左足で追加点を奪い、2試合連続ゴールを決めた。

 先制点を決めた遠藤は「(土居)聖真からいい落としがきて、自分は入れるだけだった。みんなに感謝したい」と冷静に振り返った。前半はシュート0の鹿島に対し、サンダウンズはシュート11本を浴びせたが、GK曽ケ端準(37)が好セーブを連発した。「前半危ない場面があったけど0-0で耐えた。後半チャンスがくるだろうとみんな思っていた。結果が出てよかった」と胸をなで下ろした。

 14日の準決勝では南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。「きょう勝たないと(8日のオークランド戦に)勝った意味がないと思った。中2日だけどまた勝てるようにみんなでやっていきたい」と強行日程に気を引き締めた。

◆鹿島、遠藤の先制弾&金崎2試合連続ゴールでベスト4進出/クラブW杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161211/jle16121120170007-n1.html

後半、シュートを決めた鹿島・金崎(#33)=市立吹田サッカースタジアム(撮影・甘利慈)

 サッカー・クラブワールドカップ(W杯)第2日(11日、市立吹田スタジアム) 8日の1回戦を突破したJ1王者の鹿島(開催国枠)は、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)に2―0で勝利した。後半18分にMF遠藤康(28)が左足で先制点を挙げると、同43分には金崎が左足で追加点を奪い、2試合連続ゴールを決めた。

14日の準決勝では南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。

 前半はシュート0の鹿島に対し、サンダウンズはシュート11本を浴びせたが、GK曽ケ端準(37)が好セーブを連発した。

 鹿島は後半16分、足首を痛め、8日の初戦オークランド戦(ニュージーランド)に続きベンチスタートとなったFW金崎夢生(27)がMF中村充孝(26)

に代わって投入されると、一気に試合の流れを変えた。

鹿島・石井監督
「前半は相手のスピードや身体能力への対応で戸惑ってしまった。後半は攻撃の形を多くつくれたし、好機をうまく決められた」

鹿島・植田
「交代選手が入ると、必ず結果を出してくれるので、絶対にゼロに抑えようと思っていた」

鹿島・昌子
「前半は押されたが、曽ケ端さんを中心に(相手を)ゼロで抑えたのが良かった」

マメロディ・サンダウンズ・モシマネ監督
「選手の戦い方に不満はない。前半で好機を仕留めることができなかったのは残念だが、サッカーではよくあることだ」

◆鹿島がアフリカ王者撃破でクラブW杯4強進出!準決勝でA・ナシオナルと対戦(サッカーキング)


https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161211/526216.html?cx_cat=page1



 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準々決勝が11日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)とアフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)が対戦した。

 J1リーグ王者の鹿島は開幕戦でオセアニアサッカー連盟代表のオークランド・シティ(ニュージーランド)と対戦し、2-1と逆転勝利を収めた。対するアフリカ王者マメロディ・サンダウンズは、国内リーグ優勝10回を誇る南アフリカの強豪で、今年のCAFチャンピオンズリーグ決勝を制して初のクラブW杯出場を決めた。

 開幕戦から中2日で試合を迎える鹿島はスターティングメンバーを3名変更し、DF植田直通、MF中村充孝、FW赤崎秀平が先発。FW金崎夢生は前の試合に引き続き、ベンチスタートとなった。



 最初にチャンスを作ったのはマメロディ・サンダウンズ。13分、右サイドを駆け上がったタペロ・モレナがペナルティエリア内に侵入し、右足でシュートを放つ。しかし、ここはGK曽ヶ端準がなんとか弾き返した。

 29分にはロングパスでディフェンスラインの裏に抜け出したパーシー・タウが決定機を迎えたが、左足のシュートはGK曽ヶ端の好セーブに阻まれた。

 マメロディ・サンダウンズはその後もミドルレンジから積極的にシュートを狙うなど押し込む時間が続いたが、鹿島はGK曽ヶ端を中心になんとかしのぎ切り、スコアレスのまま前半を折り返す。

