日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年5月9日月曜日
◆「センスあふれるアシスト」…独紙、途中出場のケルンFW大迫に高評価(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160508/439996.html
ブンデスリーガ第33節が7日に各地で行われ、FW大迫勇也の所属する8位ケルンは残留争い中の15位ブレーメンと0-0で引き分けた。後半から出場した大迫を、地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』は「攻撃の幅を広げた。センスあふれるアシスト」と称賛し、採点も「2.5」と高い点数がついた。(最高1点、最低6点)
日本代表FW原口元気が所属する5位ヘルタ・ベルリンは、ホームで14位ダルムシュタットに1-2の逆転負けを喫し4連敗。6位に転落し、チャンピオンズリーグ出場権獲得はほぼ絶望的になった。
先発した原口は後半途中で交代となり、スポーツサイト『Sportal.de』は「ドリブルで相手を慌てさせることもあったがゴールチャンスにはつながらなかった」と、効果的なプレーができなかった点を指摘し、採点も「3.5」の低い点数がついた。
日本代表DF酒井高徳が所属する11位ハンブルガーSVは10位ヴォルフスブルクに0-1で惜敗。酒井は7試合連続のフル出場を果たした。
各選手の採点と寸評は以下のとおり。
■大迫勇也
対ブレーメン(0-0)46分途中出場
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:「2.5」
寸評:「シモン・ツォラーに代わり後半から投入されるとケルンの攻撃の幅を広げた。77分のアントニー・モデストのボレーシュートでは、センスあふれるアシストを見せた」
『EXPRESS』
採点:「3」
寸評:「力のこもったパフォーマンス。まずはレオナルド・ビッテンコート、続いてアントニー・モデストのビッグチャンスを見出した」
■原口元気
対ダルムシュタット(1-2●)先発出場、73分交代
『Sportal.de』
採点:「3.5」
寸評:「前半は、右ウイングからスピードに乗ったドリブルで相手を慌てさせることもあったが、ゴールチャンスにはつながらなかった。パスミスはほぼなかったが、試合が進むにつれて消耗し、ボールに触ることもなくなると73分にベンチに下げられた」
■酒井高徳
対ヴォルフスブルク(0-1●)フル出場
『Hamburger Morgenpost』
採点:「4」
寸評:「少なくとも意欲は見せていた。よく走り、攻撃参加でもいい動きをしていた。しかし、光があれば影もあり、守備では危なっかしいところもあった」
◆ガーナ戦控えるU-23代表、豊川&山中が不参加…前田&三丸を追加招集(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?189040-189040-fl
日本サッカー協会(JFA)は8日、11日に開催される「MS&ADカップ2016~九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本~」でガーナ代表と対戦するU-23日本代表メンバーの変更を発表した。
ファジアーノ岡山のMF豊川雄太と、柏レイソルのDF山中亮輔が怪我のため不参加。代わって横浜F・マリノスのMF前田直輝と、サガン鳥栖のDF三丸拡を追加招集する。
クラブを通じて前田は「追加招集ですが、選出して頂いたことを大変嬉しく思います。強い気持ちでこのチャンスを活かせるよう、日本の勝利に貢献できるよう、自分の良さを出していきたいと思います」とコメントしている。
◆鹿島、先制から1分で追いつかれドロー…石井監督「優勝に向け厳しくなってきた」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160508/jle16050822020021-n1.html
明治安田J1第1ステージ第11節(8日、磐田1-1鹿島、ヤマハ)鹿島は後半10分に金崎が先制したものの、わずか1分後に追いつかれて引き分け。石井監督は「勝ち点2を失った。チャンスを多くつくった前半に決めておかないと」と悔やんだ。
