日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年11月30日土曜日

◆2013 アントラーズレディースカップU-12(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/fanzone/reports/academy/40827

11月23日(土)に卜伝の郷運動公園で『JFA・キリンレディース/ガールズサッカーフェスティバル2013』が行われ、このイベントに参加した9チームにより、翌日(11月24日)、鹿島アントラーズクラブハウスグランドで『2013 アントラーズレディースカップU-12』を開催しました。



午前中にリーグ戦、午後に順位別リーグ戦を行い、参加チームの特徴としてボールを大切にしながらゴールを目指す、粘り強い守備、皆で声を出して助け合うなど、一つ一つのプレーに気持ちを込めて闘うことがありました。



鹿嶋まで応援に来られた皆様は、ゴールが決まった時チーム全員で声をかけあう、最後まで諦めないで闘う姿勢を見て感動されたと思います。
選手達には、さらなるレベルアップのため今後も練習や試合を全力で取り組み、もっともっと多くの人達に感動を与えられるような選手へなってほしいと願っています。



大会結果(第1位・第2位)

第1位 沖縄プリンセス天妃


第2位 La Ciruera NARITA U-12


☆参加チーム

アントラーズレディース


鹿島LSC(A)・鹿島LSC(B)


FC石岡レディース


La Ciruela NARITA U-12


La Ciruela NARITA U-11


市川フットボールレディース


前橋南CHERRYS


沖縄プリンセス天妃

◆【山形】奥野監督「全てが思い出深い」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131129-1224886.html



 J2山形を今季限りで退団する奥野僚右監督(45)と相馬直樹ヘッドコーチ(42)が29日、天童市内で現体制最後の練習に臨んだ。

 そろって選手、スタッフに交ざってミニゲームにフル出場し、衰えぬ足技を披露。奥野監督は「久しぶりにゲームをして楽しかった。雪かきなど、すべてが思い出深い」。相馬コーチは「いろいろな人に助けてもらって、自分も成長させてもらった」と振り返った。

◆【鹿島】大迫、ゴールに集中 柿谷より勝利優先(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131129-OHT1T00189.htm



 Jリーグは30日、第33節9試合が行われる。鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)が、ザック・ジャパンの“エース対決”より勝利を優先させる。29日、C大阪戦へ向けて茨城・鹿嶋市内で前日練習。同FW柿谷との対戦になるため注目度は高いが「メディアは盛り上がるかもしれないけど、直接対峙(たいじ)するわけじゃない。点を取ることしか考えてない」と冷静だ。

 現在18得点で、現行制度となった05年以降のクラブ記録となるFWマルキーニョス(現横浜M)の21得点(08年)も見えてきた。「パスを出してもらって3点取らせてもらえれば」。ラスト2連勝へ、やるべきことは明白だ。

◆大迫 最多得点「狙う」!クラブ新まであと3(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/30/kiji/K20131130007107030.html

 鹿島のFW大迫がクラブ史上のシーズン最多得点更新に意欲を見せた。今季リーグは2試合を残して18得点を記録。大会形式が現行制度になった05年以降の最多得点であるマルキーニョスの21得点(08年)にあと3得点に迫っており「狙いたいね」と目を光らせた。

 C大阪には日本代表で定位置を争う柿谷が所属。今月のベルギー遠征では食事で同じテーブルを囲み冗談を飛ばし合うなど仲は良く、くしくも同じ18得点で並ぶが「直接、対峙(たいじ)するわけじゃないからね」と特別な意識はない。首位・横浜とは勝ち点6差で得失点差は12下回る。逆転Vは絶望的な状況だが「可能性がある限りは全力で戦う」とゴール量産を目指す。

◆【鹿島】大迫、C大阪戦「チャンスある」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131129-1224726.html



 鹿島が29日、茨城・鹿嶋市内で練習を行い、30日のアウェーC大阪戦に備えた。

 リーグ戦終盤ということもあり、約30分の軽めの調整で終了。早々に切り上げ、敵地へ乗り込む。C大阪には今季ナビスコ杯予選で敗れたが、その前は10年11月から8連勝しており相性は良い。

 FW大迫勇也(23)は、「チャンスはあるから、いかに落ち着いて決められるかが大事」と話し、上位との直接対決を見据えた。

◆【J1:第33節 C大阪 vs 鹿島】プレビュー:『レヴィーセレッソ』ホーム最終戦。タイトルへのわずかな可能性、ACL出場権への挑戦をかけたC大阪と鹿島が直接対決。(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00165029.html

11月30日(土)J1 第33節 C大阪 vs 鹿島(14:00KICK OFF/長居)
◆J1昇格プレーオフ特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
◆J2・JFL入れ替え戦特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
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早ければ今節にもリーグチャンピオンが決まる可能性のあるJ1だが、首位の横浜FMと勝点6差のC大阪と鹿島も、わずかながら望みをつなぎとめている。そのなかで、この第33節では、両者が直接対決。タイトルや、ACL出場権獲得条件の3位以内を目指す権利を得るためのサバイバルマッチが、第33節、大阪長居スタジアムで行われる。そして、この試合が、11月25日に契約満了が発表されたC大阪のレヴィークルピ監督にとっても、ホーム最終戦となる。

「複雑な想いもある。私にとってホーム長居での最後の試合というのもあり、特別な意味合いのある試合。選手たちには輝くサッカーをもう1回見せて欲しい」と、率直な思いを述べた、レヴィークルピ監督。今年60歳を迎えた名伯楽は、延べ3度、通算8シーズンに渡って浪速の桜色のチームを牽引し、攻撃サッカーというスタイルを植え付け、若きタレントを次々と開花させてきた。また、C大阪は、昨年のJ1残留争いという苦しい思いも経ながらも、今季はそのときの生え抜きのタレントを中心に、上位へ躍進。優勝争いにも加わっている。『レヴィーセレッソ』集大成のときを、まさに今、迎えようとしている。

C大阪にとって、レヴィークルピ監督のもとでの戦いは、あと2試合。「今は寂しいという気持ちより、最後、今年一緒にやってきたメンバーで何かつかみたいし、絶対に歴史に名を刻みたいと思っている」というのは、チーム最年少の南野拓実。「それが何かと言われれば、『優勝』。自分たちにはもうリーグ戦しかないので。(首位と6差で)望みは薄いかもしれないが、何かをつかめるようにしたい。全部終わってから悲しい気持ちは出てくると思うが、今は目の前のこと、この鹿島戦にしっかり勝つことしか考えていない。レヴィーも目の前のことを考えている人だと思うので、自分たちもそこにしっかり集中したい」。『レヴィーイズム』を身につけた最後の愛弟子も、柿谷曜一朗、山口螢らをはじめとする桜色の戦士たちとともに、悲願の初冠へ、あきらめの気持ちはまったくなく、1戦1戦に全力を尽くす構えだ。

長年、レヴィークルピ監督とともにチームを指導してきた小菊昭雄コーチも、こう述べる。「どんな対戦相手でも、自分たちのスタイルを貫いて、攻撃サッカーを全うすること、走り切ることを大事にしてきた。だから、この鹿島戦も、優勝がかかっているとか、相手が試合巧者だとか、サポーターが大勢来ていただけるとか、いろんなことがあり、特別な雰囲気のなかでの試合になると思うが、ウチは今までどおり、自分たちのスタイルを1人1人が100%出し切る。そうすれば、自ずと結果はついてくると思うので。サポーターの皆さんとともに、レヴィーのホーム最終戦を飾りたいし、最終節の浦和戦に楽しみをつなげられるように、またこういう刺激的な日々を1週間過ごせるように、みんなで勝ち取りたい」。

そして、レヴィークルピ監督が最初に指揮をした1997年には選手として薫陶を受け、2度目の采配となった2007年からは小菊コーチとともにスタッフとして支え続けた武田亘弘GKコーチも、思いは同じだ。「(レヴィークルピ監督との日々が)ちょっとずつ短くなってくると感慨深くなると思うが、僕らのやっていくことは変わりない。日頃からやってきたことを、最後までやり続けることが、一番僕自身にとっても納得できることだし、レヴィー監督の残り何日間に対するリスペクトした行動かなと思う。特別なことをしても、あの人は喜ばないので。ちゃんと最後まで自分たちがやってきた仕事を全うしたなかで、チームワークもそうですし、やっていくのが一番大事」。『レヴィーセレッソ』というチーム、ファミリーは、このクライマックスにおいても、自然体で試合に向けて準備をしてきた。その積み重ねを、常勝軍団、鹿島にもぶつけていく。

さて、この両者の対戦成績は、J1での対戦成績は、C大阪の12勝4分け15敗。2010年まではC大阪が鹿島に勝ち越していたが、11年以降、今季最初の顔合わせに至るまで、5連敗中。その期間、天皇杯やヤマザキナビスコカップでもC大阪は苦杯をなめつづけており、一気に形勢は逆転してしまっていた。しかしながら、今季直近の対戦であるヤマザキナビスコカップ予選リーグ第7節では、エジノの来日初ゴール、柿谷曜一朗のドリブルからの決勝ゴールで、C大阪が鹿島を2-1と下した。当時は、いわゆる消化試合で、鹿島側の主軸が数名不在だったが、C大阪としては流れを変えるきっかけになったはず。それを、小笠原満男らベストの布陣で乗り込んでくる相手との、この大事な一戦でも、しっかりと証明したいところだ。

柿谷と大迫勇也の日本代表ストライカー対決というところでも、大きな注目を集めるであろう、C大阪と鹿島の一戦。どちらのエースが輝きを放てるかも、勝敗を決する大きな鍵となるのは言うまでもないこと。ただし、最後はチーム力、そして、前節でも特にレヴィークルピ監督が強調していた『集中力』を、発揮できたほうに、勝利の女神は舞い降りるはずだ。3万人を越えると予想される大観衆が集う、C大阪の歴史を築き上げてきた聖地、長居にて、勝ち名乗りをあげ、最終戦へ希望をつなげるのは、若さと勢いで群を抜くC大阪か。実績抜群の鹿島か。「ホーム最終戦、大阪での最終戦ということで、試合が終わったあとに、みんなで喜びを分かち合いたい。現時点で結果というのは誰にも分からないことだが、まずは走りきること、そして、我々の目指す、自分たちのやりたいサッカーをとことん見せる。それが我々にできることだ」と意気込みを語ったレヴィークルピ監督。『レヴィーセレッソ』ホームラストマッチ、桜が華々しく舞う姿は見られるだろうか。

以上

2013.11.29 Reported by 前田敏勝

2013年11月29日金曜日

◆大迫 30日セレッソ戦で2試合ぶり1トップ先発が濃厚(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/29/kiji/K20131129007100280.html

 鹿島のFW大迫が30日のアウェーC大阪戦で2試合ぶりに1トップで先発することが濃厚となった。

 28日のゲーム形式で、土居をトップ下に配置する4―2―3―1の頂点でプレー。前節23日の鳥栖戦ではダヴィとの2トップで不発に終わっており「ゴールに近い位置でプレーできるのはいい。いい連係を見せられると思う」と歓迎した。16日の日本代表のオランダ戦では1トップに入り1得点1アシストの活躍。最も得意とするポジションで今季19得点目を狙う。

