日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年10月12日木曜日

◆【山形】石川&松岡考案の「おにぎり」限定販売(報知)






 モンテディオ山形は11日、ホーム・横浜C戦(14日14時、NDスタ)の試合前(正午)に会場で限定販売する、DF石川竜也(37)、MF松岡亮輔(32)プロデュースの「おにぎり」を披露した。

 父親でもある両選手が、多くの子供たちに食べてほしいと願って考案したもので、NDソフトスタジアム山形中央エリアグッズ売店で200個(2個入り、700円)が限定販売される。

 石川が考えたおにぎりは、鶴岡産の「だだちゃ豆」を具にして、昆布だしで味付けした山形のブランド米「つや姫」で握ったもの。松岡考案のものは、握らないおにぎり「おにぎらず」で、中には子供たちの好物の一つ「ハンバーグ」が入っている。石川は「僕たちが食べているおにぎりを食べて、応援してください」とPRしていた。

【山形】石川&松岡考案の「おにぎり」限定販売

◆内田篤人、ブラジル&ベルギー戦で2年8か月ぶり招集へ 崩壊DF陣の救世主に(報知)




 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が強豪のブラジル、ベルギーに挑む欧州遠征でDF内田篤人(29)=ウニオン・ベルリン=の起用を考えていることが11日、分かった。関係者によると、招集の可能性がある文書を所属クラブに送ることが確実だという。3―3で終わったハイチ戦(10日・日産ス)は2点リードから3失点。メンバーの大幅入れ替えを示唆した指揮官は約2年8か月ぶりに内田を呼び、18年ロシアW杯に向けて足場を固める。

 ハリル監督が不合格を突きつけたメンバーに代わり、11月の欧州遠征でDF内田を招集する可能性が出てきた。代表関係者によると、国際親善試合ニュージーランド戦(6日・豊田ス)、ハイチ戦でも「内田(の所属クラブ)には(招集の可能性を記した)レターを送っていた」と明かした。その上で「この2試合で結果を出せなかった。11月も招集候補に挙がるのは間違いない」と断言した。

 今回の2試合で、ハリル監督はDF植田(鹿島)、GK中村(柏)を除く22人を試したが、収穫は2得点のMF倉田(G大阪)くらい。2点をリードしながら3―3に終わったハイチ戦後、怒り心頭。会見で「長年監督をしているが、こんな試合は見たことがない」と酷評。ロッカールームでは「こんな内容では次の試合(欧州遠征)のメンバーに残らない選手の方が多い」と突き放した。

 メンバーの再考で、まず注目されるのが内田だ。15年6月に右膝を手術。長いリハビリを経て、今季ドイツ1部シャルケ04から2部ウニオン・ベルリンに移籍し、9月10日のデュッセルドルフ戦でリーグ戦に復帰した。今回は若手、国内組のテストを優先したため代表への招集は見送られたが、持ち味の戦況を見極める判断力、1対1など勝負に徹するプレーはハリル・ジャパンに必要な要素だ。

 内田は10年南アフリカ、14年ブラジル大会と2度のW杯でメンバー入り。シャルケ04時代のCL出場を含め、豊富な国際経験は日本を支える力になる。15年3月のウズベキスタン戦以来、約2年8か月ぶりとなる代表復帰の実現には、11月までに多くの試合に出場し、復活を印象づけるのが条件。ハリル監督は弱点の1つ、手薄なサイドバックの修正を内田で解消できるか。決断が注目される。

 ◆内田 篤人(うちだ・あつと)1988年3月27日、静岡・函南(かんなみ)町生まれ。29歳。2006年に清水東高から鹿島入りし、右サイドバックとして07~09年のリーグ3連覇に貢献。08年北京五輪代表。19歳でA代表に初選出され、W杯は10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会に選出。10年7月にドイツ1部シャルケ04へ移籍し、17年7月から同2部ウニオン・ベルリン所属。国際Aマッチ74試合2得点。ドイツ1部104試合1得点。同2部2試合無得点。176センチ、62キロ。