 後半に入り53分、鹿島はエリア手前右でボールを拾った遠藤康が左足でミドルシュートを放ったが、惜しくもクロスバーの上を超えた。60分には左サイドを駆け上がった山本脩斗のクロスを、ファーサイドの西大伍がボレーで狙う。シュートは枠を捉えたが、ゴールライン上でDFにクリアされてしまい、得点とはならなかった。

 徐々に試合の主導権を握り始めた鹿島は61分、中村に代えて金崎を投入。すると、直後の63分に試合が動く。右サイドに流れた赤崎がクロスを供給し、ファーサイドの土居聖真がヘディングで折り返すと、中央でフリーとなった遠藤が左足ダイレクトで蹴り込み、鹿島が先制に成功した。



 1点を奪った鹿島は終盤の88分、途中出場の鈴木優磨からラストパスを受けた金崎がエリア内で落ち着いてボールコントロール。左足のシュートをゴール右に流し込み、貴重な追加点を奪った。



 試合はこのままタイムアップを迎え、鹿島が2-0で勝利を収めた。

 準決勝に進出した鹿島は14日に南米サッカー連盟代表のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と、敗れたマメロディ・サンダウンズは同日に行われる5位決定戦でアジアサッカー連盟代表の全北現代モータース(韓国)と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 2-0 マメロディ・サンダウンズ

【得点者】
1-0 63分 遠藤康(鹿島)
2-0 88分 金崎夢生(鹿島)





◆鹿島、初出場でクラブW杯4強 金崎投入2分後に遠藤先制弾、金崎がトドメ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/12/11/kiji/K20161211013890060.html

クラブW杯準々決勝  鹿島2―0マメロディ (12月11日  吹田S)

サッカー

 クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は11日、大阪・吹田スタジアムで準々決勝2試合が行われ、Jリーグ王者の鹿島は2―0でアフリカ王者のマメロディ(南アフリカ)を下し、初出場でベスト4入りを決めた。鹿島は14日の準決勝で南米王者のAナシオナル(コロンビア)と対戦する。

 8日の開幕戦でオセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)に2―1で逆転勝ちを収めた鹿島は前半20分、相手との接触でこの日誕生日を迎えたDF昌子源(24)が歯を負傷して一時ピッチを離れるアクシデント。昌子は治療して戻ったが、その後何度も相手に決定機をつくられながらGK曽ヶ端準(37)が再三のファインセーブを見せて失点を許さず、前半を0―0で折り返した。

 だが、左足首痛のため決勝ゴールを決めたオークランド戦に続いてベンチスタートとなっていたエースのFW金崎夢生(27)が後半16分から途中出場。その2分後に待望の瞬間がやって来た。後半18分、右サイドを深くえぐったFW赤崎秀平(25)がクロスを上げ、MF土居聖真(24)が頭で折り返したボールに走りこんだMF遠藤康(28)がダイレクトで左足を合わせて先制。オークランド戦でも金崎の途中出場から4分後に赤崎の同点ゴールが生まれ、金崎の決勝ゴールへと結びついたが、この日も金崎の途中出場から2分後に決勝点が生まれた。そして、金崎は後半43分、自ら左足で追加点を決め、公式戦3試合連続ゴール。5戦5発と“神ってる”エースの存在感をまたも見せつけた。

 準々決勝のもう1試合は北中米カリブ海王者のアメリカ(メキシコ)が2―1でアジア王者の全北(韓国)に勝ち、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦する15日の準決勝進出を決めた。

◆遠藤&金崎!鹿島2発で世界4強、アフリカ王者下す(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1750639.html


<クラブW杯:鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ>◇準々決勝◇11日◇吹田S

 J1覇者の鹿島が「世界4強」入りを果たした。鹿島のMF遠藤康が後半に先制し、終了間際には金崎が追加点を奪い、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2-0で下した。

