日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年10月3日土曜日

◆来季J史上最速開幕か 2月第2週検討 通常より休養期間短縮(スポニチ)






 Jリーグの来季日程案が2日、関係者への取材で分かり、J1の開幕はリーグ史上最も早い2月第2週の12日や13日が検討されていることが明らかになった。新型コロナウイルスの影響で変則日程となった今季は最終節が12月19日と遅くなり、通常より休養期間が短くなる。厳しい条件を強いられ、選手の体調が心配される。

 2月21日に開幕した今季はコロナ禍で戦力、日程面の不公平が生じることから降格なし。その影響で来季のJ1は例年より2チーム増の20チーム編成で、4試合多い全38節を戦う。来年に延期された東京五輪に伴う中断もあり、過密日程緩和のために早いスタートを迫られる。

 東京五輪の中断期間は今年開催された場合より10日ほど短縮される見込み。五輪の事前合宿中にもリーグ戦は予定され、東京五輪のチームづくりにも響く可能性がある。




◆来季J史上最速開幕か 2月第2週検討 通常より休養期間短縮(スポニチ)


◇Jリーグが日程再編を発表「現実的には二手に…」 ACL出場3クラブは事実上の2チーム編成に(報知)






 Jリーグは2日、11月と12月に実施するリーグ戦日程の開催日や会場などを発表した。9月にAFC(アジアサッカー連盟)がACLの日程を再変更した事に伴い、横浜M、F東京、神戸の3クラブはACLと重複していた5試合分を前倒しで行うことが決定。ACL決勝とJ1最終節が行われる12月19日のみ両大会の日程が重なることになった。

*  *  *

 オンラインで行われたメディアブリーフィングに出席したJリーグの黒田卓志フットボール本部長は「戦い方は各クラブのやり方があるが、現実的には二手に分かれることになるかと思います」と話し、日程が重なった場合に2チーム編成での試合消化となることを示唆した。

 ACLは1次リーグから準決勝までを11月15~12月13日に開催すると発表しているが、日程の詳細や開催国は決定していない。開催国によっては帰国後に2週間の自宅待機が避けられず、J1最終節やJ1から2クラブが出場する天皇杯(準決勝12月27日、決勝1月1日)に影響が出る恐れもある。

 またルヴァン杯の準決勝に進出している横浜M、F東京はリーグ日程の前倒しにより、各大会の勝ち上がり次第では1月1日まで週に2日の過密日程を戦う可能性がある。ブリーフィングに出席したJリーグの原博実副理事は「3クラブと話したときに嬉しかったのが、リーグ戦も狙い、ACLもあるんだったらチャレンジしたいと。だから日程を変更できるならやってほしいと言われた。こんなのおかしいよと言うのは簡単だが、何とかやってきた。リーグ戦とACLの両方を目指して欲しいし、我々ができることは全力でやっていきたい」と述べた。




◇Jリーグが日程再編を発表「現実的には二手に…」 ACL出場3クラブは事実上の2チーム編成に(報知)




◆ポルティモネンセSC 安西幸輝インタビューvol.2「サッカー日本代表レギュラー奪還への挑戦」(高校サッカードットコム)






◆ポルティモネンセSC 安西幸輝インタビューvol.1「海外へ行く際に内田篤人が贈った成功論」(高校サッカードットコム)





 サッカー日本代表の長友佑都、酒井宏樹の不動の両サイドバックに下剋上を名乗り上げる一人の男がいる。2019年7月からポルトガル1部のポルティモネンセSCでプレーをする日本代表の安西幸輝選手(24歳)だ。

 育成年代を東京ヴェルディで過ごし、プロサッカー選手として東京ヴェルディ、鹿島アントラーズでプレーし、2019年3月から日本代表にも選出され続けている。

今シーズン、ヨーロッパで飛躍が期待される安西選手に、日本代表に懸ける想い、レギュラー奪還にむけた自身が感じているテーマなどを語っていただいた。

 今回は、全2回にわたるインタビューの最終話となります。

ーー日本代表についてお伺いします。初めて代表に選出されてプレースピードで刺激を受けて、海外に行くきっかけを掴んだ。海外組として代表に入っていたが、上がってきている実感、自分のポジションをどう捉えていますか?

