日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月15日火曜日

◇蔚山現代、ユン・ジョンファン監督が退任…2014年夏まで鳥栖を指揮(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20161114/515507.html?cx_cat=page1



 Kリーグクラシックの蔚山現代は14日、ユン・ジョンファン監督と契約延長しないことを発表した。

 同クラブ公式サイトによると、クラブ側は今シーズン終了後にユン・ジョンファン監督と契約延長について協議を行ったが、合意点を見つけられなかった模様。同監督も海外リーグのオファーを検討しているため、契約延長しないことに合意した。

 また、同クラブは「(ユン・ジョンファン)監督の意思を尊重する。より激しさを増すKリーグクラシックで来シーズン優勝争いするために新しい選択をすることにした」と声明を発表。来シーズンに向けて、後任を探し始めていることも併せて伝えている。

 現在43歳のユン・ジョンファン氏は現役時代、全北現代など複数のKリーグクラブや、セレッソ大阪、サガン鳥栖とJリーグクラブでもプレー。韓国代表としても活躍し、2002年の日韓ワールドカップのメンバーにも選出された。

 指導者としては2011年に鳥栖の監督に就任。1年目にJ2リーグ2位に導き、クラブ初のJ1昇格を果たした。2014シーズンはリーグ首位に立つなど好調だったが、8月に突然の退任。その後、2015年に蔚山現代の指揮官に就任していた。

◇全国高校サッカー 県大会 明秀日立 鹿島学園 決勝へ(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14791415083113

サッカーの第95回全国高校選手権県大会第5日は13日、カシマスタジアムで準決勝2試合が行われ、鹿島学園は水戸桜ノ牧に1-0で競り勝ち、明秀日立はPK戦の末、鹿島を下した。鹿島学園は3年ぶり、明秀日立は2年連続の決勝進出。

鹿島学園は後半3分、FW上田がこぼれ球から決勝のゴールを決めた。その後は水戸桜ノ牧の攻勢をかわして1-0で逃げ切った。連覇を狙う明秀日立は延長前半、失点した直後に追い付いた。PK戦はGK鈴木が好セーブを見せ、4-3で鹿島に競り勝った。

最終日は19日、同スタジアムで決勝を行う。キックオフは午後1時。

■決勝前売り券販売 きょうまで

県サッカー協会は、決勝(有料)の前売り券を販売する。同協会の公式ホームページから申込票をダウンロードしてファクスで申し込む。締め切りは15日午後3時。

価格は一般(大人)800円(当日千円)、中学・高校生400円(同500円)。小学生以下は無料。日本サッカー協会登録選手証持参の中学生も無料。

申込先のファクスは勝田高(電)029(276)1650。


▽準決勝=40分ハーフ
鹿島学園 1-0 水戸桜ノ牧
0-0
1-0
▽得点者【鹿】上田(後3分)

【水戸桜ノ牧】4・5・1
GK三沼 小田倉 箕川 佐々木 篠原 松本 冨岡 本多 大楽 高崎 曽篠
SH6 CK0 FK PK0

【鹿島学園】4・3・3
GK木村 宮本 塩野 片倉 飯塚 竹内 木次谷 米谷 岡部 上田 中野
SH9 CK2 FK7 PK0


▽交代
【水】中島(大楽)吉井(高崎)柳橋(篠原)
【鹿】島村(米谷)橋口(中野)



明秀日立 1-1 鹿島
0-0
0-0
延長1-1
0-0
PK4-3
▽得点者
【鹿】金子(延前4分)
【明】OG(同8分)


