
日刊鹿島アントラーズニュース
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2020年1月1日水曜日
◆五輪会場「カシマ」 サッカーの街 飛躍へ(茨城新聞)

W杯、震災経験 糧に
東京五輪・パラリンピックが2020年、いよいよ開催される。国内での夏季五輪開催は前回東京大会以来56年ぶり。本県でもJ1鹿島アントラーズがホームとする県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)がサッカー競技の会場の一つとなる。同スタジアムでの世界規模のサッカー大会開催は02年の日韓ワールドカップ(W杯)以来で、「サッカーの街」に再び世界の一流選手や各国のサポーターたちが集う。同スタジアムで初戦を迎える7月23日まで、1日であと204日となった。
■シンボル
東京五輪のサッカー競技のうち、カシマ開催となるのは、男子の1次リーグ4試合、準々決勝、準決勝各1試合と、女子の1次リーグ2試合、準々決勝、準決勝、3位決定戦各1試合の8日間計11試合。
出場国が出そろっておらず、対戦カードは未定。チケット販売は2次抽選まで行われている。
熱戦の舞台となる同スタジアムは、1993年に日本初の屋根付きサッカー専用スタジアムとして完成。日韓W杯を機に収容人数が1万5千人から4万人規模に改修され、国際試合対応に生まれ変わった。鹿島のホームゲームが行われるほか、昨年の茨城国体でもサッカー会場となった。
東日本大震災で被災し、復旧後は鹿島の選手とサポーター、地域住民が交流するイベント「オープンスタジアム」が毎年実施されるなど、地域の復興のシンボルとなっている。今回、サッカー会場に追加選定されたのも、大震災からの「復興五輪」を掲げる東京五輪の理念に合致したためだ。
■触れ合い
鹿嶋市や周辺地域を「サッカーの街」に育てたのが元ブラジル代表のジーコ氏(現鹿島テクニカルディレクター)を擁して誕生した鹿島アントラーズなら、それを大きく花開かせる転機となったのが日韓W杯だ。
同大会ではカシマで、強豪国のドイツやアルゼンチン、イタリアなどが予選リーグ3試合を行った。バティストゥータ(アルゼンチン)やオリバー・カーン(ドイツ)などスター選手がプレーし、会場は大きな盛り上がりを見せた。
会場外でも各国の熱狂的なサポーターで街がにぎわい、住民らとの触れ合いの輪も生まれた。祝祭ムードに包まれた3日間は今も関係者や地元住民の語り草となっている。
■レガシー
地元鹿嶋市は五輪開催を地域の活性化につなげる絶好の機会と捉え、機運醸成や国内外からの来場者のおもてなしなどに向けた取り組みを本格化させる。
同市の想定では、五輪開催時、市に来訪する観客や関係者は約30万人で、うち約6万人が外国人。
これらの人たちを温かく迎えようと、市民らを中心にフェースペイントや、折り紙とちぎり絵を描いたうちわの配布などに向けた準備が進む。五輪期間中には市内各所でイベントやパブリックビューイングが計画され、JR鹿島神宮駅からスタジアムまでの沿道を花で飾る案もある。
これらはいずれも日韓W杯で実施され、その後も継続されてきた取り組み。W杯の遺産として受け継がれてきた。同市は「W杯以降、市民のまちづくりなどへの参加が活発になった。今回の五輪を通じて、その機運がさらに若い世代に受け継がれてほしい」と期待する。
東京五輪はサッカーの街にさらなる進化をもたらしそうだ。(松下倫、藤崎徹)
◆本山「現役続けるかやめるか迷っている」 Jから獲得オファーも(西日本新聞)

来季J2に昇格するギラヴァンツ北九州から戦力外通告された北九州市出身の元日本代表MF本山雅志(40)が30日、Jリーグクラブから獲得の打診を受けていることを明かした。「じっくり考えたい」と体を動かしながら来年まで結論を持ち越す考えだ。
具体的なクラブ名や数は明かさなかったが「地元に帰ってきてサッカーをやれた喜びがあるので、現役を続けるかやめるか迷っている」と揺れる胸中を明かした。
2016年にJ1鹿島から北九州へ移籍。今季は故障が多かったこともあり、出場機会はなかったが、現在は完調に近いという。30日は福岡県宗像市のグローバルアリーナで行った「新春初夢サッカー大会」で、福岡県内の小学生らとの試合でプレーした。 (末継智章)
■五輪候補福田も参加「地元背負う存在に」
U-22(22歳以下)日本代表の福田(G大阪)=北九州市出身=が東京五輪出場への思いを新たにした。大会を主催するG大阪の宮原コーチらの指導を受け、今季はJ1初得点をマークするなど成長。24~28日の同代表合宿(長崎)に初招集された。東福岡高の先輩でもある宮原や本山らとプレーした福田は「いつかは地元を背負う存在になりたい。代表に入り続ける」と誓った。

