◆国際親善試合 U24日本代表6―0U24ガーナ代表(5日・ベスト電器スタジアム)
FW上田綺世がU―24ガーナ戦で1得点1アシストをマークし、1トップのレギュラーに名乗りを上げた。前半32分、素早い切り替えから前線でボールを収め、MF久保のゴールをアシスト。後半11分にはDF中山のクロスを頭で合わせて、チームの4点目を奪い「どちらかと言えばほっとしたというか、取れたなという実感の方がありました」と振り返った。
試合序盤こそ、これまで一緒にプレーした時間が短い2列目とコンビネーションにずれもあったが、時間が経つにつれてアジャスト。堂安、久保らアタッカー陣に力を発揮させるため「僕はなるべくDFラインをひきつけながら、スペースを空けるのが仕事でもある。彼らをなるべくフリーにして、前を向かせて、彼らの武器を生かすことが、自分の武器を生かすことにつながる」。1トップとして、DFラインとの駆け引きもこなし、動き出しなど自身の得意なプレーが生きる方法も探った。
またA代表で不動の1トップを務めるFW大迫勇也について「参考にしているというか、日本のトップクラスのFWだと思うので、僕もいずれは大迫君みたいな存在になりたいと思っています」と語った上田。「この間A代表とやったときも、大迫君のプレーはじっと見ていた。そこから盗めるもの、FWのメンタリティも含めて」と、出場がなかった3日のA代表戦からも学びを得たストライカーが、五輪メンバー入りへアピールした。
◆U24日本代表FW上田綺世、1トップで1G1A「いずれは大迫君みたいな存在に」(報知)