日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年7月28日土曜日

◆トーレスの相棒任せろ! J1鳥栖加入の金崎、アシストにも意欲 28日にも出場へ(西日本新聞)



金崎夢生 Mu.Kanazaki


 「神の子」の相棒に! J1鹿島からサガン鳥栖へ完全移籍した元日本代表FW金崎夢生(29)が26日、新天地でチームメートとなる元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)のアシスト役を買って出た。佐賀県鳥栖市内のクラブハウスで新加入会見を行い、練習も一部公開。アタッカーとして、上位浮上を目指すチームの得点力向上への期待を担うが、本人は世界的ストライカーのサポートにも意欲をのぞかせた。最短で28日のホーム磐田戦で“鳥栖デビュー”の可能性がある。

 J1優勝に貢献した鹿島を離れてゼロからのスタートを切った。強気なアタッカーとして鳴らした金崎が、新天地の鳥栖で新たな“カラー”を打ち出す。「新しいチャレンジをしたい気持ちで移籍を決断した。鹿島では体を張ってゴールを決めていたけれど、ここでは鳥栖のために必要なプレーをしていきたい」

 フェルナンドトーレスとの連係もイメージしている。元スペイン代表の大物助っ人はデビュー戦となった22日の仙台戦で決定機を再三演出するなど早くも存在感を示している。25日に合流したばかりの金崎は「彼(トーレス)を生かせればチームはよりよくなる」と実感。今季の金崎は7ゴールで得点ランキング5位につけているが、現在J1最少タイの15得点にとどまるチームの攻撃力アップのため、積極的にアシスト役も買って出る。

 2007~09年にプレーした当時J1の大分トリニータでは、主にサイドハーフなどの中盤でプレー。08年のヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン・カップ)決勝ではチームの全2得点をアシストし、九州勢初タイトルをもたらした。

 マッシモ・フィッカデンティ監督も「ゴールもアシストもボールを配球することもできる。彼の特徴が良い方向への軌道修正になる」と期待する。26日の全体練習では、トーレスと一緒のグループでボール回しをした。「鳥栖はそこ(17位)にいるべき順位ではない」と言い切る29歳が「神の子」とのコンビで救世主となる。 (末継智章)

 -鹿島を離れることで悩んだか。

 「誤解されるかもしれないけど、決断にあたり悩みはなかった。サポーターは温かい目で見てくれて感謝しかない」

 -鳥栖の印象は。

 「一人一人がすごく体を張って頑張り、チーム全体で戦う。選手だけでなく、サポーターも含めてみんなで戦っている。Jリーグで一番(ホームタウンの)規模が小さい。そういう街からJリーグを盛り上げたい」

 -個人的な目標は。

 「皆さんにある程度期待されている。目に見える分かりやすい形で出せたら」

 -背番号44の理由は。

 「メキシコに住む姉から『4は日本でイメージが良くないけど、(メキシコでは)4が二つそろうと幸せという意味』と聞いた。ぞろ目も好きなので」

 -日本代表へのこだわりは。

 「代表に戻るには、鳥栖でしっかり結果を出さないといけない。ゼロからのスタートになる」

=2018/07/27付 西日本スポーツ=

トーレスの相棒任せろ! J1鳥栖加入の金崎、アシストにも意欲 28日にも出場へ


◆鳥栖移籍のFW金崎ら追加登録完了! “トレード”DFチョンは規定により鹿島でルヴァン杯出場できず(ゲキサカ)



金崎夢生 Mu.Kanazaki



 Jリーグは27日、登録選手の追加・抹消などを発表した。

 J1では24日に鹿島アントラーズからサガン鳥栖への完全移籍が発表されたFW金崎夢生のほか、入れ替わりで鳥栖から鹿島に加入したDFチョン・スンヒョン、横浜F・マリノスから名古屋グランパスに完全移籍したDF金井貢史らの追加登録が完了。今週末のJ1第18節から出場可能となる。

 なお、チョン・スンヒョンは前所属チームの鳥栖、甲府MF清水航平は清水で今季ルヴァン杯に出場していたため、規定により追加登録されたチームでは出場できない。

■J1
▽追加
【鹿島アントラーズ】
DF 5 チョン・スンヒョン

【横浜F・マリノス】
DF 2 ドゥシャン

【ジュビロ磐田】
GK 31 志村滉

【名古屋グランパス】
DF 31 金井貢史

【サガン鳥栖】
FW 44 金崎夢生

▽抹消
【ベガルタ仙台】
MF 14 金久保順

【鹿島アントラーズ】
DF 5 植田直通
FW 10 金崎夢生

【浦和レッズ】
DF 6 遠藤航

【柏レイソル】
FW 20 ハモン・ロペス

【横浜F・マリノス】
DF 13 金井貢史

【清水エスパルス】
MF 2 清水航平

【サガン鳥栖】
DF 15 鄭昇炫
FW 32 ビクトル・イバルボ

■J2
▽追加
【モンテディオ山形】
FW 50 ブルーノ・ロペス

【ヴァンフォーレ甲府】
FW 11 ジエゴ
MF 30 清水航平

【京都サンガF.C.】
MF 41 金久保順

【カマタマーレ讃岐】
MF 28 田中英雄

【徳島ヴォルティス】
FW 26 バラル
DF 39 鈴木大誠(特別指定選手)