◆ユースチーム キッカ監督の退任について(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/40819

アントラーズユースチームのキッカ監督が今季限りで退任することになりましたのでお知らせいたします。なお、同監督は高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 プレミアリーグ終了までチームを指揮します。

<プロフィール>
■氏名:
キッカ KIKKA(Joaquim Ferreira da Silva Filho)

■生年月日:
1970年4月23日

■国籍:
ブラジル

■経歴:
<選手歴>
1987~1990 C.R.フラメンゴ(ブラジル)
1991 ボタフォゴ(ブラジル)
1994 パルメイラス(ブラジル)
<指導歴>
1995~2000 CFZ・ド・リオ(U-13監督・ブラジル)
2001~2003 CFZ・ド・リオ(U-15監督・ブラジル)
2004~2006 CFZ・ド・リオ(U-17監督・ブラジル)
2007 CFZ・ド・リオ(U-20監督・ブラジル)
2007~2008 アル・ナスル(U-17監督・サウジアラビア)
2008 アル・ナスル(プロチームアシスタントコーチ・サウジアラビア)
2008~2010 U-17サウジアラビア代表監督
2010 アル・シャバブ(U-20監督・サウジアラビア)
2011~ 鹿島アントラーズ(ユースチーム監督)

■キッカ監督コメント
2011年1月から約3年間、鹿島アントラーズでは本当に素晴らしい環境のもとでユースチームを指導することができました。職場では最高の選手とスタッフに恵まれ、プライベートでは家族全員が地元の方々と良い関係を築くことができました。たくさんの方々のサポートにより、指導者としてサッカーに専念できたことを心から感謝しています。本当にありがとうございました。

2013年11月28日木曜日

★大迫とダヴィのゴールについて


43試合(J1リーグ第32節まで)

大迫ダヴィが点を取った試合=28試合(65.1%)
大迫ダヴィが点を取った試合=3試合(7.0%)

大迫39試合(3169分)20得点(1点取るのに必要な時間=158分)
ダヴィ34試合(2710分)16得点(1点取るのに必要な時間=169分)

全43試合(3870分)のうち、

①大迫とダヴィが共に出場している時間=2099分

 大迫9得点(1点取るのに必要な時間=233分)
  *90分あたり0.3858

 ダヴィ12得点(1点取るのに必要な時間=175分)
  *90分あたり0.5145

②大迫のみ出場している時間=1070分
 大迫11得点(1点取るのに必要な時間=97分)
  *90分あたり0.9082

③ダヴィのみ出場している時間=611分
 ダヴィ4得点(1点取るのに必要な時間=153分)
  *90分あたり0.5891


◆【欧州CL】内田、フル出場もドローで3位後退 決勝Tへ「次戦勝つしかない」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20131127-OHT1T00267.htm



 ◆欧州CL ▽1次リーグE組 Sブカレスト0―0シャルケ04(26日・国立競技場) 日本代表DF内田篤人(25)のシャルケ04は、アウェーでSブカレストと0―0で引き分け、E組3位に後退した。内田は右サイドバックでフル出場。自身3度目のCLで初めて1次リーグ(L)敗退の崖っぷちに立たされた。同組のチェルシーはバーゼルに0―1で敗れたが、2位以内が確定し突破を決めた。H組のバルセロナは、アヤックスに1―2で敗れ、国内戦も通じて今季公式戦21戦目で初黒星を喫した。

 グループ最下位のSブカレストに1点も奪えずに内田は終了の笛を聞いた。勝てば1次L突破へ前進も勝ち点1にとどまり「芝が悪いのは前日練習で分かっていた。お互い勝ちにいった分、堅い試合になった」と振り返った。

 守備で光った。背番号10を背負うSブカレストのエース、MFタナセとマッチアップ。「彼に決定的な仕事をさせなければいいと思っていた」とキーマンを封じチャンスを作らせなかった。内田にとって3度目のCL。加入1年目でベスト4、昨季はベスト16と過去2大会はともに1次Lを首位で突破した。1次L残り1試合となったこの日、2位バーゼルに1差の3位へ後退した。

 日本代表の欧州遠征では、はっきりとした結果を出した。オランダ戦に先発し、右サイドから攻撃に絡み左サイド偏重が指摘されるザックジャパンで、右サイドから相手を崩して決め、新たな可能性を示した。代表からの好調を維持する内田と対照的に、チームはトラブルが相次いだ。背番号10のMFドラクスラーがインフルエンザ。チーム得点王のFWボアテングとGKヒルデブランドも欠場。中心選手を欠き無得点に終わった。

 1位チェルシーは突破を決めている。最終節は、勝ち点1差で残る1枠を争う2位バーゼルと直接対決。逆転進出へ勝つしかない。「終わったときに(グループの)上2つにいられればいい」と頼もしかった。

 ◆内田の過去2回の欧州CL

 ▽10~11年 鹿島から加入1年目。1次L第2節のベンフィカ戦でCLデビューを果たす。第5節のリヨン戦で初アシストを記録。1次Lを1位突破し、8強では長友のインテルと対決。2戦合計7―3で勝ち上がった。準決勝でマンチェスターUに連敗で敗退。11試合出場0ゴール1アシスト。

 ▽12~13年 1次L第2節のモンペリエ戦から出場。第5節オリンピアコス戦は負傷欠場したが続く第6節は出場。アーセナルを上回り1位通過を果たしたものの決勝トーナメント1回戦でガラタサライ(トルコ)に1分け1敗で敗退。5試合出場0ゴール1アシスト。

◆内田 決勝T進出へピンチ…最下位にまさかのドローで3位転落(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/28/kiji/K20131128007094880.html



 欧州CL1次リーグは26日に各地で行われ、E組のシャルケはアウェーでステアウア・ブカレストと0―0で引き分けた。日本代表DF内田篤人(25)は右サイドバックでフル出場したが、決め手を欠いたチームはチェルシーを破ったバーゼルに抜かれて3位転落。H組では既に突破を決めているバルセロナがアヤックスに1―2で敗れた。

 敵地とはいえ、勝ち点2でE組最下位だったステアウア・ブカレストとスコアレスドロー。シャルケにとっては最終節を残して3位に後退する痛恨の幕切れとなった。

 「“終わった時に(16強入りが決まる)上の2つにいればいい”と最初に2つ勝った時から言っていた。それは変わらないから。きょうは勝ちにいったけど、しようがない。次じゃないですかね」

 淡々と振り返った内田だったが、言葉の端々に悔しさがにじんだ。相手の倍となるシュート16本を放ちながら決定機を生かせなかった。さらにこの日の気温はマイナス2度。雪でピッチ状態も悪かった。「(前日)練習の段階から芝生が悪いというのは分かっていた。みんな滑らないように体勢を崩さないでプレーしていた」。内田も積極的に前線に飛び出すプレーを見せたが、決定的なクロスを上げることができず、MFボアテングが負傷欠場するなど一部主力を欠いた攻撃のテンポも上がらなかった。

 最終戦は12月11日、ホームで2位バーゼルとの直接対決。勝ち点3を挙げるしか決勝トーナメント進出の可能性はない。

◆シャルケ内田ドローも守備キラリ(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2013/11/28/0006531058.shtml



 「欧州CL・1次リーグ、ステアウア・ブカレスト0-0シャルケ」(26日、ブカレスト)

 E組で内田篤人(25)のシャルケ(ドイツ)はアウェーでステアウア・ブカレスト(ルーマニア)と0‐0で引き分け、勝ち点7で3位に後退した。内田は右サイドバックでフル出場した。首位チェルシー(イングランド)はバーゼル(スイス)に0‐1で敗れたが、勝ち点9で2位以内を決めて決勝トーナメントに進んだ。

 どんな状況でも役割を確実にこなす。「お互い勝ちにいった分、堅い試合になった」とミスが許されない状況でも、内田の安定感は際立った。

 特に光ったのは守備。「エースはあの10番。彼に決定的な仕事をさせなければいいと思っていた」と相手の左MFを封じ、自身が守る右サイドから好機をほとんどつくらせなかった。

 前半にはタッチライン際でマークを受けながら、ファルファンのパスを右のアウトサイドキックでリターンして好機を演出するなど、攻撃でも存在を示した。降り続く雪に加え「芝が悪いのは前日練習で分かっていた」という劣悪なピッチ状態にも対応した。

 勝てば決勝トーナメント進出へ大きく前進できた一戦で引き分け、最終戦で勝つしかない状況に追い込まれた。それでも「終わった時に、(組の)上二つにいられればいい」と気負う様子はない。加入4シーズン目で欧州CL出場は3度目。緊張感に包まれる一戦でこそ、内田の波の少ないプレーがシャルケの力になりそうだ。

◆【鹿島】ブラジル人19歳FWカイオを獲得へ(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131128-OHT1T00001.htm

 鹿島が来季の新戦力として、千葉国際高3年のブラジル人FWカイオ・ルーカス・フェルナンデス(19)の獲得へ動いていることが27日、分かった。100メートル11秒1のスピードを武器に、高い技術を誇るアタッカーで、FWのほかにサイドハーフもこなす。2011年に来日し、今年の全国高校サッカー選手権大会の千葉県大会では同校をベスト4に導いた。

 18日から約1週間、茨城・鹿嶋市内で鹿島の練習に参加。好きなサッカー選手は、ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)とのことで、日本語も堪能。本人も「日本でプロになりたい」と話しており、クラブ幹部も「C契約(年俸上限480万円)で(獲得を)前向きに考えている」と高評価した。

 ◆カイオ・ルーカス・フェルナンデス(Caio Lucas Fernandez)1994年4月19日、ブラジル生まれ。19歳。千葉国際高3年。11歳から16歳までブラジル・サンパウロFC下部組織、17歳までブラジル・アメリカFC下部組織所属。利き足は右。173センチ、69キロ。

◆岩政“柿谷封じ”に意欲!7月6日以来の先発復帰濃厚(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/28/kiji/K20131128007094830.html

 鹿島のDF岩政が“柿谷封じ”に意欲を見せた。30日のアウェーC大阪戦は、山村の出場停止を受けて7月6日の川崎F戦以来の先発復帰が濃厚となった。「柿谷は大迫と並んでJリーグで旬な選手。久しぶりの試合でやるにはきつい相手」とした上で「ここ数年、C大阪にはやられていないので、悪いイメージはない」と自信を見せていた。

 リーグでのC大阪戦は11年7月31日の対戦以降5連勝中と相性抜群。プロ1年目から主力を張るだけに4カ月以上も先発を離れるのは初めてだが「楽しんでやりたい」と気負いはない。

◆J1復帰の神戸、マルキーニョス獲得へ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131127-1223646.html

 来季のJ1復帰を決めたJ2神戸が、横浜のブラジル人FWマルキーニョス(37)の獲得に乗り出していることが26日、分かった。J1制覇に王手をかけている横浜のエースで、今季の外国人トップ16点を記録。推定年俸1億5000万円という超大型補強になる。横浜側も引き留める方針だが、神戸が獲得に成功すれば、新エースとして昇格1年目からの飛躍が期待できる。

