日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年4月14日木曜日

◆FW上田綺世がPK獲得&“裏抜け”弾! 首位C大阪破った鹿島がルヴァン杯GL突破へ前進(ゲキサカ)






[4.13 ルヴァン杯第4節 C大阪1-3鹿島 ヨドコウ]

 ルヴァン杯は13日、グループリーグ第4節を各地で行い、A組の鹿島アントラーズがセレッソ大阪を3-1で破った。FW上田綺世が今大会2ゴール目を含む2点に絡む活躍を見せ、2勝1分1敗の勝ち点7でグループリーグ突破に大きく前進。対するC大阪は開幕3連勝中だったが、これで今大会初黒星となった。

 ホームのC大阪はリーグ戦で出場機会の少ない11人が先発。17歳のFW北野颯太、18歳のMF岡澤昂星も出番を掴んだ。対する鹿島はJ1リーグ戦でも主力のMF三竿健斗、上田が先発。レネ・ヴァイラー新監督のもとで序列が下がっているMF荒木遼太郎も出場機会を与えられた。

 試合は立ち上がりから中盤でのせめぎ合いが続く拮抗した展開。両チームともにサイドからの攻撃を試みるも、なかなか決定機をつくることができない。鹿島は前半23分、右サイドをMF松村優太が突破し、クロスボールにMF土居聖真が反応。これは相手にブロックされ、跳ね返りを拾ったMF広瀬陸斗のクロスから上田が右足で狙ったが、右に外れた。

 それでも前半30分、鹿島が試合を動かした。右サイドからのスローインを広瀬が入れ、この日はJ1リーグ戦とは異なりアンカーに入っていた三竿がワンタッチでロングパスを配球。これに抜け出した上田が緩急をつけたドリブルでペナルティエリアに侵入し、DF進藤亮佑に倒された。主審は鹿島のPKを宣告。これをMFアルトゥール・カイキが落ち着いて決めた。

 そのまま後半に入ったが、次にスコアを動かしたのも鹿島だった。中盤でのデュエルでA・カイキが岡澤に競り勝ち、スルーパスを送ると、左に流れながらスプリントした上田がタイミングで反応。最後はGK清水圭介との駆け引きを制し、左足でニアサイド際に流し込んだ。J1リーグ戦で8戦5発の上田はルヴァン杯でも3試合2得点。まさにエースとしての働きを見せている。

 ところがC大阪もMF清武弘嗣とMF奥埜博亮の投入でペースを取り戻すし、後半29分に美しい崩しから1点を返した。清武の横パスを受けた奥埜が縦パスでスイッチを入れ、これをMF鈴木徳真が縦につけると、FW上門知樹がペナルティエリア右を突破。ヒールで出したパスに北野が反応し、左足シュートでファーポスト脇を撃ち抜いた。高校3年世代の北野はこれがルヴァン杯2ゴール目となった。

 なおも攻め続けるC大阪。両サイドで高い位置を取れるようになり、クロスを中心に鹿島守備陣を攻め立てた。それでも後半42分、鹿島は右からのCKをMF樋口雄太がゴール前に送り込むと、DFブエノがヘディングシュートを決めて追加点。そのまま試合はタイムアップを迎え、上位対決を制した鹿島がグループリーグ突破に向けて大きく前進した。




◆FW上田綺世がPK獲得&“裏抜け”弾! 首位C大阪破った鹿島がルヴァン杯GL突破へ前進(ゲキサカ)





◆鹿島・上田弾でC大阪を一蹴 絡んだ2得点!23歳若きエースの風格/ルヴァン杯(サンスポ)






ルヴァン杯1次リーグ第4節(13日、ヨドコウ桜スタジアムほか)8試合が行われ、A組で鹿島が首位のC大阪に3-1で勝利。日本代表FW上田綺世(あやせ、23)が2得点に絡む活躍だった。鹿島は勝ち点7。C大阪は4連勝を逃して初黒星を喫した。C組で京都は札幌に3―2で逆転勝ちし、勝ち点7で首位。D組の湘南はFC東京に2―1で競り勝ち、勝ち点9で首位をキープした。

若きストライカーの勢いが止まらない。1-0の後半8分、鹿島の日本代表FW上田がスルーパスに抜け出す。相手GKと1対1になると冷静に左足で流し込み、追加点を奪った。

「苦しい展開が続いたけど、いい勝利になった。(得点は)出し手と目が合っていて、いい形で取れた」

前半30分にはロングボールに抜け出してドリブルでペナルティーエリアに進入。相手DFに倒されPKを獲得して、FWアルトゥールカイキの先制ゴールもおぜん立てした。2得点に絡む活躍で勝利に貢献。これでルヴァン杯は3試合2得点。リーグ戦でも8試合5得点で、エースの風格が漂ってきた。

コンスタントに結果を出し続ける23歳の姿が11月に控えるW杯カタール大会の代表争いを活発化させる。実績のあるFW大迫(神戸)が代表の生き残りに危機感を表すほど、上田の存在感は日に日に増している。「リーグ戦もカップ戦も気を落とすことなく前向きに戦っていきたい」と上田。まずはチームで結果を出し続ける。




◆鹿島・上田弾でC大阪を一蹴 絡んだ2得点!23歳若きエースの風格/ルヴァン杯(サンスポ)





◆【鹿島】首位C大阪に3発完勝、勝ち点2差に迫る「今日は勝利が必要で達成できた」バイラ―監督(ニッカン)






<YBCルヴァン杯:C大阪1-3鹿島>◇1次リーグ◇13日◇ヨドコウ

鹿島アントラーズが首位セレッソ大阪に完勝し、2位のままだが勝ち点2差に迫った。

10日のJ1横浜F・マリノス戦に敗れており、公式戦連敗を阻止。バイラー監督は「連敗とかは自分の中にまったくない。目の前のやるべきことをやる。今日は勝利が必要で達成できた」と胸を張った。後半にゴールしたFW上田は今季公式戦7点目。MFカイキの先制PKも誘発し、エースは好調を保った。




◆【鹿島】首位C大阪に3発完勝、勝ち点2差に迫る「今日は勝利が必要で達成できた」バイラ―監督(ニッカン)





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