 前半、マメロディ・サンダウンズは14分、右サイドからモレナがドリブルでエリア内に進入しシュート放つもGKに阻まれる。同30分にもビリアトがシュート放つもミートせず枠外。終押され気味の鹿島は前線までボールを運ぶも決定機には至らず。マメロディ・サンダウンズは前半だけで11本のシュートを放ったが鹿島はGK曽ケ端の好セーブなどで両チーム無得点で前半を終えた。

 後半に鹿島が先制した。同18分、右サイドからのクロスをファーサイドの土居が頭で折り返し、ゴール前で遠藤が左足でシュートを決め先制した。追いつきたいマメロディ・サンダウンズは決定機作るも得点を奪えない。鹿島は同43分に右サイドからのクロスをゴール前で金崎が冷静に左足で流し込み追加点を奪った。

 鹿島は14日に南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。

◆FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 第2ラウンド(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51933

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 第2ラウンド

遠藤と金崎が決めた!鹿島がアフリカ王者を撃破、クラブワールドカップ準決勝進出!

世界での戦い、第二章も勝利の記憶で彩られた。FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016、第2ラウンド。アフリカ王者、マメロディ・サンダウンズと対戦した鹿島は、前半は相手の猛攻に防戦一方となったものの、曽ケ端が好守を連発してスコアレスでハーフタイムを迎える。そして後半、ボールポゼッション率を高めて主導権を握ると、63分に遠藤、そして88分に金崎がゴールネットを揺らした。2-0。完封勝利でベスト4進出を決めた。次は南米王者アトレティコ・ナシオナルとの激突だ。

鹿島は3日前の第1ラウンドで、ニュージーランドの雄、オークランド・シティーFCを2-1と逆転で破った。なかなかギアが上がらず、停滞感の漂う試合運びに終始した前半。そして後半立ち上がりに喫したセットプレーからの失点で、嫌な流れになりつつあった。しかし、途中出場の赤崎が自らの復活を強烈にアピールする同点弾を決め、終了間際には金崎がヘディングシュートで逆転へと導いた。2人のストライカーが結果を残し、底力を見せつけて第2ラウンドへと歩みを進めた。

あれから中2日。試合翌日のリカバリートレーニングを終えた選手たちは、横浜から大阪へと移動した。短期決戦のトーナメント、まずはコンディション調整が最優先事項となる。それと同時に、第1ラウンドで出場機会のなかった選手たちのアピールが競争意識を激化させ、チームを活性化させていた。石井監督は「チーム全員の力を合わせて戦う」と、総力戦で挑む姿勢を改めて強調。準備期間はわずかだが、チームは着々と集中力を高めていった。



指揮官はオークランド・シティーFC戦から先発メンバーを3名変更。起死回生の同点弾を挙げた赤崎を前線に起用し、2列目には中村を指名した。さらに最終ラインの一角には植田を配し、24回目の誕生日を迎えた昌子とのコンビで必勝を期す。赤崎とコンビを組むのは土居、2列目には中村とともに遠藤が入り、ボランチは永木と柴崎のペア。右サイドバックは西、左は山本と不動のラインナップだ。そして最後尾には曽ケ端が立ちはだかる。第1ラウンド同様、先発11名以外の残り12選手全員がベンチ入り。GKの櫛引と川俣、ブエノ、ファン ソッコ、伊東、ファブリシオ、三竿、杉本、金崎、平戸、小笠原、鈴木が控える。





市立吹田サッカースタジアムは穏やかな青空に包まれた。16時キックオフの第1試合では韓国の全北現代とメキシコのクラブ・アメリカが激突し、両チームのサポーターが熱狂的な応援を繰り広げた。世界大会ならではの独特な雰囲気がピッチを包む。そして、クラブ・アメリカが逆転勝利を収めた後、鹿島のチームバスがスタジアムに到着した。