【愛媛FC】
FW 19 藤本佳希

▽抹消
【水戸ホーリーホック】
GK 30 志村滉

【ジェフユナイテッド千葉】
DF 26 岡野洵

【京都サンガF.C.】
MF 20 アレシャンドレ

【徳島ヴォルティス】
GK 1 カルバハル

■J3
▽追加
【SC相模原】
MF 50 トロ

【ザスパクサツ群馬】
DF 15 中村俊貴




鳥栖移籍のFW金崎ら追加登録完了! “トレード”DFチョンは規定により鹿島でルヴァン杯出場できず




◆【鳥栖vs磐田プレビュー】鳥栖はイバルボが長期離脱もJ屈指のFW陣に期待大…遠征続きの磐田は直近の鳥栖戦で4勝1分(サッカーキング)



金崎夢生 Mu.Kanazaki


■サガン鳥栖 夏の補強で豪華攻撃陣を揃えるも、守備陣の陣容には不安




【プラス材料】
「これでもか!という補強をする」と社長が言っていたとおり、F・トーレスに続いて鹿島攻撃陣の核だった金崎夢生を補強した。先に加入した豊田陽平と合わせて、リーグ最強と言っても過言ではない陣容となった。F・トーレスや豊田と違い、金崎は一人でも突破を図りフィニッシュを迎えることができるので、17位に低迷する鳥栖にとっては願ってもない補強と言える。

 これで降格圏を突破できなければ、サポーターを大きく傷つけるに違いない。相手の陣容によって組み合わせを自由に行い、試合を優位に進めることができるようになりそうだ。

【マイナス材料】
 そんな豪華な攻撃陣だが、期待された元コロンビア代表FWビクトル・イバルボが戦線を離脱した。長期離脱になるので、あの破壊力があるドリブルは見られなくなったが、他の攻撃陣がカバーしてくれるだろう。

 金崎と入れ替わってCB鄭昇炫が鹿島に移籍した。手薄だったDFにさらなる不安要素が増したが、攻撃力で守備の不安要素を吹き飛ばしてくれるだろう。『攻撃は最大の防御なり』を実践するときが来たようだ。

文:totoONE編集部



■ジュビロ磐田 新戦力の大久保が地元・九州でJ1通算182得点目を狙う




【プラス材料】
 リーグ前節の札幌戦では8試合ぶりに無失点に抑えた。カミンスキーの好セーブや、体を張ったDF陣の奮闘が目立ったが、強力FW陣を擁する鳥栖相手にも自信を持って臨めそうだ。総失点は18となり、昨季の1試合平均1.0失点に近づいたことは、安定感が出てきたと言える。

 一方で攻撃は無得点に終わったが、劣勢にも後半に決定機をつくった。ボールを支配する時間を伸ばせれば、1ボランチにした新システムの特長を出せる手応えもつかんでいる。

 元日本代表FW大久保嘉人が前節の札幌戦で途中から移籍後初出場した。練習では川又堅碁との連係を確認しているが、「練習だけでは分からないことがある。試合に出て新たな発見もあった」と大久保。今回も途中出場が濃厚だが、地元・九州での一戦でJ1通算182得点目を狙う。

【マイナス材料】
 最近の公式戦で右クロスからアシストを連発した櫻内渚が出場停止。中断明けからはほぼ同じメンバーで臨んできただけに、チーム力が試される一戦となる。桜内の代役には松本昌也や山本康裕らが挙がり、最近は左サイドが主戦場だった小川大貴を本職の右サイドに戻すプランもある。

 前節の札幌に続き、今節も鳥栖と長距離移動が続く。札幌と鳥栖の温度差もどんな影響を及ぼすか。今週の練習では複数の主力が疲労や痛みを考慮され、別メニュー調整したことも不安が募る。札幌戦に続き、チームは試合の前々日に移動し、前日は現地のグラウンドで調整する。鳥栖戦は最近5戦で4勝1分だが、豊田陽平に過去7得点を奪われている。過去に話題の相手選手に“初得点”を許すことが多く、F・トーレスや金崎夢生にも警戒したい。

文:totoONE編集部


【鳥栖vs磐田プレビュー】鳥栖はイバルボが長期離脱もJ屈指のFW陣に期待大…遠征続きの磐田は直近の鳥栖戦で4勝1分




◆G大阪宮本監督効果で売り上げ増 鹿島戦3万人超か(ニッカン)