柴崎がクロスをクリアし損ね、磐田の小林にエリア外から蹴り込まれた。その後は足が止まって押し込まれる時間帯も長く、引き分けに持ち込むのがやっと。試合後は応援席から怒声が飛び、監督は「優勝に向けて厳しくなってきた」と険しい表情だった。
◆【鹿島】第1S優勝遠のくドロー、指揮官も現実を重く受け止める(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160508-OHT1T50262.html
◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第11節 磐田1―1鹿島(8日・ヤマハスタジアム)
鹿島は痛恨ドローで第1S優勝が遠のいた。後半10分にFW金崎が先制したが、試合を通じてチャンスを決めきれず、得点から1分後に磐田に追いつかれた。
1試合少ない首位浦和との勝ち点差は4に広がった。石井監督は「勝ち点2を失って、非常に優勝に向けて厳しくなった」と結果を重く受け止めた。
◆金崎が先制弾も…鹿島、V遠のくドロー 首位浦和と4差に(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/05/09/kiji/K20160509012551510.html
明治安田生命J1第1S第11節 鹿島1―1磐田 (5月8日 ヤマハ)
鹿島は、引き分けに終わり第1ステージ優勝が遠のいた。後半10分に日本代表FW金崎がMFカイオと2人で左サイドを崩し、右足のゴールで先制した。しかし、その1分後に追いつかれた。石井監督は「後半はシンプルにゴールに向かう形で得点できたが、(失点は)こぼれ球を押し込まれた」と、声を落とした。
これで試合消化が1試合少ない首位・浦和に勝ち点4差をつけられる痛いドロー。指揮官は「勝ち点2を失った試合。優勝は厳しくなってきたと思うが勝ち点3を積み重ねることに集中してやっていきたい」と、前を向いた。
◆磐田、鹿島両GK好セーブで引き分け/磐-鹿11節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1644183.html
<明治安田生命J1:磐田1-1鹿島>◇第1ステージ第11節◇8日◇ヤマハ
ホームの磐田が追いつき、引き分けに持ち込んだ。
鹿島は前半2分、FW金崎がシュートを放つが枠の上に外れた。同6分には、MFカイオのクロスにFWジネイがシュートを狙うが、磐田DFが体を張った守備を見せた。同11分には再び金崎がシュートを放つが、磐田GKカミンスキーが好セーブをした。
磐田は前半39分、MF太田の右クロスから、1トップに入ったMFアダイウトンがヘディングシュートを放つが、クロスバーに弾かれた。前半は0-0で折り返した。
鹿島は後半10分、カイオのドリブル突破から金崎が冷静に決め、先制した。磐田は1分後、相手DFのクリアボールをMF小林が左足で豪快なミドルシュートを決め、すぐさま追いついた。同29分には、MF山本がドリブルからシュートを放つが、鹿島GK曽ケ端が好セーブ。その後は両チームとも決定力を欠き、1-1の引き分けに終わった。
◆3位鹿島はV戦線から一歩後退…磐田MF小林が豪快同点ミドル(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?189039-189039-fl
[5.8 J1第1ステージ第11節 磐田1-1鹿島 ヤマハ]
3位鹿島アントラーズはアウェーでジュビロ磐田と対戦し、1-1で引き分けた。連勝を逃し、勝ち点1獲得にとどまる中、この日は首位の浦和、2位川崎Fがともに勝利。勝ち点差はそれぞれ「4」と「3」に開いた(浦和は消化試合が1試合少ない)。
序盤から互いに激しく攻め合った。鹿島は前半2分、FW金崎夢生が積極的に右足ミドルを狙うが、ゴール上へ。磐田も同9分にMFアダイウトンのパスを受けたMF太田吉彰がPA内右から右足を振り抜いたが、GKがキャッチした。
磐田は前半39分、太田の右クロスにアダイウトンが頭で合わせるが、クロスバーを直撃。鹿島も同42分にMF遠藤康の右CKからファーサイドに流れたボールを金崎がヘディングで狙ったが、わずかにゴール左へ外れた。
両チームがチャンスをつくりながら最後のところで決め切れず、スコアレスのまま後半へ。すると後半10分、鹿島はMFカイオのスルーパスに反応した金崎がPA内に走り込み、右足でゴール右隅に流し込んだ。
