日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月24日日曜日

◆興梠「俺は大丈夫」移動38時間にも最年長の余裕(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/soccer/news/1683526.html

 リオデジャネイロ五輪に出場する男子日本代表が、ブラジル北東部セルジッペ州の州都で直前合宿をスタートした。

 オーバーエージ枠で出場する最年長選手のFW興梠が、余裕の態度を示した。初の世界大会で移動に38時間かかっても「飛行機でしっかり寝られたし、俺は大丈夫っすね」。23歳以下の選手とは19日の千葉合宿から初融合し「最初は距離感が微妙だったけど良くなってきた(笑い)。ホテルにいる時間でコミュニケーションを取って、ピッチでは徐々に互いのプレーを知っていければ」と話した。

◆元日本代表・鈴木隆行氏、ブラジル時代は「地獄のような嫌な生活」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160723/jpn16072318470002-n1.html

江戸川大学で講義する元サッカー元日本代表FW鈴木隆行

 サッカー元日本代表FW鈴木隆行氏(40)が23日、江戸川大(千葉県流山市)の現代社会学科の特別講義にゲスト出演。「サッカー日本代表から読み解く社会学」と題し、学生たちに海外でプレーした経験談などを語った。

 20歳のときに鹿島からブラジルのリオデジャネイロ州3部リーグにレンタル移籍した経緯について、「高卒でプロに入団して力の差を感じた。知らない文化に触れることは勇気のいることだったが、自分を変えたいと思った」と当時の心境を明かした。

 ひざ丈まで雑草が伸び放題のピッチ。時間にルーズなチームメート。日本では感じたことのないストレスに「本当にきつくて、地獄のような嫌な生活だった。こんなところには、もう2度と来たくないと思った」。それでも、半年後に日本に戻ってきたときは「どんなに苦しくても我慢できる自信ができた」と、精神面での成長を実感したという。

 その後、2002年日韓W杯でゴールを決めるなど、スターの階段を駆け上がった。「底辺をはいつくばっていたのに、1年半で1番上になってしまった。その変化についていけず、無理に尖りすぎていろいろと衝突していた」。当時はファンにもマスコミにも、心を開こうとしなかった。

 ベルギーやセルビアでのプレーを経て米国に渡った30歳のころ、それまでプレー以外に気を配らなかった鈴木は「それではいけない」と心境が変わってきたという。チームメートに積極的に話かけると「受け入れてもらって、サッカーでもプラスが多かった。周りも助けてくれる。初めからそうしていれば、もっと結果が出たのかも」。学生たちに異文化に溶け込む大切さを説いた。

 最後に、21年に及ぶ競技者生活を振り返り「成功したのは4、5年。50回失敗して1回成功するくらいの感覚だった。うまくいかない人が世の中の大半だと思う。それでも元気を取り戻して、前に進めば必ずチャンスはくる」と若者にエールを送っていた。

◆鹿島 ホームでまさかの逆転負け…自慢の堅守崩壊5試合10失点(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/24/kiji/K20160724013022550.html

明治安田生命J1第2S第5節  鹿島1―2浦和 (7月23日  カシマ)

<鹿島・浦和>浦和に敗れガックリの鹿島イレブン

 鹿島がホームで逆転負けを喫した。第1ステージは17試合でわずか10失点と堅守で優勝したが、第2ステージは開幕から5試合で10失点となった。 

 後半15分にFW土居のゴールで先制したが、その2分後に同点に追いつかれると、同28分にGK曽ケ端がファンブルして浦和のFW李に押し込まれた。守護神は「単純な技術的なミス。流れを呼ぶプレーをできていない」と反省していた。

◆鹿島、曽ケ端のミスから決勝点献上「技術的なミス」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160723/jle16072322130010-n1.html

