日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年10月11日金曜日

◆強い向上心と静学で磨かれた個性。鹿島入り決断のMF松村優太「嬉しさとワクワクというのが大きい」(ゲキサカ)






 “静学のアザール”“スピードスター”が「常勝軍団」へ――。鹿島アントラーズは10日、静岡学園高のU-18日本代表MF松村優太(18)が2020年より加入することが内定した、と発表した。静岡学園から直接鹿島入りするのはDF伊東幸敏以来。ルーキーMF名古新太郎(東淀川FC、静岡学園高、順天堂大出身)の中高の後輩に当たる松村は、10日に鹿島と仮契約を結び、Jリーグを代表する名門クラブからプロ入りすることになった。

 “静学のアザール”“スピードスター”とも評される松村は、名門・静岡学園で昨年から台頭し、今年は同校の10番を背負う。全国出場こそないものの、静岡県選抜の一員として出場した「静岡県ヤングサッカーファスティバル」や「SBSカップ国際ユースサッカー」で日本高校選抜や各国の年代別代表チーム相手に抜群の攻撃力を発揮している。

 練習参加した清水と磐田など複数のクラブが獲得を目指していたが、松村はオファーが届いてから2か月以上熟考した末に、昨年のアジア王者でJ年間王者8回の「常勝軍団」への加入を決断。松村は「最初、(7月に鹿島からの)オファーを聞いた時は驚いたというのが大きかったんですけれども、チームは日本でトップレベルだと思っている。嬉しさとワクワクというのが大きい」と語り、「(鹿島は)どの選手が出ても、どの大会でも結果を残している『常勝軍団』。自分はプロに行ってもまだ挑戦して成長し続けていきたいというのがあった」と鹿島入りを決断した理由について説明した。

 鹿島から評価されているポイントは「個性」だ。静岡学園の川口修監督によると、オファーの理由は「個性がある。ボールを持ってから速い。相手の前にググッと潜り込んで行くタイプは鹿島にいない。ただ、速いだけじゃない」ことだという。プロサッカー選手70名以上を輩出している”元祖技巧派軍団”静岡学園で磨かれた「個性」。元々のスピードに加えてタッチの繊細さなどがレベルアップし、本人も得意のドリブルでボールを取られなくなったことを実感している。

 プロ入りの原動力となったのは技術とスピードだけではない。大きかったのは、負けず嫌いな性格と、旺盛な向上心だ。本人も自分の性格について「負けず嫌い」と即答。タレント揃う静岡学園の現3年生の中でAチームに昇格したのは4、5番目と決して早くなかった。だが、先行くライバルに負けたくないという気持ちで地道に積み重ねてきた成果をピッチで発揮。強強豪相手でも試合を決定づけるような活躍を続ける松村は、“トップクラブ”からのプロ入りを勝ち取った。 

 松村について印象的なのは、常に”満足していない”ということだ。どんなに活躍しても試合後に発していたのは、「全然」「まだまだです」といった自身に対する戒めの言葉。もちろん、ゴール前の質の向上などまだまだやらなければならないことはたくさんある。だが、「自分に対して厳しいというのは必要」という松村の向上心と常に努力し続ける姿勢、そして「(進路の選択など)自由にさせてもらった」という親への感謝の気持ちは、鹿島での厳しい競争を勝ち抜くための力になりそうだ。

「縦への推進力、自分が持って運べるというのがやっぱりなかなかいないと言われているので引き続きやっていくことと、決定的な仕事ができていければ良い。もちろん、自分は1年目から出るつもりでやりますし、どれだけレベルの高い選手とポジション争いをすることになっても、めげずに、諦めずに地道にやっていきたいと思っています。自分の個性にしっかりと自信を持ってやること、他と違いを出せれば自分にもチャンスが出てくると思う。そこはしっかりと自信を持ってチャレンジしていきたい」

 鹿島はすでに尚志高のU-18日本代表FW染野唯月と東福岡高のU-17日本代表MF荒木遼太郎という高体連を代表する実力者の獲得を発表済み。松村は彼らとともに名門の次世代を担う。