金崎の4試合ぶり今季5得点目で先制した鹿島だったが、わずか1分後に追いつかれた。磐田は後半11分、DF櫻内渚の右クロスのこぼれ球をPA手前からMF小林祐希が左足ダイレクトで一閃。ゴール左隅に突き刺し、1-1の同点に追いついた。
勢い付くホームの磐田は直後の後半15分、太田の右クロスにMF山本康裕がフリーで合わせたが、ヘディングシュートはGK曽ヶ端準の正面。同29分にはアダイウトンの横パスを受けた山本が決定的な右足シュートを放つが、これも曽ヶ端に阻まれた。結局、試合は1-1で終了。ホーム連勝を逃した磐田だが、今季初となる連敗は免れている。
◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第11節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51784
明治安田J1 1st 第11節
金崎の先制ゴールも虚しく、痛恨のドロー。3年ぶりの磐田戦は1-1の痛み分け。
前節、ホームの大観衆の前で新潟に2-1と競り勝った鹿島だったが、このGW最終戦は痛すぎるドローに終わった。3年ぶりのアウェイ磐田戦、互いに攻め合いながらも金崎の先制弾のみで1-1となった。
3試合ぶりに山本が復帰、そして前節から永木に代え小笠原が先発となったこのゲーム、序盤は金崎とカイオがアグレッシブな動きでチャンスを作り、そこに遠藤、ジネイが絡み、磐田ゴールに迫った。先ずは3分、カイオの絶妙なスルーパスから金崎が相手GKのカミンスキーと一対一となる。しかしここは森下に横から詰められ、シュートできない。
その4分後、左サイドでボールを受けたカイオがゴール前へ走り込むジネイにタイミングを見計らってのラストパス。これもビッグチャンスとなるが、大井に足を出されて止められてしまった。
その後も遠藤、カイオ、金崎、ジネイらで攻撃の形を作るがカミンスキーの好セーブにも遭い、なかなか先制点が取れない。逆に守備面では39分、太田のクロスからアダイウトンにドンピシャのヘディングシュートを打たれ先制されたかと思われた。しかしこれは、クロスバー直撃。これ以外、致命的なピンチはなかっただけに鹿島はクロスバーに救われる形となった。
0-0で折り返した後半。アクシデントが鹿島を襲う。53分、相手選手と競りながらボールを追いかける遠藤が足を負傷。自らピッチを出て交代を申し出る。鈴木がすぐに入ったが、ゲームプランがこれで狂ってしまう。
しかし、このピンチを前半から好調だったカイオと金崎のコンビが救う。55分、相手ボールを奪い、カイオとのワンツーから金崎が、それまで好セーブを連発していたカミンスキーさえ届かないところへスライディングシュート。これが見事に決まり、鹿島は待望の先制点を得る。
だが、喜びもつかの間、その1分後に小林から左足でスーパーシュートを決められ、試合はすぐに振り出しへ戻った。
その後は磐田のカウンターへばたつく場面も多くなる。全体として追加点を取りに行く意識が強すぎるのか、攻撃も単調となり、そのボールを取られて守備に回るという回数も多くなってしまった。
最後の最後までゴールには迫ったものの、交代で入った鈴木、土居といった攻撃的選手も決定的なチャンスを作れず、山本との交代でサイドバックに回った永木も自らの持ち味を出せずに終わった。1-1の勝ち点1とアウェイで最低限の結果とはいえるが、上を行く浦和、川崎Fがそれぞれ勝利したため、痛恨のドローとしか表現の仕様がないGW最終日となった。
これで1試合消化が少ない首位の浦和に勝ち点4差、すでに1stステージ対戦が終わった川崎Fに勝ち点3差と厳しい戦いは続く。だが、これで歩みを止めてはならない。次はホームで横浜FM戦。ここでもう一度、奮起しなければならない。
【この試合のトピックス】
・磐田との対戦は3年ぶり。
・山本が第8節の柏戦以来の出場。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・バックラインからスピーディーにボールを動かしてリズムを作ろう。
・相手エリア周辺では落ち着いて攻めのバリエーションを試していこう。
・サイドから相手のクロスが入ってきたら中で対応できようにポジショニングをしっかり!
