日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年9月3日日曜日

◆“三笘の1ミリ”に酷似?鹿島・知念慶の湘南戦ノーゴール判定巡り議論白熱(FOOTBALL TRIBE)



知念慶


 カタールW杯スペイン戦における“三笘の1ミリ”に似たような事象が、Jリーグ公式戦で議論の対象となっている。鹿島アントラーズ所属FW知念慶が、2日開催の明治安田生命J1リーグ第26節・湘南ベルマーレ戦でノーゴール判定に泣いた。

 知念は1-2とビハインドで迎えた後半22分、ペナルティエリア中央で相手選手を背負った状態でパスを受け、振り向きざまに右足からシュートを放つ。するとシュートはクロスバーを直撃した後に、ゴールラインにかかるかかからないか微妙な位置でバウンドした。

 主審はVAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定の末に、ボールがゴールラインを割っていないとジャッジ。DAZNの中継映像には、「入っている!」と抗議する岩政大樹監督の様子が映し出されている。

 またボールがバウンドした瞬間の静止画が、X(旧ツイッター)上で拡散。ゴールか否かでSNSユーザーの間でも意見が分かれているほか、VAR判定に対する厳しいコメントも。「三笘の1ミリみたい」「真上からの画像があればなあ…」「Jリーグにもゴールラインテクノロジー必要か」といった声も上がっている。

 昨年12月のカタールW杯日本代表対スペイン代表では、MF田中碧の決勝ゴール直前におけるMF三笘薫の折り返しが話題に。一見ゴールラインを割っているように見えたが、ボールがゴールラインに1.88mmかかっていることがゴールラインテクノロジーの映像により証明された。

 知念のシュートシーンでは、ボールがミリ単位でゴールラインにかかっている可能性もあるだけに、審判としては難しい判断を迫られた格好だ。




◆“三笘の1ミリ”に酷似?鹿島・知念慶の湘南戦ノーゴール判定巡り議論白熱(FOOTBALL TRIBE)

◆【鹿島】「もっと新しい形を出していく」佐野海舟が中央突破から鮮やかJ1初ゴール。W杯日本代表MF柴崎岳の復帰決定にも言及(サカノワ)



佐野海舟


「パスの選択もあったが、キーパーのタイミングを外せた良いゴールになった」


[J1 26節] 湘南 2–2 鹿島/2023年9月2日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ26節、鹿島アントラーズはアウェーでの湘南ベルマーレ戦、佐野海舟の中央突破からの痺れる一撃で先制しながらも前半のうちに逆転されたが、土壇場のアルトゥール・カイキによる起死回生のPK弾で追い付き、2-2で勝点1を獲得した。

 アウェーチームは立ち上がりから強烈なプレスで押し込むと、その流れから佐野が敵陣でドリブルから切れ込み、見事なショットを突き刺してみせた。

 今季加入した佐野にとって、リーグ19試合目でのJ1初ゴールに。22歳のボランチは「パスの選択もありましたが、自分で持って行って、キーパーのタイミングを外せた良いゴールだったと思います。あのような形でゴールを決められたので、これからどんどん、もっと自分の新しい形を出してやっていきたいです」と振り返った。

 一方、ボランチとして周囲のスペースを活用されて、2失点を喫した点を反省点に挙げていた。

「(J1初ゴールに)点を取れていないことは、ずっと思っていました。ゴールでチームに貢献できたのは良かったです。ただ……今日は勝つしかなかった。自分のゴールどうこうより、2失点してしまったし、そこの反省のほうが大きいです」

 そう語る佐野に、笑顔はなかった。

 また前日には日本代表としてワールドカップ2大会連続出場中である31歳のMF柴崎岳の復帰が発表された。同じボランチであり、佐野にとってはライバルにもなる。

 ただ、佐野は日本屈指のマエストロとともに戦えることを楽しみにしていた。

「(佐野が)やることは変わりません。チームとして、自分が求められるプレーをするだけです。そういう部分はしっかりブレずにやりつつ、しっかりいろんなものを吸収し、もっと成長できるようにやっていきたいです。自分に持っていないものがあるのでそこを吸収し、しっかり負けない気持ちは持っています」

 佐野と柴崎がボランチコンビを組む機会も出てきそうだ。どのような相乗効果が生まれるのか――とても楽しみだ。




◆【鹿島】「もっと新しい形を出していく」佐野海舟が中央突破から鮮やかJ1初ゴール。W杯日本代表MF柴崎岳の復帰決定にも言及(サカノワ)