 全国的な知名度では”新・半端ない”FW染野やAFC U-16選手権優勝メンバーの荒木に劣るが、選手権の活躍でそれを覆す可能性は十分にある。もちろん、それだけが目標ではないが、本人は必ず選手権に出てより多くの経験を積んでから鹿島に加わる意気込みだ。

「最後の最後にもう一回チャンスがあるということに感謝して、自分が(選手権に)連れていくくらいの気持ちでやっていきたいと思っていますし、そこに行くことが最後やっていかないといけないことだと思うので、みんなでしっかりと頑張って達成したい」。将来、海外進出の野心を持つスピードスターは染野や荒木、鹿島のチームメート、Jリーグのライバルたちに「絶対負けない」という気持ちを持って個性を磨き、鹿島、日本を代表する存在になる。 


◆強い向上心と静学で磨かれた個性。鹿島入り決断のMF松村優太「嬉しさとワクワクというのが大きい」(ゲキサカ)






セルジーニョ Serginho


鹿島アントラーズは10日、セルジーニョの負傷について発表した。

セルジーニョは6日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節のセレッソ大阪戦で先発するも、63分に途中交代。クラブの発表によれば、左ハムストリングを損傷しており、治療期間は約4週間とのことだ。

今季のJ1でここまで28試合に出場するセルジーニョは、チーム内得点王として11ゴールを記録。また、直近では12試合連続で先発出場し、首位に立つチームに貢献していた。

総合優勝を果たした2016年のシーズン以来、3年ぶりのJリーグ制覇、そしてルヴァンカップと天皇杯の優勝の可能性もいまだ残している鹿島。シーズン最終盤にさしかかった中、主力の離脱は大きな試練となりそうだ。


◆三冠を狙う鹿島に試練…今季チーム内得点王のセルジーニョが全治4週間(GOAL)

◆内田篤人が川崎に敗れて話したこと。 「俺はまだ31歳だから。31だよ」(Number)



内田篤人 Atsuto.Uchida



 川崎フロンターレの2点目が決まった時、内田篤人はベンチからテクニカルエリアに飛び出し、タッチラインギリギリの場所で声を張り上げていた。

 慌ててスタッフがビブスを用意し、主審からも注意を受けた。しかし、内田の想いとは裏腹に鹿島アントラーズは85分に3失点目を喫し、ルヴァンカップ準決勝ファーストレグは、3-1でホーム川崎の勝利で終わった。

「うちが先制点を決めて、俺らにはチャンスもあった。流れは悪くはなかったし、1-1で終われば全然OKだと思っていた」

 先発出場し、81分までプレーした内田はそう試合を振り返る。

 今季は開幕からスタメン出場していたが、3月30日の磐田戦で負傷して昨年同様に長期離脱を余儀なくされた。戦線に復帰したのは8月中旬、リーグ戦出場は9月1日の清水戦からだった。

「ここからシーズン後半にかけては、大事な試合が増えるから」とピッチに立てる身体に戻ってきたことを楽しそうに話していた内田だったが、起用にはなかなか至らなかった。

 リーグ戦、ルヴァンカップ、ACLと過密日程が続いた9月も、ベンチ入りとベンチ外を繰り返す日々。ベンチサイド、ときにはタッチラインそばに立ち、ピッチ内の選手へ声をかけ続ける姿が印象に強く残っている。


内田不在でも勝ち点を積み上げた鹿島。


 右サイドを務めるのは、この夏に柏から移籍加入した小泉慶。ボランチの永木亮太がそこに立つこともある。若い伊東幸敏も含めた激しいレギュラー争いが繰り広げられる。そんな自身の現状も「ポジションを奪いにいく」と内田は前向きに受け入れていた。

