日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年11月2日日曜日

◆巧みな先制点もドロー、磐田DF伊野波「厳しい戦いになる」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?150669-150669-fl



[11.1 J2第39節 千葉2-2磐田 フクアリ]

 巧みな動きから先制点を陥れた。前半32分のCKの場面、ジュビロ磐田DF伊野波雅彦はゴール中央の密集地帯にいるはずだった。しかし、知らぬ間にポジションを移してフリーの状況を作り出していた。

 伊野波が試合後に「マークが森本(貴幸)だったので、彼はディフェンスの選手ではないし。それに、ファーサイドが空いていると分析で感じていたので」と語っている。その言葉どおり、密集地帯から徐々に距離を置いてファーサイドへ逃げて行く。この時点で、伊野波はマーカーのFW森本貴幸を完全に振り切っており、フリーでボールを待ち構えていた。

 MF小林祐希が蹴り出したCKが予測どおりファーサイドまで抜けてくると、このボールを受けた伊野波が左足で豪快に叩き込んで先制点を奪った。「こぼれて来るかなと待っていたら流れてきたので、思い切って蹴りました」と背番号19はしてやったりの表情で語った。

 その後、試合は激しく動き2-2のドローに終わる。伊野波は課題を口にしつつも、収穫もあったと話した。「このチームは失点をすると下を向くことがあるので、それをコツコツと修正してきました。もっとメンタルを強くしないといけませんが、その一歩として今日追い付けたのは収穫だと思います」。

 残りは3試合。この日、松本がJ1自動昇格を決めたため、J1昇格のためにはプレーオフを勝ち上がらなければいけなくなった。「厳しい戦いになると思いますが、それを望んでやっている選手は多いし、何より自分たちがそういう結果にしてしまいました。残り試合でしっかり勝ち切れるようにやっていきたい」。この日の勝ち点1獲得で3位を死守。優位な立場でプレーオフを迎えるためにも、残り試合は一戦必勝で臨む。

(取材・文 折戸岳彦)

◆圧巻アシストにも淡々、内田「フンテラールの足にぶつけるのが僕の仕事」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?150645-150645-fl



[10.31 ブンデスリーガ第10節 シャルケ1-0アウクスブルク]

 ブンデスリーガは31日、第10節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはホームでアウクスブルクと対戦し、1-0で競り勝った。右SBでフル出場した内田は前半37分に先制点をアシスト。守備でも再三のピンチを防ぐなど完封勝利に大きく貢献した。

 猛然と右サイドを駆け上がった。前半37分、自陣で相手のパスをインターセプト。対峙した相手選手をかわすと、一気にスピードに乗った。ボールを大きく蹴り出しながらドリブルで独走。相手ゴールライン近くまで持ち上がり、倒れ込みながらゴール前に折り返した。ファーサイドで待ち構えていたFWクラース・ヤン・フンテラールは右足に当てるだけ。内田の3試合ぶり今季2アシスト目でシャルケが先制した。

「右サイドを走って、フンテラールの足にぶつけるのが僕の仕事」。約50mを独走しての圧巻アシストを飄々と振り返る内田。試合前日の30日にはシャルケと2018年まで契約を延長することが発表されたばかり。サポーターの前で会心のプレーを見せ、ゴール裏のスタンドに向かって拳を握りしめた。

 試合自体は苦しかった。MFユリアン・ドラクスラーの負傷交代もあり、攻撃はチグハグで、アウクスブルクに押し込まれる時間も長かった。「今日は技術じゃないなという感じだった。ハーフタイムに引き上げてくるとき、みんな『何だ、今日はキツくね?』みたいな感じだったから」と笑う。

「今日はもう技術というより、戦ったほうが勝った。終盤は戦った者勝ちだった」。その言葉どおり、体を張った守備を見せた。絶妙なポジショニングからのカバーリングでピンチを未然に防ぎ、時には逆サイドのカバーにまで戻った。ブンデスリーガ公式サイトによると、1対1の勝率は75%。「前線でも後方でも力強さを見せた」と、マン・オブ・ザ・マッチに選出されたのも当然のパフォーマンスだった。

◆ファンの“ウッシー”コールに感謝する内田「喜んでくれて良かった」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20141101/246754.html?view=more