 4試合に出られて、ユウトくんとひろき君のサブというポジション。

 ユウトくんはチャンピオンズリーグに出ているし、ひろき君は5大リーグでマルセイユという強いチームでスタメン取っているし。代表でスタメンを取るには僕自身、チームでステップアップしないと見えてこない。やれる自信はありますけど、チームでの場数が違うかなと思うしスタメンを取るにはステップアップが必要だと思います。これから見ていろって感じです。

ーー代表のベンチのメンバーのメラメラ感ってどんな感じですか?

 前線の選手は個性が強い、出たらやれるっていう自信がみんなある。代表が団結だというふうに見えるけど、みんな絶対試合出たいと思っている。国のために勝つ、大事だけど、自分が試合に出て活躍してこそ代表だと思います。自分が代表になったという感覚はあまりない。

ーー個で戦っているという印象の方が強い?

 試合になるとチームのために戦いますけど、代表でアジア予選で試合出られなかったら、試合に出て勝たないと、代表選手で頑張ったとは言えない。ただついて行っただけの3月に行った代表と、海外に行ってからの代表は違うなと思いました。

ーーどういった点が一番違いましたか?

 海外で試合にでて、点を取れたり、海外の選手と対峙しても俺はやれると思った。Jの時は海外選手と対峙するのはあまりなかった、今ならやれると思うから、試合に出たいという意欲が強くなりました。

ーー森保監督ってどんな監督ですか?

 森保さんは結構選手を信頼してくれていて、寄り添ってくれるというか。だから僕自身も、森保さんから連絡もらって個人として応援していると、コロナの中で海外でやっていることをリスペクトしていると。この人は選手に寄り添ってくれている監督だなと思いました。コミュニケーションがうまいなと思いました。

ーーチームメイトとのプレーの連携はやりやすいですか?

 合わせる期間が2日しかないので最終予選で勝ち上がることの難しさが中に入ってわかりました。ある程度、2日間でしっかり話さないといけないのでサイドの連携はものすごく大事なので、そこは僕自身まだ掴めないというか。この選手こういう選手だというのはわかるが、全部はわかりきれてないなと思いますね。

ーー要求のしあいはすごいですか?

 そうですね、もちろん要求しない人もいます。サイドバックとサイドハーフはものすごく大事なので、サイドハーフの選手には言うようにしています。「このタイミングで欲しい」とか。

ーー今年の代表活動はコロナでどうなるか分からない?

 分からないですね。

ーー今後の代表でのあるべき姿とは?

 まずはアジア2次予選を勝たないといけない。絶対チャンスはめぐってくると思うので、そこでしっかり結果を出して、代表に貢献できるように頑張りたいです。




◆ポルティモネンセSC 安西幸輝インタビューvol.2「サッカー日本代表レギュラー奪還への挑戦」(高校サッカードットコム)




◆安部裕葵と同じ「目を奪われる選手」 鹿島スカウトが明かす昌平高校“2枚獲り”の真相(Number)






 また、鹿島アントラーズが動いた。

 すでに来季加入選手として明治大学からDF常本佳吾とGK早川友基、大阪体育大からDF林尚輝の3人の大学生の獲得を発表していたが、9月30日に昌平高校からMF須藤直輝と小川優介の2人の加入内定をリリースした。

 これで来季の新加入選手は5人となった。

 鹿島は今季、FW染野唯月、MF荒木遼太郎、松村優太、GK山田大樹と、4人の高卒ルーキーが加入している。近年は生え抜き選手の早期の海外移籍なども重なり、思い切った獲得に至った経緯がある。今回の大学生3人に関しては、チームの年齢バランスを考えても即戦力候補としての期待が窺え、若手補強はひと段落かに思われた。それだけに同じ高校からの同時獲得(DF植田直通、FW豊川雄太を大津高校から獲得した以来)には少なからず驚きもあった。


