
日刊鹿島アントラーズニュース
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2024年1月23日火曜日
◆内田篤人、常本佳吾ではなく…ルーキー濃野公人が憧れる鹿島の歴代右サイドバックは!?(サカノワ)

「すぐ僕のことは追い越すと思います。頑張ってくださいね」
J1リーグ鹿島アントラーズの新体制発表会が1月21日に行われ、新加入とレンタルバックされた選手、さらにランコ・ポポヴィッチ監督や新コーチ陣が決意を示した。関西学院大学から加入した濃野公人(Kimito NONO)は、鹿島から数多くの日本代表選手を輩出している右サイドバックを主戦場にするタレントだ。
サポーターの前で「32番」のユニフォーム姿を披露した21歳は、「攻撃参加を特長としています。ゴールに関わるプレー、アシストやゴールを見てほしいです」とアピールした。
さっそくチームには溶け込めてきていると言い、「先輩も後輩も同期も、みんなが声をかけてくれます。(藤井)智也くんと(松村)優太くんはご飯に連れていってくれました。お世話になっています」と感謝していた。
大津高校時代はフォワードとしてプレーしていた。そして大学3年時、「チームのサイドバックの人数が足りなくなり、監督からやってみろと言われたのがキッカケでした」と右SBへコンバート。そのタフさやダイナミックさ、縦への推進力がより生かされるようになり、ついに鹿島入りを果たした。
この発表会で「歴代の右サイドバックと言えば、誰を思い出しますか?」と問われると、「名良橋さんです」と即答。ちなみに司会が元鹿島の名良橋晃さんでもあったが、「言わせたわけではないですよ!」と強調していた。
名良橋さんは内田篤人、常本佳吾らの名前を上げたうえで、鹿島でどのような選手になっていきたいかと質問。濃野は「偉大な先輩がたが活躍してきたポジションなので、早く追いつき、追い越せるような存在になりたいです」と語った。
すると1998年フランス・ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーであり、鹿島で196試合・16得点(J1通算310試合・23得点)を記録する名良橋さんは、「すぐ僕のことは追い越すと思います。頑張ってくださいね」と、温かくエールを送っていた。
◆内田篤人、常本佳吾ではなく…ルーキー濃野公人が憧れる鹿島の歴代右サイドバックは!?(サカノワ)

◆「皆さんに約束したい」鹿島のポポヴィッチ新監督が攻撃力アップに意欲!「分かりやすい」「雰囲気は良い」と選手たちも共感(サッカーダイジェスト)

「ダメな部分もはっきりと言ってくる」
鹿島アントラーズは1月21日、新体制発表会を開催。ランコ・ポポヴィッチ新監督は「選手の良さを引き出すことを念頭に置いて、攻撃的に戦うことを皆さんに約束したい」とし、2024シーズンの意気込みを以下のように語った。
「鹿島の強さを取り戻すために、選手の力を活かす。すなわち、攻撃力を最大限に発揮する。それが勝つためには絶対に必要なことだと思っています。攻撃的なスタイルをしっかりと作り上げていきたい」
1月9日から始動したポポヴィッチ新体制では、練習場に指揮官の「ブラボー」と選手を褒める声がこだまする。
「雰囲気は良いです。やっぱり褒めてくれるし、イメージが合った時はすごく言ってくれます。逆にダメな部分もはっきりと言ってくる」(仲間隼人)、「ポポさんは分かりやすく伝えてくれる」(柴崎岳)と選手たちからも好評だ。
今季に取り組んでいるのは、シンプルなボール捌きで縦に速いスタイルだ。指揮官は時折プレーを止めて、大きな身振り手振りで選手たちにイメージを伝える。特に、攻守の切り替えと、ロングボールや楔のパスが入った後の周囲の連動した動きを語る口調には熱がこもっていた。
「ビルドアップでは、後ろが時間を作るんじゃなくて、どんどんボールを動かして、チャンスがあれば前に当てて次々と人が関わっていく。そういう攻撃の方向性はすごく伝えてくれている」(仲間)と、チーム内で共通理解が進んでいるという。
昨季は総失点34。優勝した神戸(同29)、2位の横浜(同40)と比較しても、守備面に大きな問題はなかった。一方で、得点数には物足りなさが残った。総得点43は神戸(同60)、横浜(同63)に大きく差をつけられている。
新監督が掲げる攻撃的なサッカーで得点力アップとなるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
◆「皆さんに約束したい」鹿島のポポヴィッチ新監督が攻撃力アップに意欲!「分かりやすい」「雰囲気は良い」と選手たちも共感(サッカーダイジェスト)

◆復活を期すパリ五輪世代のファンタジスタ、荒木遼太郎。新天地・FC東京で充実感「溜まっていたものを爆発させたい」(サッカーダイジェスト)