1アシストの活躍を見せたシャルケのDF内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images


 DF内田篤人が所属するシャルケは、10月31日に行われたブンデスリーガ第10節でアウクスブルクと対戦。1-0でシャルケが勝利を収めた。フル出場の内田は37分、約60メートルのドリブル突破から、オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールの決勝点をアシストした。

 試合後、インタビューに応じた内田は「ファンのみんなが喜んでくれて良かったです」とコメント。ブンデスリーガ日本語版公式HPが伝えている。

 サポーターから盛大なコールを受けた内田は、「いつも応援してくれて、僕の足を動かしてくれるパワーになっています」と語ると、「シャルケとの契約を更新したのも、このスタジアムの雰囲気が僕を支えてくれるし、できるだけ長く一緒に戦いたいと思ったから」と改めてサポーターの存在に心からの感謝を示した。

 地元メディアも「“ウッシー”コールがスタジアムにとどろく」と見出しをつけると、「もう、“ウッシー”しかいない!」と大絶賛。契約延長にも喜びを見せている。

◆シャルケ内田 ぶっちぎり50メートル独走Vアシスト!(スポニチ)



http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/11/02/kiji/K20141102009210750.html

ブンデスリーガ第10節 シャルケ1―0アウクスブルク (11月1日)



 シャルケのDF内田が決勝ゴールをアシストした。前半37分、自陣で相手パスをインターセプトすると、右サイドを約50メートル独走してファーサイドのフンテラールに絶妙なクロスを配球。


 「あそこに流せばフンテラールならばいるだろうと思って」と振り返った。完封にも貢献し、ブンデスリーガ公式サイトのマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。日本協会から11月の日本代表への招集レターも届いており、アギーレジャパンへの初合流が楽しみになってきた。

◆【J1第31節予想スタメン 新潟vs鹿島】リーグ戦4試合勝利なしの鹿島、主力不在も敵地で新潟撃破なるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20141101/246435.html?view=more


リーグ戦5試合ぶりの勝利を狙う鹿島 [写真]=清原茂樹


■アルビレックス新潟 3連戦最終戦で鳥栖を撃破、勝利の勢いを持続できるか

 今季最後の3連戦を締めくくった前節鳥栖戦は、アウェー戦ながら2-0で快勝。チームは自信を取り戻すことに成功した。

 連戦初戦の第28節は甲府とスコアレスドロー、第29節は清水に1-2で敗戦と、J1残留に強い気持ちを見せる2チームに苦しめられた。しかし、鳥栖戦において攻めては指宿洋史、田中達也とFWが1ゴールずつをマーク。守っては屈強なストライカー豊田陽平を擁する相手の攻撃を完封と、攻守の歯車ががっちりと噛み合った。とりわけ、良い守備を良い攻撃につなげる、「新潟のセオリー」を発揮できたのは自信になる。鳥栖のロングボールに対しては競り合った後のセカンドボール奪取、ビルドアップに対しては前からボールを奪いにいくハイプレスと、守備は盤石さを増している。鹿島に対してもしっかりと守りつつ、勝機を探る。その意味で、出場停止から復帰する小林裕紀の展開力は大きなプラスだ。

 あえて不安材料を挙げるとすると、負傷したラファエル・シルバに代わって指宿と2トップを組む鈴木武蔵が若さを露呈し、空回り気味なことか。しかし、スピードを生かして背後を強襲する“一発”への期待もある。離脱していたラファエルも、トレーニングに部分合流。ベンチ入りするかが注目される。

 好内容の試合をすると一息ついてしまうのか、今季ここまで連勝は1度のみ。だが、「リーグ戦で一番良いサッカーをしている鹿島を相手に、気を抜けるはずがない」と、柳下正明監督も選手たちの闘争心を信頼している。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
松原健
舞行龍ジェームズ
大井健太郎
小泉慶
MF
山本康裕
レオ・シルバ
小林裕紀
田中亜土夢
FW
指宿洋史
鈴木武蔵


■鹿島アントラーズ リーグ戦4試合白星なし、悪い流れを断ちきれるか

 首位浦和をホームに迎えた10月26日の天王山は無念のドロー。柴崎岳が、小笠原満男が足早に取材エリアを通過していく。誰もがこの試合の重要性を理解しながら、結果を残すことができなかった。柏戦で負傷したダヴィの不在が大きな影を落とす。大味なプレーが多く、決定力不足でチームの足を引っ張ることも多かった巨漢ストライカーの存在は、味方の足並みを乱すこともあったが、相手DFに一つのミスも許さない緊張を強いていた。ダヴィがいなくなったこの2試合で奪った得点は1点だけ。カイオの目が覚めるような美しいシュートしかゴールに入っていない。