前半、パンチングでクリアする鹿島・GK曽ケ端=カシマ

 明治安田J1第2ステージ第5節(23日、鹿島1-2浦和、カシマ)鹿島はGK曽ケ端の中途半端なプレーが決勝点につながった。1-1の後半28分に武藤のシュートを目の前にこぼし、李に押し込まれた。36歳のベテランは「前半はうまくやれていたと思うが、僕のミスでああいう形になった。技術的なミス」と潔く認めた。

 ホームの浦和戦は2011年以降、2分け4敗と勝利がない。山本の左クロスに飛び込み、右足で先制ゴールを決めた土居は「チームを助ける得点ができなかった。もったいなかった」と笑顔はなかった。

鹿島・石井監督(逆転負けに)
「内容はよかった。前半に得点に結び付けられなかったのが痛かった」

浦和・ペトロビッチ監督(交代策が的中し)
「交代で入った李、青木、石原がいい仕事をしてくれた。逆転できたが、試合全体を通して見れば引き分けが妥当だろう」

浦和・那須(五輪代表の遠藤に代わり先発)
「誰かが代わったらチーム力が落ちるということはない。出た選手がいい結果を残すことが大事」

◆鹿島、第2S5試合で既に10失点 ホーム浦和戦で11年以降勝利なし(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160724/jle16072405010001-n1.html

後半、先制ゴールを決め金崎(左)と抱き合って喜ぶ鹿島・土居=カシマ

 明治安田J1第2ステージ第5節(23日、鹿島1-2浦和、カシマ)鹿島は、後半15分にFW土居が先制弾を決めたが、その後に浦和FW李に2点を奪われ痛恨の逆転負け。第1ステージ17試合で10失点だったチームは、第2ステージ5試合で既に10失点。ホームの浦和戦は2011年以降、2分け4敗と勝利がない。自身のファンブルから2点目を献上した36歳のGK曽ケ端は「前半はうまくやれていたと思うが、僕のミスでああいう形になった。技術的なミス」と潔く認めた。

◆浦和、李の2発で上位対決に逆転勝利…鹿島は早くも第2ステージ2敗目(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160723/471557.html?cx_cat=page1



 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第5節が23日に行われ、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦した。

 年間順位2位の鹿島が、同3位の浦和をホームに迎える大一番。ファーストステージ王者の鹿島はセカンドステージに入って2勝1分け1敗の7位とやや安定感を欠いており、優勝を争うライバルを倒して勢いに乗りたいところ。一方の浦和はセカンドステージで3勝1分け、首位の横浜F・マリノスと同勝ち点の3位と好調を維持している。

 両者からはリオデジャネイロ・オリンピックに出場する日本代表にそれぞれ2名選出されており、鹿島はGK櫛引政敏とDF植田直通が、浦和はMF遠藤航とFW興梠慎三が一時的にチームを離れる。鹿島は植田が抜けたセンターバックにDFファン・ソッコを起用。浦和は遠藤のポジションにDF那須大亮、最前線にはFWズラタンが入った。

 最初にチャンスを作ったのは鹿島。エリア内左でパスを受けた土居聖真が個人技で相手DFをかわして右足でシュートを放ったが、ここは枠の上に外れた。一方の浦和は27分、敵陣でインターセプトしたボールがエリア内右のズラタンにつながると、ズラタンは振り向きざまに右足ダイレクトでシュート。しかし枠の右に逸れてしまった。

 33分には鹿島にチャンス。パスを繋いでカウンターを仕掛けると、エリア内右で受けた遠藤康が右足で狙う。しかし枠の右を捉えたシュートはGK西川周作にキャッチされた。ピンチを凌いだ浦和は38分、ハーフウェイライン付近からドリブルで前線に持ち上がった武藤雄樹が左サイドに展開。これを受けた関根貴大がマイナス方向に折り返したボールをエリア手前中央の阿部勇樹が左足ダイレクトで狙ったが、シュートはDFにブロックされ、先制点とはならない。

