バルセロナは13日、親善試合でカルタヘナ(3部)と対戦した。バルセロナBに所属するFW安部裕葵がベンチ入りし、後半にトップデビューを飾った。クラブ公式サイトが伝えた。
バルセロナは、代表ウィークのため、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンら主力11人が不在。ポルトガル代表DFネルソン・セメドやスペイン代表DFジョルディ・アルバらも負傷でメンバー外となった。
先発メンバーにはDFジェラール・ピケやFWウスマン・デンベレらが名を連ねて、安部はベンチスタートとなった。9月にスペイン南東部で発生した水害被害を支援するチャリティーマッチとして開催された試合は、スコアレスで折り返して、バルセロナが64分にFWカルラス・ペレスの得点で先制に成功した。
バルセロナは75分に、得点したC・ペレスに代わって安部を投入。安部は親善試合ながらトップチームで初出場を果たした。公式サイトは「安部は右サイドからスタートするも、得意の左サイドからも攻撃に参加し、ドリブルで切り込むなど、積極的に動き、攻撃に加わった」と伝えている。
その後、チームは87分にFWアレハンドロ・マルケスが追加点を挙げて2-0で勝利を収めた。
安部は今年7月に鹿島アントラーズからバルセロナに移籍。今夏に日本で開催された『Rakuten Cup』ではトップチームに帯同していたが、負傷の影響で欠場していた。