進学か、プロか「大学はいつでもいける」


 須藤に関しては、「是が非でも欲しい存在」だったことは言うまでもない。高校3年生の世代では“顔”とも言われる目玉選手の1人だった。

 大宮アルディージャジュニアユースで10番を背負い、早くからその才能に期待が集まっていた須藤は、ユース昇格を断り、同じ埼玉県の昌平高に入学すると、1年から10番を託された。卓越した個人技とアジリティーに加え、広い視野を持ち、情報収集能力と処理能力に長けたアタッカーだ。主にトップ下、サイドハーフとしてアタッキングエリアで才能を輝かせてきた。

 当然のように早い段階でJクラブのスカウトたちは獲得に向けて動き出していたが、以前当連載で紹介したように、学業優秀でもある須藤は今春まで大学進学との狭間で大きく揺れていた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた自粛期間が明け、鹿島ともう1つのJ1クラブから正式オファーが届いたことで、夏にプロへ進む意思を固めたという。

「8月に(Jクラブの)練習こそ参加できなかったのですが、施設見学だけはすることができました。そこでプロの雰囲気を感じたことで、『大学はいつでもいけるな』と思ったんです。それにサッカー推薦で大学に進学すると、学部も決められてしまったり、自分が学びたいことを学べないとも思ったんです。プロのキャリアを終えてから、自分が専攻したい学部に行ってやりたいことを学んだ方が、絶対に自分にプラスになる。プロをやりながらも、意識を高く持てば語学の勉強もできるし、自立してやっていきたいなと思った」


須藤が鹿島を選んだ理由


 二者択一の中で須藤は鹿島を選んだ。その理由を続ける。

「今季アントラーズに入った4名は、すでに全員がリーグ戦に出場し、活躍している。若手があそこまで活躍できるということは、いいチームの証なんだなと感じていました。鹿島のサッカーはポゼッションの質も高く、スペースへ入っていくところは僕も持ち味を出せるんじゃないかなと思いました」

 悩みに悩んだ末に決めた名門クラブへの入団。才能溢れる司令塔の覚悟は、今後の活躍を予感させるものだった。





小川に惚れ込んでいた椎本チーフスカウト


 一方、前述した驚きの大半を占めたのが、小川の獲得だろう。

 166cmの小柄なボランチ。昌平高の下部組織にあたるFC LAVIDAジュニアユース出身で、両足での正確なボールコントロールを駆使したドリブルを武器に、高2からボランチとして昌平サッカーの中核を担ってきた。昨秋から「ドリブルばかりに頼って、困ったら周囲に預けていたのでは上で通用しないと思った」と、長短のパスを駆使してゲームメイクを意識し出したことで、メキメキと頭角を現してきた印象だ。

 その変化にいち早く目をつけていたのが、鹿島の椎本邦一チーフスカウトだった。筆者が昌平の試合を訪れると、必ずと言っていいほど椎本の姿があった。

 昨年12月のプリンスリーグ関東参入戦。この試合で椎本が目当てにしていた須藤は未出場に終わったが、エース不在の中でも一際高い技術を見せ、ゲームをコントロールしていたのが14番の小川だった。

「小川の存在は知っていたけど、中盤の底からボールを運べるし、パスも出せて、ゲームにアクセントを加えるプレーに衝撃を受けた。でもその時は『身体も小さいし、大学に行った方がいいのかな』と思っていました」

 それ以降、試合会場で話を聞くたびに「どうしても小川に目がいってしまうんだよね」と話すほど、椎本は小川の魅力に引き込まれていた様子だった。


「見れば見るほど大島僚太に見えてくる」


 確かにここ1年の小川の成長は目覚ましい。本人も語ったように以前はショートパスが多く、ダイナミックさに欠けている印象があった。だが、昨年度の選手権を境にドリブルで1人交わしてからサイドへパスを付けたり、DFラインの裏へ絶妙なタイミングでパスを通すようになった。

