日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年5月3日火曜日

◆J2仙台 MF遠藤康が東北ダービーで決勝弾「東北に愛されている」(報知)






◇J2第13節 仙台3-1秋田(1日、ユアテックスタジアム仙台)

 ベガルタ仙台はブラウブリッツ秋田とリーグ戦で初対戦し3―1で勝利。前半10分にFW富樫敬真(28)が先制弾。1―1で迎えた後半27分、MF遠藤康(34)が左足でゴールを奪い、同33分には遠藤のアシストからDF吉野恭平(27)がダメ押し弾を決めた。2019年以来となる3連勝で、首位・横浜FCとの勝ち点差を3に縮めた。 

 1―1で迎えた後半27分、ペナルティーエリア外の右角付近でパスを受けた仙台MF遠藤は冷静に左足を振りぬきシュート。相手DFの足をすり抜けたボールはきれいな弧を描きゴール左に吸い込まれた。「ドリブルするかシュートを打つか、ぎりぎりまで考えて最後シュートにしようと。それが結果につながった」と振り返った。

アシストも! 2―1の後半33分には右サイドでボールを受け、自身を追い抜きゴール前に走りこんだDF吉野にパスを出して試合を決定づけるゴールをアシスト。「みんなが2―1で満足しない気持ちがそういう結果につながった」とチーム一丸で奪った3点目に納得した表情を見せた。

 今季決めた4得点すべてが決勝弾と、驚異的な勝負強さを発揮している。そのなかでも東北ダービーでは岩手戦(3・12、3〇0)、山形戦(3・20、3〇2)に続く3得点目を決めた。「東北に愛されている」と笑顔で話し、自身の活躍で出身地の宮城、そして東北全体を盛り上げていきたいとさらなる活躍を誓った。

 次節(4日)は敵地・味スタで東京Vと対決する。手ごわい相手で苦しい試合になると警戒しながらも「スタッフ含め全員で戦って勝ちたい」と意気込み、4連勝を目指す。(山崎 賢人)




◆J2仙台 MF遠藤康が東北ダービーで決勝弾「東北に愛されている」(報知)





◆【オシム氏死去】最多出場は鈴木啓太、唯一全20試合に先発 オシムジャパン出場全44選手一覧(ニッカン)






元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が亡くなった。1日、オシム氏がかつて監督を務めたオーストリアのクラブ、シュトルム・グラーツも公式サイトで発表した。80歳だった。

   ◇   ◇   ◇  

オシム氏は06~07年に日本代表監督として国際Aマッチ通算20試合で指揮し、12勝5分け3敗だった(PK戦の1勝2敗は引き分け扱い)。

06年8月9日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦(国立)で初采配。MF鈴木啓太、DF田中マルクス闘莉王ら戦後最多となる9人が代表デビューを果たした。

通算20試合で計44人が出場。そのうちオシムジャパンで国際Aマッチ初出場の選手は半数以上の24人を数えた。

最多出場はMF鈴木啓太で、唯一20試合全てに先発出場。次いでGK川口能活が19試合、DF駒野友一が18試合、MF阿部勇樹とMF遠藤保仁が17試合、MF中村憲剛が16試合で続いた。

最多得点はFW高原直泰で6得点。2位がFW巻誠一郎とMF中村俊輔で4得点。FW我那覇和樹が3得点を挙げた。

その出場選手一覧は以下の通り。☆はオシムジャパンで代表初出場の選手。

<オシムジャパンの出場記録>

▼GK
川口 能活 19試合0得点
楢崎 正剛 1試合0得点

▼DF
駒野 友一 18試合0得点
加地  亮 15試合1得点
中沢 佑二 13試合2得点
田中マルクス闘莉王☆9試合2得点
坪井 慶介 5試合0得点
水本 裕貴☆2試合0得点
中田 浩二 1試合0得点
栗原 勇蔵☆1試合0得点
田中 隼磨☆1試合0得点

▼MF
鈴木 啓太☆20試合0得点
阿部 勇樹 17試合2得点
遠藤 保仁 17試合1得点
中村 憲剛☆16試合1得点
羽生 直剛☆12試合0得点
今野 泰幸 11試合0得点
中村 俊輔 10試合4得点
山岸  智☆8試合0得点
三都主アレサンドロ 7試合2得点
藤本 淳吾☆4試合0得点
水野 晃樹☆4試合0得点
橋本 英郎☆4試合0得点
長谷部 誠 3試合0得点
稲本 潤一 3試合0得点
山瀬 功治☆2試合1得点
松井 大輔 2試合0得点
佐藤 勇人☆1試合0得点
家長 昭博☆1試合0得点
二川 孝広☆1試合0得点
梅崎  司☆1試合0得点
小林 大悟☆1試合0得点
中村 直志☆1試合0得点