【鹿島】4・5・1
GK宇井 高梨 中沢 沢野 森島 鈴木 郡山 清瀬 広田 古明地 藤代
SH8 CK6 FK26 PK1

【明秀日立】5・2・3
GK鈴木 武藤 伊里 黒宮 前川 小野崎 岡本 平井 高林 大野 高嶋
SH6 CK4 FK11 PK0

▽交代
【鹿】金子(広田)大嶋(古明地)布施(中沢)
【明】高野(高林)荒井(高嶋)岩谷(小野崎)有金(大野)
▽警告
【鹿】高梨【明】黒宮、大野

◆東福岡、選手権連覇へ「去年を越す」圧倒劇 全国制覇への布石の大勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20161114/515336.html?cx_cat=page1



 昨年、全国準優勝の歴史を持つ強豪・筑陽学園を4-0で退けた決勝終了後、当時のMF中村健人主将(現・明治大)は「『全国で勝てるチームはこういうところでも大差つけて勝てる。全国で戦うために4-0、5-0で勝っておかないといけない』と(総監督の)志波先生にずっと言われていた」と説明していた。その言葉通り、激戦区・福岡決勝を大差で制した東福岡は全国大会でも実力を発揮して勝ち上がり、98年度以来17年ぶりとなる全国制覇を果たした。

 あれから1年後、東福岡はまたも大差での勝利によって全国出場を決めた。11月13日、第95回全国高校サッカー選手権大会福岡県予選決勝。試合巧者の九州国際大付と対峙した東福岡は6-0で快勝した。



 この日、ジュビロ磐田内定MF藤川虎太朗がベンチスタートとなった東福岡だが、ガンバ大阪内定MF高江麗央を中心に両ワイドから崩す攻撃で九国大付を攻め立てる。前半15分に中盤でインターセプトした日本高校選抜MF鍬先祐弥のスルーパスからFW藤井一輝が右足で先制点を決めると、29分にもPAで浮き球に反応した藤井がジャンプしながらのハーフボレーで2-0。そして後半には交代出場のFW佐藤凌我が持ち味のスピードを活かして決めたゴールと高江の直接FKによって4-0。そして終盤には2年生MF福田湧矢が鮮やかな連続ゴールを決めて日本一を獲得した97年度大会(7-1、対東海大五)以来となる決勝での6点差勝利で強さを見せつけた。

 九国大付のパワフルな攻撃の前に失点の危機があったことも確かだが、それでもほぼ文句なしの内容とスコア。鹿島アントラーズ内定の左SB小田逸稀は「去年も4-0で勝って、圧倒して全国大会に臨めた。今年も去年を越すという意味で圧倒して勝てたんで良かったです」と微笑み、エース藤川も「決勝でこういうパフォーマンスができたのは良かった」。インターハイは初戦で新鋭・昌平にまさかの逆転負けを喫したものの、福岡決勝を昨年以上の大差で勝利。夏の敗戦を糧に成長し、「全国でも勝てるチーム」であることを証明した東福岡がこの冬も主役になる。

取材・文=吉田太郎

◆「ファブリシオが輝く」 ポルトガル紙が鹿島MFを紹介、神戸戦で2ゴール(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161114/515694.html?cx_cat=page1



 12日に行われた天皇杯4回戦のヴィッセル神戸戦で、鹿島アントラーズのブラジル人MFファブリシオが2ゴールを記録。2-1での勝利に大きく貢献した。

 今年7月にポルトガル2部・ポルティモネンセから期限付き移籍で鹿島に加入した同選手の活躍を、ポルトガル紙『レコルド』が伝えている。

 同紙は「ファブリシオが日本のカップ戦で輝く」と見出しを掲げ、同選手の活躍を紹介。「ポルティモネンセから期限付き移籍で加入しているファブリシオが際立った。2ゴールを挙げ、ヴィッセル神戸相手に2-1で勝利。鹿島アントラーズは準々決勝へ進んだ」といった内容が綴られている。

 ファブリシオは1990年生まれの26歳。ブラジルのジュベントゥージやボタフォゴ、中国の杭州緑城と各国クラブを渡り歩き、今年7月にポルティモネンセから鹿島へ加入した。加入後の明治安田生命J1リーグ・セカンドステージでは全12試合中8試合に出場して1ゴール。神戸戦が加入後初の1試合2ゴールだった。