 その変化は武器であるドリブルにも現れた。密集地帯でボールを受けても上半身をピンと伸ばした状態で足元に正確にボールを置く。そこからプレスに来る相手の動きを見てからクイックで逆を突くドリブルを仕掛けたり、ツータッチ目でタイミングをずらしてから浮き球やライナーのパスを繰り出すなど、明らかに攻撃時の選択肢が増えていたのだ。




「見れば見るほど大島僚太(川崎フロンターレ)に見えてくるというか、なかなかお目にかかれないタイプだと確信に変わっていった。とあるスカウトと、視察していた大学の試合で昌平の話になった時、『昌平に大島僚太みたいな選手いますよね』って言ってきたことがあった。『大島が高校から入ったばかりの頃の姿に似ているんですよね』と言うので、やっぱりそう思うだろ、と嬉しくなりましたね」(椎本)


大島に憧れる選手は多いが……


 小川自身もお手本とする選手に、スペイン代表のチアゴ・アルカンタラとともに大島の名前を挙げている。

「本当にうまいし、なんと言っても駆け引き上手。どんな状況でも相手が見えているので、冷静にプレーしているのが見ているだけで分かるし、1回のトラップで相手を外せるのが魅力なんです」

 大島を憧れの選手に挙げる選手は多い。だが、なかなか“元祖”を彷彿させるプレーを見せられる選手は少ないだろう。大島のプレーを意識したことは大きいだろうが、周囲にそう言わしめることは誰しもができることではない。


3年後に期待、「血」を引き継ぐ存在に


 プロになる覚悟を決めたことで心身ともにさらに成長した須藤、そしてメキメキと頭角を現した小川。椎本からすれば、鹿島のエンブレムをつけてプレーする2人の姿がより具体的に浮かび上がっていったはずだ。

 今季は大卒を3名、昨季は4名の高卒選手を獲得していることもあり、“2枚獲り”は決して容易ではなかった。しかし、椎本は覚悟をもって決断した。

「クラブの強化責任者にお願いしたら、快く承諾してもらった。小川に関してはいかに鹿島で育てていけるか。今季加入した高卒の4選手と来年入る選手たちが、3年経った時に生え抜きの選手として鹿島の血を引き継いでいってくれるんじゃないかなと期待しています。鹿島の魅力は新卒の選手を生え抜きで育てて、世代交代をしっかりと遂行していく。それをクラブの伝統の1つとしてずっと大事にしてきました。ルーキーで獲得した選手が主軸に育っていくクラブにもう一度なるというヴィジョンが鹿島にはあります」


「腰が抜けそうになるくらい」


 大きな期待を背負う小川だが、本人にとってこのオファーはまさに「青天の霹靂」だった。

「8月下旬の練習終わりに藤島(崇之)監督に呼ばれて、『凄いところからオファーがきたぞ』と言われて、鹿島アントラーズの名前を聞きました。正直、監督が何の話をしているのか分からなかったし、腰が抜けそうになるくらいびっくりしました」

 この時、小川はすでに関東1部の大学から誘いを受けていた。頭に進学しかなかったのは、同期のエースの須藤、そして先日アルビレックス新潟に内定したFW小見洋太の2人がいたから。「彼らこそプロにふさわしい選手だと思っていて、僕はその部類に入っていないと思っていた」と謙遜する。





 自分はないと思っていたところに突如やってきた大きなチャンス。それを断る理由は1つもなかった。

「僕みたいな選手が日本のトップクラブであるアントラーズに行っていいのかと正直思いました。でも身体の小さい僕を必要としてくれたことが素直に嬉しかったし、アントラーズに選ばれたということは、僕が何かを持っているのだと信じたい。そこに自信を持たないと、この先やっていけないと感じたので、覚悟を固めました」


「目を奪われる」のは安部裕葵の時も


 正式にリリースされた鹿島の2枚獲り。そこには「いい選手は獲れるだけ獲る」という安易な考えは一切なく、クラブの緻密な強化ヴィジョンと、長い年月をかけて培ってきた先見の明が裏付けとされている。鹿島スカウトとして26年のキャリアを持つ椎本は言う。

