日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年11月7日金曜日

◆神戸新監督、オリベイラ氏一転クルピ氏(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20141106-1392448.html



 神戸の来季新監督に、昨季までC大阪を率いたブラジル人のレビークルピ監督(61)が電撃的に就任することが5日、確実になった。一時は元鹿島のオズワルド・オリベイラ氏(63)を有力候補に挙げ、合意間近になっていたが、日本時間4日までに急転決裂。ブラジルの名門アトレチコ・ミネイロを率いるクルピ監督に交渉を一本化し、この日までに短時間で基本合意にこぎつけた模様だ。

 クルピ監督は過去3度、C大阪を率い、香川(ドルトムント)や清武(ハノーバー)、乾(フランクフルト)らを育てた名将だ。再び日本で指揮を執ることを希望しているといい、今後はアトレチコ・ミネイロ側との契約を解除し、来日の準備に取りかかる。神戸には日本代表も経験した23歳のMF森岡や、20歳のDF岩波ら能力ある若手が在籍。クルピ監督の手腕で一気に才能を開花させ、クラブ史上初のタイトル獲得へと前進させる考えだ。

 二転三転して新監督が誕生する。神戸側は当初、柏を退団するネルシーニョ監督(64)を候補にしながらも交渉が難航。先月末になってオリベイラ氏に方向転換し、合意寸前になったことで、3日には安達亮監督(45)の今季限りでの退団を発表した。代理人筋は「オリベイラと交渉を進めながら(交渉が)まとまらないことも考慮して、クルピにも接触していたようだ」と明かした。チームは現在9位。来季のタイトル獲得へ、実現性は薄いものの12年まで在籍した川崎FのFW大久保にも正式オファーを出した。今後はクルピ監督と正式サイン後に、さらなる補強の準備を進める。

 ◆レビークルピ 1953年2月28日、ブラジル・パラナ州生まれ。現役時代はボタフォゴなどでDFとして活躍。引退後は指導者の道を歩み、00年にサンパウロを率いてサンパウロ州選手権優勝。02年にパルメイラス、05年にクルゼイロでブラジル杯準優勝。01年にブラジル代表監督の候補に挙がった。C大阪では97年に指揮を執り、07年5月に監督復帰。11年限りで退任しながら、翌12年8月から再就任して昨季まで率いた。今年4月からアトレチコ・ミネイロ監督。

◆【北澤豪チェック】内田、古傷問題なし(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20141106-OHT1T50228.html

 ◆欧州CL ▽1次リーグG組 スポルティング4―2シャルケ04(5日、ジョゼ・アルバラーデ競技場)

 右膝に古傷を抱える内田だが、膝を気にするような動きもなく、相手のポルトガル代表MFナニの動きに対しても問題なかった。ダッシュやターンなどアジリティー(俊敏性)系の動きはよかった。ボールへの反応、タイミングもよく、半分、抜かれそうになっても挽回したり、必要な要素はできていた。

 3点目の失点場面は、中央の選手へのマークへ早く行き過ぎたから、ファーサイドに出されたところはあるが、内田の気が利くのが早すぎた不運とも言える。ボランチが戻らず、センターバックもいなかったのは痛い。

 アギーレ監督は、サイドバックに高い位置を取らせるので、求められるプレーのハードルはシャルケよりも高くなる。経験豊富な内田流にアレンジしたプレーを見るのが楽しみだ。(スポーツ報知評論家)

◆シャルケ4失点完敗 代表復帰の内田「右膝が本調子ではない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/11/07/kiji/K20141107009239010.html

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第4節G組 シャルケ2―4スポルティング (11月5日)



 シャルケの先制点を呼び込んだ。前半17分、内田がボールを入れたマイアーが倒されると、そのFKが相手オウンゴールにつながった。

 「リーグの試合で彼らが(セットプレーで)失点しているシーンを見ていたので。狙っていこうと。(先制できて)良かった」と内田。もっともチームは相手に主導権を譲って4失点で敗れた。