ジュビロ磐田:名波 浩
・サイドチェンジの意識を持って、積極的に狙っていくこと。
・ボールを奪った後、前向きなパスを出していこう。
・怖がらず、自信を持ってプレーすること。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
立ち上がりから攻撃でいい形を作り、相手を押し込むことができたし、チャンスも多く作った。守備ではアダイウトン選手を中心とした磐田の攻撃を注意すること、また小林選手が攻撃の起点となっているので、ここを自由にさせないことを重視した。前半はチャンスが多くありながら決めきれなかった。先制点はシンプルにゴールへ迫り、決められて良かったが、その直後の失点がこぼれ球から決められ、非常に痛かった。その後はどちらも攻撃して点を取らなければいけない状況でオープンとなったが、それは仕方がないと思う。今日は勝ち点2を失ってしまい、優勝に向けて非常に厳しくなったと思う。だが残り試合、勝ち点3を積み上げることに1試合1試合集中していきたい。
Q 遠藤選手と山本選手の状態は?
A 状態は現時点では把握していない。遠藤は自ら交代を申し出たので、筋肉系の怪我だと思う。脩斗は交代の前から足をつっていた。そこで相手がスピードある選手を入れてきたので、対応するために交代させた。怪我ではない。
Q 3バックの磐田への対応は?
A 3バックの形もあることはミーティングでは話していた。ただ3バックとはいえ、守備時に5人が並ぶ形ではなかったので前半はスペースも空いていて、そこを突くこともできた。予想としていたことなので問題はなかった。
Q チャンスを活かせない試合が続く。何かを変えなければいけないのか、それとも積み重ねが重要なのか。
A 僕としては積み重ねが重要だと思う。今、攻撃のコンビネーションだったりクロスを意識させるという作業をしている。そこで色々な形が出来てきているので、その積み重ねで攻撃が出来てゴールが生まれると思う。その作業は続けていきたい。何かをガラリと変えるということは考えていない。
ジュビロ磐田:名波 浩
選手たちに伝えたことは、前半は幼稚でアマチュア的だったということ。ピッチ内で起こりうる現象を予測して動くのではなく、アントラーズというものをリスペクトし過ぎて大分後ろに重たかった。特に左サイドはコンビネーションを出して逃げるな、臆病になるなということを伝えた。後半は得点シーンもその前後も臆することなくやっていたし、最後の10分も我々の足は止まらなかった。確かにボールは回されて何度もやり直しをさせられたが、最後まで粘り強く戦い、決めきろうというプレーが見られた。アダイウトン中心ではあったが、山本康も何度も何度もゴール前に顔を出そうという意識は評価できると思う。勝ち点1という結果が妥当かどうかは分からないが、どちらにとって痛い引き分けだったかといえば、アントラーズの方だったと思う。
選手コメント
[試合後]
【山本 脩斗】
磐田が3バックで来ることは分かっていた。こちらの守備は高い位置で出来た。1-0から2-0、3-0としなくてはいけないのに自分たちで難しい展開にしてしまった。1点取るまでは自分たちのサッカーが出来ていた。チャンスはあったので勝ちたかった。後半、足をつってしまった。切り換えて1試合1試合勝っていくしかない。
【土居 聖真】
前半チャンスがあった中、決められなかった。勝ち切れたゲームだと思う。ギャップで受けたり、点を取ってこいと言われてピッチに入った。もう終わってしまった事なので反省するところはして、次に向けて切り換えるしかない。勝ち点0は許されないので、勝ち点1は最低限。残り全勝しないと優勝に届かない。誰が悪いとか個人の責任でなく、チームで意識を統一して上がっていくしかない。
【昌子 源】