 目下4試合連続勝利から見放されており、勝利のためには得点を奪うことが先決だ。しかし、前節の浦和戦で唯一の得点を奪ったカイオは負傷交代でピッチを退いており、新潟戦の出場が危ぶまれている。加えて、左SBの山本脩斗が4度目の警告を受けて今節は出場停止。今シーズン、カイオと山本脩斗の組み合わせが最も多い左サイドの構成は、変更を余儀なくされるだろう。

 リーグ戦4試合を残して首位との勝ち点差が7というのは、2007年に経験した大逆転優勝の同8差よりも1ポイント少ない。その再現ができるかどうかも、まずは勝たなければ始まらない。3位以内に入ればACLに出場し、若い選手たちがさらに経験を積むこともできる。まずは1勝だ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
前野貴徳
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
豊川雄太
FW
赤崎秀平

◆【J1:第31節 新潟 vs 鹿島】プレビュー:ボールの奪い合いは勝点3の行方に。新潟は売り出し中の小泉慶が左SBで奮闘(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00181176.html

11月2日(日)J1 第31節 新潟 vs 鹿島(16:00KICK OFF/デンカS)
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新潟は前節、アウェイで鳥栖を下して3試合ぶりの勝利。現在11位だけに、今節はホームで勝点を伸ばして一桁台の順位でフイニッシュする足がかりにしたい。3位の鹿島は首位浦和と勝点差7。優勝のためにも絶対に勝利が必要だ。

新潟は、成長著しいルーキーの小泉慶のプレーが注目される。第27節川崎F戦から29節清水戦まで左サイドバックでスタメン。前節鳥栖戦は本職のボランチでフル出場した。これまでもサイドハーフで途中出場するなど、状況に応じて複数のポジションをこなしてきた。ボランチの小林裕紀が出場停止から復帰する今節は、左サイドバックに戻ってのスタメンが濃厚だ。

「自分は考え過ぎるとダメなので、あまり考えずにシンプルにプレーします」。どのポジションでも、そこは変わらない。ボールを持ったら、迷わずに前に運び、パスをつなぐ。1対1では決して引かずにボールを奪い合う。

もっとも、ガムシャラに勢いだけでプレーしているわけではない。「鹿島はビデオで見たプレーと同じことはしてこないと思う。臨機応変にやらないと」。相手の素早い攻守の切り替えと、流動的な攻撃を頭に置く。左サイドバックとして必要なことも押さえている。「川崎Fの小林悠さんのように、外から内に入ってくるような選手とは、こっちもうまく駆け引きしないと」。これまでの対戦経験から学んだことを、鹿島戦で生かすつもりだ。

柳下正明監督は「左サイドバックとしてもある程度やれるとは思っていた。持ち味を出しているところはある」と及第点を付ける。この試合は攻守とも1対1がカギになる。相手のマークを外せばゴールに近付き、逆にはがされると失点の可能性が高まる。特にサイドの攻防はピンチ、チャンスに直結するだけに、小泉の役割は大きい。

プロ1年目、ここまでリーグ戦22試合911分の出場と、戦力になってきた。「早かったです。あっという間でした」と言う。残りは4試合。「全部勝ちます。終わりよければすべてよし、です」。今まで以上に堂々とプレーし、勝利に貢献する。

鹿島にとっては気持ちを切り替えて臨む一戦だ。前節の浦和との死闘は1-1。前半にカイオのゴールで先制したが、後半、前線を入れ替えた浦和の攻撃に惑わさせて追い付かれた。4試合勝ち星なしで、ダヴィを故障で欠いたここ2試合は1得点と、やや失速気味の感は否めない。

ただ、もちろんチームの地力自体は高いものがある。奪ってからスムーズにボールを運び、小笠原満男、柴崎岳の状況判断からスペースを逃さずに突く。自分たちの形に持ち込んでしまえば、迷いなく攻撃してくる。新潟にとっては、隙を見せることは即失点になる。

それだけに、局面ごとの攻防、チームの意思統一が重要だ。1点が大きな意味を持つ試合になる。

以上

2014.11.01 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)

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