◆植田直通の流血 紙一重の攻防 V争い混沌、鹿島が手にした勝ち点1【大塚浩雄のC級蹴球講座】(中スポ)



植田直通


◇2日 J1第26節 湘南2―2鹿島(レモンガススタジアム平塚)

 シーズンもいよいよ終盤に差しかかってきた26節、優勝戦線生き残りをかけた5位鹿島と、最下位脱出に向けて負けられない湘南の戦い。そこでは迫力満点の、紙一重の攻防が繰り広げられていた。

 2―1で湘南がリードした後半、鹿島が猛然と攻め立てる。後半39分、岩政監督は溝口に代え、CB庄子を投入した。するとCB植田が湘南のゴール前に張り付く。何が何でも1点を奪うためのパワープレー。サイドからのクロス、DFラインからのロングボールと、最後は力でねじ込む戦法。そして後半43分、鹿島がついにゴールをこじ開けた。

 右サイドの松村がゴール前に絶妙のクロスを上げる。そこに植田が頭から飛び込んできた。しかし、一瞬早く、湘南・岡本が先に触り、クリアしたかのように見えた。ここでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、清水主審はPKの判定を下した。

 確かに、VTRで見ると一瞬、植田の頭が先にボールに当たっており、そこに遅れて岡本の足が入っていた。後半追加時間2分、カイキがこのPKを決め、鹿島が引き分けに持ち込んだ。

 飛び込んだ植田の勇気、必死でクリアしようとした岡本の瞬間的な判断。チームの状況は違うが、一瞬にかける攻防は、最高のシーンを生み出した。流血した植田は、わずかな間にテープで頭をグルグル巻きにしてピッチに戻ってくると、PKの判定が出た瞬間に派手なガッツポーズを決めていた。

 後半22分には、鹿島・知念のシュートがクロスバーをたたき、一瞬、ゴールインしたように見えたが、これはゴールと認められなかった。VTRで見ると、わずかにゴールラインにかかっているように見える。1センチ、乗っているかいないか。三笘の1ミリではないが、それほど微妙な判定だった。

 それぞれが生き残りをかけたギリギリの戦い。鹿島・岩政監督は「選手たちが見せてくれた諦めない姿は、鹿島というクラブが出来上がった最初からのチームの伝統。アウェーでこういう展開の中で勝ち点1を取るのも大事なことなので、そこは評価してあげたい」と振り返った。

 さらにこう続けた。「よく戦ったという話はした。いろんな難しさの中で、試合の入りから、すごく緊張を出して戦ってくれて、劣勢な展開の中でもよく戦った。次のセレッソ、マリノス戦で自分たちの先が決まってくる。勝ち点1が大きな意味を持つ」

 横浜Mが敗れ、首位・横浜Mから6位・鹿島までの勝ち点差は7。優勝争いはさらに混沌(こんとん)としてきた。この日、鹿島が手にした勝ち点1が最後にどんな意味を持つのか。楽しみでならない。

 ◆大塚浩雄 東京中日スポーツ編集委員。ドーハの悲劇、94年W杯米国大会、98年W杯フランス大会を現地取材。その後はデスクワークをこなしながら日本代表を追い続け、ついには原稿のネタ作りのため?指導者C級ライセンス取得。40数年前、高校サッカー選手権ベスト16(1回戦突破)




◆植田直通の流血 紙一重の攻防 V争い混沌、鹿島が手にした勝ち点1【大塚浩雄のC級蹴球講座】(中スポ)


◆【鹿島】DF植田直通、終盤に流血ヘディングでPK獲得、痛々しい傷も「慣れてるんで大丈夫」(ニッカン)



植田直通


<明治安田生命J1:湘南2-2鹿島>◇第26節◇2日◇レモンS

鹿島アントラーズは1-2の後半ロスタイムにMFアルトゥール・カイキのPKで追いつき、土壇場で勝ち点1を手にした。1-2の後半39分。鹿島の岩政大樹監督はDF植田直通を前線に上げ、DF昌子源を投入。植田がペナルティーエリアでヘディングシュートを打った際、相手のDFの足を頭部に受け、VARの末、PKを獲得。これをカイキがしっかり決めた。

