日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年6月23日水曜日

◆五輪代表選出の鹿島上田綺世「ほっとしている。これがゴールではない」(ニッカン)






鹿島アントラーズのFW上田綺世(22)が22日、東京オリンピック(五輪)代表の18人に選出されオンラインで取材に応じた。

選出に「ほっとしていますし、これがゴールではない。むしろスタートライン。五輪本大会開幕まで時間は長くない。その間に自分がいいパフォーマンスを出せる準備をしていく必要がある」と気を引き締めた。

背番号はアマチュア時代から現在もつけている「18」。サッカーの道に進むきっかけを与えてくれた父が、ドイツ代表FWクリンスマンにあこがれ、社会人の試合でつけていた背番号と同じだ。小学校に上がる前、上田は背番号「18」の父がハットトリックを達成する瞬間を見ていた。そこから「かっこいい」とあこがれ父の背中を追った。父から“継承”した背番号で東京五輪のピッチに立つ事が決まり「(背番号の決定に)関与していないんですが、僕としてはすごくうれしい」と笑みをこぼした。父とは選出後、電話で話し「おめでとう。ここからいい準備をして頑張っていこう」と声を掛けられたという。

中学で鹿島の下部組織でプレーするも、ユースに昇格できず高校は鹿島学園へ進学した。卒業後は法大に進んだ。東京五輪が決定した13年は、自身がプロになれるかどうか不安の日々を送り、苦しかった時期だったという。「当時は東京五輪は雲の上の話。僕に関係ないぐらいでレベルだった」。法大1年で、東京五輪世代の活動が始まると同時に招集され、結果を残してきた。「プロになって、代表にコンスタントに呼んでもらえるようになって、日本を背負って戦うというのはどういうことか、どういうパフォーマンスと引き出しが必要かを考えるようになった。五輪はキャリアアップもかかってますけど、金メダルを目指す上で得点を取るポジションにいるのは、自分がどういう事なのかを理解して、今まで積み重ねてきたことをすべて見せられたら」と力強く語った。

森保一監督ら各選手が「金メダル」と目標を掲げる。上田も金メダルへの思いは強い。「金メダルを目指している。それに向かう1人として責任をまっとうできたら」。FWは点を取ればヒーロー。逆に外せばたたかれるシビアなポジションだ。ましてや、自国開催の五輪とならば、半端ないプレッシャーがかかりそうだが、上田はひるむことはない。「FWの仕事はチームを勝たせること、勝たせるきっかけをつくること。それを全うしようというコンセプトがあるので。それによってどういう反響があるかはその次に起きる現象。僕としてはあまり気にしていない。あくまでも、チームの金メダル目標へ向かうための1人でありたい」。数多くの苦難を乗り越え、五輪の舞台に立つ上田が日本をメダルに導く。【岩田千代巳】


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◆五輪代表選出の鹿島上田綺世「ほっとしている。これがゴールではない」(ニッカン)


◆サッカーの街でカレー味わおう 鹿嶋の飲食店8店 日本代表帯同の西シェフ監修(茨城新聞)






サッカーの日本代表選手が食べているカレーを提供する「鹿嶋サポーターズメニュー」が、茨城県鹿嶋市内を中心とした飲食店で始まっている。新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店を応援しようと、市商工会青年部が企画。らーめん店や居酒屋など計8店で工夫を凝らしたカレーが味わえる。

各店のメニューを、日本代表帯同シェフを務める西芳照シェフが監修。実際に西シェフが日本代表に振る舞っているカレーのレシピを使い、各店が特別メニューを考案した。生地にカレーをはさんだ大判焼きやカレーピザなど、各店の個性が光る。企画は来年3月末まで。今後、参加店舗を増やしていく予定。

西シェフは、サッカー・J1鹿島アントラーズのジーコ・テクニカルディレクターがかつて率いた日本代表チームや、2018年にアジアチャンピオンズリーグを制覇した鹿島の帯同シェフを務めた。東日本大震災後は、復興を願って県立カシマサッカースタジアムで開催した「オープンスタジアム」に出店するなど市民になじみ深い存在だ。

同会青年部の山町浩信部長はサッカー観戦で訪れた来訪者に向け、「カレーをきっかけに、鹿嶋の雰囲気や人の良さを発見してほしい」と力を込める。

問い合わせは、同商工会サポーターズメニュー運営事務局(電)0299(82)1919。

【参加店】 魚吉食堂▽カフェれんが(サンロード鹿島)▽かしま甘太郎▽遊酒宮なか▽焼肉道場▽食いもの市場やぐら▽恵比寿らーめん▽Dining Bar BOBO




◆サッカーの街でカレー味わおう 鹿嶋の飲食店8店 日本代表帯同の西シェフ監修(茨城新聞)