 マルキーニョスは01年に来日し、J1の6クラブを渡り歩いてきた。鹿島時代の08年には最多21得点を挙げてチームの連覇に貢献すると同時に、JリーグMVPと得点王にも立った。鹿島を3連覇(07~09年)へ導いた優勝請負人で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも出場。誕生21年目となるJリーグの通算得点数では中山雅史、三浦知良(横浜FC)、前田遼一(磐田)に続く135点で堂々の4位。まさにJ史上“最強助っ人”だ。

 神戸は、元G大阪のブラジル人FWペドロ・ジュニオール(26=韓国Kリーグ済州)も獲得する方針だ。既に、元日本代表候補の大分FW森島康仁(26)と、G大阪のFW平井将生(25)に接触したことも判明しており、積極的に攻撃陣の補強に乗り出している。

 一方でFW都倉賢(27)や、神戸ひと筋で今季32試合に出場してJ1昇格に貢献したMF田中英雄(30)らは退団が確実になった。

 ◆マルキーニョス(マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ) 1976年3月23日、ブラジル生まれ。コリチーバなどに所属し、01年に東京V入り。03年に横浜に移り、リーグ優勝に貢献。04年市原(現千葉)05年清水、07年から4シーズン鹿島に在籍してリーグ3連覇を経験。11年に仙台移籍したものの、東日本大震災による精神的ショックが原因で同年4月に退団。翌12年に横浜に復帰した。J1通算282試合135得点。176センチ、77キロ。

◆鹿島が小笠原ら“黄金世代”と契約延長へ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131127-1223649.html

 鹿島が79年生まれ組のMF小笠原満男、本山雅志、DF中田浩二、GK曽ケ端準(いずれも34)に契約延長のオファーを出すことがわかった。J史上初の3連覇達成時の主力で“黄金世代”と呼ばれ、世代交代中のチームにおいて存在感を示すベテラン勢。クラブ幹部は「強い鹿島を知るベテランの経験が必要と、監督が判断した」と話した。細かい条件などはまだ白紙で、今後話が進められる。

2013年11月27日水曜日

◆磐田 関塚監督の退任発表 後任候補にドゥンガ氏ら(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/27/kiji/K20131127007088990.html



 来季J2に降格する磐田は26日、関塚隆監督(53)の今季限りでの退任を発表した。長沢徹ヘッドコーチ(45)、服部健二GM(40)も退任する。

 昨年のロンドン五輪で日本代表を44年ぶりにベスト4に導いた関塚監督は森下仁志前監督の解任を受け、5月末に就任。しかし、チームを立て直すことができず32節までの18試合を戦い2勝7分け9敗。現在、17位でJ2降格が決まっていた。

 当初クラブ側は指揮官に対して続投を要請し、交渉を重ねてきたが、高比良社長は「最終的には先週(退任が)決まった。1年という短期間でJ1に戻すとなった時、彼が目指すサッカーを浸透させるにはもう少し時間がかかる。来季のチームづくりについての考え方が一致できなかった」と退任理由を説明。関塚監督は「残留という目標があったが、実現できず責任の重さを感じている。監督として(目標を)成し遂げられなかったのは初めて。苦い経験になった」と無念をにじませた。

 後任人事に関して高比良社長は「今月中に何らかの形で人選を終えたい」と語った。磐田OBのドゥンガ氏、元大分のシャムスカ氏ら実績のある外国人監督を中心に交渉を進めていく方向だ。

◆11/30vs.鹿島前哨戦 「モリシ×ナラハシ OB先制口撃」が始まりました(セレッソ公式)


http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10011840&contents_code=100102

11月30日(土)のセレッソ大阪vs.鹿島アントラーズ戦を盛り上げるため、試合に先立ち両チームのOBが舌戦を繰り広げる「モリシ×ナラハシ OB先制口撃」が始まりました。
両OBの意気込みをお聞きください。



セレッソサポーター、そして全国のサッカーファンの皆さん。鹿島アントラーズ応援団長(自称)の名良橋晃です。
前節、鹿島は鳥栖に苦杯をなめてしまい、首位・横浜との勝点差が6になってしまいました。
そればかりか、勝点でセレッソに追いつかれてしまった上に、順位では抜かれてしまい5位。これは30日の長居での試合は「絶対に勝たねば!」と思い、私、立ち上がりました。
クラブOBとして、鹿島の選手・サポーターの意気が上がるよう、セレッソ大阪ホームページに乗り込んで参った次第です!

この試合は、セレッソ・鹿島両サポーターだけでなく、サッカーファン、特に関西の方々にはぜひ注目してもらいたい!多くの方にスタジアムで、生で観戦してもらいたい試合です。Jリーグのスタジアムは初めてという方も、この試合なら大満足いただけるはずです。


それでは、まずは鹿島アントラーズのいいところを紹介しましょう。
鹿島は常に優勝を狙っているチーム(2007年・2008年・2009年とリーグ3連覇! 6年連続タイトル獲得!!)です。まさに「Jリーグ王者」の名にふさわしいチームと言えるでしょう。
今シーズンもフォワードで日本代表の大迫選手を軸に、若手とベテランが融合してかみ合っている、バランスの取れたチームになっています。
勝負に関しては非常に「したたか」なので、若いセレッソに対して試合巧者ぶりを発揮するでしょう。フォワードや2列目は勢いがあり、ボランチから後は試合をわかっている。とにかく経験豊富で相手にとっては戦いにくいチームです。
30日の試合もきっと鹿島アントラーズが勝ちます。そして、12月7日の最終節も勝利し、奇跡の逆転優勝を勝ち取ってくれるはずです!!




ナラさん。なにやってるんですが、ひとん家のページで。
たしかにこの試合は注目してほしい一戦ですが、勝手に鹿島が勝つなんて決めてもらったら困りますよ!!
というわけで、セレッソ大阪アンバサダーの森島寛晃です。
それなら私はセレッソの魅力を紹介しますよ。
セレッソはとにかく若くて勢いがあり、「日々成長」しているチームです。
今や日本代表に定着しつつあると言っていい柿谷選手、山口選手を中心に、周りの選手がその刺激を受けてどんどん進化していて、ゴールキーパーからフォワードまで魅力のある選手が増えてきています。
また、スタメン以外の選手も誰が出ても活躍できるチーム力もあり、攻守のバランスもいいです。それは現在Jリーグで最も失点が少ないという点に表れています。
そして何よりセレッソの魅力は観ていてワクワクすること。
ワンタッチのパスでボールを回すようなコンビネーションプレーや、ゴールキーパーからの一発のパスでフォワードがゴールを決めるという離れ業を見せるなど、一つ一つのプレーに目が離せませんよ!
鹿島は確かに経験のあるチームですが、セレッソの若い勢いが鹿島の経験を上回るはずです。絶対にセレッソの勝利ですよ!



(名良橋)OKモリシ。よくわかった。では次は注目選手について語ろうではないか!
(森島)わかりました。ネタはいっぱいありますよ!

【次回に続く】

◆内田篤人が垣間見せた新たな一面…魅せられし変貌の先には(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20131126/151014.html


フランクフルト戦にフル出場した内田 [写真]=Bongarts/Getty Images

 意外なシーンだった。

 日本代表が、ベルギー代表を3-2で下した4日後。ブリュッセルでの代表戦からシャルケに戻った内田篤人は、ブンデスリーガ第13節のフランクフルト戦に臨むべくコメルツバンク・アレーナのピッチに立っていた。

 シャルケにとっては敵地での一戦だったが、15分に内田が相手のオウンゴールを誘発して先制すると、直後の18分にも追加点を奪う。右サイドでの内田のボール奪取から、マックス・マイヤーがファウルを受けFKを獲得。デニス・アオゴの左足から放たれたボールは、ジョエル・マティプの頭を経由してフランクフルトゴールを揺らした。

 2点目の発端も作った内田はゴールの瞬間、ピッチの中央にいた。そして、マティプの豪快なヘディングシュートによりリードが広がったところを見届けると、力強く右拳を握って大きなガッツポーズを見せた。

 例えば、ポーカーフェイス。あるいは、飄々と。

 掴みどころがなく、感情を表に出さないようなイメージがあっただけに、得点直後に遠くからでも確認できるようなジェスチャーを見せたことは、大きな驚きだった。それでも、既に在籍4年目、今シーズンも疲労を考慮されて出場を回避した第3節を除き、リーグ戦12試合でフル出場を続けている。感情の発露やチームを引っ張るような振る舞いは、むしろ自然なのかもしれない。

 前半終了間際、フランクフルトに続けざまにセットプレーを許した際も、味方選手に集中を促すかのように、何度となく手を叩いて声を張り上げていた。

「うちは1点取られたらがらっと雰囲気も悪くなりますし、それで前半戦は何度も試合を落としているので」と、試合後に語ったように、失点のもたらす悪影響や時間帯を考えた上での行動でもあるのだろう。後半に劣勢に立たされてセットプレーのピンチを迎えた時も、ディフェンスラインを下げるなと手振りを交えながら、さかんに指示を出していた。自身の出場こそなかったが、ベルギー戦から中3日での試合で先発メンバーにしっかりと名を連ねていることや、試合中の言動を考慮すれば、紛れもなくシャルケの中心選手と言えるはずだ。

 思えば、核心を見せないようなイメージも内田自身の戦略だったのではないか。様々なところで、「普通の顔をしてすごいことをやりたい」と語っていることは、裏を返せば努力や苦悩を隠したがっているとも、捉えられる。報道陣に対しても、敢えて意表をつくようなコメントを発することで反応を楽しんでいるかのような節もあったが、真意を悟られないようにという思いもあったのではないか。

 しかし、つかみどころのないような振る舞いにも、何かしらの変化が感じ取れる。上記のような試合中での言動はその一端とも言えるし、自著の影響もあり、甘いマスクに隠れた熱い一面も多くの人に知られた感もある。

 フランクフルト戦で、最も印象的だったシーンがあった。

「ファーに一人流れたのが見えたので、ちょっとボールは低かったですけど、オウンゴールですけど入ったのは良かったんじゃないですか」

 先制点に繋がる左足でのシュート性のクロスについて、内田は試合語にさらりと振り返ったが、実際に得点直後に大きな喜びを見せることもなかった。スタジアムの電光掲示板の得点者には内田の名前が記されたが、当の本人は駆け寄ってきたチームメートからの祝福に少しばかり応えると、すぐにピッチ中央に足を向けた。先制点に繋がる一連の流れの中で、ペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンが相手選手との接触により、倒れこんだままだったのだ。

 自身のゴールに繋がるプレーをよそに、今節にけがから先発復帰を果たした右サイドの相棒を心配する姿は、内田の持つ感情の豊かさを象徴するかのようだった。やはり、その人が持つ人間味というのは、隠し切れずににじみ出てしまうのではないか。

 内田は、チャンピオンズリーグでの日本人として初となるベスト4進出や最多出場をはじめ、クラブと代表問わずに様々な記録を打ち立ててきた。25歳という年齢を考えれば、まさに驚異的としか形容しようがない。ただ、だからこそ、酷とは思いつつも更なる期待も抱いてしまう。

 もちろん、本人にその気は全くないかもしれない。

 それでも、普通の顔をしてとてつもなくすごいことを成し遂げてきた選手が、溢れんばかりの感情を表に出した時、どこまでの高みに上っていくのかを見てみたいと思う人々は、決して少なくないはずである。

