日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年7月21日火曜日

◆鈴木優磨&安西幸輝が地元にサッカーボール寄贈へ(ニッカン)






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元鹿島アントラーズのFW鈴木優磨(24=シントトロイデン)とDF安西幸輝(25=ポルティモネンセ)が20日、地元支援のキャンペーンを開始した。

選手から個人宛てのメッセージ動画が届く有料サービス「PasYou」での収益でサッカーボールを購入し、鈴木は地元銚子市の少年団に、安西は地元川口市の少年団に、それぞれ寄贈するという。

安西は「プレーすることを取り上げられた今、他の方法で何かできることはないかと、元チームメートの鈴木優磨と何度か話をしました。僕たちに共通していたのは、地元を元気づけたい、明るいニュースを届けたいということと、いつも応援してくれている方々に、少しでも前向きになってもらいたいという気持ちでした」などとコメント。

鈴木は「ベルギーでコロナが深刻化し、帰国することになりました。帰国して医療従事者の友人と話をすると、ニュースで聞く以上に深刻な状況だと知りました。また医療従事者の方々は、自分たちが感染リスクを背負いながらも奮闘している話を聞いて、何か自分にもできることはないかと考え始め、今回の企画に参加させていただくことにしました。(中略)僕が銚子市で過ごしていた時は、身近でプロの存在を感じたりすることができなかったので、僕が少しずつそういう機会をつくっていきたいなと思っています」とコメントしている。



◆鈴木優磨&安西幸輝が地元にサッカーボール寄贈へ(ニッカン)


◆【鹿島】王者撃破で継続強調。ザーゴ監督「やり続ければ結果が出ると言ってきた」(サッカーマガジン)



ザーゴ Zago


鹿島アントラーズ三連覇[本/雑誌] (単行本・ムック) / 茨城新聞社


J1の鹿島アントラーズは20日、オンラインで取材に応じた。練習後に対応したザーゴ監督は、ようやく挙げた今季初勝利の余韻に浸ることなく、一喜一憂せずに自分たちが目指すサッカーを追及する姿勢の継続が重要だと強調した。


つなぐよりも縦の意識が重要だった


 想像以上の長い時間を経て、ついに常勝軍団・鹿島が今季初勝利を挙げた。しかも、昨季のJ1チャンピオンの横浜F・マリノスから4ゴールを奪っての快勝だった。

 長いトンネルを抜けたことで、当然ながらトレーニングに臨む選手たちにも安どが広がっているようだが、「それは当たり前のこと」と、ザーゴ監督は表情を崩さない。むしろ、これまでの試合でも、「選手たちがつくり出しているものは、数字に表れていたと思う。それをやり続ければ結果は出ると言い続けてきた。結果が出たからやり方を変えるというのではなく、やり続けることだ」と、これまでと変わらぬ姿勢を選手に求めた。

 前節ではポゼッションサッカーを志向する昨季王者を相手に、あえてボール保持だけにこだわらずにロングボールも効果的に使って勝利を引き寄せた。ただし、これもコンセプトの転換ではなく、「サッカーは相手がいてこそのもの。相手を分析し、試合で相手から与えられる条件下では、つなぐよりも縦の意識が重要だった。僕からの指示で、それを選手が実践してくれた」と、自分たちが狙った形を具現化したものであると強調した。

 勝利がない時期は、得点もオウンゴールによる1得点のみと、寂しい時間が続いていた。だが、ゴールへと続く道のりは「これまでの試合でも見せてきた」とザーゴ監督は語る。

「ファイナルサードまでいかに持っていくかは、監督の仕事の一つ。そこから先のアイディアやいくつかのパターンを提示するが、あとは選手の個の能力、ひらめきによる。最後の一番大事な得点にはつながらなかったが、形もできていたし、個の能力もあった。両方を試合の中で出せるような状況にならないといけないし、どちらかに傾いてもダメだと思う」

 そのための道筋を、選手とともにトレーニングを通じて描こうとし続けてきた。

 自分たちの力とコンセプトを信じつつ、相手をよく理解しながら勝ちにいく。「今日の練習でも、湘南への対策として狙うところを準備し始めた。それをしっかりと、試合で自然と出せることができればなと思う」。指揮官の口調に、最後までブレはなかった。

取材◎杉山孝 写真◎鹿島アントラーズ



◆【鹿島】王者撃破で継続強調。ザーゴ監督「やり続ければ結果が出ると言ってきた」(サッカーマガジン)




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