日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年9月5日火曜日

◆知念慶『幻の1ミリ弾』、ポストが死角でVARも正確に確認できず。誤審か!?新たな課題に。J1リーグ湘南2-2鹿島(サカノワ)



知念慶


カメラが捉えている白い線は「ゴールライン」ではなく「ゴールポスト」。


[J1 26節] 湘南 2–2 鹿島/2023年9月2日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ26節、鹿島アントラーズは佐野海舟の一撃とアルトゥール・カイキのPK弾で、湘南ベルマーレと2-2で引き分けた。出場停止だった鈴木優磨ら主力選手を欠くなかで貴重な勝点1を獲得した。

 この試合、知念慶が放ったシュートがクロスバーを叩き地面を打った際、ゴールラインを越えて「ゴール」が決まったように見えたが、ノーゴール判定となった。このシーンが鹿島のみならずサッカーファン、サポーターの間で話題となっている。

 鹿島が1-2とリードされて迎えた67分、ペナルティエリア内でディエゴ・ピトゥカのクサビのパスを受けた知念が、ポストプレーから振り向きざま、DFをかわし右足を振り抜く。渾身の強烈ショットはクロスバーと地面を叩いた。そして映像で確認するとラインを越えたように見えた。しかし主審は完全にラインを越えていないとして、ノーゴールと判定した。

 VARルームでも、このシーンはチェックされている。ただボールがラインを越えたという事実を確認できないため、主審の判断に介入しなかった(VARの運用規定により「できなかった」)。

 この試合を中継したDAZNでは、ゴールラインカメラの映像も流れた。確かにラインを完全に越えていない、ように見える。

 しかし、よく確認すると、ゴールポストが死角になって、ゴールラインが見えていないことが分かる。カメラの映像はゴールポストとラインが完全に平行にはなっておらず、ポストの後ろにラインが隠れてしまっているのだ。私たち視聴者が「ライン」と思って見ている白い線は、実は「ゴールライン」ではなく「ゴールポスト」である。

 この映像はVARルームでも使われている。そのため「完全にラインを越えている」という『事実=ファクト』は得られなかったということになる。

 しかもポストはより重要なゴール内、ラインの内側に向けて微妙に死角を作っている。知念慶は「少し納得のいかないところはありますが、決め切られなかった自分が悪かったです」と語ったが、当事者たちは“入った”という感触を得ていたことが分かる。

 この問題を改善するには、ゴールラインテクノロジーを導入するしかない。しかし、採用するとなれば、Jリーグと日本サッカー協会により、多額の費用が必要とされる。J2リーグなどでのVAR導入(VARライトなど)も検討されるなど、どのテクノロジーの導入を優先すべきなのかは議論となっていて、実現にはまだ時間がかかりそうだ(あるいは野々村芳和チェアマンの決断次第)。

 このゴールラインを越えたかどうかについては、アマチュアレベルを含め、サッカーでは常に起こってきた問題で、課題でもある。とはいえこの日も1万以上がスタジアムに集まるなか、最も息を飲むサッカーの最大の醍醐味である「ゴールか!」という瞬間が、このような形で「よく分からない」となってしまうのは誰も望んでいない現象だ。




◆知念慶『幻の1ミリ弾』、ポストが死角でVARも正確に確認できず。誤審か!?新たな課題に。J1リーグ湘南2-2鹿島(サカノワ)





◆いわきFC ホーム岡山戦 J初ゴールの下田「まずは1点取れて良かった」(いわき民報)



下田栄祐


 ■J2第33節 いわきFC1―2ファジアーノ岡山(3日、いわきグリーン)
 ▽得点【い】下田(後21)【岡】チアゴ・アウベス(後5)ステファン・ムーク(後45=PK)

 「ラッキーな形だったが、(監督の田村)雄三さんからは『打っていこう』と言わており、まずは1点取れたことは良かった」。MF下田栄祐(19)は試合後、自らのJリーグ初ゴールをこう振り返った。

 一方で「1つ目のPKは、自分が球際の部分で負けてしまって招いた。チームを壊してしまうようなプレーだった」と反省を口にする。どのような相手であっても、負けじと勝負していく必要があると強調した。

