ビッグトーナメントが12月28日にいよいよ開幕!
第101回全国高校サッカー選手権が、いよいよ12月28日に幕を開ける。
本稿では、高校サッカーダイジェストが厳選した今大会の注目タレントを紹介。将来有望な逸材たちは、一年の集大成となる檜舞台でどんなプレーを見せてくれるか。最後となる今回はDF・GK編だ。
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【高校サッカーダイジェスト厳選/選手権注目タレント】
Part.3 DF・GK編
No.31
加藤夕暉
かとう・ゆうき
GK/星稜(石川)/3年
「アイツがいるぶん、ラインも高くできる」と河合伸幸監督が信頼を寄せる安定感抜群のGKだ。足が速く、跳躍力も抜群。守備範囲の広さとハイボール処理の正確さが際立つ。サイズ不足を技やハートの強さで埋める名手。
No.32
鈴木大翔
すずき・はると
DF/尚志(福島)/3年
スピードに乗った攻撃参加は、高体連屈指。右サイドでスプリントを連発し、ラストパスや前線への斜めの配球も光る。先輩チェイス・アンリから学んだ声掛け、ピッチ外での振る舞いも実践。唯一無二の目標、日本一を実現する。
No.33
津久井佳祐
つくい・けいすけ
DF/昌平(埼玉)/3年/鹿島加入内定
CBとして特別なサイズ、スピードはないものの、「身体の付け方」や「ボールの奪い方」の独特な巧さがプロ入りを引き寄せた。クレバーで淡々とプレーするが、勝利への熱い想いは負けない。ビルドアップにも自信がある。
No.34
西坂斗和
にしざか・とわ
DF/履正社(大阪)/3年/徳島加入内定
アグレッシブな上下動と抜群の突破力、左足キック、粘り強い守備が魅力の左SB。徳島の練習参加時には外国籍選手を相手に怯まず仕掛け、クロスを上げ切るなど評価を高めた。憧れの選手はアルフォンソ・デイビス。
No.35
アッパ勇輝
あっぱ・ゆうき
DF/日大藤沢(神奈川)/3年
「GKよりもシュートセーブするのを目標にしている」と語るシュートブロッカー。嗅覚に加え、臆することなく身体を投げ出せる姿勢がその武器を際立たせている。空中戦も非常に強く、キック精度も兼備する注目株だ。
今大会を代表する俊英GKをピックアップ!
No.36
坂井悠飛
さかい・ゆうひ
DF/立正大淞南(島根)/3年
名門・淞南のディフェンスリーダー。中盤、SBを経験し、2年時からはCBでプレーする。サイズには恵まれていないが身体能力が高く、とりわけエアバトルでは相手の上方からボールを跳ね返す。カバーリングも鋭い。
No.37
藤澤芭琉
ふじさわ・はる
GK/徳島市立(徳島)/3年
今大会を代表するGKの俊英。188センチの長身を活かしたシュートセーブ、ハイボール処理は迫力がある。GKとしての引き出しを増やしながら成長。地元開催のインターハイは悔しすぎる初戦敗退、その雪辱を晴らす。
No.38
朴 勢己
ぱく・せぎ
DF/東邦(愛知)/2年
6月に就任した石渡靖之監督に指名され、2年生ゲームキャプテンとして奮闘。もともと184センチの高さと展開力を特長としていたボランチだが、現在はディフェンスラインに入ってチームの守りを引き締め、攻撃を安定させている。
No.39
髙根澤賢
たかねざわ・けん
DF/佐野日大(栃木)/3年
高さと速さを併せ持つ強力なストッパーだ。競り合いで屈することなく相手の攻撃を弾き返していく。目立たないが足下のスキルもすこぶる高い。「同じ背番号16なので」と、DF冨安健洋やDFチアゴ・シウバが目標だ。
No.40
藤井葉大
ふじい・ようた
DF/飯塚(福岡)/2年/U-16日本代表
全国未経験にも関わらず、U-16日本代表に招集され、アジアの真剣勝負を経験。対人守備と空中戦の強さに定評があり、攻撃参加は迫力がある。パンチのある左足はクロス、シュートでも効果を発揮。ブレイク候補の一人だ。
中盤やFWでの起用も可能な万能型CB
No.41
櫻井 稜
さくらい・りょう
DF/鹿島学園(茨城)/3年/U-17日本代表
ブレイクしたのが1年半前。先発起用されたばかりの右SBは公式戦で圧倒的な速さと攻撃力を披露し、年代別代表のチャンスを掴み取った。今季もU-17日本代表に選出。その武器は前めのポジションでも効力を発揮する。
No.42
多久島良紀
たくしま・よしき
DF/青森山田(青森)/3年
昨季、最強世代の主軸を担ったが、選手権は負傷欠場。今季も戦線離脱が続いたが、ついに主将はピッチへ戻ってきた。CBとして攻守両面で抜群の高さと対人の強さを発揮し、フィード力も秀逸。信頼厚きリーダーだ。
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