日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年8月6日月曜日

◆内田篤人「イケメンJリーガー1位」に!得票理由は顔だけじゃなかった(アサジョ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


 鹿島アントラーズに所属する内田篤人選手が、じゃらんリサーチセンターが発表した「Jマジ!イケメンJリーガー選手権」で1位を獲得した。

 同ランキングは、各クラブチームから1名ずつ、合計26名の候補選手を選出し、その中から一般投票で決定するもの。投票総数は10505票あったようだ。



「今回で5回目を迎えているランキングですが、第1回はセレッソ大阪に所属していた南野拓実選手、第2回、3回が鹿島アントラーズに所属していた柴崎岳選手、第4回が、同じく鹿島アントラーズ所属の土居聖真選手と、今回で鹿島の選手が4連覇を達成したことになります。内田は、今シーズンからJリーグに復帰しましたが、既婚者でありながらこの栄冠をさらった格好です」(スポーツライター)

 内田は「記録が途切れずホッとしました。このような企画が、Jリーグへ興味を持つきっかけになれば嬉しいです」とコメントしている。

「ネット上でも、この結果に“納得”という声が多くを占めていました。2010年にドイツのシャルケへと渡りましたが、2015年に一般女性と結婚しています。名前は公表していませんが、その相手が“小学校の同級生”と報じられると、ツイッター上で『いったい前世でどれだけの徳を積めば、小学校で内田篤人と出会えて両思いになれて、子供の頃のその恋は報われなくても大人になってから再会して、うっちー人気絶頂期の2年前から真剣交際できて、結婚までできるのか』と羨望の声が上がるとともに、内田の好感度も急上昇しました」(前出・スポーツライター)

 今回のランキングにも、外見だけでなく“ハートのイケメン”ぶりが加味されていたのかもしれない。



内田篤人「イケメンJリーガー1位」に!得票理由は顔だけじゃなかった(アサジョ)


◆徹子ハンパない!乾&大迫が質問にタジタジ「ど…どうっすかね?」(サンスポ)



大迫勇也 Yuya.Osako

 サッカー日本代表MF乾貴士(30)=ベティス=とFW大迫勇也(28)=ブレーメン=が、6日放送のテレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演。ピッチ上では華麗なプレーを見せる2人だが、司会の黒柳徹子(84)の“ハンパない”質問にタジタジとなった。

 徹子は番組冒頭から「まだわたくし、あんまりサッカーわからなくて申し訳ないんですけど」と詫びる不安なスタート。大迫は徹子に「足の筋肉がすごいって伺ったんですけど」と質問され「そう…すか?」と困惑。「ちょっと触らせていただいていいですか?」というおねだりを快諾すると、徹子は大迫の脚を丹念にふれながら「あらー。これ筋肉ですか?」「細いように見えるんだけど、この辺(ふくらはぎ)なんかすごいですね、筋肉」と驚いた。

 さらに「ふくらはぎが見たい」とリクエストした徹子に対し、「いいっすよ」とズボンの裾についているファスナーを上げようとしたが、これを目ざとく見つけた徹子は「なんでそんな所にチャックが? すぐ見せられるようにチャックが付いてるの?」と意外な質問を繰り出す。「ど…どうっすかね?」とうろたえる大迫をよそに、乾は「そうです、そうです」と悪ノリした。

 また大迫は「ハンパない」の由来を徹子に説明。徹子に「そう言われると『頑張ろう』っていう気になるでしょ」と聞かれると、「最初は嫌だったですけど…今はうれしいですね」と語った。乾も「あなたにはそういうのないの?」と高校時代のエピソードを尋ねられたが、言いよどみながら「僕は…本当に全く流行らなかったんですけど、あの…高校時代の…なんか…チームのあだ名が…セクシーフットボール、みたいな」と乾が所属していた当時の滋賀・野洲高のキャッチフレーズを紹介した。

 徹子が「セクシー? セクシー?」と聞き直すと、乾は「セクシーフットボール、みたいなのがあったんですよ。めっちゃ嫌なんで、あんまり言いたくなかったんですけど」と胸の内を吐露。徹子には「でも、いいじゃない」と励まされ、「ありがとうございます」と応じたが、大迫に「自分で言うの恥ずかしいよね」と振られると「めっちゃ恥ずかしい」と本音を漏らしていた。