 ◆ハリル・ジャパンの右サイドDF 初戦となった15年3月27日の親善試合・チュニジア戦(2〇0)は酒井宏が先発し、内田が後半39分から途中出場。内田は同31日の親善試合・ウズベキスタン戦(5〇1)で先発し、計2試合に出場。先発が最も多いのは酒井宏(20試合)、続いて酒井高(12試合)。長友も1試合務めた。国内組で臨んだ15年8月の東アジア杯は、遠藤が2試合、丹羽大輝(広島)が1試合に先発。原口が途中出場で起用されたことも。

内田篤人、ブラジル&ベルギー戦で2年8か月ぶり招集へ 崩壊DF陣の救世主に

◆初招集からまもなく3年…代表デビューを待つDF植田直通の新たな決意(GOAL)




10月の日本代表2連戦を終えて、フィールドプレーヤーで唯一出場機会がなかったDF植田直通。それでも、新たな決意を胸に前を向いている。

顔で笑って、心の底で悔しがって――。

ハイチ代表戦を終えたDF植田直通の胸中を察すれば、こんな表現になるだろうか。

「今回の合宿では、あまり出ていなかった選手に出場機会を与えたい。2試合とも違ったメンバーで戦うことになると思う。それぞれの選手がチャンスをつかんでほしい」

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が今回のキリンチャレンジカップ2017に向けた日本代表メンバー発表会見で発信した檄を糧に、植田も待望の国際Aマッチデビューを目指した。

だが、6日のニュージーランド代表戦(豊田スタジアム)はリザーブのまま、吉田麻也と槙野智章が組んだセンターバックの一挙手一投足を目に焼きつけた。そしてハイチ戦が行われる横浜へ移動後も、植田が非公開練習で主力組に入ることはなかった。

■フィールドプレーヤーでただ一人…

「先発じゃないことは分かっていたので……」

ハイチ戦のキックオフをピッチで迎えたのは槙野、そして鹿島の先輩である昌子源だった。ならばと、途中出場を目指してウォーミングアップを重ねた。そして後半、続々とベンチの選手が投入されていく。中には今回の10月シリーズで初めてA代表に招集され、ニュージーランド戦でともに出番なしに終わった左サイドバックの車屋紳太郎も含まれていた。

迎えた80分。最後の交代枠として武藤嘉紀が乾貴士に代わって投入される。21人を数えたフィールドプレーヤーでただ一人、植田だけが2試合を通じてピッチに立てないことが確定した。

「後半からチャンスはあるかな、と思っていたんですけど。ただ、試合展開的にも負けている状況になったので、攻撃陣の枚数を増やすのが当たり前なのかなと」

取材エリアで心境を語る姿からは、悲壮感の類は感じられない。しっかりとした口調で、時には柔和な笑顔すら浮かべている。努めて前を向こうと、自らを必死に鼓舞する思いが逆に伝わってくる。

今回こそは――自分自身に期待しながら、愛知県内で開始された合宿に参加した。代表メンバーの発表直前に行われた明治安田生命J1リーグ第27節のガンバ大阪戦。後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾を叩き込み、雄叫びを上げた試合後に、興奮さめやらぬ22歳はこんな言葉を残している。

「自分は代表に行っても、いつも試合に出られない。悔しさを感じている中で、もっと成長しなければいけないということも分かっている。来年のロシア大会まで残された時間は少ないけど、日々の練習からやっていかないと」

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■新たな決意を胸に

彼が初めてA代表に招集されたのは2015年1月。オーストラリアで開催されたアジアカップ2015に臨むアギーレジャパンへ、故障で辞退したDF内田篤人に代わって追加された。しかし、準々決勝でUAE(アラブ首長国連邦)代表に敗退するまでの計4試合で出番はなし。帰国後にはこんな言葉とともに、捲土重来を期していた。

「A代表の先輩たちが真剣勝負を繰り広げている姿を間近で見ることができた点で、すごくいい経験にはなった。普段はどのような生活をしているのかも分かったので」

その後に発足したハリルジャパンで、コンスタントに招集され始めたのは昨年9月。昨夏にはリオデジャネイロ・オリンピックを経験し、鹿島ではリーグ戦と天皇杯の二冠獲得に貢献。12月のFIFAクラブワールドカップで準優勝するなど、心身ともに成長したはずだが、A代表デビューだけが遠い。