◆東京五輪有観客 カシマ、安堵と不安 観戦楽しみ、再抽選心配(茨城新聞)







東京五輪・パラリンピックが観客を入れて開催することが21日、正式に決まった。茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)でサッカー競技の観戦を予定しているファンからは、「楽しみだったので良かった」と安堵(あんど)する声のほか、入場制限で再抽選になった場合は「観戦できるか心配」という声も上がった。

サッカー男子の準決勝を観戦予定の仙台市、会社員、城玲央奈さん(26)=鹿嶋市出身=は「地元での五輪を楽しみにしていた」と声を弾ませる。

城さんにとってカシマは、2002年サッカーワールドカップ(W杯)の際に選手と一緒に入場するエスコートキッズを務めたほか、家族とJ1鹿島アントラーズの試合を何度も見た「思い出のスタジアム」。両親と兄の計4人で観戦予定で、「家族でサッカーを観戦する機会がなかったので、久々でうれしい」と喜んだ。

女子3位決定戦のチケットを持つ鹿嶋市、和紙絵画作家、江尻志奈子さん(81)は、観客の受け入れを喜びつつ「自分たちが観戦できるかどうか心配」と不安も口にする。観戦数に制限があるため、購入済みのチケットが再抽選となる可能性も残る。江尻さんは「また抽選になったらどうなるのか」と困惑する。自身は観戦日までに新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませる予定。「観戦できるなら、“完全防備”でスタジアムに行きたい」と話した。

同市、県立高校2年、大川諒人さん(17)は「海外の強豪国を見たい気持ちが強かったので、良かった」と、「観客あり」の決定に胸をなで下ろした。家族5人で男子の準決勝を見る予定。再抽選で全員が行けなくなった場合は、「部活でサッカーをやっている自分と弟は行かせてもらうよう家族で話している」と、優先順位を決めているという。

ただ、大会期間中にコロナの緊急事態宣言が再発令された場合は、無観客になることも想定される。大川さんは「行けなくなったらショックが大きい」と素直な気持ちを口にした。




◆東京五輪有観客 カシマ、安堵と不安 観戦楽しみ、再抽選心配(茨城新聞)





◆公式戦3試合連続失点も守備に破綻なし。相馬アントラーズが重視すべきは「点を取る、奪いに行くこと」(サッカーダイジェスト)






細部に目を光らせつつも、より重視すべきは――


 鹿島アントラーズの直近公式戦3試合の戦績は2勝1分。6月6日のルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦の清水エスパルス戦は2-1、同16日の天皇杯2回戦のY.S.C.C.横浜戦は8-1、同20日のJ1リーグ第18節のベガルタ仙台戦は1-1という結果だ。

 負けてはいないが、3試合連続で失点を喫している。取るに足りないことかもしれないが、相馬アントラーズとしては初の事象だ。現状を指揮官はどう捉えているのか。

「そのことに考えていることは、特別にはないです。守備がすごく破綻していたとも思っていません」と応じる。もっとも、ディフェンス面の細かい部分にはこだわる。

「一つひとつのやるべきこと、それが抜けた回数が少し重なると、大きなピンチになります。1対1なら本当にその距離でいいのかとか、予測のところとか、ファーストディフェンスのリアクションとか、そういったところが影響はしてくると思っています」

 細部に目を光らせつつも、より重視すべきことがある。

「我々としては、点を取る、奪いに行くことを考えながら組み立てていきたい」

 たしかに失点は3試合続いているが、得点では、スコアレスドローだった5月19日のルヴァンカップ・グループステージ第6節の北海道コンサドーレ札幌戦を最後に、ここまで7試合連続でゴールネットを揺らしている。

 敗戦濃厚だった3日前の仙台戦では、0-1で迎えた90+7分に途中出場のファン・アラーノが起死回生の同点弾をゲットし、勝点1をもたらしている。“点を取る、奪いに行く”サッカーで、23日に行なわれる敵地での大分トリニータ戦でも勝利をもぎ取るつもりだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)


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◆公式戦3試合連続失点も守備に破綻なし。相馬アントラーズが重視すべきは「点を取る、奪いに行くこと」(サッカーダイジェスト)





◆【J1採点&寸評】鹿島1-1仙台|Jデビューの大型GKが好守連発。J・アラーノが起死回生の同点弾(サッカーダイジェスト)







鹿島――犬飼は前半、相手2トップをほぼ抑え込んだが…


[J1第18節]鹿島1-1仙台/6月20日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
仙台の6本に対して3倍以上となる21本のシュートを放ちながら、終了間際のゴールでドローに持ち込むのがやっと。相手GKを中心とした堅守に手を焼いた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
失点シーンでは味方CBとの連係の不備を露呈してしまったものの、開始早々の決定的なピンチを好セーブで防ぐなど、試合の入りが良くなかったチームを落ち着かせた。