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徹子ハンパない!乾&大迫が質問にタジタジ「ど…どうっすかね?」



◆柴崎の動画、青森県HPで公開「応援に感謝」 22年W杯へ向け力強い誓いも(サンスポ)



柴崎岳 Gaku.Shibasaki

 青森県は6日、同県野辺地町出身で、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で活躍した柴崎岳(26)が「多くの応援ありがとうございました」と地元の声援に感謝の思いを伝えるメッセージ動画を県庁のホームページ(HP)に公開した。

 柴崎はW杯で日本代表の全4試合に出場し、攻守で活躍。16強入りに貢献した。動画では「また4年後、W杯の地で活躍できるよう努力していきたい」と述べ、2022年のカタールW杯に向け力強く誓った。

 三村伸吾県知事は6日の記者会見で「先のW杯では司令塔として活躍し、多くの県民に夢と感動を与えた。県民を代表してお礼を言いたい」と強調。柴崎選手に青森県褒賞を贈る考えを明らかにした。





一口1,000円で募金出来ます!


柴崎の動画、青森県HPで公開「応援に感謝」 22年W杯へ向け力強い誓いも



◆アントラーズが『ファミリーデー』! 先着7000名に特製手ぬぐいプレゼント(SPICE)


「GOCCOPRO 100」で製版をしたオリジナル手ぬぐい


鹿島アントラーズは9月14日(金)、明治安田生命J1リーグ第26節で『~茨城発、世界へ~理想科学×Antlers ファミリーデー2018』を開催する。対戦相手は湘南ベルマーレ。

当日は先着7000名にオリジナル手ぬぐいがプレゼントされる。これは、理想科学工業が製造している、デジタルスクリーン製版機「GOCCOPRO 100」(ゴッコプロ)で製版をしたもの。当日は「GOCCOPRO 100」を使った印刷体験も楽しめる。

ここでしか手に入らないアイテムなので、アントラーズファンならぜひ入手しておきたい。


イベント情報
『2018明治安田生命J1リーグ第26節 湘南ベルマーレ戦』
 日時:9月14日(金) 19:00キックオフ
 場所:茨城県立カシマサッカースタジアム (茨城県鹿嶋市)
※2018年J1リーグ戦期間中、つくば駅(阿見町役場経由)-カシマスタジアム間のバス運行支援を実施しています。
(本経路は申込人数に関わらず必ず運行されます)



クリスタルガイザー1本あたり45円!



アントラーズが『ファミリーデー』! 先着7000名に特製手ぬぐいプレゼント



◆リオ世代で明暗…豊川雄太が今季初先発フル出場、植田は開幕2戦目もデビューお預け(ゲキサカ)



豊川雄太 Yuta.Toyokawa 植田直通 Naomichi.Ueda


 ベルギー1部のジュピラー・プロ・リーグ第2節2日目が4日に行われた。

 FW豊川雄太の所属する14位オイペンはホームで13位シャルルロワと対戦。豊川は今季初の先発フル出場を果たした。

 しかし、チームは前半10分にオウンゴールで先制しながら同24分にオウンゴールで同点に追いつかれる。同33分にシャルルロワのFWカベー・レザイーに勝ち越し点を献上すると、後半5分にはFWエリック・オカンセイが一発退場。同35分と同38分にもゴールを許し、開幕戦のクラブ・ブルージュ戦(2-5)に続く1-4の大敗で2連敗を喫した。

 また、豊川と同じリオデジャネイロ五輪世代の日本代表DF植田直通が所属する9位セルクル・ブルージュは、ホームで最下位ロケレンと対決。チームは後半アディショナルタイム1分に決まったFWゲバン・トルマンの決勝ゴールで3-2の勝利を飾り、開幕2戦無敗(1勝1分)としたが、ベンチスタートの植田は今節も新天地デビューはお預けとなった。




リオ世代で明暗…豊川雄太が今季初先発フル出場、植田は開幕2戦目もデビューお預け




◆【鹿島】金森、遠藤、小笠原ら先発へ 金森「絶対に勝ち点3を」きょう清水戦(報知)



金森健志 Takeshi.Kanamori


 ◆明治安田生命J1リーグ▽第20節 鹿島―清水(5日・カシマ)