 親善試合のホンジュラス戦(14日)、オーストラリア戦(18日)を戦う日本代表に選ばれ、W杯以来となる復帰を果たしたがコンディションは万全ではない。「(7月中旬に痛めた)右膝の状態が本調子ではないので日本で代表の医師と相談します」と慎重だった。

◆4失点でCL初黒星のシャルケ、独紙は内田篤人に厳しい評価(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20141106/247848.html?view=more


スポルティング戦にフル出場した内田篤人(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images


 チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節が5日に行われ、FW田中順也が所属するスポルティング・リスボンと、DF内田篤人が所属するシャルケが対戦。4-2でスポルティングが逆転勝利を収めた。田中はベンチ外、内田は右サイドバックでフル出場した。

 試合後、地元の複数メディアが各選手の採点と寸評を掲載(1が最高、6が最低)。内田については以下の通り、厳しい評価が並んだ。

 ドイツ紙『Revier Sport』の採点は「5」で「(10月31日のブンデスリーガ第10節)アウクスブルク戦では図抜けたパフォーマンスだったが、この試合の彼は、別の姿を見せてしまった」と述べ、「ジェフェルソンに逆転を許した場面(2失点目)のように、寄せが甘いことが多かった。この時の内田と(チネドゥ)オバシは、ゴールをアシストをした(カルロス)マネのエスコート役でしかなかった」と、失点シーンに言及して厳しく指摘した。

 また、同『West Deutsche Allgemeine』も「4」を与え、「前半はポジショニングも良く、良い内容だった」と一定の評価を下しつつ、「52分の逆転を許した時のパスは阻止することができたはずで、73分の3失点目では、ナニにフリーでシュートを打たせてしまった」と、記した。

◆[CL]警戒された内田の攻撃参加「僕が上がると相手ベンチが…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?151001-151001-fl



[11.5 欧州CLグループリーグ第4節 S・リスボン4-2シャルケ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、各地でグループリーグ第4節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)は敵地でスポルティング・リスボン(ポルトガル)と対戦し、2-4で敗れた。

 前半17分にFKからオウンゴールで先制したシャルケだが、同26分にFKから同点に追いつかれた。「先に点が取れたし、セットプレーは狙っていたけど、セットプレーでやられちゃうとね。でも1-1でも全然、悪くないと思っていたんだけど……」。後半7分、サイドチェンジを受けたMFナニに内田、MFチネドゥ・オバシの2人でプレッシャーをかけたところをフリーのDFジェフェルソンにつながれ、ミドルシュートを叩き込まれた。

「良いシュートだった。良い軌道で、入ると思った」。勝ち越しゴールのシーンを振り返る内田は「先に点を取っただけに、あれでガクッと来た」と率直に語った。悔やまれるのは前半36分のシーン。右サイドをオーバーラップした内田がオバシとのワンツーで中に切れ込み、FWクラース・ヤン・フンテラールに当てた落としをMFマックス・マイヤーが左足で狙った。

 しかし、シュートはクロスバーの上へ。2-1と勝ち越す絶好のチャンスだっただけに、「やっぱりアウェーではああいうチャンスを決めておかないと。いつも言っているとおりだけど」と悔やしそうに振り返った。

 内田自身、相手に警戒されていることは感じていた。「僕が上がると、相手ベンチがワーワー言っていたので。この前の試合のスカウトもしていると思うけど、上がるとナニに『付け、付け』と言っていた。少ない回数で、ゴールとかチャンスも限られてくるなと思っていた」。直前のリーグ戦で約50mのオーバーラップから決勝点をアシスト。当然、内田の攻撃参加はS・リスボンにとっても警戒ポイントだった。

 第4節を終えてシャルケは勝ち点5のまま2位をキープしているが、勝ち点4に伸ばしたS・リスボンが1差に迫った。3大会連続の決勝トーナメント進出へ、次節25日のホームでのチェルシー戦が重要な意味を持ってきそうだ。

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