日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年1月27日土曜日

◆恩師率いるタイのグループリーグ突破を素直に喜ぶ町田浩樹「うれしいですね。刺激をもらう」(ゲキサカ)



町田浩樹


 オフ明けとなった26日の練習後、報道陣の取材に応じた日本代表DF町田浩樹(サンジロワーズ)は、今大会初出場初先発となった24日のインドネシア戦(○3-1)について「原点に戻れたのかなと思う」と改めて振り返った。

「距離感を近くして、2列目、3列目がプレスバックしてくれるのはDFとしてはやりやすい。DFラインの押し上げも前のプレスバックも良かったと思う」。初戦のベトナム戦(○4-2)、第2戦のイラク戦(●1-2)で出た課題をチームとして共有。球際の厳しさや切り替えの速さ、セカンドボールへの反応など、過去2戦から明らかに改善された。

「自分としてはまだまだだけど、チームとして1戦目、2戦目とうまくいかない中、3戦目で今までやってきた内容というか、高い位置からのネガトラ(ネガティブトランジション。奪われたあとの攻撃から守備への切り替え)で奪い返してやれた。原点回帰できたのはいいことだし、立ち戻れる場所があるのは大切なこと。10連勝していたときの流れ、雰囲気に、原点に戻れたのかなと思う」

 31日の決勝トーナメント1回戦ではバーレーンと対戦することが決まった。25日のヨルダン戦(○1-0)で決勝点を決めた1トップのFWアブドゥラ・ユスフは194cmの長身ストライカーで、1、2戦目に先発していたFWアブドゥラ・アルハシャシュも191cmと、大型FWを擁している。190cmの町田は「試合はまだ見ていないけど、デカいFWがいるのは知っている。どことやってもそういう選手はいるし、まずは1対1で負けないことが大事。あとは(映像を)見てからしっかり対応を考えたい」と、自分の役割を果たすつもりだ。

 日本が元日に国立競技場で対戦したタイ代表もグループリーグ突破を決めたが、タイの石井正忠監督は町田が鹿島のトップチームに昇格したときの監督でもある。「うれしいですね。刺激をもらうし、石井さんの人柄、手腕があってのことだと思う」と素直に喜ぶ町田は、タイがグループリーグ3試合でいずれも無失点だったことに「見習わないといけない」と苦笑い。「ここからは一発勝負。失点しないに越したことはないけど、勝つことが大事。しっかり引き締めてやりたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)





◆恩師率いるタイのグループリーグ突破を素直に喜ぶ町田浩樹「うれしいですね。刺激をもらう」(ゲキサカ)





◆J1鹿島・松村 パリ五輪でFC東京・荒木と同期コンビ復活だ「お互い切磋琢磨して」(デイリー)



松村優太


 J1鹿島のMF松村が26日、オンライン取材に応じ、FC東京に期限付き移籍した同期のMF荒木とのパリ五輪出場に意欲を示した。

 負けず嫌いの松村だが「彼に関しては、負けたくないけど勝ちたくない。常に同列、ピッチで戦いたいと初めて思った」と特別な思いを明かす。2年目に荒木が先にチームで頭角を現した際も刺激を受けた。自身は昨年、U-22日本代表に選出。「お互い切磋琢磨(せっさたくま)して、パリで同じ目線で戦えたら」と大舞台での同期コンビ復活を誓った。





◆J1鹿島・松村 パリ五輪でFC東京・荒木と同期コンビ復活だ「お互い切磋琢磨して」(デイリー)



◆【鹿島】パリ五輪世代MF松村優太が決意「自分が出るべき、引っ張るべき」責任と覚悟表明(ニッカン)



松村優太


パリオリンピック(五輪)世代の鹿島アントラーズMF松村優太(22)が26日、キャンプ地の宮崎で取材に応じ、自身がチームを引っ張る強い決意を表明した。

静岡学園高から加入し、プロ5年目。チームの中でもプロ経験は中堅に入ろうとしている。今季に向け「批判や慢心ではないですよ」と前置きした上で「自分が引っ張ろう、自分が(試合に)出るべきだと思っている。自分がやるべきだ、出るべきだ、引っ張るべきだと思っている」と、心に秘めてきた思いを言葉にした。