 クラブOB・ジーコ氏のテクニカルディレクター就任で上昇のきっかけをつかみたい鹿島は、3連勝と勢いに乗る清水をホームに迎える。

 準々決勝に進出しているACLの影響から他クラブよりも厳しい日程消化を強いられており、前節のF東京戦では足が止まった後半に逆転を許し、リーグ再開後初黒星。大岩剛監督は「連戦を乗り切るための選手起用になる。新しく入る選手もいます」とメンバーの入れ替えを示唆している。

 今季リーグ戦初先発が濃厚なFW金森健志は「楽しみです。自分にとってはチャンス。結果を残さないといけない。絶対に勝ち点3を取る」と気合十分。鳥栖から加入したDF鄭昇ヒョン、ジーコイズムを知るMF小笠原満男、右足かかとの負傷から復帰したMF遠藤康らも先発する見込み。




【鹿島】金森、遠藤、小笠原ら先発へ 金森「絶対に勝ち点3を」きょう清水戦


◆ジーコTD “鹿島魂”注入 9位の現状に「能力を発揮できていない」(スポニチ)



ジーコ Zico


 生ける伝説が全身全霊を込めて、勝者の魂を再注入する。鹿島のテクニカルディレクターに就任したジーコ氏が4日、チーム合流初日で選手たちに活を入れた。 

 現在、リーグ9位の現状について「抱える戦力からして能力を発揮できていない」とした上で「袖を通しているユニホームの誇りと自覚を持たなければいけない」と強調した。訓示を受けたDF内田は「鹿島の空気はジーコから始まっているし、へたなプレーはできない」と神妙な面持ち。日本代表DF昌子は「このチームは全て1位じゃないと意味がないと言われた。連戦の疲労があったけど、みんな普段の練習より走れていた」と存在の大きさを痛感した様子だ。

 ジーコ氏は練習後の会見で約1時間半も熱弁。「戻ってくるとは思っていなかったのでうれしい」と変わらぬ鹿島愛を語った。

 ○…新外国人のMFセルジーニョが成田空港に来日した。鹿島の印象については「最多タイトルホルダーであり、ビッグクラブ」と語った。鹿島入りの決め手はジーコ氏の存在だったという。「中東からオファーがあったがジーコから興味を持たれたと聞いて即決した」と笑顔で語り、「チームに一つでも多くのタイトルを届けたい」と強い決意を示した。




ジーコTD “鹿島魂”注入 9位の現状に「能力を発揮できていない」



◆鹿島復帰のジーコ氏「非常に良かった」選手たたえる(ニッカン)



ジーコ Zico


<明治安田生命J1:鹿島アントラーズ1-0清水エスパルス>◇第20節◇5日◇カシマ

 16年ぶりに鹿島アントラーズに復帰したジーコ・テクニカルディレクター(65)が、選手をたたえた。

 スコアレスドローが濃厚だった後半ロスタイムに、FKから最後はDF西大伍が決勝ゴール。1-0で勝ち切る勝負強さに「本当に選手たちをたたえたいし、選手たちに走る気力を持たせたサポーターにも感謝したい。最後まで信じてやるという、単純なことだけど、それを実行したことは非常に良かった」と褒めたたえた。

 前日、初めてチームに合流すると、選手たちに、最後まで勝ちにこだわるように訴えた。「どんな試合でも勝つこと。このチームは全て1位じゃないと意味がない」。それを体現した選手たち。ジーコTDは「主審が最後の笛を吹くまであきらめずにやるという、単純で当たり前のことをただやっただけであって、それを信じてやり続けた選手をたたえなければいけない」と目を細めた。

 「別に僕は特別なことを伝授、あるいは植え付けたわけではなく、ごく当たり前のこと。全力を尽くしてやった者というのは、必ず報われるということは、今日の試合でも示されたのではないかな」。

 試合後は選手1人1人に握手を求めて、勝利をねぎらっていた。どの試合でも、どんな形でも「勝つ」というジーコイズム。復帰初戦でいきなり発揮された。




鹿島復帰のジーコ氏「非常に良かった」選手たたえる




◆鹿島ジーコTD御前で西が劇的ゴール/鹿-清20節(ニッカン)



クォン・スンテ Kwon Sun-tae


<明治安田生命J1:鹿島1-0清水>◇第20節◇5日◇カシマ

 試合前だった。ホームの鹿島アントラーズに思わぬアクシデントが襲った。先発予定だったGKクォン・スンテが練習中に脚を負傷。急きょ、2日に39歳の誕生日を迎えた曽ケ端準がゴールマウスを守ることになり、GK川俣慎一郎が控えに入った。