▼FW
巻 誠一郎 15試合4得点
佐藤 寿人 13試合1得点
高原 直泰 9試合6得点
矢野 貴章☆7試合1得点
田中 達也 6試合0得点
我那覇和樹☆6試合3得点
播戸 竜二☆3試合2得点
高松 大樹☆2試合0得点
前田 遼一☆2試合1得点
大久保嘉人 2試合2得点
坂田 大輔☆1試合0得点

 
◆オシムチルドレン オシム氏がJ1千葉や日本代表の監督を務めたときに重用した選手。06年に日本代表監督に就任すると、千葉で主力だったMF阿部、FW巻の他にもMF羽生らを代表に初選出。さらに当時浦和のMF鈴木、DF闘莉王らも薫陶を受けた。10年に名古屋のストイコビッチ監督がJ1を制すると、「ピクシー(ストイコビッチ)はかつての教え子。自分のことのようにうれしく思う。日本代表監督時代に(チームに)呼んだ闘莉王、楢崎、三都主ら選手たちにも、おめでとうと申し上げる」とコメントしていた。




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◆町田、犬飼放出も鹿島にはこの男がいる 新たなリーダーとして期待値高い関川郁万(the WORLD)






三竿やキム、ブエノらとコンビを組む


今シーズンはクラブ初の欧州人であるレネ・ヴァイラー新監督を招へいし、新たな改革を進めている鹿島アントラーズ。序盤は新型コロナウイルスの関係で日本に来日できず指揮官不在の時期もあったが、岩政大樹コーチが指揮を執り、好成績を残した。

そこから新指揮官がチームを引き継ぎ、勢いを加速させる。ここまでJ1で10試合を終え、7勝1分2敗と大きく勝ち越して首位に立った。その鹿島で守備の中心となる存在が関川郁万だ。

今季ここまで9試合に出場するセンターバックは、持ち前のフィジカルの強さで相手FW陣を抑え、ディフェンスラインをけん引する。第10節のセレッソ大阪戦では、インターセプト数「4」を記録し、素早いカウンターから攻撃につなげていく鹿島の第一歩目となっている(データは『SofaScore』より)。

オフシーズンの鹿島はセンターバックで放出が相次いだ。犬飼智也は浦和レッズへ、昨季からアビスパ福岡へレンタル移籍中だった奈良竜樹は完全移籍が決まる。さらに守備のリーダーだった町田浩樹もユニオン・サン・ジロワーズへ挑戦。キム・ミンテが北海道コンサドーレ札幌から加入したが、既存選手への守備への期待もより一層高まった今季だった。

そんな中で関川は自身の能力を発揮して安定したパフォーマンスを発揮。また三竿健斗がセンターバックに入ることもあり、守備で統率力の高い同選手の隣でプレイすることで関川もさらに成長。キムやブエノといった助っ人選手と組む時には、その経験を力に変えている。鹿島がセンターバックの放出が多くても安定した守備を見せられているのは、彼が昨季より一層進化しているからだ。




◆町田、犬飼放出も鹿島にはこの男がいる 新たなリーダーとして期待値高い関川郁万(the WORLD)





◆鈴木優磨が鹿島復帰後すぐに活躍できたのは? 互いの良さを出し合える相棒の存在(the WORLD)






C大阪戦で先制点を決める


J1第10節で鹿島アントラーズはセレッソ大阪と対戦し、鹿島が3ゴールを奪って3-0と大勝した。この試合で先制点を決めたのは、序盤戦から好調を維持している鈴木優磨だ。

先制ゴールは5分に生まれた。松村優太がドリブルで仕掛けてシュートを放つと、GKが弾いたボールを頭で合わせて無人のゴールに流し込み、自身今季4ゴール目を奪う。

ここまで全試合で先発出場している鈴木は、自身の武器である強さを前面に押し出し、前線から起点となる。怪我で欠場が続くエヴァラウドの穴を感じさせない、高いパフォーマンスを見せているのだ。

シント・トロイデンでは昨シーズン17ゴールを記録した鈴木。しかしステップアップを目指すも移籍することはできず、2021-22シーズンの前半戦は11試合2ゴールと昨年のような活躍を見せられなかった。

古巣へ復帰したことでコンディション面での良さを見せる鈴木。自らの強みを発揮している理由の一つに、上田綺世という相棒の存在がある。互いを理解し合い、鈴木もまた上田のストライカーとしての嗅覚を最大限に発揮させ、相乗効果を生んでいる。J1で首位に立った鹿島の強さの秘密は、ストライカーたちがお互いの相乗効果で良い働きを見せることができているからだろう。




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