日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年7月27日木曜日

◆[MOM4363]鹿島ユースFW徳田誉(2年)_U-17代表・森山監督に猛アピール!! 怪我から復活を遂げた注目FWが土壇場で決勝弾(ゲキサカ)



鹿島ユース


[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.26 クラブユース選手権(U-18)GL第3節 京都U-18 0-1 鹿島ユース 伊勢崎市華蔵寺公園陸上競技場]

 代表のエースは俺だ――。怪我に泣いた注目FWが結果を残し、視察に訪れたU-17日本代表の森山佳郎監督に完全復活をアピールした。

 鹿島アントラーズユースFW徳田誉(2年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース)にとって、今季の前半戦は試練の時だった。

 フィジカルの強さと抜群の得点感覚を評価され、1年次から活躍してきたストライカーはさらなる飛躍を目指して新シーズンを迎えた。しかし、4月下旬のU-17日本代表候補合宿で負傷し、代表活動から離脱。森山監督が率いるチームでエースと目されていたが、6月中旬に控えていたAFC U17アジアカップ(U-17ワールドカップ最終予選)を棒に振り、メンバーから外れた時は涙を流した。

 6月下旬に戦列に戻ったものの、コンディションが整わない。「フィジカル的な問題で動けていなくて、ゴールに絡んでいけないシーンが多かった」(徳田)。自身が離脱している間に他の選手が台頭したことも重なり、クラブではベンチスタートが定位置になっていた。

 迎えた今大会もスタメンから外れ、期する想いがあった。岡山(1-2)との初戦は無得点に終わったものの、2戦目のいわき戦(5-0)は2ゴールを挙げるなど、確実に状態は上向いている。だからこそ、予選突破が懸かる京都とのグループリーグ最終戦は完全復活を印象付けるためにもチームを勝利に導くゴールを欲していた。

「出場時間が長くなく、こういう試合で自分が決めないといけない」

 徳田の出番は0-0で迎えた後半9分。同組の岡山が大量リードしており、鹿島は勝利しなければ上には進めない状況での起用だった。

 ピッチに入ると、精力的に動いてチャンスに絡む。前半は決定機を作れなかったチームの流れを変え、前線で起点になりながら、ゴール前で強さを発揮した。

 後半11分と13分にシュートを放つと、15分には右サイドのクロスからこぼれ球に反応。ヘディングシュートは惜しくも枠を捉えられなかったが、ゴール前で相手の脅威になった。

 その後も積極的にゴールを狙うと、最後の最後に見せ場が訪れる。7分と表示されたアディショナルタイムだ。後半35+1分、右サイドから右SB池田健将(2年)がロングスローを入れると、クリアボールを繋いで徳田の下へボールが巡ってくる。対空時間の長いジャンプで相手に競り勝つと、得意のヘディングでネットを揺らした。

「今日は結構チャンスがあったし、コンディションも良かった。決めるチャンスはあると思っていたので、最後は(クリアされて)ゴール前でもらえなかったとしてもいくしかないと思っていた」

 土壇場でチームをノックアウトステージ進出に導く決勝弾。自身が怪我を負っている間に、U-17代表のライバルであるFW道脇豊(2年/熊本)は天皇杯3回戦で鳥栖から2ゴールを挙げ、U17アジアカップでも結果を残している。FW名和田我空(2年/神村学園)もU17アジアカップで得点王とMVPに輝いており、決勝で決めた直接FK弾は記憶に新しい。だからこそ、大一番での活躍を目論んでいた。

「自分が結果を残さないと生き残れない。ライバルたちがいるし、自分の価値はこういう試合で示すしかない」

 復活の狼煙を挙げるには十分すぎる活躍だったが、本人に慢心はない。試合後、出場時間が短かったため、居残りでシュート練習に励む徳田の姿があった。小笠原満男テクニカルアドバイザーとともにシュートを打ち込み、さらなる進化を求めて足を振り続けた。

「サッカーが大好き」と柳澤敦監督が評する徳田の戦いはまだ始まったばかり。11月に開幕するU-17ワールドカップで活躍するために、今夏の全国大会は負けられない。代表復帰に向けて、ゴールをさらに積み重ねていく。

(取材・文 松尾祐希)





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◆【鹿島】J2甲府から加入のDF須貝英大が合流「強い覚悟を持って来た」常勝軍団の一員へ(ニッカン)



須貝英大


鹿島アントラーズにJ2ヴァンフォーレ甲府から移籍加入したDF須貝英大(24)が26日、チームに合流し取材に応じた。

甲府では主将を務め、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を控えた中で移籍を決断。須貝は「鹿島のスタイル、鹿島が目指すものが自分のプレースタイルにマッチしていて、日本でも高いレベルにある。より厳しいところに身を置くことで、自分の成長につながると強い覚悟を持って決めました」と話した。

天皇杯で2度、鹿島と対戦し、昨年は優勝。今年は鹿島をPK戦の末に下し勝ち残っている。鹿島で印象に残った選手としてFW鈴木優磨を挙げ「守備の選手なので鈴木優磨選手はすごいなと感じました。勝利に対する姿勢はすごいし、プレーでも常に相手の嫌がることをして、大事なところでゴール前にいる。すごいと感じました」と明かした。

この日は筑波大との練習試合に出場し「まだまだ。夏に加入した以上、すぐに勝利に貢献しないと。練習試合の出来は満足していないが、リーグ再開までいい準備をしていきたい」と意欲を見せた。

自身の特長を「1対1で負けないこと」と即答する。「鹿島は常勝軍団。軽い気持ちで入ってスタメンを取れるチームではない。強い覚悟を持って本気でやらないと伝統あるクラブでスタメンを取るのは簡単ではない。強い覚悟を持ってスタメンで活躍できるようにやっていきたい」と、何度も「覚悟」の言葉を口にした。





◆【鹿島】J2甲府から加入のDF須貝英大が合流「強い覚悟を持って来た」常勝軍団の一員へ(ニッカン)







◆鹿島・須貝 「自分の良さ出せた」筑波大との練習試合で猛アピール J2甲府から加入(スポニチ)






 鹿島のJ2甲府から加入したDF須貝が筑波大との練習試合で主力組の右サイドバックとして出場し、中断明けの札幌戦(8月6日、カシマ)に向けて猛アピールした。

 キャリア初のJ1クラブでの練習を終え「緊張や疲れがあった中でも一発目としては自分の良さは出せた」と手応えを口にした。

 次戦は左サイドバックのDF安西が出場停止で先発出場の可能性も十分。「チャンスをものにしたい」と意気込んだ。





◆鹿島・須貝 「自分の良さ出せた」筑波大との練習試合で猛アピール J2甲府から加入(スポニチ)





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