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 ガンバ大阪宮本恒靖新監督(41)の初陣となる明日28日のホーム鹿島アントラーズ戦の入場券売上が急増したことが26日、分かった。

 レビークルピ体制なら2万数千人の動員見込みだったが、23日の宮本監督就任後から売り上げが増え、今季2度目の3万人超えが予想される。ここまではホーム9試合で入場者数は平均2万1363人。昨年より2913人減っており、昨年は5度記録した3万人超えも今季はC大阪とのダービー1度だけだ。

 この日、非公開練習に臨んだ宮本監督は「少しでも興味を持ってお客さんが足を運んでくれたらうれしい」。就任2日目の練習は、土砂降りの雨の中で戦術を確認。4-4-2のシステムを試したようで、指揮官は「今日は特に(FW長沢ら)控え組が良かった」。J2降格危機が迫る16位からの脱出へ鹿島戦で白星スタートを切りたい。【小杉舞】




G大阪宮本監督効果で売り上げ増 鹿島戦3万人超か



◆【G大阪vs鹿島プレビュー】宮本体制初陣のG大阪は守備面の改善を図る…鹿島はエース流出後も攻撃陣が好調を維持(サッカーキング)





■ガンバ大阪 宮本新監督の采配に注目、フレッシュな戦力の台頭にも期待




【プラス材料】
 前節・清水戦の敗戦を受けてレヴィー・クルピ氏から宮本恒靖氏に監督が交代した。昨年よりU-23監督を率いてきた宮本監督は、今年はトップチームのトレーニングも見てきたことから選手の特徴、チーム状況はしっかり把握できている。あとは一枚岩となって戦うのみだ。

 その“宮本ガンバ”の初陣となる今節。注目は清水戦の後半から復帰し、アシストも決めた藤本淳吾だ。コンディション的には万全とは言い難いながらも、持ち前のパスセンス、戦術眼で攻撃を彩る姿はさすがの一言。また、練習試合中に熱中症で倒れ、別調整が続いていた藤春廣輝も戦列に戻る可能性大。宮本監督のもと、経験豊富な選手たちが窮地を救えるのかに注目したい。また“宮本カラー”として、宮本監督がU-23で育てたフレッシュな戦力の台頭も見られそうだ。

【マイナス材料】
「まずは失点しないことを徹底した上でゴールを目指したい」。遠藤保仁が話すプランはまたしても崩れ、前節の清水戦では再び先制点を許した。それでも1失点でとどめていれば逆転の可能性は高まったはずだが、後半も先に失点し、2点のビハインドを背負うことに。となれば、今のG大阪に3点を奪い返すパワーはなく、またしても勝てない流れを覆せなかった。

“守備”は明らかに改善が求められる部分で、宮本監督も就任初日にそこのトレーニングを行ったと聞く。果たして、それが結果に反映されるのか。今節は出場停止明けのファビオが戻ってくるが、彼と三浦弦太の守備のバランスも今のところ良いとは言い難く、チャレンジ&カバーも今ひとつ不安定な状況にある。そこを改善できなければ失点続きの今の流れは止められない。

文:totoONE編集部


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■鹿島アントラーズ エース流出も2試合で8得点と攻撃面は上向き




【プラス材料】
 リーグ戦で2連勝を飾り、勢いに乗る。ベルギー1部セルクル・ブルージュに完全移籍した植田直通に続き、金崎夢生も鳥栖に完全移籍することが発表された。主戦センターバックと、10番を背負うエースの流出で戦力ダウンが懸念されたアウェイ・C大阪戦。鈴木優磨、土居聖真の2トップが仕事を果たし、2人の穴を感じさせない内容で2-0で勝利を挙げた。

 試合中には日本代表でロシアW杯でも活躍した昌子源が左足を痛めて、途中交代するというアクシデントに見舞われたが、代役の町田浩樹が攻守で貢献する働きを見せている。柏戦の6得点と合わせて、2試合で8得点と攻撃面は確実に上向いてきている。下位に低迷するG大阪戦では3連勝を目指す。

【マイナス材料】
 C大阪戦で負傷交代した昌子源は、アウェイ・G大阪戦の出場は難しい状況だという。試合後は松葉杖を使って歩く姿が見られており、最終的には検査結果を待ってからの判断にはなるが、現状では数試合欠場することが見込まれている。

 その場合、代役は町田となる。同戦で昌子がピッチから退いた後に途中出場し、完封勝利に貢献しているが、経験の少なさ、コンビを組む犬飼智也との連係面について不安がないといえばウソになる。昌子がいないからではなく、センターバックにつけを払わすようなミスをしないことは、どの試合でも大事なこと。後ろに負担をかけずに、好調な攻撃陣が先手を取り、試合を優位に進めたいところだ。

文:totoONE編集部

【G大阪vs鹿島プレビュー】宮本体制初陣のG大阪は守備面の改善を図る…鹿島はエース流出後も攻撃陣が好調を維持



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