日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年9月19日土曜日

◆「選手権優勝」の看板を引っ提げて鹿島入り、プロ1年目の葛藤…世代屈指のドリブラー松村優太の現在地(サッカーダイジェスト)






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U-19日本代表合宿では持ち前のドリブルでアピール。一方鹿島では同期入団のチームメイトが出場機会を増やすなか…


 U-19日本代表合宿でも、鹿島アントラーズでも同年代との熾烈な競争がある。

 9月14日から3日間に渡って行なわれたU-19日本代表合宿において、鹿島のMF松村優太は、精悍な顔つきで自分の持ち味であるドリブルをアピールした。

 本来、この合宿は1か月後の10月に開催予定だったU-19アジア選手権の直前合宿に相当するものだった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来年の初旬へ大会延期が決定したことで、「もう一度プランを練り直さないといけない」と影山雅永監督も頭を抱えるほど、イレギュラーな出来事が起こった中での合宿だった。

 ただ、裏を返せば大会が先延ばしになった分、これまでコアメンバーに入っていなかった選手たちにとっては、再アピールのチャンスがやってきたと言える。不動の存在とは言えない松村はそれを深く理解し、明確な目標と確固たる意思を持って臨んでいた。

「個人のレベルアップもそうだし、自分の良さをチームメイトに分かってもらうことが大事。今、(U-19日本代表は)攻撃、守備の連係部分を合わせている段階でもあるので、そこを要求どおりに着実にこなしながら自分の良さを出すという2つのテーマを持ってやっています」

 前述したように表情が違った。それはプロ1年目だが、彼が鹿島で味わった大きな葛藤に起因していた。今季、松村は選手権優勝の看板を引っ提げて、FW染野唯月、MF荒木遼太郎、GK山田大樹と共に加入。プレシーズンに行なわれた水戸ホーリーホックとの試合では、荒木とともに途中出場し、右サイドからドリブルで仕掛け、積極的なシュートを放つなど上々のスタートを切った。

 しかし、そこから開幕戦でリーグデビューを飾り、中断明けもコンスタントに出場機会を掴んでいった荒木に対し、松村はベンチ入りもままならない。染野も怪我から復帰すると、2節の川崎フロンターレ戦でリーグデビューし、翌節にはスタメン出場。荒木もスタメン出場の機会を着実に増やし、山田も2試合でスタメンを経験した。一方の松村は10節のヴィッセル神戸戦でリーグデビューを飾ったが、翌11節の横浜FC戦で数分出場したのちは、ベンチ外が続いている。


「(U-19日本代表で)スピードは負けていないと思う。トップスピードに乗った状態のドリブルが自分の武器」





 この現実を悔しいと思わないわけがない。葛藤しないはずがない。1年目にして彼はプロの世界のリアルな厳しさを痛感しているだろう。だが、裏を返せば1年目からここまでの経験ができること自体が松村にとって大きな財産である。

 強い危機感を抱きながら日々サッカーに打ち込めているのが、その証拠だ。それは鹿島でもしかり、U-19日本代表でもしかりだ。印象的だったのが、初日に行なわれたリモートインタビューで、同年代である久保建英について聞かれた時の彼の答えだった。

「やはり僕たちの年代のトップの選手ですし、日本サッカー界のトップ。まだまだ足もとにも及ばないと思いますし、僕は(久保のことを)知っていても、向こうは僕のことを全く知らないと思います。でも、同年代には負けたなくない。同じ鹿島でも(フィールドプレーヤーで言うと)荒木がスタメンで出たり、唯月がコンスタントに出て、僕はちょっとしか出ていないので、まずは身近な競争に勝っていかないといけない。じゃないと到底そのレベルにたどり着けない。久保選手はトップトップですが、まずはチーム(鹿島)内の競争に勝たなければいけないと思っています」