 19日間で6試合目の過密日程とあって、その曽ケ端も含めて前節から先発を6人入れ替え。新加入のDFチョン・スンヒョンもセンターバックとして、古巣清水エスパルスと初対戦となったDF犬飼智也と組んで移籍後、初先発を果たした。

 一方の清水はリーグ再開後、18チームで唯一、3戦全勝中。その清水が先に決定機を迎える。前半15分、DFチョン・スンヒョンのマークを外したFW北川航也がMF金子翔太からの速いパスに胸トラップで抜け出て、GKと1対1に。だが、右足のシュートはヒットせず、右に外れた。

 鹿島もその1分後、今季リーグ初先発のFW金森健志が相手陣内でMF白崎凌兵からボールを奪い、GKと1対1に。しかし、こちらもシュートを打ちきることができずに防がれた。その後は互いに堅い守備で決定機を許さずに前半を終えた。

 後半に入ると、清水はポストに嫌われた。9分に相手CKからのカウンター攻撃から、北川が切り返して左足で巻いたシュートを放った。GK曽ケ端も見送るしかなかったボールはしかし、左ポストに嫌われた。

 30分には、今度は途中出場のMFデュークが右足で狙うも、右ポストにはじかれた。

 前日にチームに合流したジーコ・テクニカルディレクター(TD)が見守った鹿島は、安部裕葵、土居聖真を投入して活性化を図る。すると後半ロスタイム、MF永木亮太のFKをチョン・スンヒョンが頭で折り返したところを、DF西大伍が右足ボレーで劇的なゴール。この1点を守りきり、鹿島が3試合ぶりの勝利を飾った。ジーコTDの御前で、伝統の勝負強さが復活した。

 一方、清水は4シーズンぶりの4連勝はならなかった。




鹿島ジーコTD御前で西が劇的ゴール/鹿-清20節


◆鹿島西が劇弾、ジーコ御前試合で伝統の勝負強さ発揮(ニッカン)



西大伍 Daigo.Nishi


<明治安田生命J1:鹿島1-0清水>◇第20節◇5日◇カシマ

 今季、初めてだった。引き分けが濃厚だった後半ロスタイムの決勝弾。16年ぶりに復帰したジーコ・テクニカルディレクター(TD)が見守る前で、鹿島アントラーズが最後に勝ち切った。伝統の勝負強さを“神様”の御前で、取り戻した。

 ボール保持率は鹿島が上回ったが、決定機は清水に多くつくられた。DF西大伍は「相手にチャンスはありましたけど、僕らもある程度、自分たちの時間が多い試合だった。あとはどれだけ我慢できるかという感じだった」。

 試合直前にGKクォン・スンテが右脚を負傷。曽ケ端準が急きょ、出場するアクシデントに見舞われた。だが「この歳で初めての経験」という39歳のベテランが、チームを落ち着かせる。移籍後初先発のチョン・スンヒョンと犬飼智也のセンターバック2人も高さを生かしてボールをはね返す。ポストに2度、救われる場面もあったが、ゼロで抑えた。だから、最後に勝利の女神がやってきた。

 後半ロスタイム。FKを頭1つ抜け出たチョン・スンヒョンが、シュートを放たずに折り返した。「僕の位置がそこまで得点できそうなポジションではなかったので、もっと良いポジションに落とした。赤いユニホームが見えたので、そこに落とそうとしました」。

 そこにいたのは「来たらいいな」と願っていた西。「当てるように」と右足をボレーで振り抜き、ゴールに突き刺した。

 前節のFC東京戦で逆転負けを喫して、上位を狙う上で連敗はできなかった一戦。「僕が点を取りましたけど、僕だけじゃなくて、みんながやり続けた結果」と胸を張った西は「僕らが置かれている立場は勝ち続けるしかない。どれだけ本当に強い気持ちで挑めるか」。19日間で6試合もこなした過密日程の最後を勝利で締めくくり、反攻への体制を整えた。




鹿島西が劇弾、ジーコ御前試合で伝統の勝負強さ発揮




◆鹿島 西“ジーコ魂”AT弾!3戦ぶり白星、暫定6位浮上(スポニチ)