 9月は開幕直後から続出した怪我人が戻り、鹿島は安定感を増しながら勝ち点を積み上げてきた。

 しかし今度はボランチの三竿健斗が離脱。小泉がボランチに回ったことで、9月28日の札幌戦で内田は約半年ぶりに先発出場を飾った。

 試合は1-1と負けなかったが、内田のパフォーマンスが万全だったとは言い難く、周囲との連係や試合勘の不足が垣間見られた。


90分プレーできると監督に伝えたが……。


 それでもルヴァンカップでの川崎戦では、開始早々に軽やかにゴール前へ走り込んで、シュートを放ち、1対1の場面でも負けることはなかった。

「1対1はもっとガッツリと行かなくちゃいけないんだけど、(川崎の選手は)技術があるし、前に立っておけばボールを回してくれるし、下げてくれると考えていた。いくらボールをまわされても、失点するわけじゃないから。

(ボールを奪いとった車屋紳太郎は)スピードのある左利きだったのもあって、足がああいうふうに出てくるのは予想できていたから。俺はキュッと止まったり、ぶつかったり、そういうところで怪我を重ねてきたけれど、今日ああいう動きができたというのはよかった点だと感じている」

 16分、川崎の長谷川竜也との1対1のシーン。ピッチに倒されヒヤリとしたが、内田本人は「あれは全然大丈夫だった」と笑った。

「この前1試合使ってもらって、今日はある程度動けるという感覚もあって90分プレーできると監督にもジェスチャーで伝えていたんだけど。それでも、82分で交代させられるというのは、もう少し練習でやっていかないといけないのかなと思います」


内田の口調が珍しく強くなった。


 先制点を奪った鹿島だったが、その後はDFラインも下がり、川崎に押し込まれる時間が続いた。

 クリアボールをことごとく拾われ、息をつく暇もない。90分間のシュート数はわずか4本。川崎の16本と比べれば、その試合展開は容易に想像がつく。

「みんな勘違いしていると思うんだけど、どんなに数的不利でも、クロスを何本上げられても、ヘディングされても、最後にやられなければいい。点を獲られなければいいという考えだから。

 相手は川崎。選手間の距離もいいし、立ち位置やポジショニングもいいうえに、真ん中にはデカい選手もいる。それが川崎の形だし、そういう練習をやっているチーム。セカンドボールを拾われるのも当然だと思う。だけど、ある程度持たれたり、やられるのなら、やられてもいいし、持たれるなら持たせればいい。耐えるということに鹿島は馴れているはずだから。

 にもかかわらず、最後に2失点というのは、やっちゃいけないことだった。誰とは言わないけれど、ゴール前で軽いプレーもあった。試合の残り10分、15分という一番大事な時間の戦い方ではなかった」

 内田の口調が珍しく強くなる。試合に出ていたからこそ、言える言葉なのかもしれない。


「自分はベンチの選手として契約していない」


 この日内田はコイントスで、ピッチサイドを変えた。それには、内田なりのゲームプランがあった。

「久しぶりの試合出場だった(右MFの)レアンドロに、前半ベンチ前で気持ちよくプレーしてほしいと思った。そして、フロンターレといつもと違う感じでやりたかった。後半、耐えなければいけなくなったときに、サポーターが後ろにいるほうが頑張れるんじゃないかと。まあでもサポーターが後ろにいて、2点獲られちゃったけど」

 前半10分、そのレアンドロのアシストで先制点を奪い、長い守備時間もサポーターの声を背になんとか耐え抜いた。けれど、最後の最後に想定外の失点が続いた。

 1-1で迎えた残り10分間。鹿島の指揮官は、内田の代わりにボランチの名古新太郎を投入。ボランチを務めていた小泉が右へ入る。低下していた中盤の展開力を立て直す目的だったのだろう。

 しかし逆に、79分に投入された川崎の大島僚太がボールをキープし、そこから供給されるパスで攻撃スピードが増し、リズムも大きく変化していた。

 もしも内田がいれば失点が防げたのか? それは誰にもわからない。けれど、その場所に直前まで立っていた本人が「俺がいたら守り続けていられた」と思うのは当然だろう。それがピッチに立つプロとしての矜持だ。