「環境を変えたかった」
ボールコントロールは錆びついていない。良質なキックも健在で、アイデアに富んだプレーはワクワク感を漂わせている。
荒木遼太郎、21歳。苦しんだ過去2シーズンの自分と決別するべく、青赤のユニホームをまとって新たなチャレンジをスタートさせている。
華々しいデビューだった。2020年シーズン、プロ1年目から鹿島でレギュラーの座を掴み、リーグ戦26試合で3ゴールをマーク。翌年には36試合で10得点を記録し、ベストヤングプレーヤー賞を受賞した。プロ3年目となる2022年シーズンから10番を背負い、同年1月にはA代表候補にも選出。誰もがさらなる飛躍を待ち望んでいた。
しかし――。そこからが苦難の連続だった。怪我の影響で満足がいくパフォーマンスを発揮できず、出場機会が激減。最終的には13試合で1得点に留まり、期待に応えられなかった。
「自分のコンディションも戻っていたし、プレーの質も落ちていなかった」と振り返ったが、昨季も低迷して出番は限定的。チームの戦術に馴染めなかった点もあるが、13試合で一度もネットを揺らせずに終わった。
そんな荒木は今オフに大きな決断を下す。4年間を過ごした鹿島を離れ、FC東京でリスタートを切ることを決めたのだ。移籍の理由について、こう話す。
「環境を変えたかった。そのなかで声をかけてくれたのがFC東京。自分のサッカーに合うと感じた。特に10番のポジション(トップ下)があるチームで、自分もそこで戦いたいという想いがあったんです」
合流して間もないが、チームにも馴染んでおり、1月9日からスタートした沖縄キャンプでも溌剌とした動きを見せている。
そうした良い状態をキープできているのも、ピーター・クラモフスキー監督からの期待があるからこそ。その点も荒木のモチベーションを高めさせている要因のひとつだ。
「自分に必要なことを言ってくれますし、本当にここで成長できそうだなって感じています」
練習から「前を向いてプレーする」ことを指揮官から求められており、自分の良さをより発揮できる環境は整いつつある。課題である守備面やプレー強度の面で与えられたタスクを遂行できれば、復活の可能性は高まるはず。そうすれば、2022年3月のドバイ遠征を最後に選出されていないパリ五輪世代のチームに加わることも夢物語ではない。
そのためにも、まずはチームでの活躍が必須。本人に焦りはなく、新天地でどんなパフォーマンスを見せられるかに重きを置いている。
「パリ五輪も目ざしているけど、まずはチームで溜まっていたものを爆発させたいなと思っています」とは荒木の言葉。復活を期すパリ五輪世代のファンタジスタは楽しみながら、あるべき姿を取り戻すためにボールを蹴り続ける。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
◆復活を期すパリ五輪世代のファンタジスタ、荒木遼太郎。新天地・FC東京で充実感「溜まっていたものを爆発させたい」(サッカーダイジェスト)
◆鹿島MF柴崎岳「満男さんにも『負けねえぞ』と」若手時代の回想と若手に求める奮起「自分が先陣を切って…」(報知)

昨夏にJ1鹿島に復帰したMF柴崎岳が、今季から新主将に就任した。背番号10を任されることも決定し、選手会長にも就いた。柴崎は3役兼任を「自分なりの覚悟の示し方」と語り、タイトル奪還を目指す新シーズンに並々ならぬ闘志を燃やしている。
* * *
昨季優勝の神戸、2位の横浜FMと現在の鹿島を比べ、柴崎は「差はあると思っています」とうなずく。
「少なからず『まだそんなミスするの?』ってミスが出たりする。1つ1つの質は上げていかないと。それでいいと思っている選手はいないと思うけど、やっぱり言わないとわからない部分もあるし、見せなきゃわからない部分もある。そういう意味では自分が先陣を切り、毎日練習からいいプレーをしなきゃいけない」
セルビア人のポポビッチ氏が新監督に就任。始動から2週間、練習は活気あるものになっており「モチベーション高く、意欲あふれる練習ができている」と手応えを感じている。だからこそ、若手にはさらなる奮起を求めている。
「昨年、マツ(松村優太)なんかは終盤にかけて上げてきた。満足せずにどんどん上を目指してほしい。若手が僕らみたいな選手からポジションを奪いにこないと、チームとして活性化しないし競争も生まれない。『変わったな、伸びたな』って選手が何人でてきてくれるかが(今季の)ポイントになるかなと」
自身は高卒2年目でレギュラーをつかみ取った。当時の“ギラギラ感”は、柴崎が海外に渡ってからもクラブ内で語り草となっていた。
「(試合に)出れるでしょって思っていた。(小笠原)満男さんももちろん尊敬する先輩ですけど、ピッチ上では『負けねえぞ』と思っていた。同じポジションの選手に対して負けていないと思っていた。『僕が試合に出るべき』って思いで練習していた」
キャプテンはプロ生活で初めてだが、練習のピッチでは、親身になって若手にアドバイスを送る柴崎の姿がある。
「満足しているならそれまで。特に手を差し伸べる必要はないかなって。何か自分に満足できなくて、足りないと感じているなら、何かを変えないと。『もっとやれよ』って言われてやるというより、自分が違うと気付いて行動に起こせるか。あまり後輩にがみがみ言うのは好きじゃないですかね、そういう意味では」
2016年以来となる鹿島での背番号10。若い選手が着けるべきだと考え、一度は固辞したが「10番を空き番にしてはいけない」と自ら名乗り出た。
「来年以降はわからない。着けるのにふさわしい若い選手が出てきてほしいなというのが、今年32歳になるおじさんとしての切実な願いです」
* * *
柴崎を主将に指名したポポビッチ監督は「岳が鹿島アントラーズに帰ってきたことがどれだけ大きいか、クラブに関わる全ての人間が認識していると思う。彼は彼らしく、自分なりの姿でチームを引っ張ってもらえれば」と期待を寄せる。
戦力を単純に数値化すれば、昨季5位だったチームから大きな変動はない。むしろ、例年以上に下馬評は低いかもしれない。5季ぶりのタイトルを獲得するには、選手個々はもちろんのこと、チームとしての成長が必要不可欠だ。そのための道標(みちしるべ)となる頼れる存在がいることは、クラブにとって大きい。(岡島 智哉)
◆鹿島MF柴崎岳「満男さんにも『負けねえぞ』と」若手時代の回想と若手に求める奮起「自分が先陣を切って…」(報知)
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