日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年6月7日月曜日

◆決勝点の鹿島エヴェラウド「全員で勝ち進んだことを評価してもらいたい」180分での勝利強調(報知)






◆ルヴァン杯▽プレーオフステージ第2戦 鹿島2―1清水(6日・カシマスタジアム)

 鹿島はMFアラーノ、FWエヴェラウドのゴールで清水を2―1で下し、2戦合計3―1でクラブ通算22度目の8強入りを決めた。

*  *  *

 決勝点を決めたエヴェラウドは「正直、私が勝利に貢献したということよりも、全員で次のステージに勝ち進んだことを評価してもらいたい」と謙虚に語った。

 その心は、「2―1の勝利」ではなく、第1、2戦のトータル180分で「3―1の勝ち上がり」を手にしたという考えにあった。

 第1戦ではリーグ戦で出番の限られるメンバーが多く出場し、1―0で勝利。第2戦では第1戦から先発7人を入れ替え、リーグ戦の主力メンバーを中心に2―1のスコアで試合を終えた。一方でチーム内競争は激しく、この日、第1戦の先発から4人がベンチを外れた。

 「第1戦で結果を出したメンバーのために、第2戦のメンバーが結果を繋げられてよかった」。頼れるブラジル人ストライカーは、この日の勝利がピッチに立った16人で挙げたものではなく、U―24代表への招集でFW上田綺世ら主力3人が抜ける事態の中、第1戦のメンバーとの180分でつかんだものだと強調した。

 体調不良による出遅れからの復活を印象づける1ゴール1アシスト。空中戦の強さやゴール前での馬力など、リーグ戦18ゴールを挙げた昨季の状態に戻りつつあることは間違いない。

 「なかなかチームに貢献できなかったが、チームは良い成果を出してきていた。チーム力、組織の素晴らしさであり、メンバーもそろっている。みんなで成し遂げた結果を評価してほしい」。誠実で、献身性を備え、仲間を尊重する点取り屋にとって、自らがゴールを重ねることではなく、チームが勝利を重ねてこそ“本領発揮”となる。




◆決勝点の鹿島エヴェラウド「全員で勝ち進んだことを評価してもらいたい」180分での勝利強調(報知)





◆日本代表DF昌子源、約2年ぶりの代表戦先発へ「誰かの真似する必要ない」(報知)






 日本代表DF昌子源=G大阪=が6日、先発出場の可能性があるアジア2次予選・タジキスタン戦(7日、パナスタ)に向けてオンライン取材に応じ「アピールはもちろん、代表としてまず勝たないといけないというのは絶対条件」と意気込みを語った。先発すれば19年6月9日のエルサルバドル戦以来となる。

 フランス1部・トゥールーズで右足首を負傷してコンディションを崩し、約2年に渡り代表から遠ざかっていた昌子。18年ロシアW杯では高いパフォーマンスを見せ、22年カタールW杯では主力として期待されていたが、自身が負傷の間にセンターバックにはDF冨安が台頭。キャプテンのDF吉田とのコンビは、“鉄板”と言えるレギュラーとなった。

 現在はその2人を追う位置と言える昌子だが、今回はふたりがU―24日本代表に参加中のため、チャンスが与えられる可能性は高い。5日にU―24ガーナ代表戦でも、吉田や冨安の安定感は目の当たりにしてきたが「別に誰かの真似をする必要はない。じゃあ吉田麻也選手が2人いたら、強いかと言えば保証はない。組み合わせで能力は引き出されたり、お互いのストロングを出しながらウイークを消し合ったりもする」と語る。自身の力を現代表の中で生かす道を、約2年ぶりの国際Aマッチで探るつもりだ。




◆日本代表DF昌子源、約2年ぶりの代表戦先発へ「誰かの真似する必要ない」(報知)


◆鹿島、ブラジル人躍動でルヴァン杯8強!アラーノで先制、ピトゥカからエヴェラウドで勝ち越し(報知)