厳しい冷え込みに見舞われた吹田の空に、アントラーズレッドの歌声が響き渡る。大阪まで駆け付けた背番号12は大きなチームコールで選手たちを出迎えた。そして、開催国王者としての誇りを見せつけるかのように、タオルマフラーが舞った。力強い後押しを背に受け、選手たちは19時30分にキックオフを迎えた。

立ち上がりから攻守の切り替えが速い試合となった。ボールを持つと一気にスピードを上げて深い位置まで攻め込んでくるマメロディ・サンダウンズに対し、鹿島は必死の守備で応戦。7分にはスペースに抜け出されてゴールライン際まで持ち込まれ、中央へ折り返される。ピンチとなったが、間一髪で植田がクリアした。

試合のペースに慣れ始めた鹿島は次第に敵陣でもボールをキープできるようになったが、シュートまで持ち込むことができない。マメロディ・サンダウンズの速い攻撃を受け、耐えしのぐ展開となった。13分には左サイドからスルーパスを通され、ペナルティーエリア左角から強烈なミドルシュートを打たれたものの、曽ケ端が右手で弾き出す。22分にはセットプレーからゴール前で混戦となってピンチを迎えたが、曽ケ端が落ち着いてキャッチした。

鹿島は25分、左サイドから細かいパスを連ねて柴崎がペナルティーエリア左側で前を向く。背番号10の選択はスルーパスだった。走り込んでいた赤崎がゴールライン際から中央へ折り返したものの、土居にはつながらず。相手の守備を崩すことには成功したが、シュートまで持ち込むことはできなかった。

25分以降、鹿島は敵陣でボールを回す時間を増やしていた。しかし、シュートチャンスを作り出せない。次第に流れはマメロディ・サンダウンズのものとなり、30分以降は猛攻を受ける形となった。1本の縦パスで鹿島陣内を独走されて強烈なシュートを打たれた場面では、曽ケ端が渾身のビッグセーブ。直後の31分には、鹿島の右サイドから上げられた低いクロスをファーサイドで合わせられたが、スライディングシュートは枠を越えた。

前半終了までの10分超は、肝を冷やす場面の連続となった。35分にはペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュートで枠を捉えられたが、曽ケ端がまたもチームを救う。しっかりとコースを読み、的確な反応でシュートを弾き出した。その後もマメロディ・サンダウンズの猛攻を受けたが、百戦錬磨の守護神が鬼気迫るプレーで得点を許さない。何とか最後の一線を割らせず、必死になって耐え抜いた。前半はスコアレスで終了した。



















ハーフタイム、大型スクリーンに映し出されたハイライトに、鹿島の攻撃シーンはほとんどなかった。スタジアムに足を運んだ2万超の観客のうち、前半の内容を踏まえて鹿島の勝利を予想した者はほとんどいなかったかもしれない。アントラーズレッドの背番号12を除いては——。大阪まで駆け付けたサポーターは「ゴール鹿島」チャントを送り、チームの奮起を促した。ハーフタイムに石井監督から戦術面の修正を施された選手たちは、得点を切望する背番号12とともに後半キックオフを迎えた。目指すは、アントラーズレッドの待つゴールだ。

鹿島は前半とは見違えるようなプレーを見せる。開始直後に中村が左サイド深くまで進入し、クロスを供給。相手DFに阻まれたとはいえ、積極的な突破は“変化”を予感させるもので、相手のプレースピードや間合いに慣れ、自信を持ってピッチに立った証左だった。仮にボールを奪われても、出足の速いプレスと激しいタックルでセカンドボールを確保。鮮やかなパスワークも増え始め、試合の主導権を握った。

53分、鹿島は波状攻撃を仕掛ける。左サイドから山本が上げたクロスを遠藤が頭で落としたボールは合わなかったが、こぼれ球を拾ってさらに攻め込む。最後は遠藤がペナルティーエリア右手前からシュート。相手GKの頭上を狙った一撃はわずかに枠を越えたが、得点の予感を漂わせた。56分にも左右に揺さぶった攻撃から土居が惜しいシュートを放ったが、相手DFにブロックされてしまった。