 一進一退の攻防となった試合は0-0のまま前半を折り返す。

 浦和はハーフタイムにズラタンを下げて李忠成を投入。さらに57分には高木俊幸に代えて青木拓矢をピッチへ送り出した。

 試合が動いたのは69分。左サイドから攻撃を仕掛けた鹿島は、金崎夢生からパスを受けた山本脩斗が右足でクロスを供給。マークを外してゴール前に走り込んだ土居が右足アウトで合わせると、GKの手を弾いたボールがゴール右に吸い込まれた。

 しかし直後の62分、スルーパスで右サイドの裏に抜け出した柏木陽介が右足で正確なクロスを入れると、エリア内中央の李が冷静に右足ダイレクトで流し込み、浦和がすぐさま試合を振り出しに戻した。

 追い付いた浦和は68分、関根が左サイドからドリブルを仕掛け、右足でミドルシュート。GKが弾いたボールがエリア内左の李の足元へこぼれたが、李が右足で放ったシュートは大きく枠の上に外れてしまった。決定機を逃した李だが、73分に逆転ゴールを奪う。カウンターで左サイドに抜け出した武藤がエリア内左に侵入し、左足でグラウンダーのシュートを放つと、GK曽ヶ端準がキャッチミス。これを見逃さなかった李が左足で押し込み、スコアは2-1となった。

 追いかける展開となった鹿島は失点直後に中村充孝と西大伍を下げて鈴木優磨と伊東幸敏を投入。対する浦和は武藤に代えて石原直樹を送り出し、交代枠を使い切る。

 鹿島は83分、柴崎岳の縦パスを受けた遠藤が落としたボールをエリア内右の山本が右足で狙ったが、シュートはクロスバーの上に外れた。試合はこのまま終了を迎え、浦和が逆転で大一番を制した。

 次節、鹿島は30日にサガン鳥栖と、浦和は同日にヴァンフォーレ甲府と、それぞれ敵地で対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-2 浦和レッズ

【得点者】
1-0 60分 土居聖真(鹿島)
1-1 62分 李忠成(浦和)
1-2 73分 李忠成(浦和)

◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第5節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51802

明治安田J1 2nd 第5節

土居の先制ゴールも、浦和に1-2の逆転負け。
3万人を超えるサポーターの声援も虚しく、鹿島はライバル浦和に1-2と逆転負けを喫した。60分に土居が見事な先制ゴールを決めながらも、その2分後、李に同点ゴールを決められると73分には再びに李に決められ、1-2と悔しい敗北となった。



前半、前線からのプレッシャーが効き、浦和の選手たちがバタつく中、鹿島はうまく試合の主導権を握った。土居、金崎らがチャンスを作るが、最後の精度を欠き、得点にはいたらなかった。













後半に入ると、前半を無失点で乗り切った浦和が逆に主導権を握る。それまでセカンドボールが拾えていた鹿島だが、最初の15分は浦和にボールを支配された。







しかし60分、金崎の仕掛けから山本がクロス。そこに土居が飛び込み、待望の先制点を得た。





これで勢いに乗るかと思われたが、その2分後、柏木のクロスから李に決められ、あっさりと同点にされる。そして73分には武藤の強烈なミドルシュートを曽ケ端がはじいてしまったところをまたしても李に詰められ、逆転されてしまった。















その後、必死に攻める鹿島だったがゴールは遠かった。結局、アディショナルタイムの4分も攻めながらも同点にはできず、1-2で逆転負けとなった。



この敗北で年間順位ではまだ2位ではあるが、浦和に勝ち点で並ばれてしまった。一方、首位の川崎FはFC東京にしっかりと勝利し、その差をつけられた。2ndステージはこれで2勝1分2敗で10失点となかなか波に乗れない。ここからどう奮起するか。先ずは次のアウェイ鳥栖戦を見守りたい。

【この試合のトピックス】
・1stステージ最終節のホーム福岡戦に続き、今季2度目の3万人超え。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・セットプレーでは、マークを再度徹底し、こぼれ球の寄せは早く!
・前半の立ち上がりと同じく、前線からプレスをかけて、相手のプレーを限定しよう。
・後半必ずチャンスは来る。必ずゴールを決めるという強い気持ちをもって、相手ボックス内での精度を高めていこう。

