日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年4月16日土曜日

◆鹿島植田、熊本に元気「僕にできることはサッカー」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1632109.html

鹿島植田、熊本に元気「僕にできることはサッカー」

 鹿島DF植田直通(21)が、地元・熊本を勇気づける活躍を誓った。

 最大震度7を観測した地震発生から一夜明けた15日、茨城・鹿嶋市内で練習後、取材に応じ「今、熊本は元気がないと思う。僕にできることはサッカーしかないと思う。熊本を元気にできるようなプレーをやっていきたい」と話した。

 植田は熊本・宇土市出身。親族や知人は全員無事だったものの、「(地震で)亡くなっている方もいて、すごい僕自身もつらい」。実家は震源地から自動車で約1時間の場所にあるという。「家はあまり被害はなかったです」と言うが、沿岸部にあったため、家族は避難していたという。

 前日14日には、リオデジャネイロ五輪の組み合わせ抽選も行われていた。だが、その時も何度も大きな余震も続いていた。「(抽選は)全く忘れてました。今日(15日)になって気が付きました。あまり頭に入ってこない」と話した。

◆【湘南 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:永木亮太の凱旋に思う(J's GOAL)




http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00010016/

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!


昨季終了後、1年を振り返り、永木亮太が語ったことが記憶に残っている。年間8位でフィニッシュし、自身が目標としていたひとケタ順位をクリアしたシーズンにあって、どの試合が節目だったかという話のくだりだ。
「案外みんなは言わないと思うんですけど、自分のなかでは第1ステージ第2節の鹿島戦はひとつ挙げられると思います。俊(菊地俊介)や三竿など若手の選手にとってはJ1での初勝利だったし、自分にとっても序盤に勝てたことはすごく大きかったかなと思いますね」

その鹿島に永木は移籍し、永木が背負っていた6番は今季、三竿雄斗が受け継いだ。三竿はあるときこんなふうに口にしている。
「うれしいですけど、亮太くんのあとで責任のある番号だし、すごく大きいですよね」

三竿と同い年で、永木と同じボランチをおもに務める石川俊輝は、「チームが勝つことを第一に考えていますし、亮太くんだからという特別な意識を持つ必要はないと思うけど、でもやっぱり負けたくない選手」と、静かな闘志を滲ませた。

そして川崎Fのジュニアユース時代からの盟友で、現在キャプテンを務める高山薫は言う。
「なんかフシギですよね。でも亮太とは昔からの付き合いですけど、意外と意識してないです。自分も移籍を経験し、違うチームで戦える、サッカーをやっていればそういうことがあるんだと分かったから。もちろん、あいつには絶対負けたくないですけど」

思えば、先日怪我で離脱した菊地も開幕前、「亮太くんとはマッチアップする可能性があるので楽しみですね」と語っていた。たとえばそんなふうに、それぞれが想いを傾ける今節の対戦に、あのとき永木が口にした言葉をいまいちど思う。のちに振り返ったとき、あの試合が大きかったと、互いに言えるような前向きな戦いに期待したい。

文:隈元大吾(湘南担当)


明治安田生命J1リーグ 1st 第7節
4月16日(土)16:00KO BMWス
湘南ベルマーレ vs 鹿島アントラーズ

◆【J1 1stステージ第7節 湘南 vs 鹿島 プレビュー】 好調・鹿島を倒して今季未勝利の泥沼から抜け出したい湘南。永木移籍後初の古巣対決にも注目(JSPORTS)


http://www.jsports.co.jp/press/article/N2016041414085502.html

2015年は曺貴裁(チョウ・キジェ)監督体制最高のJ1年間8位という躍進を見せた湘南ベルマーレ。しかし今季を迎えるに当たり、キャプテンの永木亮太が鹿島アントラーズ、U-23日本代表キャプテン・遠藤航が浦和レッズへそれぞれ移籍。GK秋元陽太がFC東京、翔太アカデミー出身の古林将太も名古屋グランパスへ移籍するなど、主力級が相次いでチームを去った。それだけに今季の動向が懸念されていたが、曺監督の卓越したチームマネージメント力で何とか乗り切ってくれるという期待はあった。