鹿島の攻勢は続く。60分には山本がゴールライン際までオーバーラップし、緩やかなクロスを送る。ファーサイドへ走り込んでいたのは西だった。得意のボレーは枠を捉えたが、ゴールライン上で相手DFにクリアされてしまった。両サイドバックがペナルティーエリア内まで進入する、鹿島らしい攻撃を披露した。

そして、歓喜の瞬間は63分に訪れた。赤崎が最終ラインの背後に飛び出し、柴崎からの正確なフィードに反応。飛び出してきた相手GKよりも先にボールを確保し、右サイド深くまで持ち込む。ファーサイドへ飛んだクロス、落下点に入った土居はヘディングで丁寧にゴール前へ。走り込んでいたのは遠藤だった。得意の左足を振り抜くと、強烈なボレーシュートが相手GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。 





ついにリードを奪った鹿島は、70分に永木が強烈なミドルシュートで枠を捉えるなど、追加点を狙っていく。時折訪れるピンチも、昌子や植田、曽ケ端を中心とした守備陣がしっかりと阻止。途中出場の金崎も前線で存在感を見せ、ポストプレーで起点となった。それぞれがしっかりと役割を果たし、1点リードのまま、試合は終盤に突入した。







石井監督は84分に鈴木を投入。貪欲にゴールを狙う若武者をピッチに送り出し、追加点への期待を託した。そして88分、その願いが結実した。右サイドのスペースでパスを受けた鈴木が、深い位置まで持ち込んでから中央へ折り返す。フリーで待っていた金崎は、トラップから左足シュートをゴール右隅へ届けてみせた。2-0。エースの3戦連続弾で、鹿島が勝利を決定付けた。







2-0での勝利を告げるホイッスルが鳴り響くと、アントラーズレッドの歓喜が爆発した。21時以降は鳴り物を使った応援を禁じられている吹田の地で、しっかりとルールを守って熱い応援を貫いた背番号12。その素晴らしいサポートが選手に届き、ともに戦った結果が準決勝への切符だ。





準決勝は14日、再び市立吹田サッカースタジアムでの戦いとなる。対峙する相手は南米王者のアトレティコ・ナシオナルだ。中2日で迎える決戦へ、今この瞬間から準備は始まっている。

【この試合のトピックス】
・クラブワールドカップ初出場でベスト4進出を決めた。
・金崎が公式戦3試合連続、今大会2試合連続のゴールを決めた。
・遠藤がクラブワールドカップ初ゴールを決めた。
・アフリカ大陸のクラブとの初対戦で、初勝利を収めた。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠


マメロディ・サンダウンズ:ピツォ モシマネ


[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
前半は耐える場面が多かった。それはなぜかと言うと、アフリカ大陸のクラブとの対戦が今回が初めてだったから。スピードや身体能力への対応に戸惑った部分がある。自分たちがボールを敵陣で回せれば、攻撃の形は作れると考えていたが、途中でボールを奪われる時間が多くて劣勢になってしまった。後半は自分たちで敵陣でしっかりとボールを動かすという形をチーム全体でやってくれた。攻撃の形や敵陣でのプレーが増えて、得点のチャンスをうまく決めることができて、最後まで安定した形で相手にチャンスを与えなかったと思う。

Q.監督からハーフタイムに働きかけたことは?

A.相手陣内で慌ててボールを失っている場面が多かった。テンポ良くボールを回して敵陣で動かそうという話をした。当然、能力のある選手が揃っているので、しっかりとできれば落ち着いてボールを回せると思っていた。相手の守備はそこまで組織的ではなかったので、そこをうまく崩せればと考えていた。そこが後半になって良くなった。前半は自分たちでボールを失うことが多かった。

Q.次の相手はアトレティコ・ナシオナルだが、どう思うか?