「2人とも技術があって判断が的確にできる。須藤はすでに一定の評価を得ていていましたが、小川に関しては他のスカウトも評価はしていた中、体のサイズから獲得まで踏み出せない背景も知っていました。我々も当初は踏み出せなかったですが、彼にはそれを補ってあまりあるものがある。安部裕葵(現バルセロナB)の時も、周りの評価はそこまで高くなかったけど、やっぱりボールを受けたときの大胆さと繊細さは魅力的だった。小川や須藤にも安部のような『目を奪われる選手』の要素を感じています」




 鹿島の伝統はこうして引き継がれていく。このニュースはまさに鹿島の強さ、幹の太さを感じさせてくれるものであった。




◆安部裕葵と同じ「目を奪われる選手」 鹿島スカウトが明かす昌平高校“2枚獲り”の真相(Number)


◆鹿島上位進出へカギ握るMF三竿の右足…正確な縦パスで「ゴールにつなげることができれば」(スポニチ)






 J1鹿島の日本代表MF三竿健斗(24)が、自慢の右足で上位進出への突破口を切り開く。チームは2日、茨城・鹿嶋市内であす3日のアウェーG大阪戦に向けて最終調整。練習後にオンラインで取材対応した背番号20は「今はワンタッチで(相手の)背後を狙うことができている。そこで、ゴールにつなげることができれば」と狙いを見定めた。

 これまでも、正確な縦パスを武器に中盤で攻撃の起点になってきた三竿。今季はザーゴ監督のもとで、より縦パスへの意識を植え付けられ、効果的に前線への決定機を作れるようになってきたという。「そこ(積極的な前線への供給)は、自分が今までできていなかった部分。意識が足りなかったので、ある程度成長しているなと」と一定の手応えも口にする。

 しかし、現状に満足はしていない。「その次に相手もワンタッチで出してくるというのを分かってきた時、そこからどう逆をつくか。その駆け引きの部分に入ってくる」と、さらなる成長を見据えている。ACL圏内の3位FC東京は鹿島より2試合多く消化し、現在勝ち点8差。「上位に立つことで周りにもプレッシャーを与えられる」。三竿の右足が、上位進出へのカギを握っている。


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◆C大阪西川、鹿島荒木ら選出 U19代表候補発表(ニッカン)







サッカーU-19日本代表候補合宿(4日~7日、千葉・JFA夢フィールド)に臨む同日本代表候補メンバーが2日、発表された。

24年パリ五輪を目指す“久保世代”。Jリーグでも活躍する横浜FC・FW斉藤光毅(19)やセレッソ大阪FW西川潤(18)、鹿島アントラーズMF荒木遼太郎(18)らが選出された。

今月予定されていたU-19アジア選手権は、新型コロナウイルスの影響で来年に延期となっている。

 

<GK>
藤田和輝(アルビレックス新潟)
鈴木彩艶(浦和レッズユース)
野沢大志ブランドン(FC東京)
 
<DF>
山崎大地(順天堂大)
西尾隆矢(セレッソ大阪)
モヨ マルコム強志(法政大)
三原秀真(愛媛FC)
加藤聖(V・ファーレン長崎)
半田陸(モンテディオ山形)
鈴木海音(ジュビロ磐田U-18)
佐古真礼(東京ヴェルディユース)
 
<MF>
柴田壮介(湘南ベルマーレ)
小田裕太郎(ヴィッセル神戸)
高田颯也(大宮アルディージャ)
武田英寿(浦和レッズ)
鮎川峻(サンフレッチェ広島)
鈴木唯人(清水エスパルス)
山本理仁(東京ヴェルディ)
荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)
藤田譲瑠チマ(東京ヴェルディ)
田中聡(湘南ベルマーレU-18)
 
<FW>
藤尾翔太(セレッソ大阪)
桜川ソロモン(ジェフユナイテッド千葉)
斉藤光毅(横浜FC)
染野唯月(鹿島アントラーズ)
西川潤(セレッソ大阪)




