日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年9月25日日曜日

◆“五輪燃え尽き”脱却の興梠 撃ち合い歓迎 好調5戦ぶり先発濃厚(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/09/25/kiji/K20160925013416510.html

明治安田生命J1第2S第13節  浦和―広島 (9月25日  埼玉)


 リーグ終盤戦へ、頼りのエースが復活する。25日にホームで広島と対戦する第2ステージ(S)首位の浦和は、FW興梠の公式戦5試合ぶりの先発が濃厚となった。オーバーエージ枠で出場したリオデジャネイロ五輪後は燃え尽き症候群に似た症状で調子を落としたが、途中出場した前節17日のFC東京戦でチーム最多となる今季11点目を挙げて吹っ切れた。「ゴールを決めてコンディションが上がってきた。これだけ時間があれば良くなる」。前日練習を終えた興梠は自信を取り戻していた。 

 ラストスパートへのキーマンだ。広島を皮切りに残り5試合で戦う相手には第1Sで2分け3敗と1勝もしていない。だが、“充電”を終えたストライカーは「残留を争うチームよりやりやすい。攻撃的な試合になれば自分たちの良さが出る」と打ち合いを歓迎した。広島に勝てば条件次第では年間3位以内が確定してチャンピオンシップ(CS)出場が決まるものの、「目標はそこじゃない」とあくまで前を見据える。ステージ優勝、そしてリーグ制覇へ。V字回復を遂げた興梠が、突破口となる。

◆本職でブレイクの大迫にケルン指揮官も大喜び 契約延長の可能性も?(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160924/496701.html?cx_cat=page2



 高い期待を受けながらも、ここまでなかなか期待に応えられていなかったケルンFW大迫勇也。うまいプレーはみせても、なかなか得点に絡めていない点が批判ポイントとなっていたが、今シーズンはここまで3試合で1得点1アシスト(DFBポカールでは2得点)、ドイツ誌『kicker』の採点平均では2.67と好成績をマークしているところだ。同誌日本語版が24日に伝えた。

 確かにこれまでの道のりは、決して容易なものではなかった。「ユウヤのことは、特別な話題となっていた」と、ペーター・シュテーガー監督が語るように、同選手はこれまで幾度となく批判を浴びており、その度に首脳陣は大迫を擁護。「彼は素晴らしい選手で、うちにとってベストプレーヤーの1人だ」との評価を述べてきた。

 だからこそ、マネージャーのヨルグ・シュマッケ氏にとって、今回の活躍は決して驚くようなことではない。「長い間、我々は彼が良い選手だと言い続けてきたではないか。今は良いプレーをみせて注目を集めているね」。

 さらにシュテーガー監督は、今回の活躍の理由について、「今、彼はセンターフォワードでプレーしており、そこで見出したのだろう」と分析。「これまでは別のポジションでプレーすることが多かった」と振り返るように、2014年のケルン加入以降、チームが1トップを採用するなかで、トップ下やウィングなどでなかなか自分の場所を見出せない日々が続いていた。

 しかしながら今シーズンからケルンは2トップを採用。フランス人FWアントニー・モデストと並んで、本職でプレーするようになった大迫は遂にブレイクを果たしており、シュテーガー監督も「うまくプレーできるようになって、クラブのみんなが喜んでいるよ。彼はそのクオリティでチームに貢献しているし、非常に良い感じで、あらゆるプレーをみせている。これで勢いづくといいね」と喜びをみせてる。「彼は決して諦めることがなかった。だから嬉しいんだ」

 これほどのパフォーマンスを見せれば、大迫との将来について思い描くことは当然の流れだ。「そのときが来るなら、我々は話し合いを行うよ」とシュマッケ氏はコメント。このままの活躍を見せるならば、大迫に新たな契約がケルンから打診されることになるだろう。しかし仮にこのままの活躍を続けていったとき、今シーズンまで契約を残す大迫勇也の価値がさらに上がっていく可能性についても、ケルンの首脳陣の頭にはあるかもしれない。

◆【新潟 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:考え、実践するリーダー(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00018640/



勝って、この流れを変えないといけない――。おととい行われた天皇杯3回戦・山口戦に、前野貴徳(写真)は強い気持ちで臨んだ。チームは、終盤のこの大事な時期にリーグ3連敗。年間順位を15位に下げ、後がない状況である。中2日でリーグの鹿島戦を控えていることもあり、前節の横浜FM戦から先発10人が入れ替わる中で、キャプテンマークを巻いた。新潟2年目で、初めてのことだ。

山口戦に向け、トレーニングから意気込んでいた。「みんなが何かを変えようと取り組んでいる。これがベースだし、普通のことにならないと強くならない」。弱冠、気づくのがみんな遅いと苦笑いしながらも、力を合わせて天皇杯に勝ち、鹿島戦につなごうと、あくまでもポジティブ。日々トレーニングに厳しさを求めるのは、2013年から2年間在籍した鹿島で大いに養われた感覚だろう。

J2の山口との試合は間違いなく難しくなると覚悟を決め、「どんなに泥臭く、無様な戦いになっても気持ちが大事。それがあれば、相手より一歩多く走れる。何回ミスしても、ボールを取られても、切り替えのところで気持ちを出せれば良い」と、経験の少ない若手を含むチームを引っ張った。

プロ2年目。故郷のJクラブ、愛媛FCでキャプテンを任された当時を振り返り、「キャプテンマークを巻いていただけですよ」と笑う。今シーズンは体調不良で自身、なかなか思うように試合に出ることができない。それでもピッチ上で熱く戦う姿は、天性のリーダーシップを感じさせる。古巣との対戦は、ターンオーバーが予想されるが、そのときの立場でチームに貢献するベストを選択し、実践するはずだ。

文:大中祐二(新潟担当)


明治安田生命J1リーグ 2nd 第13節
9月25日(日)16:30KO デンカS
アルビレックス新潟 vs 鹿島アントラーズ

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