 合宿最終日の紅白戦でも彼はドリブルに加え、スペースを作るフリーランニングや、ドリブルすると見せかけて裏へパスを出したりと、自分のプレーとU-19日本代表の約束事をきちんとリンクさせながらプレーしていた。

「このチームの中でもスピードは負けていないと思う。トップスピードに乗った状態のドリブルが自分の武器。それを出すために味方との連係を高めていかないといけないので、この3日間でコミュニケーションをとって、自分の武器を出していけるようにしたいと思います」

 初日のこの宣言をしっかりと表現をした松村。今は悔しい思いの方が強いのかもしれないが、サッカーに対する真摯な姿勢がある限り、必ずやこの経験は今後に生きてくるはずだ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)






◆【鹿島】「細かいことは言えない」C大阪の堅守をエヴェラウドはいかにこじ開けるか(サッカーダイジェスト)






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「FWである以上、相手をいかに攻略するかは頭の中にある」


「細かいことは言えない」

 9月18日のオンライン取材に応じたエヴェラウドは明言を避けた。当然だろう。翌日はアウェーC大阪戦が控えている。敵の堅牢な守備陣の攻略法について聞いたが、試合前に手の内を明かす必要はない。それは相手にとって有益な情報になる。

 ただ、チームトップの10得点をマークする頼れる男は「自信はある」とも言った。

「FWである以上、相手をいかに攻略するかは頭の中にあるし、それは今までやってきたこと。自分の中で形はある」

 C大阪の4バック、とりわけ2CBはしっかりとゴール前に陣取り、強度の高いディフェンスで相手の攻撃をことごとく撥ね返す。そこをどうこじ開けて、勝利に導くゴールを奪えるか。目下2戦連発中と好調をキープするエヴェラウドにかかる期待は大きい。

「上位2チームのフロンターレとセレッソは、勝点の面で少し抜けている。うちとしても差を縮める良い機会になる」

 6連勝のかかる大一番に向けて、改めて気持ちを引き締める。間違いなく見応えのある一戦になるだろうし、エヴェラウド自身も好ゲームになると展望する。

「お互いに“サッカーを知っている”チームだし、クオリティも技術も高い選手が多いので面白い試合になると思う」

 上位進出を目論む鹿島にとり、真価を問われる試合になる。エヴェラウドもその言葉に力をこめる。「鹿島にとって明日が良い日になるように、全力で準備して、勝点3を取って帰れるように頑張りたい」と。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)




◆【鹿島】「細かいことは言えない」C大阪の堅守をエヴェラウドはいかにこじ開けるか(サッカーダイジェスト)




◆【鹿島】5連勝VS6連勝…好調C大阪と“大坂夏の陣”今季10発エベラウド「面白い試合になる」(報知)






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 5連勝と好調の5位鹿島は18日、C大阪戦(19日・ヤンマー)に向け、鹿嶋市内で最終調整を行った。

*  *  *

 2位のC大阪は堅守を武器に6連勝中。好調同士の対決となる“大坂夏の陣”に向け、オンライン取材に対応したFWエベラウドは「面白い試合になるのでは。C大阪もまとまりがあるチームだし、うちもそれに負けないぐらいのまとまり、タレント力がある。いい試合になるはずだ」と試合を待ち望んだ。

 C大阪は9月に行われたJ1の4試合でわずか1失点。組織的な守備をベースとした盤石の試合運びで、前節では前半に退場者を出しながらも神戸に1―0で勝利した。

 昨季のアウェーC大阪戦でゴールを挙げ、1―0の勝利に貢献したDF犬飼智也は「手堅いチームなので、リーグ戦を通して安定した勝ち点を積み上げられるチーム。そういう相手に自分たちがやってきたことをどのくらい出せるか。セットプレーもそうですし、90分通して細かいことを集中し続けることだと思います」と意気込む。