 岡山戦を通じての課題を聞かれると、「前半少しけり合いになって、常に自分の上にボールがあるような状況だった。そこでセカンドボールを拾って、もっと落ち着かせられれば良かった」と話す。残り10試合を切る中で、どんな形でも勝たないといけないと力強く示した。

 若手の有望株として、サポーターからも多くの期待を寄せられている下田。ただ田村雄三監督(40)は成長ぶりを問われると、「普通ではないか。あれくらいはやってくれると思っている。驚きはない」とあえて辛口な評価を送る。

 「もし彼が(レンタル元の)鹿島さんに戻るならば、力強さだったり、奪い切ったりする部分を高めていかないと、あこがれの小笠原さんにはなれない」と、下田が目標にする元日本代表で、鹿島アントラーズのレジェンド小笠原満男さん(44)の名前を出して、さらなる奮起を促した。

 こうした思いは、下田も自覚している。「練習中も試合中も、自分のために厳しい声をかけてくれている」と語り、今後の自分の糧としていきたいと明かした。





◆いわきFC ホーム岡山戦 J初ゴールの下田「まずは1点取れて良かった」(いわき民報)





◆「おかえり、岳さん!」柴崎岳が鹿島に合流! 同期との交流やトレーニング姿にファンも歓喜「夢みたい」「技術が高すぎる」(超WORLDサッカー!)



柴崎岳,土居聖真,昌子源


鹿島アントラーズへと復帰したMF柴崎岳がチームに合流。クラブは初日の様子を伝えた。

1日、鹿島はレガネスを退団していた柴崎の復帰を発表。2017年1月にテネリフェに移籍して以降は、ヘタフェ、デポルティボ・ラ・コルーニャ、レガネスでプレーしており、6年半ぶりの古巣復帰となった。

去就が注目され、青森山田高校時代の恩師である黒田剛監督率いるFC町田ゼルビア行きも噂された中、鹿島に戻った柴崎。4日にチームへと合流した中、よく知った選手たちと笑顔で戯れた。

現在の鹿島には、2011年の同期入団であるDF昌子源、MF土居聖真が在籍。昌子とは日本代表でもチームメイトとしてロシア・ワールドカップを戦った仲間だ。

鹿島はクラブのYouTubeチャンネルを更新。柴崎がクラブハウスを訪れ、チームに合流した姿を投稿。後輩選手たちは恐れ多いとばかりに挨拶にくる一方で、同期の昌子は照れ笑いも見せながらガッチリ握手。選手たちの前でも挨拶を行った。

トレーニングにも参加し、同期の土居と談笑しながら登場。昌子も近寄ってきて、同期3ショットが完成した。

柴崎はロンドやコンビネーションなどボールを使ったトレーニングにも参加していた。

柴崎は初日を振り返り「ピッチに立った芝の感じもそうですし、空気感、練習も半分以上やって、コンディションのベースはできているので、チーム練習を重ねてコンディションを上げられれば良いと思います」とコメント。「なるべく早くチームに貢献したいと思います」と語った。

また同期については「年下の選手が多い中で、同世代の選手がいるのは非常に心強いです。ただ、真面目な若手の選手たちも多いので、僕たちも彼らのことを良く知りたいですし、彼らにも僕のことを知ってもらって、なるべく早くチームの一員として溶け込めるようにしたいと思います」と意気込みを語った。

ファンは柴崎の帰還に歓喜。「まだ夢みてるみたい」、「1つ1つのボールタッチがうますぎる」、「別格なんだよな」、「同期が嬉しそう」、「ニヤニヤしてしまった」、「早く試合で見たい」と期待を寄せている。

鹿島は現在6位に位置。首位のヴィッセル神戸との勝ち点差は「9」と残り8試合での奇跡の逆転優勝の立役者になれるのか。柴崎の活躍に注目が集まる。






◆「おかえり、岳さん!」柴崎岳が鹿島に合流! 同期との交流やトレーニング姿にファンも歓喜「夢みたい」「技術が高すぎる」(超WORLDサッカー!)


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