DF
32 常本佳吾 6
相手ゴールに向かう姿勢に溢れていたからだろう。セカンドボールが目の前にこぼれてくる状況が少なくなく、前半だけで3本のシュートを記録。そのうちの1本でも決めていたら、と思わずにはいられない。

DF
39 犬飼智也 5(86分OUT)
前半は積極的な潰しが奏功し、2トップにほとんど仕事をさせなかった。失点につながるバックパスは痛恨の極み。GKとの距離感を見誤ったか。

DF
28 町田浩樹 6
ミスを恐れているのか、前半はアグレッシブさに欠ける面が垣間見られた。1点を追いかける展開となってから、プレーにメリハリが出てきて、フィードも安定した。

DF
14 永戸勝也 5.5
セットプレーでは自慢の左足がうなったものの、流れの中ではどうしたことかゴール前の味方とシンクロせず、シュートにまで至るケースがほとんどなかった。

MF
4 レオ・シルバ 5(63分OUT)
ボールロストが散見され、持ち味であるはずのボールを奪い切るプレーもあまり披露できなかった。どこか身体が重そうだった。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 5.5(86分OUT)
ボールによく絡んで、攻撃の経由地になっていた。チャンスにつながるパスを供給することもあったが、欲を言えば相手の守備ブロックをもっと右往左往させたい。


鹿島――小気味の良いプレーが影を潜めた荒木


MF
8 土居聖真 5(77分OUT)
スタートは右サイドハーフ、前半途中からトップ下に。相手DFを剥がしにかかるような挑んでいくプレーは一度くらいか。切り込み隊長の大役を果たせなかった。

MF
13 荒木遼太郎 5(63分OUT)
「どうした、荒木?」という声が聞こえてきそうな技術的なミスが目立った。良いことをやろうとしすぎるのか、肩に力が入って、本来の小気味の良いプレーが影を潜めた印象だ。

FW
9 エヴェラウド 5
得点へのガムシャラさは紛れもなく強み。だが、それがときに裏目に出てしまうことも。今季リーグ戦ノーゴールが頭にちらつくのか、難しい体勢からの強引なシュートが気になった。

FW
18 上田綺世 5.5
パンチの効いた強シュートも高い打点からのヘディングシュートもことごとく相手守護神に阻まれた。「今日は彼の日ではなかった」ということか。

途中出場
MF
27 松村優太 5.5(63分IN)
中をしっかり固める相手に対してサイドに起点を作るべく、投入された快足ドリブラー。右SBの常本とともに攻略にかかるも決定的なチャンスを作るまでには至らなかった。

MF
37 小泉 慶 6(63分IN)
L・シルバに代わってピッチに送り出され、前からの守備に奔走しつつ、中盤でのプレー強度の再生を図った。

MF
41 白崎凌兵 6(77分IN)
左サイドハーフに入って守備ブロックの切り崩しにかかった。攻撃にあれこれ変化をつけようと工夫を凝らす様子は伝わってきた。ラインぎりぎりのボールに対して食らいついていく泥臭い姿も見せた。

MF
7 ファン・アラーノ 6.5(86分IN)
後半のアディショナルタイムに起死回生の同点弾。右サイドからのインスイングのクロスに対してゴール前の選手が誰も触ることなく、そのままゴールに吸い込まれた。

DF
23 林 尚輝 ―(86分IN)
すでにルヴァンカップや天皇杯に出場していたが、Jリーグ出場はこれが初。プレー時間はわずかながらひたむきに戦った。

監督
相馬直樹 6
こう着した攻撃を改善すべく、「シンプルにプレーのテンポを上げること。守備ブロックのワキや背後を取りにいくこと」を指示。「勝点1では喜べない」としながらも「勝点0で終わらなかったこと」を評価していた。


仙台――ストイシッチはディフレクションのボールにも的確に反応


【チーム採点・寸評】
仙台 6
3ラインがほど良い距離感を保ちながら守備ブロックを形成。難敵の鹿島に付け入るスキを与えなかった。相手のミス絡みとはいえ、先制点を奪ったところまでは狙いどおり。長すぎたアディショナルタイムに泣かされた。

FW
11 赤﨑秀平 5.5(61分OUT)
後半すぐに訪れたチャンスをものにしたかった。迷わずに放ったボレーシュートはクロスバーの上を越えた。右からのパスがハーフバウンドっぽくなり、やや難しかったが、フリーだっただけに「せめて枠内」か。




◆【J1採点&寸評】鹿島1-1仙台|Jデビューの大型GKが好守連発。J・アラーノが起死回生の同点弾(サッカーダイジェスト)





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