「自分はベンチの選手として契約していないし、そりゃやりたいよ。でも、怪我の経歴とか出場時間だとかを見ると、仕方がない部分もあるのかもしれない。だけど、もっとちゃんとやりたいし、やらなくちゃいけない。金をもらっているんだから」


「俺らは仕事でやっているからね」


 確かに鹿島は、粘り強く耐える試合が得意なチームだ。けれどこの日はミスが多く、選手同士が激しく言い合うシーンもあり、不安定さが漂い続けていた。

「試合をしながら、ああしよう、こうしようと言い合うのは絶対にあること。それができないなら、(プロの選手を)止めたほうがいい。今日も(永木)亮太と(チョン・)スンヒョンが言い合っていたけれど、韓国人だし、日本語が100パーセントわからない部分があったのかもしれない。

 俺のドイツ時代にそうだったけど、何を言っているのかわからなかったりうまく伝えられなくても、『ああしてくれ』『こうしてくれ』と言いあうのはすごく大事だと思う。なぁなぁで終わるのが一番良くないこと。俺らは部活でサッカーをやっているわけじゃなくて、仕事でやっているからね。勝たなくちゃいけない。

 アウェイで勝ち点を持って帰らなくちゃいけないというミッションのなかでやっているから。お互いの意見がぶつかるのも当然のこと。多少激しくなって乱暴な言葉になっても、多少手が出てもいいんだよ。シャルケで散々見てきたから。フンテラールとジョーンズが殴り合いみたいになったり。別にいいと思うよ」

 サッカーは仕事なんだと発する内田の口調は強かった。


負けも勝ちも引きずらない。


 8月10日から始まった公式戦不敗記録は、13試合でこの日止まった。

「そうだね。帽子変えなくちゃね、ジンクスは終わり」

 試合後、ミックスゾーンに姿を見せる内田はいつも黒いキャップ帽をかぶっているのだが、それは負けないジンクスだったようだ。

「鹿島は負けに馴れているチームではないけれど、切り替えという部分では下手じゃないと思う。若い選手が多いぶん、練習をしっかりやれれば。こういうひとつの負けで、このままズルズルとJリーグにも響くのか、次の試合に勝ってルヴァンカップ決勝へ行けるのか、負けて終わるのか、今はどうなるか知らないけれど、負けを引きずることはない。変な話、勝ちも引きずってないからね、俺らは。

 俺自身は48時間はとりあえず休んで、今日の疲労をとって、コンディションを戻す……って90分出ていないから、別にね。みんなすごく俺のコンディションのことを心配してくれるけど、俺はまだ31歳だから。31だよ。亮太とか(遠藤)康とか、(伊藤)翔と変わらないから。もっとこき使ってくれていいんだよ。そうやって身体は、耐久ができるようになってくるから。まあ、そこは練習での自分の意識次第だとは思っているけど」


「みんな好きなんだねぇサッカーが」


 試合後は、川崎の中村憲剛のもとへ挨拶に出向き、「憲剛さんより長くやりたい」と伝えた。しかし中村が39歳で、三浦知良は52歳だと記者に指摘されると何度も「すごいよねぇ。あと8年も厳しいよ。みんな好きなんだねぇサッカーが」と笑う。

 ミックスゾーンで記者に声をかけられると、どんな試合のあとでも、試合に出ていなくても、内田は足を止める。

 そこで彼が話す言葉にウソはない。しかし、そこで口にした言葉が彼の想いすべてではない。感情をそのままストレートに吐露するようなことは、意外と少ないかもしれない。

 この日も、自分が途中でピッチを去り、その後2失点。その現実に対する悔しさや落胆、もろもろの感情を押し殺し、いつもと変わらないテンションで明るく振る舞っているようだった。それでも想いがこぼれる。

「憲剛さんも(小林)悠も出ていないのに、3失点というのは悔やまれる。彼らを引きずり出す展開にできなかった。川崎の監督が考えるベストの11人にその2人が入っているか俺にはわからないけれど、やっぱり俺の知っている憲剛さんはレベルが違うから」


中3日のセカンド出場は厳しいが……。


 中3日で行われるセカンドレグ。2-0、もしくは3点差以上で勝ち抜けが決まる。

「1-3というスコアは厳しい結果だとは思う。でも、俺らが先制点を獲ったらわからない。全然諦めるつもりはないし、ルヴァンカップを捨てて次という考えもない。まだ半分しか終わっていないということをロッカーでも話した。まあでもキックオフしてからだね、すべては。プランとは違うことが起きるのがサッカーだから」

 中3日での内田の先発出場はあるのか? そのための途中交代だったのか?

