http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140916/232917.html?view=more鹿島アントラーズのMF柴崎岳(左)と横浜FCのMF松下年宏(右)[写真]=Getty Images
Jリーグは16日、8月の「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」受賞選手を発表した。
8月の月間MVPは、J1は鹿島アントラーズのMF柴崎岳、J2は横浜FCのMF松下年宏に決定した。
柴崎は、8月に開催された全5試合にフル出場し、2得点を上げるなどチームの無敗に貢献。パスの出し手として攻撃の起点になるだけでなく、すばやい切り替えで速攻性を生み出すなど、質の高いプレーが光る柴崎は、第19節の名古屋グランパス戦では攻め上がったDF西大伍に素早くサイドチェンジのパスを出し、土壇場での逆転弾を生み出したほか、第20節のヴァンフォーレ甲府戦では試合開始早々に豪快なミドルシュートを決めた。「好調を維持する鹿島アントラーズの成績は、柴崎選手のパフォーマンスが直結していることがうかがえる」と総評されている。
今季、横浜FCに完全移籍した松下は、8月に開催された全5試合に出場し、自身も2得点を上げるなど、チームのゲームメーカーとして3勝2分の好成績をもたらした。持ち前の運動量を活かし攻守において活躍を見せ、月間のゴール数はリーグ8位タイの2点、アシスト数も1位タイの2点と月間で4得点に絡んでいる。チームも19位から9位と躍進しており、12試合連続負けなし(8月終了時点)。「ボランチでコンビを組む松下裕樹とともに”ダブル松下”が絶妙のバランスでチームの好調を支えている」との評価を得た。
同賞は、各月のリーグ戦(J1、J2)において最も活躍した選手が表彰されるもので、サッカー専門メディアとJリーグからなる選考委員会によって選考。受賞した選手には、J1が30万円、J2が20万円の賞金が贈られる。発表は当該月の翌月に行われる。