西大伍 Daigo.Nishi


明治安田生命J1第20節   鹿島1-0清水 ( 2018年8月5日    カシマ )

 鹿島は土壇場の決勝点で1―0と清水に勝ち越し、3試合ぶりの勝利を挙げた。後半アディショナルタイムにDF西大伍(30)が今季初得点となる決勝点をマーク。16年ぶりにテクニカルディレクター(TD)に就任したジーコ氏が見守る前で、貪欲に勝利を追求する“ジーコ・スピリット”を示した。また、2位のFC東京は神戸に勝ち、ドローの首位・広島との勝ち点差を5に縮めた。 

 諦めない“ジーコ魂”が根付いていることを示すゴールだった。0―0の後半アディショナルタイム(AT)。MF永木がFKを蹴り、移籍後初出場のDFチョンスンヒョンが頭で折り返すと、右から西が右足で決勝ゴール。30歳は「僕が点を取ったけど(全員で)やり続けた結果」とうなずいた。

 ジーコ氏が16年ぶりにTDとしてクラブに帰還。会場3階から“神様”が見守った試合は順調に進まなかった。試合直前にGK権純泰(クォンスンテ)が負傷するアクシデント。FC東京戦から先発6人を替えてフレッシュなメンバーで臨んだが、攻撃は停滞した。守備では2度もポスト直撃のシュートを浴びた。

 3試合連続白星なし…と思われた最終盤に訪れた歓喜の瞬間。「レフェリーがホイッスルを鳴らすまで諦めずにプレーするという、単純で当たり前のことをただやっただけ。信じ続けて、やり続けた選手と現場の皆さんを称えたい」。選手一人一人と握手を交わしたジーコTDは満足そうな笑顔を浮かべた。

 創生期のクラブに勝利の大切さ、タイトルの重み、日々全霊を尽くすことの重要性を植え付けたレジェンド。「僕は特別なことを植え付けたわけじゃない。ごく当たり前のことを一生懸命全身全霊を懸けて必死でやるのは、どの職業でも同じ」と説く。順位は9位から暫定6位に浮上。勝利を目指すという「当たり前」を貫いた先には、20冠目のタイトルも見えてくる。




鹿島 西“ジーコ魂”AT弾!3戦ぶり白星、暫定6位浮上




◆「俺かっけー!!以上」鹿島DF西大伍は自画自賛の決勝ゴール(ゲキサカ)



西大伍 Daigo.Nishi

[8.5 J1第20節 鹿島1-0清水 カシマ]

 J1第20節が5日に行われ、9位鹿島アントラーズはホームで8位清水エスパルスに1-0で勝利した。終了間際にセットプレーから決勝点を奪ったDF西大伍は、試合後に自らのゴールを絶賛している。

 清水の攻勢をしのいだ鹿島は後半アディショナルタイム1分に敵陣右寄りの位置でFKを獲得。キッカーのMF永木亮太が右足でPA内にボールを蹴り込むと、ファーのDFチョン・スンヒョンが頭で落とし、最後は西がDF内田篤人とかぶりながらも右足のボレーで押し込んだ。

 試合後にインタビューに応じた西は興奮冷めやらぬ様子で「俺かっけー!!」と絶叫。そして「以上」と一言残してその場から去ろうとしたが、インタビュアーに呼び止められると「前回の試合(第19節・鹿島1-2FC東京)も我慢比べみたいな感じになって、それで点を取られてしまったので、今日は我慢できればいいなと思っていました」と冷静に振り返り、チームとして耐えてつかんだ勝利に喜びを表した。






「俺かっけー!!以上」鹿島DF西大伍は自画自賛の決勝ゴール



◆J1鹿島辛勝、暫定6位に浮上(茨城新聞)



西大伍 Daigo.Nishi


清水に1-0

明治安田J1第20節(5日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は清水に1-0で辛勝し、3試合ぶりの白星となった。通算成績は8勝5分け7敗、勝ち点29で順位は暫定6位に浮上した。

鹿島は前半からボール支配率を高め、パスを小気味よくつないだ。後半は相手のシュートが2度ポストに当たるも無失点でしのいだ。すると46分、FKの折り返しを西が右足ボレーシュートで決めた。

首位の広島は湘南に終盤追い付かれて2-2で引き分けた。勝ち点は45。




J1鹿島辛勝、暫定6位に浮上






◆2018明治安田生命J1リーグ 第20節(オフィシャル)



西大伍 Daigo.Nishi


明治安田J1 第20節

西が劇的決勝弾!鹿島が清水を撃破、3試合ぶり勝利!