◆勇退の鹿島・大岩監督 天皇杯Vへ自信「一体感は今季で一番」(スポニチ)

天皇杯決勝 鹿島―神戸 ( 2020年1月1日 国立 )
天皇杯を最後に退任する鹿島の大岩監督の、前日練習を締める円陣はいつもより長かった。「選手への感謝と、チームが一年間やってきたことを決勝でもやろう、グループの良さを最後の最後まで出そう、という話をした。一体感は今、(シーズンで)一番大きくなっている」と自信のある表情を見せた。
国立競技場での前日練習も可能だったが、普段通りの調整を大切にして午前中にクラブハウスで調整。その後チームバスで東京に移動し、国立の芝の感触などをチェックした。16年シーズンの天皇杯優勝を最後にない国内タイトル。6度目の優勝へ。FW伊藤は「勝っていかないと存続できなかったクラブ。そういうものを途切れさせちゃいけない」と常勝軍団のの覚悟をのぞかせた。
◆鹿島「前回と違う」天皇杯決勝へ練習後、新国立下見(ニッカン)

サッカー天皇杯は1日、初タイトルを目指すヴィッセル神戸と記念すべき国内20冠目を狙う鹿島アントラーズが、新設された国立競技場で決勝戦を行う。
◇ ◇ ◇
鹿島は普段通り、鹿嶋市内で前日調整した。国立競技場での練習も可能だったが、時間指定や制限時間が設けられていることなどから、親しみ慣れたクラブハウス横のピッチで最後の練習を行った。大岩監督は「カギはボランチの2人。我々はミドルゾーンで主導権を握ることができると思う。前回対戦(11月30日、1●3)とは違うゲームになるのでは」。練習後には都内へ向かい、新しい国立競技場を下見した。
◆鹿島「前回と違う」天皇杯決勝へ練習後、新国立下見(ニッカン)

◆鹿島、天皇杯決勝へ暗雲…負傷者と病人相次ぐ事態に(ニッカン)

天皇杯決勝ヴィッセル神戸戦(1月1日、国立競技場)を控える鹿島アントラーズに、負傷者と病人が相次いでいる。
試合2日前の30日、鹿嶋市内の練習場で紅白戦を実施。しかしフィールドプレーヤーが足りず、スタッフ2人が急きょ参加する事態となった。
またクラブはこの日から、感染症対策として練習後のファンサービスを取りやめた。それでも多くのサポーターがグラウンドを訪れ、冷たい雨の降る中、練習を見守った。
試合当日までメンバーが不透明な状況だが、選手らは「チームとしてやるべきことは今週しっかりと準備できた。全員で共通理解ができている」と口をそろえた。
◆鹿島、天皇杯決勝へ暗雲…負傷者と病人相次ぐ事態に(ニッカン)

◆【天皇杯決勝展望】神戸×鹿島|ビジャ、有終の美を飾るか? 常勝軍団、21冠目のタイトルか?(サッカーダイジェスト)