◆C大阪西川、鹿島荒木ら選出 U19代表候補発表(ニッカン)





◆【G大阪vs鹿島プレビュー】序盤の勢いを取り戻したG大阪…連勝止まった鹿島は前節の黒星を払拭できるか(サッカーキング)






■ガンバ大阪 システム変更を機に復調。ホームで4年ぶりの白星奪取へ





【プラス材料】
 前節・サンフレッチェ広島戦に勝利し、今季2度目の3連勝を飾った。第17節・北海道コンサドーレ札幌戦から敷いている4バックが機能を見せ始めたこと、攻撃に勢いが出始めていることが結果につながっている印象だ。

 広島戦で第18節・名古屋グランパス戦の後半のような枚数をかけた攻撃ができたのかと言えばそうではなかったが、不用意なミスから相手にシュートシーンを作られたり、失点をすることがなくなり、気持ち的にも耐えきれているようだ。またディフェンスラインを預かる選手が4人とも、もともと長らく4バックでプレーしてきた選手ばかりということも連係のスムーズさを生んでいる。あとは攻撃でいかに加速できるか。

 今節から10月に突入して気候的にも過ごしやすい毎日が続いていることもあり、多くの選手がコンディションの良さを口にしている。このまま上位に食らいつきたい。

【マイナス材料】
 リーグ戦における鹿島アントラーズ戦は、2016年7月以来勝てていない。内田篤人氏のラストマッチとなった前半戦の対戦でもあと一歩のところで同点に追いつかれ、引き分けに終わった。その一戦を含めて4試合連続ドローに終わっている。これを負けていないと見るか、勝っていないと見るか。2018年のホームゲームは唯一追いついて試合を終えたが、それ以外の3つは追いつかれて試合を終えた。90分をとおした戦い方、試合の締めくくり方は見直す必要があるだろう。

 9月に入り、先発を預かるボランチのMF井手口陽介、MF山本悠樹の疲労が気になる。ハードワーカーの井手口は経験値も高く心配していないが、山本は大卒ルーキーだ。この先、よりプレッシャーの懸かる終盤戦に向かうと考えても、MF矢島慎也やMF遠藤保仁らをいかに起用していくかもカギになりそう。

文:totoONE編集部


■鹿島アントラーズ 連勝ストップのショックが尾を引かなければいいが





【プラス材料】
 前節の大分トリニータ戦に0-2で敗れ、連勝が「7」でストップした。連勝は雨と同じで、いつかは止まるものだ。今節のガンバ大阪戦に気持ちを切り替えて臨めるかどうかがカギになる。

 大分戦は、守備の部分ではそれほど悲観することはなかった。ボール奪取からチャンスメイクをする戦術は健在だった。無得点に終わった理由は、負傷で欠場したMF土居聖真ら数人の入れ替えによって、ワンタッチパス、ディフェンスライン裏への飛び出しを有効に使えなかったこと。明確だ。

 試合間隔が1週間空いたこともあり、コンディションを回復させるとともに、連係面で入念な確認を行い、連係向上に努めてきた。チームとして目指す戦術はできており、連勝がストップしたことを引きずらなければ、敵地でも主導権を握るサッカーを展開できる。

【マイナス材料】
 アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が「1敗したところで、お互いの信頼関係を失う必要はない。今までやってきたことをこれからも継続することが大事になる」と話すように、7連勝が止まったことによる影響が最も懸念される。

 鹿島アントラーズの歴史をひも解いても、長い連勝の後、勝てない試合が続くことがあった。いわゆる反動である。これを防ぐためには、負けたことを額面以上に受け止めないこと。連勝が7試合も続くことは滅多になく、鹿島が前回7連勝を記録したのはリーグ三連覇を達成した11年前。そうそう起きないことをやってのけたサッカーには自信を持っていいはずだ。

アウェイでのG大阪戦。ひと筋縄ではいかない相手であることは間違いないが、この試合は自分たちの心との戦いでもある。

文:totoONE編集部


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