昨季までは「若手が突き上げる」とやってきたが、チームは国内タイトルを7季連続で逃している現実もあった。「自分が4年間、やってきて、タイトルが取れていないのは自分にも(責任が)ある。そこに導けていない状況も自分自身。若手とか成長も大事だけど、鹿島のためにいかにシーズンを通して貢献できるか。1つのピースにならないといけない」。MF柴崎岳、DF植田直通、FW鈴木優磨ら海外で実績を残し、チームの主軸である先輩の名を挙げ「自分もその中の一員にならないと。なろうと。そう思った」と明かした。

プロ5年目で、今回のポポビッチ監督が5人目の監督となる。レネ氏の戦術は、自身の強みを全面に出したが、他の指揮官のもとで課題に向き合い成長できた字分がある。ザーゴ氏からは技術面を、相馬直樹氏からは課題の守備面を、岩政大樹前監督からは「ゴールに関わること」を学んだ。

「1つ1ついろんな監督から吸収して成長できた実感もある。だからこそ今、苦手な部類を自分のものにして成長できる実感がある」。昨季は終盤に試合に絡み、U-22日本代表でも結果を残し「自信につながった」と手応えを口にする。

ポポビッチ監督からは「裏に抜けること」を求められており、松村のスピードの特長が生かせる。松村自身も「そこはプラスな要素。柴崎選手は前に出せるので、より裏抜けの回数が増えてくるかなと思います」と話す。

4月にはパリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ(アジア杯)が控える。松村は「厳しいグループに入ったのでそこに勝たないと本戦は始まらない。そこを勝ち抜くためにも鹿島で何が出来るかが大事な1年」。責任感を増した松村が、鹿島で頼もしい存在になりそうだ。【岩田千代巳】





◆【鹿島】パリ五輪世代MF松村優太が決意「自分が出るべき、引っ張るべき」責任と覚悟表明(ニッカン)



◆J1鹿島 宮崎キャンプ 攻めの組み立て確認(茨城新聞)







宮崎県宮崎市でキャンプ中のJ1鹿島は26日、ピッチ全面を使ってビルドアップの形を落とし込む、より実戦的な練習に取り組んだ。27日にはJ3宮崎との練習試合が組まれており、選手たちは頻繁にコミュニケーションを取りながら攻めの形を確認した。

キャンプ前のトレーニングから取り組んできた4-2-3-1の布陣を敷き、相手が高い位置からプレッシャーをかけてきた場合の攻めの組み立て方や、DFの背後を狙う動き、ボール保持者の周囲の選手が連動する共通認識を何度も確かめた。ポポビッチ監督は「良い(ボール)タッチと速い判断で、良い選択をしよう」と、常にボール保持時の矢印を前にして、スピーディーな攻めを展開するよう選手たちに求めていた。

右サイドバックに入ったルーキーの濃野は、ボランチの柴崎らと頻繁にコンタクトを取りながらポジショニングを確認。練習後、「監督に求められることだけでなく、(ほかの)選手個人の特長を捉えることも大事だと感じた」と学びを口にし、翌日の練習試合に向け、「結果にこだわってやっていく」と意気込んだ。

■MF松村 「自分が引っ張る」

○…「今年は自信があるし、自分が引っ張る」-。縦へのドリブル突破力が光るMF松村優太(22)は、並々ならぬ覚悟を言葉に表す。夏に控えるパリ五輪の代表候補でもあり、「大事な1年になる」とシーズンに向けて闘志を燃やす。

鹿島在籍5年目となる。「昨年から今年にかけ、移籍しようかなと思った時期もあった」と率直な思いを吐露。ただ、「タイトルを取るとずっと言ってきたのに、そこに導けていない。うそをついていることになるし、鹿島のために貢献したい」。クラブにタイトルをもたらすという強い思いが、胸の中にずっとあった。

昨季は最終盤にスタメンを勝ち取り、存在感を示した。昨年11月にはU-22(22歳以下)日本代表として出場したアルゼンチン戦でミドルシュートを決めるなど、〝結果〟という根拠が自信につながっている。

だからこそ、「慢心ではない」と前置きした上で、「自分が(試合に)出るべき、引っ張るべきだと思っている」と自信を込める。さらに、鈴木や植田、柴崎の名前を挙げ、「(3人と)同じように引っ張っていくというパワーを、自分だけでなく若い選手が出していかないといけない」と実直に話した。

常勝鹿島復活へ。熱い思いを持った若きサイドアタッカーのさらなる躍進が、重要なピースになりそうだ。







◆J1鹿島 宮崎キャンプ 攻めの組み立て確認(茨城新聞)

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