文●小谷紘友

◆【鹿島】帝京大可児高・杉本が練習参加(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131126-OHT1T00182.htm

 鹿島への来季入団が内定している岐阜・帝京大可児高3年MF杉本が25日から茨城・鹿嶋市内で練習に参加。日本代表として出場した10月のU―17W杯(UAE)では、決勝トーナメント1回戦で敗退。さらに4年連続出場を狙っていた全国高校サッカー選手権も16日の岐阜県大会準決勝で敗れた。「悔しい思いを2回もしてしまった。そういうモヤモヤした気持ちはサッカーで晴らすしかない」とプロでの活躍を誓った。

◆【柴崎独占インタビュー】「近いと思う」日本代表(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131127/jle13112705000001-n1.html



 J1鹿島のMF柴崎岳(21)がサンケイスポーツのインタビューに応じ、鹿島や日の丸への思いを激白。「日本代表への距離は近いと思う」と、来年のブラジルW杯メンバー入りへ意欲を見せた。J1は残り2節。5位の鹿島は首位の横浜Mまで勝ち点6差で優勝は厳しい状況だが、最後まであきらめずに戦い抜く決意だ。(取材、構成・伊藤昇)

 残り2節となり、いよいよ大詰めを迎えたシーズン。柴崎は戦う意欲を失ってはいなかった。

 「まだまだできることはあるし、このクラブは常にトップを目指している。誰一人満足はしていません」

 5位の鹿島はJ1制覇が厳しくなったが、可能性はまだ消えていない。2連勝ならアジア・チャンピオンズリーグ出場圏内の3位以内も可能だ。

 「これまで以上に責任も役割も大きくなりました。1年目とは感じることも違いますね」

 3年目のMFはここまで32試合すべてに先発。現役時代、ブラジル代表でジーコらと「黄金のカルテット」で名をはせたセレーゾ監督からは「おれのようなプレーをしてくれ」と“超攻撃的ボランチ”への変貌(へんぼう)を要求され、意識が変わった。

 「ボランチはもはや守備的ではなく、(FW、攻撃的MFに続く)第3のアタッカー。得点力も求められるし、運動量のある走れるボランチのイメージです」

 7月の東アジア杯(韓国)は代表に選出も、体調不良で辞退。それでも視線は前を向いている。

 「運がなかったかな。でも焦りはない。まだチャンスはあります。Jリーグで結果を残していかなければ」

 日本代表MF遠藤保仁(33)=G大阪=の後継者に推す声も多い。代表への距離を問うと、こう言い切った。

 「近いと思う。過大評価も過小評価もしていない」

 11月の欧州遠征では2試合とも遠藤が先発を外れ、MF長谷部誠(29)=ニュルンベルク=とのコンビも不動ではなくなった。ブラジルW杯までに、若き司令塔が割って入る余地は十分ありそうだ。

柴崎 岳(しばさき・がく)

 1992(平成4)年5月28日生まれ、21歳。青森・野辺地町出身。青森山田高2年時の2009年度全国高校選手権で準優勝。11年に鹿島入団。同年4月の福岡戦でリーグ戦初出場、昨年10月のFC東京戦で同初得点。昨季はナビスコ杯のMVPとJリーグ・ベストヤングプレーヤー賞を受賞。昨年2月にA代表に初選出(不出場)。今年7月に代表復帰(体調不良で辞退)。J1今季32試合2得点、同通算76試合3得点。1メートル75、64キロ。

◆【鹿島】青木C大阪戦「大事な試合」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131126-1223457.html

 鹿島が26日、茨城・鹿嶋市内で練習を行った。23日の鳥栖戦で敗戦して優勝は絶望的だが、ACL出場圏内の3位以内は自力で狙える所にいる。

 次戦はアウェーで4位C大阪戦だが、DF山村和也(23)が累積警告で出場停止。ともにセンターバックを務める青木剛(31)は「まだメンバーは決まっていないが、皆チームのコンセプトは理解している。練習でも固定せずにやっているので大丈夫」と話し、「大事な試合だということは分かっている」と意気込んだ。

◆鹿島大迫がファッション誌デビュー(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131126-1223209.html

 鹿島FW大迫勇也(23)が、男子大学生向けファッション雑誌FINEBOYSに登場することが25日、分かった。同誌では来年1月号からナイキ社の連載企画を開始する予定でその第1号。大迫は「FINEBOYSって何の雑誌? よく俺に(依頼が)来たね」。担当者は「大学生にはスポーツに関心のある人も多いため、掲載を企画した」と話した。12月10日に発売される。

↓FINEBOYS

2013年11月26日火曜日

◆内田「途中は山あり、谷あり」も欧州CL決勝T進出誓う(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/26/kiji/K20131126007084070.html

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は26日、1次リーグ第5節の8試合が行われ、日本代表DF内田が所属するE組2位のシャルケは、敵地で同最下位のステアウア・ブカレストと対戦する。

 開幕2連勝の後はチェルシーに2連敗。内田は「途中は山あり、谷ありだけど、最終的に上(決勝トーナメント)にいける順位にいればいい」と話しており、1次リーグ突破を狙う。また、既に決勝トーナメント進出を決めたH組首位バルセロナは、アヤックスと対戦する。

◆Yahoo!検索ランキング、スポーツ部門で内田が2位、本田が3位(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20131125/150749.html



 ヤフー株式会社は25日、過去1年において『Yahoo!検索』で検索されたキーワードをランキングで紹介する『2013検索ワードランキング』を発表した。

 人名ランキングの男性部門には、上位30名の中にサッカー選手が3名ランクイン。トップはシャルケに所属する日本代表DF内田篤人で、昨年の16位から14位へ順位を上げた。

 この他、CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑が16位、マンチェスター・U所属の日本代表MF香川真司は昨年の11位から11ランクダウンとなる22位に名を連ねた。

 また、スポーツ選手ランキングにおいては、内田が2位、本田が3位に入った他、香川が5位、サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が8位と、日本代表選手4名がトップ10入りした。

◆【鹿島】大迫切り替え「まだACLある」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131125-1223139.html

 鹿島が25日、茨城・鹿嶋市内で練習を行った。23日の鳥栖戦で先発したメンバーは室内で各自調整した。

 鳥栖戦では痛い敗戦を喫し、優勝の可能性が絶望的になったが、残り2戦は上位勢との直接対決が控える。

 FW大迫勇也(23)は、「まだACLもあるし、2つ勝つだけ。(気持ちは)切り替わっているよ」と、ACL出場圏内の3位以内を見据えた。

◆鹿島MF小笠原満男がJ1通算400試合出場達成…史上12人目(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20131125/150663.html



 J1第32節が23日に行われ、鹿島アントラーズの元日本代表MF小笠原満男がJ1通算400試合出場を達成した。400試合出場は史上12人目。

 34歳の小笠原は、1998年に鹿島に入団。同年のファーストステージ第6節ガンバ大阪戦でJリーグ初出場を果たした。次第に出場機会を増やし、国内タイトル三冠獲得を達成した2000年からは定位置を確保。2001年にはリーグ連覇に貢献した。2006年8月にセリエAのメッシーナへ期限付き移籍。翌年7月に鹿島へ復帰すると、2007年からリーグ3連覇を達成し、2009年には年間最優秀選手に選ばれた。

 2002年には日本代表に初選出され、同年の日韓共催ワールドカップと2006年のドイツ・ワールドカップにも出場。キャリア通算で国際Aマッチ55試合に出場、7得点を記録している。

◆鹿島 功労の「79年組」4選手に契約延長オファー(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/26/kiji/K20131126007084200.html

 鹿島が小笠原、曽ケ端、中田、本山の79年生まれの4選手に契約延長オファーを出す方針を固めた。クラブ幹部が「(4人に)0円提示をすることはない」と明言した。

 小笠原、曽ケ端は今季も不動のレギュラーとしてフル回転。中田は前野とのローテーションで左サイドバックで起用されて23試合に出場、本山は試合の流れを変えられる貴重な存在として22試合でピッチに立っている。

 大迫、柴崎らが軸に成長するなど世代交代は進んでいるが、黄金世代の存在感は健在。今季は7季ぶりの無冠が決定的で、常勝のメンタリティーを引き継ぐために来季も79年組の力が必要と判断した。ただ、条件面の問題や来季も世代交代が進むことが確実な環境もあり、流動的な部分もある。クラブ幹部は「(79年組は)功労者だし、今後どうしたいのか、じっくりと話す必要がある」と語った。

2013年11月25日月曜日

◆【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】レポート:公式戦3連勝だった鳥栖が相性の良い鹿島を撃破!鹿島は痛恨の敗戦で7年連続タイトル獲得が遙か遠くに(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00164826.html

11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 鳥栖 (14:04/カシマ/17,030人)
得点者:64' 金民友(鳥栖)、84' 青木剛(鹿島)、90'+5 金民友(鳥栖)
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静かに流れる涙は、拭っても拭っても止まらない。鳥栖の先制点に絡んだ青木剛は、つめかけたサポーターに挨拶する間、あふれる涙を押しとどめることができなかった。首位の横浜FMが勝利したことで、勝点差は6に開き、さらに得失点差は12。まだ可能性は残されているが、ヤマザキナビスコカップを逃し、天皇杯も敗れている鹿島にとって、7年連続のタイトル獲得が遠のく痛恨の敗戦となった。

序盤から相手ゴールに迫ったのは鹿島だった。鳥栖の攻撃を阻止すると、鋭い攻撃を繰り出す。多くの選手が同時に動き出す攻撃は迫力があった。守備の要である菊地直哉を欠いた鳥栖は、前半の比重を守備に置き粘り強く守ることを選択する。そして、背後を取られることを徹底的に抑えてきた。
とはいえ、それでもチャンスをつくる鹿島。11分には遠藤康がゴール右の得意の位置からミドルシュートを放つ。惜しくもバーに弾かれたが、そこに詰めたジュニーニョがハーフボレーを放つも今度は林彰洋の正面を突いてしまう。さらに21分には決定的チャンス。ジュニーニョのクロスに大迫が抜け出し林もかわしたが、バランスを崩しながら放ったシュートはゴール横へとそれてしまう。その4分後にはジュニーニョがネットを揺らすもオフサイドの判定。バイタルエリアから大迫が立て続けにシュートを放つも林が弾き出し、圧倒的な前半で得点を奪えなかった。

結果としては、これが後に響いてしまう。チャンスはつくるものの攻撃パターンが少ない鹿島は徐々に攻め手が少なくなり、後半に入ると鳥栖にエンジンがかかってくる。前半は、ほとんどできなかったポゼッションも、鹿島の守備に鋭さがなくなってくると落ち着きを取り戻し、相手を後追いさせるパスワークさえ見せるようになる。
すると64分、高い位置で青木剛からボールを奪った金民友が、そのまま左サイドをドリブルで駆け上がり体勢を崩しながらゴールに突き刺すシュートを見舞う。鹿島としては絶対にやりたくない先制点を奪われ、スタジアムの雰囲気が異様なものに変わっていった。