アダイウトンは一発を持っている選手だが、結果だけをみれば抑えられた方だと思う。守備でいえば引き分けくらい。浦和、川崎Fが勝っている中、引き分けてしまった。1点を簡単に失って申し訳ない。非常に難しいゲームにしてしまった。守備陣として反省しないといけない。勝負強さがなかった。前節は内容が悪くても勝った。内容がよければ当然、勝つ。それが出来なかった。連戦は相手も一緒。前半で勝負をつけることが出来たと思う。
【永木 亮太】
今日は勝たないといけない試合だったので、勝ちきりたかった。次に向けて切り換えないといけない。SBに入るのは急だったけど、左は出来ないが、右なら出来る。
金崎の先制ゴールも虚しく、痛恨のドロー。3年ぶりの磐田戦は1-1の痛み分け。
前節、ホームの大観衆の前で新潟に2-1と競り勝った鹿島だったが、このGW最終戦は痛すぎるドローに終わった。3年ぶりのアウェイ磐田戦、互いに攻め合いながらも金崎の先制弾のみで1-1となった。
3試合ぶりに山本が復帰、そして前節から永木に代え小笠原が先発となったこのゲーム、序盤は金崎とカイオがアグレッシブな動きでチャンスを作り、そこに遠藤、ジネイが絡み、磐田ゴールに迫った。先ずは3分、カイオの絶妙なスルーパスから金崎が相手GKのカミンスキーと一対一となる。しかしここは森下に横から詰められ、シュートできない。
その4分後、左サイドでボールを受けたカイオがゴール前へ走り込むジネイにタイミングを見計らってのラストパス。これもビッグチャンスとなるが、大井に足を出されて止められてしまった。
その後も遠藤、カイオ、金崎、ジネイらで攻撃の形を作るがカミンスキーの好セーブにも遭い、なかなか先制点が取れない。逆に守備面では39分、太田のクロスからアダイウトンにドンピシャのヘディングシュートを打たれ先制されたかと思われた。しかしこれは、クロスバー直撃。これ以外、致命的なピンチはなかっただけに鹿島はクロスバーに救われる形となった。
0-0で折り返した後半。アクシデントが鹿島を襲う。53分、相手選手と競りながらボールを追いかける遠藤が足を負傷。自らピッチを出て交代を申し出る。鈴木がすぐに入ったが、ゲームプランがこれで狂ってしまう。
しかし、このピンチを前半から好調だったカイオと金崎のコンビが救う。55分、相手ボールを奪い、カイオとのワンツーから金崎が、それまで好セーブを連発していたカミンスキーさえ届かないところへスライディングシュート。これが見事に決まり、鹿島は待望の先制点を得る。
だが、喜びもつかの間、その1分後に小林から左足でスーパーシュートを決められ、試合はすぐに振り出しへ戻った。
その後は磐田のカウンターへばたつく場面も多くなる。全体として追加点を取りに行く意識が強すぎるのか、攻撃も単調となり、そのボールを取られて守備に回るという回数も多くなってしまった。
最後の最後までゴールには迫ったものの、交代で入った鈴木、土居といった攻撃的選手も決定的なチャンスを作れず、山本との交代でサイドバックに回った永木も自らの持ち味を出せずに終わった。1-1の勝ち点1とアウェイで最低限の結果とはいえるが、上を行く浦和、川崎Fがそれぞれ勝利したため、痛恨のドローとしか表現の仕様がないGW最終日となった。
これで1試合消化が少ない首位の浦和に勝ち点4差、すでに1stステージ対戦が終わった川崎Fに勝ち点3差と厳しい戦いは続く。だが、これで歩みを止めてはならない。次はホームで横浜FM戦。ここでもう一度、奮起しなければならない。
【この試合のトピックス】
・磐田との対戦は3年ぶり。
・山本が第8節の柏戦以来の出場。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・バックラインからスピーディーにボールを動かしてリズムを作ろう。
・相手エリア周辺では落ち着いて攻めのバリエーションを試していこう。
・サイドから相手のクロスが入ってきたら中で対応できようにポジショニングをしっかり!