 直近5試合の対戦成績は5戦全勝で無失点。ヤンマースタジアム長居でのC大阪戦は2010年5月の敗戦を最後に公式戦8連勝中と好データも並ぶ。シーズン折り返しとなる17試合を消化した段階でチームトップの10得点を決めているエベラウドは「上位2チーム(川崎、C大阪)が少し抜けているので、うちは差を縮める意味ではいい直接対決になる。勝ち点3を持って帰れるようにしたい」と闘志。敵地で難敵を下し、優勝した2016年以来4年ぶりとなる6連勝を狙う。




◆【鹿島】5連勝VS6連勝…好調C大阪と“大坂夏の陣”今季10発エベラウド「面白い試合になる」(報知)




◆【鹿島】6連勝なるか? ザーゴ監督「セレッソの堅い守備だけを意識してはいけない」(サッカーマガジン)






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鹿島アントラーズのザーゴ監督がセレッソ大阪戦を前に取材に応じ、意気込みを語った。相手の堅い守備を意識し過ぎず、自分たちの戦い方を継続していくと強調。ベクトルを自分たちに向けて上位との差を詰めるべく、勝利を目指す。


重要なのは相手よりも自分たち


 目下、6戦負けなしで5連勝中。信念をもって取り組んできたことがようやく形になってきた。勝利を収めたこの5試合で無失点試合がないのは気がかりだが、すべて複数得点を記録し、勝ち切っている。攻撃的なアントラーズという新しい側面を示しつつある中、次節の相手は2位のセレッソ大阪。リーグ最少失点の堅い守備を誇り、1試合平均で0.82失点と、1点取ることも容易ではないチームだ。

 ただし、セレッソの堅い守備ついて聞かれたザーゴ監督は、相手のことよりも自分たちにフォーカスして言った。

「重要なのはやっぱり相手よりも自分たちの強度。動き、人、ボール、パス、というすべてにおいて強度を持続することが重要になる。ボールスピードやパススピードをあげて、自分たちのペースで戦えるかどうか。勝ち点12差がある相手なので、それを縮めるチャンスなわけで、しっかり強度をもって戦うことが重要だ」

 セレッソの縦横に圧縮するプレスをかいくぐり、ゴールネットを揺らすことができるかどうか。鹿島からすれば、幅と深さを取りつつ、プレスを空転させるような攻撃を狙いたいところだろう。あるいはプレス網を飛ばすのも一つの手。

「守備的なチームに対してはボールスピードを上げて揺さぶりをかけて、進入するスペースを見つけ出すことを徹底してやらなければいけない。ただし、相手が守備が堅いチームだからといって、変にそこを意識する必要はないと思う。落ち着いてしっかりやるべきことをやることだ」

 指揮官は、これまで通りの戦い方の精度を上げて臨む姿勢を示した。

「一瞬だけ成功を手にすることはできても、それを継続し、高いレベルを持続することは難しい。選手には変わりなく、継続しようと選手に話した。今週の練習は非常に充実していたと思う。
 あとは試合でやってきたことを落ち着いてできるか。それが重要。勝ち点差を縮めるチャンスなので、選手たちのモチベーションも高い」

 相手も6連勝中。好調チーム同士の対戦は鹿島の攻撃とセレッソの守備という構図で見られがちだが、ことはそう簡単ではない。セレッソは前節の神戸戦こそ1点に留まっているが、それ以外の5勝はすべて複数得点を記録している。決定力は、特筆もの。清武弘嗣、坂元達裕ら好調なアタック陣をいかに封じるかもポイントになる。しかも前述の2人は前節温存されている。

 鹿島にとってセレッソ戦は、後半戦に向けた試金石となる試合と言えるかもしれない。全力で勝ち点3をつかみにいく。



◆【鹿島】6連勝なるか? ザーゴ監督「セレッソの堅い守備だけを意識してはいけない」(サッカーマガジン)




◆【C大阪vs鹿島プレビュー】好調のチーム同士が激突!…連勝街道を突き進むのは2位・C大阪か、5位・鹿島か(サッカーキング)






FOOTBALL PEOPLE 小笠原満男特集号 レジェンドの物語。〜鹿島アント...