6月シリーズからは負傷の森重真人(FC東京)に代わり、昌子が吉田の相棒に指名された。植田の中で新たな目標が生まれた。

「いつも隣でプレーしている選手が、日の丸を背負って戦っている。『自分も』という気持ちになるし、負けていられない、いつか必ず追い越してみせる、という思いでプレーしている」

2歳年上の昌子も、アギーレジャパンでA代表に初招集されてから、ハリルホジッチ監督の信頼を得るまでに約2年8ヶ月もの雌伏の時を強いられた。植田の気持ちは、誰よりもよく理解している。

「こんな試合をして申し訳ない。お前が出ていたらどうなっていたのかは、お前が一番よく分かっていると思うけど」

ハイチの猛攻の前に3失点を献上し、何とか引き分けに持ち込んだ直後、ロッカーへ戻る途中で昌子は植田にこう話しかけたという。そこには先輩からのエールが込められていた。

「自分がいいパフォーマンスやったか、と言えばそうじゃなかった。チームが3失点している時に『自分が出ていたら』と思うのは、選手ならば当たり前のこと。一番悔しい思いをしているのは間違いないし、だからこそナオには頑張ってほしい」

息をつく間もなく、次なる戦いは訪れる。J1では首位を走るものの、代表に合流する直前にサガン鳥栖に苦杯をなめた。残り6試合で、2位の川崎フロンターレとの勝ち点差は5。ホームにサンフレッチェ広島を迎える14日のゲームで負けは許されない。連覇が懸かる天皇杯も、25日にヴィッセル神戸との準々決勝が待つ。

「ショック? 今ですか? もちろんです」

偽らざる心境を笑顔とともに表した植田は、自らに言い聞かせるように決意を新たにする。

「僕はやり続けるしかない。Jリーグもすごく大事な時期に入ってきているし、クラブでしっかりと結果を出し続けて、また呼ばれるように頑張っていきたい」

初招集からまもなく3年が経過する。186センチ、79キロの屈強なボディをさらに鍛え上げ、テコンドー仕込みの闘争心を静かに燃え上がらせながら、植田がA代表デビュー、そしてロシア行きの切符という獲物を追い求め続ける。

文=藤江直人


初招集からまもなく3年…代表デビューを待つDF植田直通の新たな決意


◆昌子“体改革”着手!ハリル監督厳命、体脂肪率12%以下へ(スポニチ)




 W杯に向け鹿島DF昌子が“体改革”に着手する。日本代表はハリルホジッチ監督から体脂肪率12%以下を厳命されているが、昌子はオーバー。海外選手に当たり負けないパワーを付けるために、今季開幕時より約4キロ増量していたのが理由だった。

 体重、筋肉量と体脂肪率のバランスは難しいが「スピードとパワーを備えなければいけないのがセンターバック」と力を込めた。チームに合流したこの日は別メニュー調整を行った。


昌子“体改革”着手!ハリル監督厳命、体脂肪率12%以下へ

◆鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島 10月14日(サンスポ)




 ・鹿島はJ1での広島戦で28勝している。現在J1に在籍しているチームでは最も勝利している相手。

 ・一方の広島は、J1では横浜FM戦に次ぎ(30敗)、鹿島戦で2番目に多く黒星を喫している(28敗)。

 ・鹿島はJ1での広島戦で現在4連勝中。また、直近の3試合でいずれも3得点以上決めている。

 ・広島はJ1での鹿島とのアウェイ戦直近9試合で1勝しかしていない(3分5敗)。1勝は、2013年シーズンの最終節での対戦で挙げたもので、その勝利によって広島はJ1優勝を決めた。

 ・広島がJ1で挙げた直近3得点は異なる3名のブラジル人選手によるもの。

 ・鹿島の土居聖真はJ1での広島戦直近3試合の出場で、3得点に直接関与している(2得点1アシスト)。

 ・今年8月以降のJ1で、最も得点に関与している選手は金崎夢生(計9点、5得点4アシスト)。

 ・広島の千葉和彦は、今季J1で500本以上パスを出している選手の中で、最も高いパス成功率を記録している(93.86%)。


鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島 10月14日

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