ジュビロ磐田:名波 浩
・サイドチェンジの意識を持って、積極的に狙っていくこと。
・ボールを奪った後、前向きなパスを出していこう。
・怖がらず、自信を持ってプレーすること。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
立ち上がりから攻撃でいい形を作り、相手を押し込むことができたし、チャンスも多く作った。守備ではアダイウトン選手を中心とした磐田の攻撃を注意すること、また小林選手が攻撃の起点となっているので、ここを自由にさせないことを重視した。前半はチャンスが多くありながら決めきれなかった。先制点はシンプルにゴールへ迫り、決められて良かったが、その直後の失点がこぼれ球から決められ、非常に痛かった。その後はどちらも攻撃して点を取らなければいけない状況でオープンとなったが、それは仕方がないと思う。今日は勝ち点2を失ってしまい、優勝に向けて非常に厳しくなったと思う。だが残り試合、勝ち点3を積み上げることに1試合1試合集中していきたい。
Q 遠藤選手と山本選手の状態は?
A 状態は現時点では把握していない。遠藤は自ら交代を申し出たので、筋肉系の怪我だと思う。脩斗は交代の前から足をつっていた。そこで相手がスピードある選手を入れてきたので、対応するために交代させた。怪我ではない。
Q 3バックの磐田への対応は?
A 3バックの形もあることはミーティングでは話していた。ただ3バックとはいえ、守備時に5人が並ぶ形ではなかったので前半はスペースも空いていて、そこを突くこともできた。予想としていたことなので問題はなかった。
Q チャンスを活かせない試合が続く。何かを変えなければいけないのか、それとも積み重ねが重要なのか。
A 僕としては積み重ねが重要だと思う。今、攻撃のコンビネーションだったりクロスを意識させるという作業をしている。そこで色々な形が出来てきているので、その積み重ねで攻撃が出来てゴールが生まれると思う。その作業は続けていきたい。何かをガラリと変えるということは考えていない。
ジュビロ磐田:名波 浩
選手たちに伝えたことは、前半は幼稚でアマチュア的だったということ。ピッチ内で起こりうる現象を予測して動くのではなく、アントラーズというものをリスペクトし過ぎて大分後ろに重たかった。特に左サイドはコンビネーションを出して逃げるな、臆病になるなということを伝えた。後半は得点シーンもその前後も臆することなくやっていたし、最後の10分も我々の足は止まらなかった。確かにボールは回されて何度もやり直しをさせられたが、最後まで粘り強く戦い、決めきろうというプレーが見られた。アダイウトン中心ではあったが、山本康も何度も何度もゴール前に顔を出そうという意識は評価できると思う。勝ち点1という結果が妥当かどうかは分からないが、どちらにとって痛い引き分けだったかといえば、アントラーズの方だったと思う。
選手コメント
[試合後]
【山本 脩斗】
磐田が3バックで来ることは分かっていた。こちらの守備は高い位置で出来た。1-0から2-0、3-0としなくてはいけないのに自分たちで難しい展開にしてしまった。1点取るまでは自分たちのサッカーが出来ていた。チャンスはあったので勝ちたかった。後半、足をつってしまった。切り換えて1試合1試合勝っていくしかない。
【土居 聖真】
前半チャンスがあった中、決められなかった。勝ち切れたゲームだと思う。ギャップで受けたり、点を取ってこいと言われてピッチに入った。もう終わってしまった事なので反省するところはして、次に向けて切り換えるしかない。勝ち点0は許されないので、勝ち点1は最低限。残り全勝しないと優勝に届かない。誰が悪いとか個人の責任でなく、チームで意識を統一して上がっていくしかない。
【昌子 源】
アダイウトンは一発を持っている選手だが、結果だけをみれば抑えられた方だと思う。守備でいえば引き分けくらい。浦和、川崎Fが勝っている中、引き分けてしまった。1点を簡単に失って申し訳ない。非常に難しいゲームにしてしまった。守備陣として反省しないといけない。勝負強さがなかった。前節は内容が悪くても勝った。内容がよければ当然、勝つ。それが出来なかった。連戦は相手も一緒。前半で勝負をつけることが出来たと思う。
【永木 亮太】
今日は勝たないといけない試合だったので、勝ちきりたかった。次に向けて切り換えないといけない。SBに入るのは急だったけど、左は出来ないが、右なら出来る。
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