◆ルヴァン杯▽プレーオフ第2戦 鹿島2―1清水(6日・カシマスタジアム)

 鹿島は清水を2―1で下し、2戦合計3―1で決勝トーナメント進出を決めた。

*  *  *

 立ち上がりから試合のリズムをつかめず、連係ミスも重なって苦しい時間帯が続いた鹿島は前半21分に先制点を献上。第1戦(1〇0)のリードを失う“同点”ゴールを浴びた。

 それでも前半45分、相手がサイドに展開したフィードをDF永戸勝也が中央へはね返し、FWエヴェラウドが走り込んだMFアラーノへ頭でダイレクトパス。アラーノが冷静にネットを沈めて2戦合計で勝ち越しに成功した。

 後半26分にはDF常本佳吾が相手の虚を突いたスローインをスペースに送り、MFディエゴピトゥカの折り返しをエヴェラウドがファーサイドで沈めて追加点。終盤はMF三竿健斗、杉岡大暉、小泉慶ら守備強度の高い選手を相次いで投入し、2戦合計3―1で試合を締めた。




◆鹿島、ブラジル人躍動でルヴァン杯8強!アラーノで先制、ピトゥカからエヴェラウドで勝ち越し(報知)




◆【ルヴァン杯PO第2戦】鹿島が2戦2勝で清水を退け、プライムステージ進出!(サッカーダイジェスト)






先制されるもJ・アラーノ、エヴェラウドのゴールで逆転!


 Jリーグは6月6日、ルヴァンカップのプレーオフを各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれたプレーオフ第2戦、鹿島アントラーズ対清水エスパルスの一戦は、2-1で鹿島が勝利。第1戦も鹿島が1-0で勝利しており、トータルスコア3-1で鹿島がプライムステージへと進出した。

両チームのメンバーは以下のとおり。

鹿島/ホームチーム
スタメン)
GK:クォン・スンテ DF:常本佳吾、林尚輝、犬飼智也、永戸勝也 MF:ディエゴ・ピトゥカ、レオ・シルバ、ファン・アラーノ 白崎凌兵 FW:土居聖真、エヴェラウド
サブ)
GK:早川友基 DF:杉岡大暉 MF:三竿健斗、遠藤康、松村優太、小泉慶 FW:染野唯月

清水/アウェーチーム
スタメン)
GK:永井堅梧 DF:エウシーニョ、ヴァウド、鈴木義宜、福森直也 MF:片山瑛一、宮本航汰、中村慶太、西澤健太 FW:ディサロ燦シルヴァーノ、チアゴ・サンタナ

サブ)
GK:大久保択生 DF:立田悠悟、奥井諒 MF:中山克広、河井陽介、竹内涼 FW:後藤優介

 立ち上がりから両チームとも積極的にゴールを狙いに行く姿勢を示す。鹿島はエヴェラウド、清水はエウシーニョが目立つプレーを見せるなか、やや押し込み始めた清水が21分、先制に成功する。ディサロの縦パスに抜け出したT・サンタナが鋭いグラウンダーのシュートを突き刺す。

 1点を追う鹿島は懸命に反撃を試み、45分に試合を振り出しに戻す。相手のサイドチェンジを永戸が弾き返し、このボールをエヴェラウドがヘッドで落としたところにJ・アラーノが反応し、巧みなループシュートでネットを揺さぶった。

 1-1で迎えた後半、お互いに相手ゴールに迫るシーンを作るが、なかなかゴールを割ることができない。一進一退の攻防が続くなか、鹿島が逆転に成功する。常本のスローインを起点に、D・ピトゥカのクロスにエヴェラウドが合わせて2-1とする。

 リードを得た鹿島は安定したゲーム運びで試合を終わらせる。2戦合計スコア3-1で清水とのプレーオフを制した。

構成●サッカーダイジェストweb編集部


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◆【ルヴァン杯PO第2戦】鹿島が2戦2勝で清水を退け、プライムステージ進出!(サッカーダイジェスト)






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