日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年8月16日火曜日

◆「相手サポにも深々と頭を下げ…」桑原アナが明かす鹿島・鈴木優磨の“画面外の顔”が反響!「対戦相手として嫌だけど選手として大好き」(サッカーダイジェスト)






「プレーを終える時に必ずピッチにお辞儀する面も紹介したい」


 チームリーダーの“裏の顔”が反響を呼んでいる。

 鹿島アントラーズは8月14日、ホームで行なわれたJ1第25節アビスパ福岡戦に2-0で勝利。鋭いクロスで先制のオウンゴールを誘発したFW鈴木優磨が、中継カメラには映らないところで見せる顔を実況アナウンサーが明かした。

 この試合を配信したDAZNで実況を担当していたフリーアナウンサーの桑原学さんが、試合後の中継中に、鈴木について次のように語ったのだ。

「鈴木優磨はスタジアムに駆け付けたサポーター全員のところにしっかりとお辞儀をして。画面に映らなかったですけど、逆サイドのアビスパ福岡のサポーターのところにも深々と頭を下げました」

 そして、「鈴木は時に激しい言動やプレーがクローズアップされるが、プレーを終える時にはいつもピッチに向かってお辞儀している一面を紹介したい」と続けた。

 Jリーグの公式ツイッターは「鈴木優磨選手のピッチ外の一面。桑原学さんから見る鈴木優磨選手のピッチ外の振る舞いや行動。是非お聴きください」として、このシーンを公開。

 すると、ファンからは「ちゃんと見てくれる人は見てる」「対戦相手として嫌だけど選手として大好き」「サンキュー桑原さん」「DAZN見て、泣いたシーンです」「そう、それが鈴木優磨なんです!!」「拡散希望です」「惚れますねこれ」などの声が上がった。

 リーグ戦5戦未勝利で、監督を交代した鹿島。この試合では、先制直後の鈴木と岩政大樹新監督との熱い抱擁も注目された。1試合消化が少ない首位の横浜F・マリノスとの勝点差は5。残り9試合でどこまで迫れるか、鈴木のプレーに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部






◆「相手サポにも深々と頭を下げ…」桑原アナが明かす鹿島・鈴木優磨の“画面外の顔”が反響!「対戦相手として嫌だけど選手として大好き」(サッカーダイジェスト)





◆自信を失いかけていた鹿島DFキム・ミンテ「“お荷物”というか…」岩政新体制で蘇りクリーンシート牽引!!(ゲキサカ)






[8.14 J1第25節 鹿島2-0 福岡 カシマ]

 鹿島アントラーズDFキム・ミンテが魂のパフォーマンスを見せ、パワフルな攻撃を仕掛けてきたアビスパ福岡を相手にクリーンシート(無失点)を演じた。試合後には「自分のためもあったけど、大樹さんのため。第一歩が大事なのでスタートを切れてよかった」と述べ、岩政大樹新監督のもとで生まれ変わろうとしているチームへの手応えを語った。

 岩政監督が代行指揮を務めていたシーズン序盤こそ主力を担ったものの、レネ・ヴァイラー前監督の来日後は序列が下がる経験をしていた鹿島加入初年度のキム・ミンテ。6月26日の名古屋戦からはようやく前監督の信頼を勝ち取り、先発出場の機会を得ていたが、その間の戦績は1勝4分1敗と振るわなかった。

 キム・ミンテが出場機会を獲得し始めた時期はFW上田綺世の海外移籍と重なっており、結果が出ない責任が明確にあったわけではない。それでも大きな重圧が襲いかかっていたようだ。

「C大阪戦でもパフォーマンスは悪くないと思っていたけどオウンゴールがあったり、神戸戦でも悪くないと思っていたけど退場したり、前節もいいパフォーマンスだったけど失点に絡んだり、勝利ができていないという中、“お荷物”というか『俺が出たらなんか勝てないな』というのがあった」

 そうした中、クラブはヴァイラー前監督に代わって岩政監督が指揮を執ることを決断。これがキム・ミンテにとっても転機となった。とりわけ最終ラインからのビルドアップは大きく改善されたと捉えているという。

「自分たちがボールを持ちながら、リズムが生まれたし、前まではちょっと怖がっているポジション取りが多かったけど、しっかり受けることによって繋いでいけて、それが一つ二つあったことでみんな自信を持って、顔を出せるようになった。それからはボールを持つだけで守備をする時間が減っていくので、そこが岩政さんになってよくなった部分じゃないかと思う」

 岩政監督がコーチ時代から「大樹さんの理論が面白いなと思っていたし、それをしっかりやれば楽しくやれると思っていた」というキム・ミンテ。試合後には「大樹さんを信じてみんながプレーしたので、その結果が表れてよかった」と喜びを爆発させていた。

(取材・文 竹内達也)





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