植田はまぶたの上を出血し、バンテージで止血。ピッチ外で治療を受けた後、カイキの得点を見届けると大きくガッツポーズをした。試合後、シュート場面に「体ごと押し込むことしか考えていなかった。そこがPKの獲得につながったので良かった」。痛々しい傷も「慣れてるんで大丈夫です」と植田節が飛び出した。勝ち点3は取れなかったが、粘って勝ち点1は手にした。「ポジティブに考えるしかない。今日引き分けたことを、これから教訓にしないといけない。前半2失点は自分の責任を感じている。湘南の狙いをマネジメントしないと行けない部分があった。そこは自分の責任」と、2失点への反省を口にした。





◆【鹿島】DF植田直通、終盤に流血ヘディングでPK獲得、痛々しい傷も「慣れてるんで大丈夫」(ニッカン)


◆【鹿島】植田のパワープレーがPK呼び込み勝ち点1、岩政監督「あきらめない伝統見せられた」(ニッカン)



岩政大樹


<明治安田生命J1:湘南2-2鹿島>◇第26節◇2日◇レモンS

鹿島アントラーズは1-2の後半ロスタイムにMFアルトゥール・カイキのPKで追いつき、土壇場で勝ち点1を手にした。体調不良者が続出し、MF樋口雄太、DF安西幸輝はベンチ外。FW鈴木優磨は累積警告で出場停止で苦しい状況だった。

前半8分、J2町田から加入したMF佐野海舟のJ1初得点で先制。しかし、前半35分と同43分に相手に中央突破にカウンターを許し失点した。1-2のまま試合が進み、後半39分。鹿島の岩政大樹監督(41)はDF植田直通を前線に上げ、DF昌子源を投入。植田がペナルティーエリアでヘディングシュートを打った際、相手のDFの足を頭部に受け、VARの末、PKを獲得。これをカイキがしっかり決めた。

試合後、岩政監督は「勝ち点3を取りたかった思いが一番」と悔しさをにじませながらも「あきらめない鹿島の伝統は見せられた。アウェーで、こういう展開で勝ち点を取るのが大事。よく戦った」と振り返った。今後はホームで上位のセレッソ大阪、横浜F・マリノスとの戦いが続く。「ここでいよいよ(順位の行方が)決まっていく。ゼロで終わったら意気消沈だったが、1でつないだものはあった。1が後につながると実感している」と話した。





◆【鹿島】植田のパワープレーがPK呼び込み勝ち点1、岩政監督「あきらめない伝統見せられた」(ニッカン)





◆飛車角落ちの鹿島が執念ドロー 岩政大樹監督「あきらめない姿勢はこのクラブの伝統」(報知)



岩政大樹


◆明治安田生命J1リーグ▽第26節 湘南2―2鹿島(2日・レモンガススタジアム平塚)

 鹿島が終盤に追いつく執念を見せた。1―2と逆転を許して迎えた後半ロスタイム2分、DF植田直通がVAR判定で獲得したPKを、MFアルトゥールカイキがゴール左に決めて、アウェーで勝ち点1を獲得した。岩政大樹監督は「(勝ち点)3を取りたかったという思いが一番だけど、選手たちが見せてくれたあきらめない姿勢は、このクラブが最初から持ち続けている伝統。アウェーでこういう展開で勝ち点1をもぎ取れたのは収穫」と受け止めた。

 前半8分、MF佐野海舟の中央突破からの右足ミドルで先制。だが、同35、43分にミドルシュート2本でひっくり返された。その後はFW知念慶のバーをたたき、ゴール内にバウンドしたように見えたシュートはノーゴール判定。エリア内からアルトゥールカイキが放ったシュートは、相手GKのスーパーセーブに阻まれた。チーム得点王のFW鈴木優磨を出場停止、体調不良でアシスト王のMF樋口雄太、DF安西幸輝を欠いたチームは、最後まで勝ち点を目指して戦った。

 「よく戦ってくれた。色んな難しさを過ごした。昨日突然(メンバーから)外れた選手もいた。難しかったが、試合の入りから気持ちを出して戦ってくれた。(試合後選手たちには)何も終わっていないと選手たちに伝えた」と岩政監督。連勝は2で止まり、順位も6位と一つ下げたが、首位横浜FMとの差は勝ち点7に縮まった。





◆飛車角落ちの鹿島が執念ドロー 岩政大樹監督「あきらめない姿勢はこのクラブの伝統」(報知)

★2023年J1第26節 鹿島vs湘南(レモン)ツイートまとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)






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