フットボールの神様とともに、鹿島が再び走り始めた。ジーコTDの合流翌日、猛暑のカシマスタジアム。J1第20節で清水エスパルスを迎え撃つと、スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムにセットプレーから西がボレーを突き刺す。1-0。3試合ぶりの勝利を、劇的な幕切れとともに掴んでみせた。

4日前の聖地は閉塞感に覆われていた。8月1日、FC東京戦。安西のゴールで先制しながら、ホームで屈辱的な逆転負けを喫した。青赤に許した、初めてのシーズンダブル。熱帯夜の消耗戦で失意の結末を迎え、平日夜のカシマスタジアムに怒号とブーイングが鳴り響く。それでも、選手たちを出迎え、その背中を見送ったのは大きなチームコールだった。今季7敗目という現実と向き合い、そして這い上がらなければならない。

背番号12からのメッセージを受け止め、チームはつかの間の充電期間を挟んで3日にトレーニングを再開。猛暑が続くクラブハウスで、まずはリカバリーで回復に努めた。そして4日、青空に恵まれた鹿嶋。前日練習に臨む選手たち、その眼前にはジーコTDの姿があった。「全身全霊をかけて協力し、しっかりと結果として示したいと思う」。16年ぶりにクラブへ復帰したアントラーズの魂が、ついに来日。「クラブの歴史を知ったうえで、袖を通しているユニフォームに誇りを持ってプレーしなければならない」と、チームへ語りかけた。

ジーコTDが刻み込んだ、アントラーズスピリットの神髄。「このクラブに所属している以上、責任がある。そのことを自覚してもらわないといけない。日々の練習を怠ってはいけない。日々成長するために何をすべきかを考えてクラブハウスに来なければならない」。選手たちの胸に突き刺さり、さらなる奮起を促す言葉の数々。「今日一日では全てを伝えられない」が、大いなる刺激がもたらされたことは間違いない。

「試合だけではなくて練習から全力を出し切って、後悔のないようにしたい」と、ジーコTDの言葉を噛み締めるように決意を語ったのは金森だ。安西もまた「このエンブレムの重さを再認識させられた」と静かに言葉を並べる。そして指揮官は「このクラブの立ち位置を再認識させてもらった。かけてもらった言葉を力に変えて戦いたい」と闘志を燃やしていた。



FC東京戦から中3日、19日間での6試合目。「連戦を乗り切るための選手起用をしたい」と展望した大岩監督は、5名もの先発変更を断行した。センターバックの一角に加入後初先発初出場のチョン スンヒョンを指名し、ボランチには小笠原を起用。闘将にピッチの支配を託す。負傷からの帰還を果たした遠藤、そして気迫に満ちたプレーを続ける永木が2列目に並び、前線には金森が入った。その他、GKにクォン スンテ、最終ラインはスンヒョンとともに西、犬飼、安西が並ぶ。ボランチは小笠原とレオ シルバがコンビを組み、前線には鈴木が君臨。そしてベンチにはGKの曽ケ端、内田、町田、三竿健斗、田中、土居、安部が座る。





「アントラーズをさらに強くするために戻ってきた。スタジアムに足を運んで、力強さを他クラブのサポーターに見せつけられるくらいの人数で戦ってくれれば」。ジーコTDの言葉に呼応するように、猛暑に見舞われた聖地を背番号12の情熱が埋め尽くしていった。選手たちがピッチへ登場する前、ジーコTDが姿を現す。スタンドへ歩み寄り、手を挙げて応じるアントラーズの魂。カシマの空に鳴り響く、ジーココール――。再会の喜びに満ちあふれる中、キックオフが近づくにつれてボルテージが高まっていった。受け継ぐ思いを、勝利の伝統を、これからも――。先発メンバーに名を連ねていたスンテがウォーミングアップで負傷し、曽ケ端が急遽出場することとなったが、百戦錬磨の守護神に動揺はない。ベンチには川俣がスタンバイ。総力戦で挑む、90分が始まる。

