J1清水エスパルスは30日、鹿島戦(4月2日午後4時、カシマ)に向けて三保で全体練習を行った。MF白崎凌兵(28)は清水に復帰後、古巣と初対戦。今季初ゴール&10年連続得点となる「恩返し弾」で、リーグ4戦ぶりの勝利を誓った。
言葉に力がこもった。報道陣から古巣との対戦を問われた白崎は、数秒間の沈黙後に「負けたくないですね」。鹿島で18年から2年半プレーし、計51試合9得点と中盤のオールラウンダーとして活躍。カシマスタジアムで再会するかつての仲間相手に「(ゴールを)決めたい。チャンスがあれば狙います」と宣言した。
常勝軍団の強さを肌で感じてきた。特に、前線に並ぶ上田、鈴木の日本代表経験者を「日本人離れした身体能力がある」と警戒。ボランチで全試合にフル出場する攻守の要として「2人をケアできれば、勝率はグンと上がる」とうなずいた。
26日のルヴァン杯・広島戦(2〇1)では、清水在籍計7年目で初めて、主将マークを巻いた。「(鹿島は)自分を成長させてくれたクラブ。清水の一員として勝ちたい」。感謝を胸に、古巣を打ち負かす。(内田 拓希)
◆J1清水、MF白崎凌兵、古巣鹿島と初対戦 今季初ゴール&10年連続得点の「恩返し弾」狙う…2日アウェーで(報知)
『(鹿島は)自分を成長させてくれたクラブ。清水の一員として勝ちたい』
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) March 30, 2022
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