浦和レッズ:ペトロヴィッチ
・慌てずにもっと落ち着いてプレーしよう。
・しっかり球際で戦い、走りきること。


[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も3万人以上という多くの方が来てくださったなか、いい試合を見せたかったが、それができずに残念だ。前半は非常にいい戦いができたと思うが、後半は守備の対応のところで少し不安定な状態が続いてしまった。それが敗因だと思う。

Q 前半は圧倒的な内容だったといってもいいと思うが、どのように評価しているか?

A 守備に関していえば、非常に良かった。前からプレッシャーにいくかたちができていた。攻撃の部分では、クロスの精度だったり、ボックス内に侵入するかたちができていたので、そこを得点に結びつけることができなかったことが痛かったところだ。しかし、内容的には良かったと思う。


浦和レッズ:ペトロヴィッチ
今日の試合は両チームにとって重要な試合だった。特に年間順位を考えたとき、アントラーズが勝てば6ポイント差に開く。追い越すためには非常に重要だった。両チームの思いがぶつかる非常に激しい試合になった。前半はアントラーズが立ち上がりから非常にアグレッシブに戦ってくるなかで、自分たちのリズムがなかなか作れなかった。ボールを持っても比較的早い段階で失ってしまう展開が続いた。主導権は握られていたが、決定的なシーンまではやらせなかった前半だった。後半もアントラーズはアグレッシブにきたが、我々も前半よりはボールが持てるようになった。先に得点されたが、リードされてから我々の攻撃の形が出せるようになった。そのなかで、同点、逆転と持っていくことができた。今日のゲームに関しては、交代で入った李、青木、石原がいい仕事をしてくれた。今日の試合は逆転して勝つことができたが、全体を通してみれば、引き分けという結果が妥当ではなかったかと思う。


選手コメント

[試合後]

【土居 聖真】
(自らのリーグ戦最多ゴール数に並んだが)1点でも多く上回れるようにしたい。ただ、個人の記録はどうでもいい。チームを助ける得点ができなかった。前半はほぼ完璧に近い内容。ただ監督も話していたが、試合は90分ある。前後半で圧倒したいのに、それをできなかったのが反省点。うしろだけの責任ではなく、前にも責任がある。ピッチにいた選手が話し合って、突き詰めていかないといけない。もったいなかった。

【曽ケ端 準】
早い時間で追いつかれて、追加点も奪われて簡単に失点してしまった。前半はうまくいっていたと思うが、後半はやられてしまった。1対1の時間を長くしたかったけど、自分のミスでああいう形になってしまった。単純な技術的ミス。2ndステージに入ってからは失点が多いし、自分自身、流れをつかむプレーができていない。ああいう単純な場面でミスをしてしまうとなおさらのこと。またしっかりがんばりたい。

【遠藤 康】
前線が決め切れないところがあるし、失点はDFだけの責任ではない。少なからず勝てた試合だったと思う。以前の、いい試合はできるけど勝てないアントラーズに戻りつつあるのかなと思う。こういう試合で勝てないと強いチームではない。もっともっとやれたのではないかと思う。

【伊東 幸敏】
監督からは右からコンビネーションで崩して、クロスを上げてほしいと言われて入った。点をとらないといけない状況。結果につなげたかった。常に準備をしている。試合に出たときは結果を出すだけ。

【中村 充孝】
前半が良かったので、そういう時に点を取ることが大事になる。後半、悪いムードになった訳ではない。後半も行こうと話していた。自分がボールへの反応が遅れていたので、90分出来るようにしないといけない。失点してからラインが下がってしまった。得点してから失点までの時間が早かったので、そういうところの厳しさを突き詰めないといけない。

★2016J1リーグ2ndステージ第5節vs浦和(カシマ)ツイートまとめ

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