A.まだ1試合しか観ていないが、南米のチームと対戦する時には技術や戦術はもちろん、試合に勝つための賢さがある場合が多い。試合の流れを見ないといけない。その流れの中で、自分たちの良さをどのように出すかを考えていきたい。

Q.前半は精神的にも受け身になったように思うが、メンタル面で変えようとしたことは?

A.(精神面については)何か言葉をかけたわけではなく、戦術的な話をした。(選手間では?)キャプテンの満男は「こういうところで、変な試合はできない」とミーティングで言っていた。それは試合に出ている選手の心に響いたと思う。

Q.相手のスピードは予想以上だったと思うが、後半はどのように抑えようとしたのか?相手がペースダウンをしてブレた面も見えたが、どう感じていたか?

A.相手がブレたというより、自分たちの守備の形がよりはっきりしたという印象だった。前からプレッシャーをかけてパスの出所をマークする形ができたと思う。前半、立ち上がりでの相手のプレースピードや間合いに慣れなかった部分があったが、後半は慣れたと思う。選手間の距離を大事にしようという話はハーフタイムにしていた。



マメロディ・サンダウンズ:ピツォ モシマネ
良い試合だった。試合には前半と後半があるということだ。結果については残念だ。選手たちの戦い方には不満はない。前半でしっかりと仕留めることができなかったのが残念だ。ただ、サッカーにはそういうこともある。決めるべき場面で決めることができないと、時間が経つにつれて状況が変わるのがサッカーだ。相手がこのような試合をすると思っていたが、期待したとおりにはいかなかった。我々はクラブワールドカップではルーキーだ。また戻ってきて、このようなレベルの国際大会で試合をしたい。


選手コメント

[試合後]

【金崎 夢生】
チームが勝ったことが一番。次も試合ができることが嬉しい。前半は耐える場面が多かったけど、全員が守備意識を高く持ってできた。それが後半につながったと思う。

【鈴木 優磨】
ハーフタイムに満男さんが「この相手にビビっていたらダメ。これからもっと強い相手とやるんだぞ」と言って、引き締まった。映像で見ると強かったので相手をリスペクトしすぎた。試合を見ていて、出場すればやれるという感覚があった。

【遠藤 康】
スコアレスだったので、焦らずに戦い抜けば大丈夫かなと思っていた。後半にチャンスは来るとは思っていて、良い時間帯に点を決めることができた。シュートは、ちょっと当たり損ないだった。前半が悪い戦いになったので、それは反省して、みんなで次の試合に向けてやっていきたい。

【昌子 源】
前半に歯が1本、折れた。ナオにも「急に元気がなくなった」と言われた。言い訳になるけど、風が当たるだけで痛くて集中できなかった。ハーフタイムにはみんなに「前半はごめん。後半は集中し直すから」と伝えた。後半は集中できていた。ソガさんに助けられた試合だった。

【植田 直通】
前半は自分たちのミスが多かったけど、それをカバーできたことが良かったと思う。焦りはなかったし、そういう時間帯はあると思っていた。アフリカの選手という感覚はあまりなかった。対戦したことのない相手なので、試合を進めながら判断した。

【赤崎 秀平】
前半は苦しかったけど、後半は耐えてうまくやれたと思う。前半の最後の方から相手が疲れていて、そのことをみんなが共有していた。前半はやられすぎていたので、後半はギアを上げないといけないと思っていた。途中から出た夢生くんや優磨が良いプレーをしてくれた。

【曽ケ端 準】
失点しなかったことが大きかった。チームとして失点しなかったことが後半につながった。前半はリズムが掴めなかったけど、我慢強くやった結果だと思う。

【永木 亮太】
前半に耐えて、無失点で抑えたことが良かった。後半はいけるという手応えがあった。より攻撃的に行こうと話していた。スペースも空いてきて、セカンドボールを拾えた。試合に勝てたことが一番。自分自身はイージーなミスもあったので、それは反省したい。試合は引き締まった内容で90分できたと思う。

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