反撃に出たい鹿島だったが、勢いを増す鳥栖にビルドアップさせてもらえない苦しい状況に追い込まれる。疲れが見える遠藤康、中田浩二に代えて、土居聖真、西大伍を相次いで投入して流れをイーブンに戻すと、84分にフリーキックから青木が頭でねじ込みようやく同点に追いつく。しかし、前掛かりになったところ逆に狙われ、90+5分に再び左サイドを突破した金が決勝点を奪うのだった。

「まずは1回リフレッシュして、頭を切り替えること、まず休むことを考えなければならないと思います」
試合後、セレーゾ監督は切り替えることを強調した。それだけ受け入れがたい敗戦だったことは確かだろう。「自分たちが準備してきたものがうまくできていました」というとおり、練習してきたバイタルエリアを使った攻撃で形でチャンスはつくれていた。しかし、ゴールが奪えなかった。前半抑え気味だった鳥栖のプランが奏功したのも、前半の決定機を逃し続けたからこそ。

天皇杯の広島戦に続いて、公式戦ホーム2連敗は想定していなかっただろう。両方のタイトルが遠くなる敗戦だ。ただ、あと2試合の結果如何では来年のシーズンが大きく変わる。ACLへの出場権を逃すわけにはいかない。

以上

2013.11.24 Reported by 田中滋

2013年11月24日日曜日

◆止まらない大量失点…浦和FW興梠「これくらい取られると厳しい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/407694_128845_fl



[11.23 J1第32節 浦和1-3川崎F 埼玉]

「点を取れなかったのは悔しいですけど、失点が多過ぎかなと……。いまのところ47点(第32節終了時)。上位のチームを見ると、28(失点)くらいなので。これくらい点を取られると(優勝は)厳しい」

 1トップとしてフル出場をはたしたFW興梠慎三は、浦和レッズの現在の問題は守備にあると語った。リーグナンバーワンの得点力を誇る浦和だが、失点数は8位タイ(ともに第31節終了時)。ここ2試合は、連続で3失点を喫しており、自慢の得点力では補えないほど失点がかさんでいる。MF柏木陽介もこの試合の敗因を「守備がバラバラになってしまった」と分析する。

 3バックの中央で守備を統率するDF那須大亮は、失点シーンを振り返った。「(1失点目は)僕がマーカーだったので跳ね返したかったんですけど、上に乗っかられてしまったので。3失点目は攻撃した結果でしたし、ああいう失点はありえる」

 1失点目はCKからDFジェシにヘディングで合わされ、3失点目は試合終了間際、点を取りに前がかりになったところでFW大久保嘉人に決められた。ある程度やむを得ない失点だったが、2失点目は違う。結果的にDF槙野智章のオウンゴールとなったが、守備の人数は足りていたのに崩されてしまった。その点について問われたペトロヴィッチ監督は「集中力の問題」と答えたものの、直後に「すべての質問に、正直に答えるのは監督の仕事ではない」と付け足すことを忘れなかった。

「2失点目を喫するまで、好守の切り替えの早い、攻撃的なサッカーを見せられた。私自身は前向きな部分が見えた試合だった」。優勝は風前の灯となってしまったが、ペトロヴィッチ監督は手応えを感じていた。優勝はもちろん、ACL出場権を得られる3位以内確保のためにも、残り2試合では勝ち点6を奪取したい。優勝がかすんだことで揺らいでしまった攻撃サッカー。ペトロヴィッチ体制2年目、浦和の真価が問われる。

(取材・文 奥山典幸)

◆内田 フル出場で先制点を誘発!乾との日本人対決は実現せず(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/23/kiji/K20131123007073430.html



 ブンデスリーガ第13節は23日各地で行われ、日本代表DF内田の所属するシャルケは敵地で同代表MF乾の所属するフランクフルトと対戦。内田は右SBとしてフル出場すると先制弾を演出し、3―3のドローに貢献した。乾はベンチ入りしたが出番はなかった。

 シャルケは前半14分、DF内田がペナルティエリアの手前右サイドからドリブルで仕掛けゴール前にクロスを送ると、クリアしようとした相手MFフルームのオウンゴールを誘い先制点が生まれる。さらに同18分にもDFマティプが追加点を挙げ2―0で試合を折り返す。

 後半に入るとフランクフルトが反撃に転じ、同11分にフルームが汚名返上となる得点を挙げると5分後にはFWホセルが同点弾。さらには同23分、見事なカウンター攻撃が決まり再びFWホセルがネットを揺らし逆転に成功する。

 しかし、1点を追いかける展開となってしまったシャルケも意地を見せる。試合終了間際にFWファルファンがピッチ中央をドリブルで駆け上がると相手DFと接触、このこぼれ球を拾ったDFヘーベデスが押し込み同点とする。激しい点の取り合いとなった試合は3―3のまま終了。互いに勝ち点1を分けあうこととなった。

◆内田フル出場、先制オウンゴール誘うクロス(報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20131124-OHT1T00038.htm



 ◆ドイツ・ブンデスリーガ フランクフルト3―3シャルケ04(23日・コメルツバンク・アレナ) シャルケ04の日本代表DF内田篤人(25)は敵地で日本代表MF乾貴士(24)のフランクフルトと3―3で引き分けた。内田は右サイドバックでフル出場し、クロスが先制のオウンゴールを誘った。乾はベンチ入りも出場機会がなかった。

◆左足クロスで先制点誘発の内田「オウンゴールだけど入ったのは良かった」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20131124/150276.html



 ブンデスリーガ第13節が23日に行われ、日本代表MF乾貴士の所属するフランクフルトと同代表DF内田篤人の所属するシャルケが対戦。打ち合いの末、3-3の引き分けに終わった。内田はフル出場、乾はベンチ入りしたが、出番がなく欠場した。

 内田は14分、右サイドの浅い位置でボールを持つと、左足で中央へクロスを送る。これが相手のオウンゴールを誘い、チームに先制点をもたらした。試合後、内田は、「ファーに1人流れたのが見えたので、ちょっとボールは低かったですけど、オウンゴールですけど入ったのは良かったんじゃないですか」と、先制点の場面を振り返った。

 前半2点をリードして折り返したシャルケだったが、後半に入って56分から68分の間に3失点を喫して一時逆転を許した。内田は、「うちは1点取られたら、ガラっと雰囲気も悪くなりますし、それで前半戦は何度も試合を落としているので。わかってはいるんですけど」と、チームの悪癖が修正できていないことを悔やむと、崩れてしまう原因を問われ、「そこで我慢しきれないことだと思います」とコメントしている。

◆岡本メモリアル弾!!新潟 J1昇格10周年を3連勝で飾る(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/24/kiji/K20131124007069440.html

J1第32節 新潟1―0仙台 (11月23日 東北電ス)



 新潟は03年11月23日にJ1昇格を決めてから10年となる“メモリアルデー”にホームで仙台と対戦し、MF岡本英也(26)のゴールで1―0と勝利。今季2度目の3連勝をマークするとともに、ホームでは8連勝と記録を伸ばして勝ち点49。駆けつけた3万2425人のサポーターとともに記念日を勝利で祝うことができた。

 前半18分。MF田中亜が蹴ったFKを相手DFがクリアしたこぼれ球がゴール中央のペナルティーエリア付近にいた岡本のところへワンバウンド。岡本は「ファーのコースが見えたのでミートすることを考えました」と左足で左隅に鮮やかにゴールを決めた。「やっとサイドハーフ(SH)で点が取れました」。

 本来はFWだが遠い距離からでも打てるシュートセンスを買われて10月27日のホーム湘南戦からSHにコンバート。「今まで守備をする意識が高くてゴール前のプレーが少なかった」とSHになってから2試合でシュートはわずか1本しか打ててなかった。SHとして先発して3試合目のこの日は「ゴールに絡むプレーができればと思っていたし、きょうはJ1昇格10年の記念日。記憶に残る試合になるので形を残せればいいと思っていた」と積極的にゴール前でプレーしたことが奏功した。

 岡本をはじめ、この日は前線からの守備で仙台を圧倒したほか、パスをつないでしっかりと攻撃の形をつくることができた。柳下監督も「非常に集中していた。いいプレーがたくさん見られた。言うことはない」と普段は厳しく苦言を呈する指揮官がこの日はにこやかだったほど。そして「何人かの選手が本来のポジションではないが、こなしている。それぞれのポジションの役割が分かって修正できるようになった」とボランチからサイドバックで出場している三門や岡本らチームとしての成長を感じ取っていた。

 次節はアウェーで優勝が懸かっている横浜と対戦。ホーム横浜戦で決勝ゴールを決めている岡本は「相性がいいので、自分たちのプレーをすれば勝てる。目の前で優勝はされたくない」と優勝を阻止するつもりだ。

◆鹿島7年ぶり無冠危機!頼みの大迫不発「本当に申し訳ない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131124/jle13112405010001-n1.html



 J1第32節(23日、鹿島1-2鳥栖、カシマ)とぼとぼと引き揚げる鹿島イレブンには悲壮感が漂った。絶対に負けてはいけない試合を1-2で落とし、優勝は極めて難しくなった。

 「チャンスはあった。本当に申し訳ない」

 日本代表の欧州遠征で結果を残し、リーグでも4戦連発中と好調だったFW大迫は7本のシュートを打ったが不発。0-1の後半39分にFKからDF青木のゴールで追いつきながら、同50分に相手MF金民友にこの日2点目を決められ、力尽きた。

 5位に転落し、残り2試合で首位の横浜Mとの勝ち点差6、得失点差は11も開き優勝は絶望的。2007年以降J1、天皇杯、ナビスコ杯の主要タイトルのいずれかを獲得し続けてきた鹿島が7年ぶりの無冠危機。大迫は「残り2試合、全員で勝ちたい」と声を絞り出した。(伊藤昇)

◆【鹿島】大迫無得点「申し訳ない」/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131123-1222275.html



<J1:鹿島1-2鳥栖>◇第32節◇23日◇カシマ

 鳥栖に敗れ、逆転優勝が絶望的になった。前半から再三チャンスを作ったが得点が遠く、逆に後半19分に先制を許した。

 同39分、この日400試合出場を達成したMF小笠原満男(34)のFKにDF青木剛(31)が頭で合わせて同点に追いついたが、終了間際に決勝ゴールを決められ万事休す。無得点に終わった日本代表FW大迫勇也(23)は「チャンスは作れたので、あとは(得点を)決めるだけだった。チームに申し訳ない」と反省しきりだった。

◆鳥栖 敵地で鹿狩り!今季2度目の3連勝に指揮官絶賛(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/24/kiji/K20131124007069240.html

J1第32節 鳥栖2―1鹿島 (11月23日 カシマ)



 鳥栖は好相性の鹿島を下し、今季2度目の3連勝とした。J1での対鹿島は2勝2分けと負けがない。

 再三の好守でチームを救ったGK林は「常にフリーで打たれたわけじゃないし、シュートコースを限定してくれたから」と味方の守備に感謝した。すでにJ1残留を決めているが、敵地で強豪を倒したことにユン・ジョンファン監督は「選手たちが高い集中力を見せた」と称えた。

◆【鳥栖】金2発勝利に「よかった」/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131123-1222274.html