実際、2月27日の今季J1開幕・アルビレックス新潟戦から内容的には悪くなかった。3月5日の第2節・川崎フロンターレ戦で4-4、12日の第3節・サンフレッチェ広島戦で2-2という壮絶な打ち合いを見せた時には「かつての湘南の暴れん坊」が帰ってきたと感慨深く感じたサポーターも多かっただろう。しかし浦和レッズに0-2で完敗したのを機に、攻めの迫力も低下してしまう。その後はヴィッセル神戸に1-2、ヴァンフォーレ甲府に1-3と勝ち切れない。永木が去った後の中盤の要だった菊地俊介が右ひざ前十字じん帯損傷で全治8カ月というダメージを負ったのも響いているのか、攻守両面で噛み合わない印象が強まっているのだ。

やはり気になるのは、今季6試合で15失点という数字。これはもちろんJ1ワーストで、今回の対戦相手・鹿島アントラーズの5倍に相当する数字だ。だからこそ、今回はまず守りを強化して戦う必要がある。指揮官も甲府戦からGK村山智彦に代えてオーストラリア出身のタンドウ・ベラピを抜擢し、最終ラインにアンドレ・バイアを入れてテコ入れを図っているが、今回もその流れを持続する可能性が高い。

とにかく、湘南の武器はリーグ1の走力と運動量。前線からしっかりとプレスをかけ、コンパクトに保ちながらボールを奪う連動した守備と、素早い切り替えからのアタックを出さなければ、好調・鹿島に付け入るスキは見い出しにくい。高山薫、菊池大介、パウリーニョといった点の取れる選手はいるだけに、彼らに決定機を数多くもたらせるような試合運びが求められてくる。

しかしながら、鹿島の方も前節・サンフレッチェ広島戦での4-1の大勝で勢いに乗っている。今季はシーズン開幕前から得点力不足が懸念されていたが、ポルトガルリーグ2部・ポルチィモネンセへ復帰していた金崎夢生の完全移籍が決定。石井正忠監督の胸をなでおろしたことだろう。その金崎が開幕から攻撃陣を引っ張り、鹿島はガンバ大阪、サガン鳥栖に連勝。3月12日の第3節・ベガルタ仙台戦は0-1で不覚を取ったが、続く19日の第4節はFC東京に2-0で勝利し、金崎も2点を叩き出す活躍を見せた。

4月に入ってからは彼へのマークが一段と厳しくなり、川崎には勝ち切れなかったが、前節・広島戦では途中出場のカイオが大爆発。川崎戦でブレーキになってしまった土居聖真も先制点を奪い、今季からエースナンバー10を背負う柴崎岳もプロ2点目となるヘディングシュートを決めるなど、アタッカー陣が分厚い攻めを見せてくれた。もともとGK曽ヶ端準と昌子源、植田直通の両センターバックが中央を固める守りはリーグ1手堅いと定評があるだけに、鹿島の場合は点さえ取れれば確実にタイトル争いできるだけのポテンシャルがある。その底力を広島戦では遺憾なく見せつけた格好だ。

となると、湘南戦でも同じような攻撃陣の爆発が期待されるところ。金崎、土居、遠藤康、カイオという顔ぶれが前線に陣取る可能性は高く、彼らが連動した攻めを見せれば、得点チャンスは数多く作れるはずだ。遠藤、柴崎らの精度の高いキックからのセットプレーも重要な得点源で、特に植田の高さと強さは一段と脅威を増している。湘南はGK含めて守備陣の組み合わせが入れ替わっていて、連携面に不安があるため、そこは鹿島にとっての大きな狙い目。そういうスキを突くのが常勝軍団は非常に長けている。そして今回は小笠原満男が出場停止ということで、昨季まで湘南のキャプテンだった永木が先発出場すると見られる。彼の移籍後初の古巣対決も興味深い。こういった選手層の厚さを含めて、今回はやはり鹿島に分があると言わざるを得ないだろう。