 昨年から内田の出場には1週間のインターバルが置かれていることを考えると、内田の先発は考えづらい。だからこそ、このファーストレグにかけた想いは強かった。しかし、終わってしまった試合のことを悔やんでもしょうがない。プロだから、仕事だから、切り替えて前へ進むだけだ。

 内田も、そして鹿島アントラーズも。



◆内田篤人が川崎に敗れて話したこと。 「俺はまだ31歳だから。31だよ」(Number)





◆【鹿島】「厳しいと思う。厳しいけど…」1-3の痛恨の逆転負けに内田篤人の見解は?(サッカーダイジェスト)



内田篤人 Atsuto.Uchida


「もし俺らが先制できたら、分からない」


[ルヴァンカップ準決勝第1戦]川崎3-1鹿島/10月9日/等々力
 
 ルヴァンカップの決勝進出を懸けた川崎との準決勝第1レグ、鹿島は1-3で敗れた。白崎凌兵のヘディング弾で幸先良く先制に成功したが、前半のうちに同点に追いつかれると、後半にさらに2失点。痛恨の逆転負けを喫した。
 
 4日後にはホームでの第2レグが控えている。小さくないビハインドを背負ってしまったが、この「1-3」というスコアを、キャプテンの内田篤人はどう捉えているか。
 
「厳しいと思いますよ。厳しいけど、2-0ならあるし。もし俺らが先制できたら、分からない。諦めるつもりは全然ないし、これで(ルヴァンカップを)捨てて次って考えるわけでもない。『まだ半分しか終わっていない』ということは、ロッカールームでも話した」
 
 2点差をつけられての敗戦だが、貴重なアウェーゴールを奪った。ホームでは内田が言うように、2-0の勝利でファイナルに勝ち進むことができる。
 
 次戦は、勝利のみを追求するだけ。やることははっきりしている。“国内3冠”を目指す常勝軍団の意地の見せ所だ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


◆【鹿島】「厳しいと思う。厳しいけど…」1-3の痛恨の逆転負けに内田篤人の見解は?(サッカーダイジェスト)




◆大型で猛烈な台風19号接近で…13日のルヴァン杯鹿島vs川崎Fにも影響か(GOAL)







鹿島アントラーズは10日、日本列島への台風19号接近を受けて、13日に県立カシマサッカースタジアムで開催予定のJリーグYBCルヴァンカップ準決勝第2戦の開催可否について、公式HPならびにSNSで随時案内すると発表した。

気象庁によると、大型で猛烈な台風19号は、12日から13日にかけて非常に強い勢力を維持して西日本から東日本に接近し、上陸するおそれがあるという。

また、気象庁は茨城県では台風接近時を中心に高潮のおそれがあり、台風接近時には厳重な警戒が必要と発表している。なお、鹿島vs川崎Fが行われる県立カシマサッカースタジアムは、茨城県の鹿行地域にあり、太平洋(鹿島灘)と霞ヶ浦に挟まれた鹿嶋市に位置している。

試合開催日は台風19号の接近に伴い、悪天候が予想されるため、クラブは「お客様の安全を第一に考慮し、開催に関する情報は随時、クラブ公式サイト及び公式SNSで案内いたします」としている。

なお、Jリーグは12日に開催予定であった明治安田生命J2リーグならびにJ3リーグ6試合の中止を決定している。



◆大型で猛烈な台風19号接近で…13日のルヴァン杯鹿島vs川崎Fにも影響か(GOAL)

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