<J1:鹿島1-2鳥栖>◇第32節◇23日◇カシマ

 鳥栖が4位鹿島を下した。後半19分、中盤でボールを奪ったMF金民友(23)がそのままドリブルで持ち込み先制弾。

 同点とされたが、後半ロスタイムに再び金が決勝ゴールを決めた。金は「鹿島のようなビッグクラブからゴールを決めてみたいと思っていたので、よかった」と勝利を喜んだ。

◆【鹿島】ロスタイム被弾!大迫「悔い残る」7年ぶり無冠濃厚(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131123-OHT1T00259.htm



 ◆J1第32節 鹿島1―2鳥栖(23日・カシマスタジアム) 横浜Mが9年ぶりリーグ制覇に王手をかけた。DF中沢佑二(35)が後半24分に今季初ゴールを決めて磐田を1―0で下し、勝ち点62に伸ばした。同1差で追っていた2位・浦和をはじめ、3位の広島、4位・鹿島がすべて敗れたため、30日の次節・新潟戦(日産ス)で勝てば優勝となる。

 ロスタイムの被弾は、鹿島の“終戦”を意味した。日本代表FW大迫もショックを隠しきれなかった。「優勝争いの生き残りをかけた一戦だった。本当に勝つしかなかった」。痛恨の敗戦で5位に後退。残り2試合で首位・横浜Mとは勝ち点6差。得失点差は12も離されており、4年ぶりのJ1制覇が遠のき、天皇杯、ナビスコ杯を含む3大タイトルで7年ぶりの無冠が濃厚となった。

 リーグ戦で対戦した27クラブで唯一、勝利がない鳥栖相手に試合開始から決定機を何度も作った。前半10秒でシュートを放つなど、両軍最多の7本のシュートを放った背番号9だったが、クラブ日本人最多タイの5戦連発はならず。代表で結果を残し、欧州からも注目を集める存在になった。自信を得て合流したものの「決めるチャンスがたくさんあった。決めるところを決めていれば勝てた。悔いが残る。申し訳ない」と唇をかんだ。

 誰もがこの一戦の重要性を理解していた。J1通算400試合出場を達成した主将のMF小笠原は試合後、無言でスタジアムを後にした。後半39分に一時は同点となるゴールを決めたDF青木は試合後、悔しさで涙を流したという。

 わずかに残る可能性を信じるサポーターからは試合後、何度も「鹿島アントラーズ」コールが起きた。「全員で勝ちたい」と言う大迫がけん引し、残り2戦で常勝軍団の意地を見せる。

◆鹿島MF小笠原、史上12人目のJ1通算400試合出場(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/407696_128848_fl



 Jリーグは23日、鹿島アントラーズのMF小笠原満男がJ1第32節・鳥栖戦(カシマ)でJ1リーグ通算400試合出場を達成したと発表した。J1通算400試合出場達成は12人目。

以下、J1出場試合数ランキング

※2013年11月23日時点

1位:534試合
GK楢崎正剛(名古屋)

2位:517試合
MF伊東輝悦(甲府)

3位:501試合
MF山田暢久(浦和)

4位:460試合
MF明神智和(G大阪)

5位:448試合
DF山口智(千葉)

6位:435試合
MF遠藤保仁(G大阪)

7位:433試合
DF中澤佑二(横浜FM)

8位:420試合
GK川口能活(磐田)

9位:419試合
藤田俊哉

10位:413試合
DF新井場徹(C大阪)

11位:404試合
GK曽ヶ端準(鹿島)

12位:400試合
MF小笠原満男(鹿島)

◆鹿島 小笠原400戦出場飾れず黒星…7季ぶり無冠決定的に(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/24/kiji/K20131124007069230.html

J1第32節 鹿島1―2鳥栖 (11月23日 カシマ)




 鹿島はホームで競り負けて7季ぶりの無冠が決定的になった。前半11分にMF遠藤の左足シュートがバーを直撃。同27分はFW大迫の左足ボレーがGKの好セーブに阻まれるなど相手の2倍となる18本のシュートを放ちながら決定力を欠いた。

 後半19分に自陣深くでボールを失うミスから失点。同39分にはリーグ通算400試合出場となったMF小笠原のFKを青木が頭で合わせて同点としたが、前掛かりになったロスタイムにカウンターから決勝弾を許した。大迫は両チーム最多7本のシュートを放ったが、不発。5試合連続弾を逃し「自分が決めていれば勝てた試合。本当に申し訳ない」と振り返った。

 2試合を残して首位・横浜との勝ち点差は6。得失点差で12下回っているため、優勝の可能性が事実上消滅した。07~09年にリーグ3連覇、10年天皇杯、11、12年ナビスコ杯連覇とタイトルを積み上げてきたが、今季は天皇杯も敗れており、無冠が決定的。それでも来季続投が確実なセレーゾ監督は「まだシーズンは終わっていない」と訴えた。残り2戦はC大阪、広島との上位対決で連勝すれば自力での来季ACL出場権獲得が可能。常勝軍団のプライドを懸けて3位以内を死守する。

◆鹿島V絶望的 鳥栖に苦杯(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13852210416396

J1第32節の鹿島は23日、カシマスタジアムで鳥栖と対戦し1-2で敗れた。鹿島の通算成績は17勝5分け10敗、勝ち点56。5位に順位を落として4季ぶりのリーグ優勝は絶望的になった。

鹿島は1点を追う後半39分に青木の同点ゴールで追い付いたが、後半ロスタイムに相手の勝ち越しゴールを許した。

首位の横浜Mとの勝ち点差は6に開き、残り2戦を全勝しても鹿島は得失点差で大きく不利な立場にある。今季の鹿島はヤマザキナビスコ・カップ、天皇杯全日本選手権で敗退し、国内タイトル無冠に終わる可能性が高くなった。

◆鹿島、土壇場の失点で逆転Vは絶望的に…(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/407678_128829_fl

[11.23 J1第32節 鹿島1-2鳥栖 カシマ]

 4位鹿島アントラーズはホームでサガン鳥栖に1-2で競り負けた。逆転Vへ痛恨の黒星となり、連勝は2でストップ。順位も5位に後退し、首位・横浜FMとの勝ち点差は残り2試合で「6」に開いた。

 日本代表のオランダ戦で1ゴール1アシストを記録したFW大迫勇也。前半22分、MFジュニーニョからの左クロスを受け、フィニッシュまで持ち込んだが、シュートは大きく上へ。再びジュニーニョのクロスに左足ボレーで合わせるチャンスもあったが、今度はGKにキャッチされた。

 0-0で折り返した後半6分にも大迫がドリブルから右足ミドルを放つが、枠を捉え切れず、5戦連発とはならず。逆に鳥栖は後半19分、高い位置でDF青木剛からボールを奪い、MF金民友が一気にドリブルで駆け上がる。DFからプレッシャーを受け、体勢を崩しながらもPA内まで切れ込むと、そのまま左足でシュート。電光石火のカウンターで先制点を奪った。

 鹿島も後半39分、MF小笠原満男のFKに青木がヘディングで合わせ、1-1の同点に追いついたが、後半アディショナルタイムにまさかの結末が待っていた。鳥栖はシンプルなロングボールからこぼれ球をMF藤田直之がつなぐと、金民友がゴール前に抜け出し、左足でゴール右隅に流し込んだ。

 劇的ゴールで公式戦4連勝を飾った鳥栖は順位でも大宮を抜き、13位に一つ上げた。一方、5位に後退した鹿島の逆転優勝は絶望的となったが、残り2試合の相手は4位C大阪と3位広島。直接対決2試合を制し、来季のACL出場権獲得となる3位以内浮上を目指す。

◆【鹿島】ロスタイムに失点、鳥栖に敗れV絶望的(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131123-OHT1T00138.htm

 ◆J1第32節 鹿島1―2鳥栖(23日・カシマスタジアム) 鹿島は得意のホームで敗れ、首位横浜Mと勝ち点差が6に広がり優勝が絶望的となった。日本代表の欧州遠征で活躍したFW大迫は、7本のシュートを放ったがゴールを奪えず「悔いが残る試合。点が欲しい時に取れる選手になりたい」と責任を背負った。

 前節の湘南戦に続き、後半ロスタイムに失点した。今季はカップ戦でもタイトルを逃し、無冠に終われば2006年以来となる。セレーゾ監督は「まだシーズンが終わったわけじゃない。最後まで戦い抜く」と残り2試合を見据えた。

◆大迫不発…鹿島、得意のホームで敗れV絶望的に(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131123/jle13112318020005-n1.html



 J1第32節(23日、鹿島1-2鳥栖、カシマ)鹿島は得意のホームで敗れ、優勝が絶望的となった。日本代表の欧州遠征で活躍した大迫は、7本のシュートを放ったが無得点。「悔いが残る試合。点が欲しい時に取れる選手になりたい」と責任を背負った。

 前節の湘南戦に続き、後半ロスタイムに失点した。序盤にクロスバー直撃のシュートを放った遠藤は「勝ち切れないのは、アントラーズらしくない」と反省した。

 今季はカップ戦でもタイトルを逃し、無冠に終われば2006年以来となる。セレーゾ監督は「まだシーズンが終わったわけじゃない。最後まで戦い抜く」と残り2試合を見据えた。(共同)

◆【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00164780.html

11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 鳥栖 (14:04/カシマ/17,030人)
得点者:64' 金民友(鳥栖)、84' 青木剛(鹿島)、90'+5 金民友(鳥栖)
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●大迫勇也選手(鹿島):
「チャンスはあった。あとは決めるだけだった。申し訳ないと思います」

●柴崎岳選手(鹿島):
「優勝についてはしようがない。ACLはまだ可能性がある。次のステップに進むためにあと2試合勝つことが大事と思います。前半はチャンスが多かった。運のなさもあった。嫌な流れだなとは感じていました。1点返しましたけど、ちょっと前掛かりになっていたのでああいうケースはあると思っていました。もう少し気を配れば良かったと思います。ちょっと前、前になり過ぎていた。後半途中からそういう部分もありました。まだまだチームとして、やるべきことが浅い、というかやるべきことがあるんじゃないかと思います」

●遠藤康選手(鹿島):
「優勝は厳しい状況になった。悔しいです。でも、次の試合もあるんで切り替えないといけない。ACL圏内もあるので、それを目指して切り替えないといけない。
(どこがうまくいかなかった?)
点を取るところで取り切らないと、というのがあった。相手もすごい頑張るチームなので、決めきれなかったことでヤバイとは思っていた」


●小林久晃選手(鳥栖):
「オレとか坂井が、大迫選手とダヴィ選手に用意ドンで走って勝てるかと言ったらちょっと可能性が低くなる。そういうのを考えてちょっと深めの位置をとった。結果的に後ろを取られるのが怖いので、そういう考えでやってました
(点を取ったあたりの時間は前からいけていたが?)
取られたら前から行くというのが約束としてあった。そこはトヨ(豊田)、(池田)圭、ハヤ(早坂)がスピードもあるし相手も嫌がっていたのでいい形で取れた後は(キム)ミヌがよく決めてくれた」