 鹿島は次戦、23日のJ1チャンピオンシップ準決勝で川崎フロンターレと対戦。天皇杯の次戦は12月24日、サンフレッチェ広島との対戦が決まっている。

◆ザック元監督救った大迫、ハリル監督も救う「点を取って勝ちたい」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20161115-OHT1T50012.html



 ◆18年ロシアW杯アジア最終予選第5戦 日本―サウジアラビア(15日・埼玉)

 FW大迫勇也(26)=1FCケルン=が再び日本代表の危機を救う。最終予選・サウジアラビア戦(15日・埼玉)ではセンターFWでの先発が有力。敗れればバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の進退問題に発展するばかりか、ロシアW杯出場に黄信号がともる一戦。アルベルト・ザッケローニ監督(63)時代にも監督の解任危機を救ったストライカーが、勝利をもたらす決意を明かした。

 未経験の最終予選を前にしてもFW大迫の自信は揺るがなかった。「日本(代表)で足りないのはゴール前の選手(ストライカー)。1トップ(センターFW)は相手に怖さを与えなきゃいけない。(ボールを)持ったら打つという怖さを与えたい。点を取って勝ちたい」。2敗目は許されない中で迎えるサウジアラビア戦。ストライカーとしての怖さを前面に出していく。

 指揮官の首をつなげた実績がある。2013年11月16日の親善試合・オランダ戦(ゲンク)。直前の親善試合で2連敗し、主力選手間で口論が絶えないなどチームは崩壊寸前に陥っていた。日本協会内でザッケローニ元監督の手腕に懐疑的な意見が出る中、0―2の劣勢から大迫のゴールで息を吹き返し、オランダに2―2の引き分け。次戦ベルギー戦で勝利し、チームを立て直すきっかけを作った。

 サウジアラビア戦で引き分け以下に終われば、ハリル監督の進退問題に発展する可能性が高い。大迫も「自分の代表定着よりもチームの勝利が大事」と自覚。サウジアラビアの印象については「選手の能力が高く、球際も激しく来る」と語る一方、その激しいチャージに対して「臆せず戦うこと。チームとしてそれを出すことができれば勝てる」とイメージをふくらます。

 1年5か月ぶりに出場した親善試合・オマーン戦(11日・カシマ)で2得点の活躍。所属するドイツ1部、1FCケルンでも今季からFWとして結果を残している。「試合の中で(球際を)戦って、点を取ることしか考えていない」「ゴール前で仕事をする」「サッカーの世界で結果を出すこと」。プレーも考え方も根っからのストライカー気質の大迫。得点力不足に悩むハリル・ジャパンの救世主となれるか。

◆大迫、サウジ戦1トップ先発へ「ハンパねぇ」生んだ大会以来の埼スタゴールだ!(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20161114-OHT1T50174.html



 日本代表は15日、ロシアW杯アジア最終予選第5戦をサウジアラビアと対戦する。14日は埼玉スタジアムで最終調整。冒頭15分だけ報道陣に公開し、残りは非公開練習となった。サウジ戦では11日の親善試合、オマーン戦(カシマ)で2得点を挙げたFW大迫勇也(26)=1FCケルン(ドイツ)=が3トップのセンターFWで先発出場することが濃厚になった。

 強い決意を口にした。「僕は試合の中で戦って、点を取ることしか考えていない」。今予選の出場は昨年6月のシンガポール戦(埼玉)だけ。14年ブラジルW杯本大会には2試合出場したが、最終予選の出場は0。首位のサウジとの一戦が初の最終予選となる。

