◆明治安田J1リーグ▽第1節 名古屋0―3鹿島(23日・豊田スタジアム)
鹿島は3―0で名古屋に快勝した。MF仲間隼斗が2ゴール、FWチャブリッチが1ゴール1アシストをマークした。
採点と寸評は以下の通り。
ポポヴィッチ監督【6・5】初陣を白星で飾る。よくない時間帯に失点せず、いい時間帯に得点を重ねた。セットプレー時のトリックプレー導入も◎
GK早川友基【6・0】相手の決定機はほとんどなく、背番号1っぷりの発揮は次戦以降に持ち越し
DF濃野公人【6・0】遜色なくプレー。ただSBに交代枠は使いたくない。監督は安西を交代させようなんて1ミリも思わなかっただろう。その域に達して、はじめてレギュラー
DF植田直通【7・0】主にユンカーを担当。技術をパワーで封じた。ド根性ヘッドでアシストもマーク
DF関川郁万【6・0】主にパトリックを担当。パワーを技術で封じた。が、特に前半は攻撃面でのパフォーマンスが今ひとつ。一方でミスを引きずらず後半に持ち直した点は進化ポイントとして評価したい
DF安西幸輝【6・5】ピンポイントクロスをチャブリッチのおでこにお届け。今日も元気に上下動
MF佐野海舟【6・5】ピトゥカがいなくなったことで、1つリミッターが外れた印象。攻守に馬力を発揮
MF知念慶【6・5】本職FWがボランチをやると守備が怪しくなりそうなものだが、何の違和感なし。前世はボランチか
MF樋口雄太【6・5】右、トップ下、ボランチの3ポジションをこなす。監督にとって、どんな展開でもピッチに置いておきたい存在なのだろう
MF仲間隼斗【8・0】1点目は信じて走った。2点目は即時奪回で演出。3点目は信じて待った。全3得点に絡むタマシイレボリューションでMOM
MF土居聖真【6・0】前半はロングボールが多くなったこともあり、動きは全く悪くなかったが持ち味は出せず
FWチャブリッチ【7・0】本物感漂う1ゴール1アシスト。守備時に「もう動けません」って走り方をしてますが、あれはウソですね(直後の攻撃で激走してるので)。取材エリアで電話中のふりをして報道陣をスルーしようとしてましたが、あれもウソですね(呼び止められてニヤっとしてたので)
MF藤井智也【6・5】後半開始時IN。違いを作れる選手が45分違いを作ったら、そりゃあゴールも生まれる
FW鈴木優磨【6・0】後半24分IN。ピッチに立ったことが全て。慣らし運転、完了
DF須貝英大【5・5】後半24分IN。途中交代で入ったDFは、一度でも抜かれてはいけない
MFパレジ【―】後半40分IN。左サイドでプレー。出場時間短く採点なし
MF名古新太郎【―】後半43分IN。トップ下でプレー。出場時間短く採点なし
荒木友輔主審【7・0】貫禄のレフェリング。存在感がなさすぎて、最後までピッチにいたのか疑わしいレベル
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)
◆【採点&寸評】鹿島、3発快勝で白星スタート チャブリッチに漂う本物感、ボランチ知念も存在感(報知)