●林彰洋選手(鳥栖):
「完全なフリーではなく、シュートはある程度コースを限定してくれていた。そういう意味では僕としては抑えることはそんなに大きくはなかった。そういう意味では良かったと思います。
(相手は優勝争いをしていた。時間が経つにつれてジリジリすることは頭に入れていた?)
そういうのは頭に入れてました。相手が前掛かりになったところで正確なキックで良い攻撃につなげればよかったんですけど。キックの方がばらつきがすごいあって、攻撃の起点にあまりなれなかったのでチームには迷惑を掛けたと思います」

以上

◆【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】尹晶煥監督(鳥栖)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00164779.html

11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 鳥栖 (14:04/カシマ/17,030人)
得点者:64' 金民友(鳥栖)、84' 青木剛(鹿島)、90'+5 金民友(鳥栖)
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●尹晶煥監督(鳥栖):

「今日も寒い中、本当にたくさんの方においでいただいて、皆さんの力を受けて勝利することができました。とても感謝しています。ゲームに対しては、今日の相手、優勝争いをしている相手に対して簡単にそれをさせないんだというものを求めてゲームに入ったのですが、非常に選手たちが高い集中力を見せたゲーム運びで、良いものを見せてくれたし、その結果としてこういうものが出たと思っています」

Q:試合前にはモチベーションの話をしていましたが、勝てた要因はどこにありますでしょうか?
「最近、非常に選手の集中力が高まっているなかで、みんなでやろうとする意欲だったり、相手に対して簡単に負けないというということが前面に出てきていることで、今のこういったゲームパフォーマンスに繋がってきていると思います」

Q:決勝点を挙げた金民友選手と岡田翔平選手についてお願いします。
「ミヌに関してはゲームを通して非常に良い活躍を見せてくれました。ここ最近は、決定力の部分で彼の力を見せてくれていなかったのですが、今日のあのプレーは彼自身の代表チームへの意志というものをしっかり表現できていたと思いますし、彼本来の良さが戻って来たというところを見ると良かったと思います。岡田に関しては、怪我から戻って来て、もっともっとゲームの感覚を取り戻していかなければいけない。ゲーム感覚を思い出していかなければいけないということで今日は起用しました。もっと彼も活躍をして、自分の力を見せることで、出場機会も本人が得られると思います。そんなにたくさんの時間ではなかったし、たくさんの活躍を見せられたわけではないですが、今日の試合に出られたことは非常に良かったのではないかと思います」

以上

◆【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00164778.html

11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 鳥栖 (14:04/カシマ/17,030人)
得点者:64' 金民友(鳥栖)、84' 青木剛(鹿島)、90'+5 金民友(鳥栖)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:前半はリズムよく攻めていましたが、攻めあぐねたことの評価をお願いします。あと残り2節をどのように戦いますでしょうか?

「残り2節と言ってもシーズンが終わったわけではないので、しっかり最後まで戦い抜くことは当たり前のことであり、やり抜くべきことだと思います。次はセレッソとの直接対決でもありますし、最後はサンフレッチェ戦のあります。ただ、それは今日考えるべきことではないと思いますし、まずは1回リフレッシュして、頭を切り替えること、まず休むことを考えなければならないと思います。また改めてお話しできる機会があれば、それに関してはお話ししたいと思います。

試合に関しては前半はチャンスを多くつくっていました。結果だけ、数字だけを見れば我々はひどい内容で、相手が上回っていたようになるかもしれません。ただ、内容を見れば、強がることではなく客観的に自チームの評価をしなければいけない立場ですのでそうではなく、自分たちが準備してきたものがうまくできていました。ハーフタイムで言うこともなかったですし、逆に『持続』ということを話さなければなりませんでした。今週、相手の対策でやってきたことができていましたし、相手のもう一つの武器であるロングスローに対しても良い対応ができていたと思います。練習で想定したことを選手たちが実行できていました。試合のなかで、勝つに値するプレーをして勝つこともあれば、全然内容がひどくて運や何かが味方して勝つこともあります。あるいは内容が良くても相手が事故から点を取って終わってしまうこともあります。その時は敗戦という見出しやレッテルが貼られるだけです。ただ、僕はそういう時もサッカーのシーズンの中ではあることを理解しています。1点目は、詳しく映像を見てませんが、青木選手へのファウルがあったのかなかったのかというところは、また後で見なければいけませんけれど、そういった場面から起きてしまった失点でした。1失点した後から慌ててしまった時間帯が失点した直後にありましたけれど、そのあとは落ち着いて、引いた相手に対してはサイドチェンジを多くして、横にスライドしたところを使うということを、僕はずっと言っていたので、落ち着いてからは徐々にその形ができるようになりました。同点に追いついた後は、どうしても勝たなければいけない状況ですので、選手たちがどうしても前へ行ってしまって、競り合いのところからカウンターを食らうことになりました。内容を総合的に見ても、得点が入るか入らないか、入ったかどうかの部分で試合の結果に影響しました。試合によっては内容が悪くても蹴ったら入ったということもあります。今回、痛い敗戦であることは間違いないですが、誰かのミスとか、選手一人が起こしてしまった敗戦とは捉えていません。勝ったときもみんなで勝ったわけですし、負けた時ももう少し何らかの形でもう少しよくできたことが、その場面においてはあったかもしれませんし、勝っても負けても、うちのチームはみんなでその責任をとってやり続けなければならない。

率直に、皆さんから『一番ひどかった選手は誰ですか?』と聞かれても、そう簡単には浮かばないし、それだけチームとしてよかったところがあります。当然、皆さんから見ても、一人か二人、ちょっと本来のパフォーマンスを考えると、今日以上のものを見せられたかもしれないと言うかもしれませんが、基本的に全員が動き、全員が戦い、全員が走って、チームのためにありつづけたことは事実として、映像にも残っています。チームとしてやるべき機能的な部分もしっかりやりました。あとは最終的な効率という部分で、あれだけ前半も後半もつくったチャンスのなかでゴールを決めれば状況は変わっていました。あとは讃えなければいけないのは相手の戦い方です。ロングボールを蹴ってセカンドボールを拾うというのは、彼らの運動量も要するし、それをやり続けたことは讃えないといけないと思います。ただし、だからと言って全てが彼らの思い通りに機能したかと言えば、そうではないと思いますし、我々も彼らの良さという部分、やろうとしている部分は防げたと思います。決めるべきところ、数多くあったチャンスを、もう少し落ち着いてやれれば恐らく違う状況になっていたと思います。相手よりもシュートの数では上回りましたし、チャンスの数、ポゼッションでも上回りました。ただ、それでも試合には勝てないというのが、サッカーの不思議な部分でもあります」

Q:今日、野沢選手、本山選手がベンチに入っていませんでした。いろいろな理由があってのことだと思いますが、その理由をご説明頂けますか?

「本山選手は先週の試合で内転筋などを怪我をしたので、今週に入ってからも練習はやっていましたが本来のパフォーマンスではありませんでした。シーズン終盤に怪我をさせるわけにはいかないので、大事をとっての選択でした。良いコンディションであれば、試合に出場できる選手、力を持っている選手です。野沢選手に関しては、たぶんチーム一のチャンスをもらった選手です。試合によっては期待した最低限の部分をやってくれた時もあれば、うまくできなかったときもありました。僕はチームを再建するという目的で招聘されたので、そこで豊川選手や中村選手という、今季加入したり新人の選手がいたりして、彼らに少しずつチームになれさせる、あるいはこのクラブの伝統に慣れさせることを考えてやっていかなければいけません。クラブはそういう方針で進んでいくことは紛れもなく隠しようがない事実で、入れ替えていかなければいけません。若い選手で、上を目指し、あるいは成功を手にしたい者が、そのチャンスをもらうべきだと思います。
日本の場合は、試合のメンバーは18名と決まっているので、私がその週のパフォーマンスや姿勢、そのシーズンの姿勢を含めながら、ベンチ入りの選手を決める権利があるので決めさせてもらいました」

以上

◆2013Jリーグ ディビジョン1 第32節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50450

J1 第32節 サガン鳥栖戦 マッチレビュー

ホームで鳥栖相手に痛恨の敗戦。一度は同点に追いつくも、終了間際の失点で万事休す。

先週末の広島戦に1-3で敗れ、天皇杯敗退が決まった鹿島は今週末、ホームに鳥栖を迎えてJ1第32節に臨んだ。スコアレスで迎えた後半に先制点を許すと、一度は同点に追いついたものの、終了間際に決勝弾を献上し、1-2で敗れた。

鹿島は日本代表の欧州遠征から帰国した大迫が、先発メンバーに復帰した。大迫は開始早々にシュートを放つなど積極的な動きを見せ、チャンスを演出していく。11分には遠藤が得意の左足を振り抜き、ミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃した。さらに21分、左サイドのジュニーニョからのクロスボールに大迫が反応し、GK林を振り切って右足ボレーシュートを打ったものの、枠の上へ外れた。34分にも、ダヴィからのパスを受けた大迫が右足ダイレクトでシュートを放ったが、GKにセーブされた。鹿島は鳥栖ゴールを再三脅かしたものの、得点を奪うことができずにスコアレスで前半を終えた。

前半を優勢に進めた鹿島だったが、後半に入ると鳥栖に先制点を献上してしまう。64分、キム ミヌにドリブルで縦へ突破されると、ペナルティーエリアの中から左足シュートを決められた。1点ビハインドを負った鹿島は反撃を開始する。70分には、縦パスに反応したジュニーニョがペナルティーエリア内でシュートチャンスを迎えるが、寸前で鳥栖DFのタックルを受け、ゴールならず。土居と西を投入してさらなる打開を図ると、同点弾は84分に生まれた。小笠原が蹴り込んだFKに青木が反応し、ヘディングシュートをゴール右隅に決めた。

終盤、同点に追いついた鹿島は逆転弾を目指して鳥栖ゴールに迫るが、逆に決勝点を奪われてしまう。95分、前掛かりになったところを鳥栖に突かれ、縦パスを受けたキム ミヌに、ペナルティーエリアの左隅からシュートを決められた。結局、試合は1-2で終了。鹿島はホームで痛恨の黒星を喫し、逆転優勝は極めて難しい状況となってしまった。



【この試合のトピックス】
・小笠原がJ1通算400試合出場を果たした。史上12人目の快挙。
・同点ゴールの青木は、今季リーグ2得点目。
・ リーグ戦では鳥栖に通算2分2敗と未だ未勝利。
・ 途中交代で出場した西は左サイドバックを務める。鹿島では、初。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・良い形にチャンスは作れている。相手ゴール前にあわてず、確実に得点をつなげること。
・集中力と積極性を後半も維持すること。我々からアクションをおこし、主導権を絶対に譲らないこと。
・自分のマーク対象に対して、最後まで責任をもつこと。

サガン鳥栖:尹 晶煥
・相手の勢いによってあわてているのでボールをしっかり収めること。
・ボランチはもっと距離間を大切にすること。
・守備面の面で簡単にクロスをあげさせないこと。
・必ずチャンスは来るのでしっかり決めること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・残り2節だが、シーズンが終わったわけではない。しっかりと最後まで戦い抜くのは当たり前のこと。次はC大阪との直接対決で、その次は広島戦。ただ、今日考えるべきことではない。今はリフレッシュして、頭を切り替えること、休むことを考えるべき。