■セレッソ大阪 首位追走のためにも落とせない一戦。相性の悪さを克服できるか





【プラス材料】
 水曜日に行われた第25節のヴィッセル神戸戦に勝利し、2005年以来となる15年ぶりの6連勝を達成。首位を独走する川崎フロンターレに勝ち点差「5」まで迫った。最近は劣勢の試合でもチャンスをモノにして白星を獲得している。この勢いのまま、好調の鹿島アントラーズも破りたい。

 FW柿谷曜一朗が神戸戦で今季リーグ戦初ゴールを奪った。ここまでは途中出場が主になっているうえ、ゴールという結果が出ない苦しい状況だったが、この得点をきっかけに爆発を期待したい。また、FWブルーノ・メンデスが同試合の終盤から出場。第13節の横浜FC戦以来、4試合ぶりの復帰を果たした。今節の鹿島戦は神戸戦で退場処分を受けたFW都倉賢が出場停止となるため、背番号20の復帰は大きい。

 ここまで先発出場が続いていたMF清武弘嗣とMF坂元達裕が、神戸戦でベンチ入りするものの出場せず。首位・川崎Fの追撃に向けて大事な一戦となる鹿島戦に、万全のコンディションで臨める。

【マイナス材料】
 鹿島が中6日で戦えるのに対し、セレッソ大阪は中2日で試合を迎えることになる。そのうえ、C大阪は水曜日の神戸戦を60分近く10人で戦ったため、疲労はより蓄積しているはずだ。コンディションの差は大きい。

 鹿島とのリーグ戦の通算対戦成績は、14勝4分22敗と大きく負け越している。昨季はホーム・アウェイともに黒星を喫した。また、本拠地『ヤンマースタジアム長居』でのリーグ戦は2011年から7連敗中と、相性がよくない。

文:totoONE編集部


■鹿島アントラーズ 攻守両面でハイパフォーマンスを継続。難敵撃破で上位進出へ





【プラス材料】
 前節の清水エスパルス戦に2-1で勝利し、連勝を「5」に伸ばした。FWエヴェラウドに2試合連続得点となる今季10ゴール目が飛び出し、MF土居聖真の追加点で引き離した。

 スコア上では1点差。追い上げられての勝利で逃げきった感は残るが、内容に目を移せば前向きな要素が多い。清水と比べて、ボールを奪うポイントを共有でき、奪う意識も段違い。点差以上の違いを見せつけての勝利だった。

 今節は好調のセレッソ大阪が相手となるが、チームのベースができ、試合間隔も1週間空いた。今や唯一の不安点であるコンディション面が整った状態で試合に臨めれば、好勝負を展開できるだけのチーム状況にある。がっぷり四つに組んだとしても、勝機は大いにある。

【マイナス材料】
 5連勝中のチームにあっても課題は尽きない。前節の清水戦は第15節のベガルタ仙台戦に続き、後半の戦い方がやや不安定になった。リードを奪えば、ある程度ボールを持たれることは仕方ないにしても、サイドでの攻防、相手との間合いで一歩踏み込めない場面が見受けられる。

 ピッチでは「大事に、慎重に」という意識を持ちすぎても、逆に持たなくても問題を引き起こす。さじ加減は難しいが、もう少し勇気や挑戦の割合を増やしてもいい。

 5連勝で、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督のサッカーに自信を持って試合に臨めるC大阪戦。当然ながら、油断も大敵になる。しっかりとした守備から試合に入り、6連勝を成し遂げたい。勝てば上位の背中が見えてくる。

文:totoONE編集部




◆【C大阪vs鹿島プレビュー】好調のチーム同士が激突!…連勝街道を突き進むのは2位・C大阪か、5位・鹿島か(サッカーキング)


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