湘南としてはホーム・BMWスタジアム平塚のサポーターの力を借りながら、相手の勢いを封じることが肝要だ。先に失点したらかなり苦しくなる。鹿島を焦らすような展開に持ち込めれば、勝機が見えてくる。J SPORTSではこの試合を生中継で放送する。いち早く今季初勝利を挙げ、泥沼から抜け出すことを最優先に、曺監督には頭脳的采配を期待したい。

◆【予想スタメン】小笠原が欠場の鹿島、湘南を“知り尽くす”永木が移籍後初先発か(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160415/431260.html



■湘南ベルマーレ 鹿島戦の通算成績は黒星先行も、昨季は2戦2勝

 前節のヴァンフォーレ甲府戦、湘南は立ち上がりにセットプレーから先制を許し、早々にビハインドを負った。その後粘り強く戦い、後半に追いついてさらに攻勢に出たがゴールには届かず、逆にアディショナルタイムに2失点を喫し、1-3で敗れた。開幕から6戦勝ちなし、複数失点も続き、リーグ戦は3連敗となった。

 厳しい結果となったことは否めない。ただ、結果の奥に見るべき内容があることもまた事実だ。人数をかけた甲府の堅いブロックに対して果敢に攻め入り、ペナルティーエリアに入った回数も、作ったチャンスの数も少なくない。セットプレーの失点やシュートを決め切る部分など、勝利に近づくために必要なディテールと向き合い、チームとして向上している側面にも目を向けながらトレーニングに励んできた今週である。

 今節でホームに迎える鹿島との対戦成績は、7勝1分15敗と相手にリードを許す。昨季は湘南が2戦2勝を収めているものの、内容は鹿島が上回った。強敵であることは言うまでもない。

 対して湘南は、ベンチ入りを含め、ここまでほとんどのメンバーが公式戦に携わっている。加入間もない長谷川アーリアジャスールを含め、全体のコンディションは変わらず高められており、今節も誰が起用されるか興味深いところだ。互いの切磋琢磨が成長を促し、チームとして大切にすべきを皆で共有している。昨季まで湘南に在籍した永木亮太との再会も楽しみな中、最後の一歩まで粘り強く自分たちのスタイルを発揮したい。(隈元大吾)

■湘南予想スタメン
3-6-1
GK
村山智彦
DF
岡本拓也
アンドレ・バイア
三竿雄斗
MF
藤田征也
石川俊輝
長谷川アーリアジャスール
菊池大介
大槻周平
高山薫
FW
キリノ

■鹿島アントラーズ 前節は昨季王者を撃破、連勝を伸ばして首位浮上なるか

 昨季王者のサンフレッチェ広島に4-1で完勝し、勢いに乗る鹿島は、アウェーの湘南戦に挑む。広島戦で今季初ゴールを挙げ、FW起用に応えた土居聖真が引き続き、先発する見通し。土居は「1点で終わりじゃなく、2、3点とチームとしても、個人でも狙っていきたい」と意気込む。

 また、出場停止の小笠原満男に代わり、永木亮太が先発する見込み。奇しくも、6年を過ごした古巣の湘南を相手に、移籍後リーグ戦初先発となる。湘南サポーターからのブーイングも想定されるが、「(ブーイングでも、歓迎されても)両方に対して気持ちの準備はできている」とし、「成長した姿を見せたい」とモチベーションを高く、Shonan BMWスタジアム平塚に乗り込む。湘南の長所、短所を把握済みで、立ち上がりの主導権争いを勝負の分かれ目として挙げた。チームの心臓、小笠原主将が出場停止だが、決してマイナスな面ばかりではなく、永木が新たな姿をチームにもたらす可能性は十分にある。

 さらに、かかとのけがで別メニュー調整を続けていた実力者、ファン・ソッコが13日から練習に合流。堅守を支える昌子源、植田直通への刺激になることは間違いない。勝てば首位浮上の可能性がある湘南戦。昨季連敗を喫している相手だけに、鹿島は序盤から高い集中力で臨む考えだ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
昌子源
植田直通
山本脩斗
MF
遠藤康
永木亮太
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真

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