 自らのハリル・ジャパン定着へも大事な一戦となるが、「僕個人の代表定着より、チームが勝つことが一番」。勝利を最優先に考える。

 会場となる埼玉スタジアムでは鹿島時代も無得点で、代表でもまだゴールはない。だが、鹿児島城西高時代の09年に全国高校選手権準決勝の前橋育英戦で前半43分にゴールを奪っている。「大迫、ハンパねぇ」と相手選手に言わせた大会以来の埼玉スタジアムでのゴールでサウジ選手にも「ハンパねぇ」と言わせる活躍を見せる。

◆大迫 半端なくシュート打つ「結果=得点が一番」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/15/kiji/K20161115013725880.html

W杯アジア最終予選B組  日本―サウジアラビア (11月15日  埼玉)

<日本代表練習>原口(左から2人目)のボールをとりにいく大迫(右)

 2試合連続弾を狙うFW大迫が半端なくシュートを打ちまくることを宣言した。 

 約1年5カ月ぶりの代表復帰で2得点した11日の親善試合オマーン戦に続き、2試合連続の先発が濃厚。「1トップは相手に怖さを与えないといけない。シュートを貪欲に狙っていくつもり。“あいつが持ったらシュートを打つ”ぐらいのイメージを持たせたい。大一番だと思うので、戦って点を取ることしか考えていない」と力を込めた。

 結果を出すためにゴール前の仕事に集中する。中盤には清武、原口、久保ら能力の高い選手が並ぶだけに「中盤はボールを持てる選手が多い。人数が足りないのはゴール前。真ん中でボールをもらうことが一番の仕事なので、そこは意識したい」とイメージを膨らませた。前線からのプレスなど役割は多いが、約束事よりもフィーリングを重視している。「サッカーは結果論。結果を出すことを一番に考える。その上で、監督から言われていることをやりたい」とストライカーらしいエゴイストな一面も見せた。

◆ハンパない大迫勇也、あるぞ1トップ先発「貪欲に」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1738210.html



 W杯ロシア大会アジア最終予選、B組首位のサウジアラビア戦を翌日に控えた日本代表が14日、会場の埼玉スタジアムで公式練習を行った。公開された冒頭15分では、1トップで先発する可能性があるFW大迫勇也(26=ケルン)らがランニング、ウオーミングアップ、スプリントなどで最終調整を行った。

 1年5カ月ぶりに招集された大迫は、11日の国際親善試合オマーン戦で2得点。不動の存在だったFW岡崎慎司(30=レスター)を脅かす実力を証明し、サウジアラビアとの大一番へ「いい準備、できてますよ。いい練習ができたし、モチベーションも高い」と気持ちを高ぶらせた。

 今季、公式戦11試合に出場するケルンでは2トップの一角としてブレーク中だが、代表では1トップ。「ボールをもらうことが一番の仕事。中盤にはゲームを作れる選手が多いので、自分はゴール前で貪欲にシュートを狙いたい」と意気込んだ。

 中東の屈強な選手とのマッチアップが予想されるが「球際で激しく来ると思うけど、ドイツでは常に戦っている。そこを代表でも出せれば」と言い切った。

◆大迫はゴール前に専念「点を取ることしか考えてない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203291-203291-fl



 自身初のW杯アジア最終予選を前にしても気負いはない。約1年半ぶりの代表復帰となった11日のオマーン戦(4-0)で2ゴールと結果を残した日本代表FW大迫勇也(ケルン)は15日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(埼玉)も先発出場が濃厚。昨年6月16日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦(0-0)に途中出場しているが、前回大会も含めて最終予選は初の経験となる。

「向こう(ドイツ)でも常に緊張感を持って試合をしているので、そこは大丈夫。(オマーン戦は)練習試合みたいなもの。明日は相手も球際で来ると思うけど、変わるのはそこだけ」。絶好調のストライカーは平然と言った。

 オマーン戦後、ハリルホジッチ監督は大迫に対する称賛を惜しまなかった。FW岡崎慎司、FW武藤嘉紀、FW浅野拓磨、FW本田圭佑らが務めてきた1トップのポジション。得点力不足の「より良いソリューション」を探してきた指揮官は「このポジションに良い候補が見つかったと思う」「彼はチームにかなり多くのものをもたらしてくれると感じている」と絶賛した。