18時33分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。30度超の熱帯夜、立ち上がりから激しいボディコンタクトの応酬となった。ボールロストから陥ったカウンターの危機に反応した小笠原が開始2分でイエローカードを受けると、以後も球際での攻防が繰り返される展開に。鹿島はなかなか起点を作れずにいたが、左サイドの安西が果敢なドリブルで突破口を見出し、セットプレーのチャンスを作る。11分の攻防ではスライディングを仕掛けてきた清水の右サイドバック・立田に警告。序盤からカードが飛び交い、競り合いはさらに激しさを増していった。



前半最初、そして唯一の決定機は16分。相手の最終ラインにプレスをかけた金森がボールを奪うと、ドリブルで縦へ。ペナルティーエリア手前に差し掛かって視界にゴールを捉えると、右足で狙う。だが、グラウンダーのシュートは相手GKの正面へ。「得点に絡む」と決意を語っていた背番号14のチャレンジは惜しくも結実しなかった。さらに2分後、ペナルティーエリア右手前でボールを持った西が巧みなボールタッチとコース取り、そして緩急をつけたドリブルで突破。守備網を鮮やかにすり抜けると、相手との交錯で倒される。だが、笛は鳴らなかった。PKは与えられず、スコアレスのまま時計の針は進んでいった。















20分、そして25分が経過しても、一進一退の攻防が続いた。鹿島は両サイド深くで起点を作り、パス交換からゴールへの道筋を見出そうと腐心したものの、決定機を作るには至らない。時折攻め込まれた場面でも、古巣との対峙に燃える犬飼が激しいスライディングを敢行してピンチの芽を摘み、初出場のスンヒョンも持ち前のエアバトルで制空権を渡さない。拮抗した展開、ルーズボールの奪い合い。41分には相手との交錯で鈴木が鼻を負傷してしまったが、治療を施されてすぐに戦いの場へと帰還した。0-0。前半はスコアレスで終了した。



ゴールを渇望するアントラーズレッドへ向かって攻める後半も、息が詰まるような時間が続いた。55分、カウンターを受けて最終ラインの背後へスルーパスを通されると、切り返しから左足でシュートを打たれる。曽ケ端が見送ったボールは枠を捉えたが、右ポストを直撃。鹿島は失点を免れた。20分後にも再び、相手のシュートが左ポストを直撃。ジーコTDの帰還を待ちわびていた聖地のゴールが、ビジターチームのスコアを許さないかのようだった。













残り15分、鹿島は突破口を作り出そうと腐心した。66分から出場した安部、72分に送り出された土居がスペースを突いてパスの中継点を作り出す。80分経過後はセットプレーからゴールに迫り、犬飼のヘディングシュートが清水を脅かした。だが、ネットを揺らすには至らない。息苦しき消耗戦、アディショナルタイムは3分と表示された。

ドラマは最後に待っていた。アディショナルタイム1分、敵陣右サイドで得たFK。献身を続けた鈴木が体を張り、チームにもたらしたチャンスだった。永木が祈りを込めてゴール前へ送ったボールを、新加入のスンヒョンが頭で落とす。ペナルティーエリア右側、内田とともに飛び込んだのが西だった。右足ボレーがゴールに突き刺さる。1-0。不甲斐なき90分の先に、劇的な結末が聖地に刻まれた。3ポイントを掴んだ価値と、抽出された課題の数々。ジーコTDは、アントラーズレッドの沸騰を鋭い眼光とともに見届けていた。











次戦は6日後、11日の名古屋戦だ。7月18日のJ1再開から息つく間もなく突き進んだ6連戦を終え、5日間の準備期間を得る。名古屋、長崎と続く敵地での戦いを勝利とともに走り抜けるために、チームは7日にトレーニングを再開。総力戦で準備を進めていく。




【この試合のトピックス】
・J1での清水戦は2015年7月15日の2nd 第2節以来5試合負けなし(3勝2分)となった。
・J1でのホーム清水戦は2013年7月10日のJ1第15節以来、5試合連続負けなし(2013~2015年、2017~2018年/4勝1分)となった。
・J1での清水戦は通算56試合目で、25勝目(7分24敗)に。1993年のJリーグ開幕以来、初めて通算成績で勝ち越した。
・西が今季のJ1で初得点を挙げた。
・チョン スンヒョンが加入後初先発初出場を果たした。
・金森が今季のJ1で初先発を果たした。
・遠藤が7月18日のJ1第16節磐田戦以来5試合ぶりの先発復帰を果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・横パスを有効に使って、相手をうまく引かせて攻撃を仕掛けていこう。
・ボールを奪われた後のカウンターに気をつけること。
・攻撃の時、もう少しテンポを上げ、ボックスの近くで力を使おう。

清水エスパルス:ヤン ヨンソン
・全体でプレスをかけていくこと。
・サイドチェンジを効果的に使っていくこと。
・まだ満足していない。このゲームを自分たちのモノにしよう!