第99回天皇杯全日本サッカー選手権決勝
ヴィッセル神戸 - 鹿島アントラーズ
2020年1月1日(水)/14:35/国立競技場
神戸――“負けられない”を超えた良いマインドで初の元日決勝へ
【決勝までの戦績】
2回戦/4-0 ギラヴァンツ北九州
3回戦/4-0 大宮アルディージャ
4回戦/3-2 川崎フロンターレ
準々決勝/1-0 大分トリニータ
準決勝/3-1 清水エスパルス
常勝軍団・鹿島と新興勢力・神戸という構図になった天皇杯決勝。マインド(精神)的には神戸がやや有利かもしれない。
天皇杯準決勝で神戸は3-1で清水を下した。だが、清水に決定機を何度か作られ、スコア以上に苦戦を強いられた。この試合を前に数人の選手が口にしたのは「負けられない」という言葉。今季限りで現役引退を表明したビジャと那須大亮とともに決勝へ行きたいという思いが、負のマインドを呼び起こし、ミスを誘発した。
清水戦後、ミックスゾーンで多くの選手たちが見せたのは歓喜ではなく安堵の表情。酒井高徳も小川慶治朗も「まずは勝てて良かったです」と肩をなでおろしていた。「負けられない」から解放された瞬間だったと考えられる。
この視点で元日決勝を見ると、「負けられない」という負のマインドが強いのは鹿島だろう。J1第33節で鹿島は神戸に敗れてタイトルレースから脱落しており、今度こそは負けられない。無冠でシーズンを終えないために、この天皇杯は絶対に負けられない……。
一方の神戸は、決勝進出に大きく貢献したGK飯倉大樹が「元日に新しい国立でサッカーできるのは神戸と鹿島だけ。ここまで来たら楽しんで勝ちたい」と話すように、いい精神状態で臨めそうだ。準決勝を欠場したビジャも決勝戦はおそらく出場可。クラブ初タイトルへの風向きは上々と言えそうだ。
予想フォーメーションは超攻撃的な3-4-2-1。ダンクレー、大﨑玲央、フェルマーレンの3センターバックに、ウイングバックは右が古巣対決となる西大伍、左が酒井。ボランチはイニエスタと山口蛍。2シャドーの左にポドルスキ、右に古橋亨梧、そして中央がビジャ。ベンチには天皇杯4ゴールの田中順也が控えるといった具合か。
J1第33節の対戦では、ビジャとイニエスタを温存しながら鹿島から3ゴール(藤本憲明、郷家友太、小川)を奪った。さらに強力布陣で挑む今回もゴールは奪えるはず。ポイントは無駄な失点をしないこと。元凶となる負のマインドが抜けた神戸に死角はない。
文●白井邦彦(フリーライター)
鹿島――苦手気味の3バックを相手にプレスが機能するか?
【決勝までの戦績】
2回戦/3-1 北陸大
3回戦/4-0 栃木SC
4回戦/4-1 横浜F・マリノス
準々決勝/1-0 HondaFC
準決勝/3-2 V・ファーレン長崎
【担当記者の視点】
鹿島アントラーズが、無冠のままシーズンを終えるわけにはいけない。リーグ3位、ACLベスト8、ルヴァン杯ベスト4という数字は、鹿島にとってすべて「V逸」を意味する。残されたタイトルは天皇杯のみ。2017年大会以来となる優勝に向け、今季限りでの退任が決まっている大岩剛監督は「決勝戦ですので、どんな形でも勝利を手にすること。アントラーズの哲学でもある『目の前の試合に全力を尽くす』という気持ちで臨みたい」と力を込める。
ヴィッセル神戸とは11月30日のJ1リーグ33節で対戦し、1対3で敗れたばかり。この試合では俗に言う「鹿島らしさ」は微塵も感じられず、ボール支配率38%とディフェンスラインからのつなぎに苦戦。一部の主力を温存した相手に主導権を握られた。3対2で辛勝した12月21日の天皇杯準決勝・長崎戦を含め、ここ数か月は3バックの相手に連動したプレスができず、ボールの取りどころがはっきりしないままの戦いが続いてきた。神戸は3バックの布陣が予想される。大岩監督が口癖のように繰り返す「継続と改善」で共有事項を整理し、チームとして立て直しを期す。
1月のU-23アジア選手権に臨む日本代表に選出された上田綺世、相馬勇紀は前所属チームで大会に出場しているため登録外となる。120分での戦いも視野に入れなければならない状況で、その類い希な個性で流れを変えられる2人の欠場は痛い。先発の11人だけでなく、ベンチメンバー7人枠の選考・起用法も勝敗のカギを握るだろう。
11月以降の試合で気を吐き、安定したプレーを続けている選手はブエノや三竿健斗ら数えるほど。負傷や過密日程によるコンディション不良などが影響し、精彩を欠いているメンバーが多い。それでも今季の公式戦55試合目、最後の1試合は、のどから手が出るほどに渇望する「タイトル」が懸かった大一番。今季味わった悔しさを力に変え、新国立のピッチで国内クラブ最多21冠目を掴み取る。
文●岡島智哉(報知新聞社)
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