「真ん中でボールをもらうのが一番の仕事。中盤にはボールを持てる選手が多いし、日本に足りないのはゴール前の選手」。ストライカーとしての矜持を口にする大迫に対し、FW原口元気も「やっぱりだれよりもおさまる選手だと思うので、彼に入ったあとの飛び出しは一番生きるかな」と、コンビネーションのイメージを膨らませる。

 サウジアラビア戦の2列目の構成がどうなるか分からないが、原口とMF清武弘嗣の先発は間違いないだろう。MF香川真司、FW本田圭佑、FW浅野拓磨らが残る1枠を争うが、いずれにせよ、大迫自身はゴール前の仕事に専念するつもりだ。

「いい選手がたくさんいるので、自分は『ゴール前で仕事をしろ』とだけ言われている。ゴール前で相手に勝つことだけを考えたい。一人ひとりが1対1で勝てれば、自然と試合に勝つ確率も上がる」。そう闘志を燃やすと、「相手のセンターバックも球際は激しく来ると思うけど、球際の1対1に僕が勝って、チームに勢いを付けられれば。試合の中で戦って、点を取ることしか考えていない」と力強かった。

(取材・文 西山紘平)

◆貪欲にゴール狙うFW大迫勇也、デュエルにも自信「結果を出すことが一番」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20161115/515701.html?cx_cat=page1



 FW大迫勇也(ケルン)が再び勝負の時を迎える。サウジアラビアとの大一番を翌日に控えた14日、取材陣の前に姿を現したストライカーは、いつもの淡々とした口調で「準備はできています」と語った。

 約1年半ぶりの代表復帰となった11日のキリンチャレンジカップ2016・オマーン戦で、大迫は一気にエース候補に名乗り出た。古巣・鹿島アントラーズのホームで2ゴール。1トップで不動の地位を築いていたFW岡崎慎司(レスター)を脅かす実力を示した。これにはヴァイッド・ハリルホジッチ監督も賛辞を惜しまなかった。「このポジション(センターフォワード)にいい候補が見つかった。彼はチームに多くをもたらしてくれると感じている」と指揮官にはうれしい収穫となったようだ。そして、2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・サウジアラビア戦での先発出場が現実味を帯びてきた。

 サウジアラビア戦に出場するとなれば、大迫にとって初の最終予選。しかし、絶好調のストライカーに気負いはない。「真ん中でボールをもらうことが一番の仕事。中盤はボールを持てる選手が多い。今、日本に足りないのはゴール前の選手」と自分の役割は明確だ。さらには、「シュートは貪欲に狙っていくつもりですけど、FWや1トップの選手は相手に怖さを与えないといけないポジション。少なからず、『あいつが(ボールを)持ったらシュートを打つ』くらいのイメージを持たせたい」と頼もしい発言も飛び出した。

 “デュエル”(局面での戦い)で負ける気もない。格下のオマーンとは違い、「球際はもっと激しく来ると思う」と中東の屈強な選手とのマッチアップも予想されるが、大迫は「ドイツでも厳しいところでやっている」と平然と話す。ドイツで「最初は嫌いだった」という球際の激しさに揉まれながら、今シーズンは本職で定位置を確保するまでに成長した彼は、「(その激しさが)楽しくなったし、(サウジ戦では)駆け引きの中で自分を出したい。相手との戦いがすごく楽しみ」と余裕さえ見せた。

 オマーン戦はゴールという結果を残してアピールに成功した。次は“本番”と位置付けるサウジアラビア戦。「サッカーの世界は結果論なので、結果を出すことが一番」とハリルジャパン定着を狙う大迫が、ストライカーとしての価値を証明するつもりだ。

文=高尾太恵子

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