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
非常に暑いなか、選手たちがいろいろなシチュエーションに応じて、自分たちで判断して戦った。特に前半はすばらしい内容だった。相手の堅い守備に手こずったが、じれずに戦い、最後はサポーターの後押しもあって勝ち切ることができた。非常にいいゲームだったと評価している。

Q. 中盤にベテランの選手を起用した。じれずに戦えた要因と考えているか?

A. 非常に大きかったと思う。急きょ出場した曽ケ端も、あれだけのパフォーマンスを見せてくれた。そうした選手たちの存在もあって、落ち着いてゲームを運ぶことができた。今後は落ち着きから、最後で決め切る精度を求めていきたいと思う。

Q. 交代の意図は?

A. ハーフスペースを使うことは、選手たちにも伝えていた。ボランチ、サイドバック、フォワード、それぞれ自分たちが狙うべきポジションにいてくれたと思う。ただ、最後の判断、プレーの選択という部分で、久しぶりに出た選手、違うポジションで出た選手と、少し呼吸のずれがあったと思う。それでもじれずに相手のウイークポイントを突き続けていたので、そこは非常に評価している。

Q. チョン スンヒョン選手がアシストも決めたが、今日のプレーの印象は?

A. これから本人にも伝えたいが、実戦、トレーニングから離れていたなかだったが、あれだけのパフォーマンスを見ることができて、非常にうれしく思う。センターバックとして落ち着きを与え、ビルドアップのところもできていた。今後、さらに彼のことを知ることで、パフォーマンスが上がり、組織が構築されていくと思う。さらにチームになじませていきたいと思う。


清水エスパルス:ヤン ヨンソン
選手たちは非常に努力して戦った試合だった。結果にはまったく満足できない。アウェイのなかで自分たちのプレーをしようと強い気持ちで臨んでいた。サッカーには多少の運も必要だ。ポストにシュートが2度当たってしまう不運もあった。勝ち点を得ることなく帰らなくてはいけないことは、非常に残念だ。


選手コメント

[試合後]

【西 大伍】
前節も我慢比べのような試合で、最後に失点してしまった。今日は我慢できればいいと思っていた。得点は応援してくださった皆さんのおかげです。

【チョン スンヒョン】
ここ2試合、勝利がなかった中で無失点で終えることを意識していた。実際に無失点で終わることができて良かった。素晴らしいサポーターの前でデビューできて嬉しい。チームのために体を投げ出して守備をする、献身性を見てもらいたいと思っている。

【曽ケ端 準】
急遽の出場は、この歳で初めての経験だった。センターバックの2人がロングボールに対してしっかりと競って、跳ね返してくれていた。2人に助けられた。みんなで連戦を乗り切っていきたい。

【犬飼 智也】
(古巣相手の勝利で)ホッとしました。セットプレーがチャンスだと思っていた。スンヒョンとは初めて組んだけど、相手に対して強いし、いい形でプレーできていたと思う。ホームで勝てて良かった。

【遠藤 康】
運の部分もあったけど、90分間やり続けたから結果が出たのかなと思う。相手を押し込む時間帯もあったし、それは良かったと思う。

【鈴木 優磨】
内容は改善しないといけないけど、勝つことが大事。個人的には、連戦が続いてなかなか体が言うことを聞かない場面もあったけど、気持ちで戦った。ギリギリのところをマイボールにするようなプレーはできたと思う。ただ自分自身、ここ数試合はチャンスがないし、シュートを打てていない。そこは改善していきたい。

【金森 健志】
自分が1対1で決めていればもっと楽に試合を運べたと思う。FWなので、点を決めないといけない。前線からの守備、ハードワークはこれからも続けていかないといけない。




2018明治安田生命J1リーグ 第20節



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