・試合に関しては、前半はチャンスを多く作っていた。数字だけを見れば、相手の方が上回っていたということになるかもしれないが、内容的には(そんなことはなかった)。強がるわけではなく、客観的に評価をしなければならない。自分たちが準備してきたものをやっていた。ハーフタイムには(選手たちに)言うこともあまりなく、「持続」ということを伝えた。相手の対策として準備してきたことはできていたと思うし、相手の武器の1つであるロングスローに対しても、しっかり対応できていたと思う。練習で想定したことを、選手たちは実行できていた。

・サッカーの試合の中で、勝ちに値するプレーをして勝つ時もあれば、内容的にひどい中で、運が味方して点が入って勝つこともある。内容が良くても、相手が事故のような形で点を取って敗戦することもある。シーズンの中ではそのようなこともある。

・1失点目については、ビルドアップのミスから、青木選手に対するファウルがあったかどうかというところでその部分から喫してしまった失点だった。1失点目の後、少し慌ててしまって、急ぎ過ぎた時間もあった。だが、その後は落ち着いて、引いた相手に対してサイドチェンジを多くして、スライドさせてそこを使うという部分を落ち着いて出せた。同点に追いついた後は、勝たなければいけない状況だったから、選手たちが前へ行ってしまって、競り合いのところからカウンターを食らう形になった」

・内容を総合的に見て、得点が入ったかどうかの部分が結果に影響したと思う。試合によっては、内容が悪くても、「蹴ったら入った」というようなこともある。今回、痛い敗戦であることは間違いないが、誰かのミスや、選手1人が起こしてしまった敗戦だとは捉えていない。勝った時はみんなで勝ったわけだし、負けた時は、自分たちで改善できた部分があったかもしれない。勝っても負けても、うちのチームはみんなで責任を取る。

・率直に言って、一番ひどかった選手を聞かれたとしても、浮かばない。チームとして良かった。もしかしたら、本来の、あるいは今以上のパフォーマンスを見せられたと思われる選手はいるかもしれないが、基本的には全員が動いて全員が戦って全員が走って、チームのためにプレーを続けたという事実は残っている。チームとして、機能的な部分は(やることは)やった。あとは効率というところで、あれだけ作ったチャンスで(ゴールを)決めていれば状況は変わった。

・相手の戦い方は称えなければいけない。ロングボールを使ってセカンドボールを拾うというのは、かなりの運動量を必要とする。それを彼らがやり続けたことは称えなければいけない。ただ、全てが彼らの思い通りに機能したわけではないと思う。我々も彼らの良さ、やろうとしているサッカーを防ぐことができた。決めるべきところ、チャンスで落ち着いてやれれば、違う状況になったと思う。

・相手よりも、チャンスやシュートの数、ポゼッションでも上回ったが、それでも勝てないのがサッカーの不思議な部分だと思う。

サガン鳥栖:尹 晶煥
寒い中、たくさんの方にお見えいただいて、彼らの力を受けて勝利をつかめたと思う。感謝したい。優勝争いをしている相手に対して、簡単にはそれをさせないんだというところを求めながら試合に入った。選手たちは高い集中力を見せて、良いものを見せてくれたし、結果としてこのような形になったと思う。(追い付かれた後、雰囲気に飲み込まれずに突き放して勝てたが)集中力を高まってきていて、相手に対して負けない、引けを取らないというところが前面に出てきている。それが今のパフォーマンスにつながっていると思う。


選手コメント

[試合後]

【青木 剛】
勝てなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。たくさんのサポーターが応援してくれた中、勝ちで答えられなかった。前半は良い内容だったし、後半も継続して、勝ちに結び付けたかったが上手くいかなかった。最後まで試合に対して、勝ちを目標としてやる事は変わらないので、最後まで戦いたい。

【柴崎 岳】
残り2試合に勝つ事が大事だと思う。前半にチャンスはあった。運の無さも少しはあるかもしれないけど、嫌な流れだった。カウンターから決められ、1点返したが前がかりになり過ぎた。もう少し気配り出来れば良かった。まだチームとしてやる事が浅い。やるべき事がまだあると思う。

【遠藤 康】
決められる所で決められない。自分たちで苦しい状況にしてしまった。先制を許し、チームがドタバタになった。空いたスペースもあったので、上手くつければ良かった。内容は良かったと思うが、勝ちきれない。勝ちきれないのは、アントラーズらしくない。悔しい試合だった。

大迫選手、伊東選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

2013年11月23日土曜日

◆【浦和】FW興梠、ゴール奪って川崎倒す(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131123-OHT1T00018.htm

 日本代表の欧州遠征のため中断していたJ1が、23日に各地で再開する。代表のオランダ戦で1得点1アシストの活躍を果たしたFW大迫勇也(23)=鹿島=は、鳥栖戦(カシマ)でクラブ史上日本人最多タイとなる5戦連発で逆転優勝へ望みをつなぐ。ベルギー戦で1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、広島戦(金鳥スタ)でクラブ史上日本人J1最多となるシーズン19ゴールを狙う。2人の若きエースが今度はJの舞台でしのぎを削る。

 リーグ2位につける浦和のFW興梠慎三(27)が、川崎キラー弾を狙う。今季、リーグ戦とナビスコ杯で川崎と3度戦い、奪った3点は全て興梠。鹿島所属の昨年9月にも2点を奪い、最近の川崎戦は4試合で5発と“お得意様”だ。「たまたまですけど、自分のゴールで勝てれば一番いい」。22日は川崎戦(23日・埼玉)へ向け、さいたま市内で調整。首位・横浜Mとは勝ち点1差だけに、気合十分にシュート練習を行った。ただ、ペトロヴィッチ監督(56)にとって、川崎は相性が悪い。06年から指揮した広島では3分け6敗。浦和でも12年から1分け2敗とリーグ戦12戦未勝利だ。「勝たないと優勝はない。チャンスはあると思うし、しっかり決めたい」と興梠は前を見据えた。

◆興梠 ペトロ監督の“天敵”川崎F討ち任せろ!!(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/23/kiji/K20131123007062070.html

J1第32節 浦和―川崎F (11月23日 埼玉)

 ペトロヴィッチ監督の“天敵”はFW興梠が討つ。勝ち点1差でリーグ2位につける浦和は23日にホームで川崎Fと対戦。浦和がリーグ総得点1位なら川崎Fは同2位で相手には現在リーグ得点王のFW大久保もいる。さらにペトロヴィッチ監督にとって川崎Fは広島時代からリーグ通算13試合で4分け9敗と一度も勝っていないが、チームで今季リーグ戦最多の12得点を挙げる興梠は「打ち合いになると思うし、攻め続けたい」と真っ向勝負による勝利を誓った。

 1試合、勝ち点1が重要になるシーズン終盤は、慎重かつ1点を大事にするサッカーになりがちだが、エースは攻撃的姿勢を重視。自信の言葉には裏付けがある。興梠はナビスコ杯を含めて今季の川崎F戦では3戦3発。「たまたま」と謙遜するが、鹿島に所属した昨年も1試合2得点を挙げた“川崎キラー”だ。終了間際に追いつかれた10日・仙台戦も2得点した。「自分の得点で勝てれば一番」と鼻息は荒い。仙台戦後にはチーム全員で「俺らは引くような(守備的な)チームじゃない。攻め続けよう」と意思統一を図った。残り3試合。今季は何度も逃げ切りに失敗してきたが、同じ過ちは繰り返さない。

◆柿谷、ライバル大迫と「争う必要ない」(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/11/21/0006515561.shtml



 J1・C大阪の日本代表FW柿谷曜一朗、MF山口蛍は21日、欧州遠征から帰国後、午後には大阪市・舞洲でのチーム練習に合流し、移動の疲れも見せず紅白戦など約1時間半のフルメニューを消化した。

 欧州遠征でともに1得点1アシストを記録したFW大迫との定位置争いについて問われた柿谷は「争う必要はない。1トップのポジションは一つしかないからライバルと言われるかもしれないが、そういう考えは僕は嫌い。一緒に成長していければいい」と過熱する周囲に対して、どこまでも冷静だった。

 また、20日にはブラジルW杯出場32カ国が出揃った。英国の大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」の優勝オッズによると、トップは開催国ブラジルの4・33倍で、日本は151倍で18番目となっている。オッズを伝え聞いた柿谷は「賭け事じゃないんで。サッカーで一番になれればいい」と意に介す様子はなかった。

 組み合わせ抽選は12月6日(日本時間7日)に開催され、第1シードとなる第1ポットには、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギー、ウルグアイ、スイス、ブラジルの8カ国が確定している。

◆大迫「柿谷には負けない」 来年4月の国内合宿でアピール(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2013112202000166.html



 ワントップ戦争勃発-。サッカーの国際親善試合でオランダ、ベルギーとの2連戦を1勝1分けで終えた日本代表の国内組の選手らが21日、羽田空港などに帰国。オランダ戦で1得点1アシストと活躍したFW大迫勇也(23)=鹿島=は「柿谷には負けない」と、ベルギー戦1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=に宣戦布告した。2人のほかMF山口、DF森重とJ組の若手が台頭。日本サッカー協会の原強化担当技術委員長は、来年4月に国内組を集めた強化合宿を検討していることを明らかにしており、ここでの最終アピールからも目が離せない。

 オランダ戦で1ゴール1アシストと結果を残したFW大迫は「さらに成長しないと先はない」と表情を引き締めた。

 オランダ戦でスタメン出場して活躍したものの、ベルギー戦ではライバル柿谷も1ゴール1アシスト。代表のワントップ争いは譲らなかった。柿谷について聞かれた大迫は「能力の高い選手。いい刺激になっている。僕も負けないという気持ちでいないといけない。日本を強くするために切磋琢磨(せっさたくま)していかないと。それが自分のためにもなる」と力強く話した。

 しなやかな動きで天性のゴールセンスが評価されている柿谷に対して、大迫の武器はセンターフォワードらしい勝負強さと体の強さ。「ポストプレーは特に個で勝てるようにレベルアップしないといけない。アイツに預けておけば取られないみたいなプレーをしたい」と今後の重点課題としてポストプレーの強化を挙げた。

 今回の遠征で、本田を含めたザッケローニ監督就任以来の主力組ともコミュニケーションがとれるようになってきた。W杯本番までそれほど合わせる時間はない。少ない時間をどれだけ濃密に過ごし、個々で成長していくかで今後は大きく変わってくる。

 「オランダ、ベルギーが相手でも自分たちのサッカーが通用する部分がある。日本らしいサッカーでチャンスをつくれる。そこでゴールできるかどうか」。さらなる成長を胸に秘め大迫は鹿島に戻っていった。 (荒川敬則)

◆これが俺の歩む道!鹿島・大迫、欧州移籍視野にJ1優勝へ(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131123/jle13112305030003-n1.html



 日本代表の欧州遠征で中断していたJ1は、23日に再開する。4位鹿島は22日、鳥栖戦(ホーム)に向け最終調整した。エースの日本代表FW大迫勇也(23)が、来年1月の欧州への移籍を視野に入れていることが判明。残り3試合で逆転しての4年ぶり制覇を置き土産に、海外に羽ばたく。

 残り3試合で首位の横浜Mから4位の鹿島まで勝ち点3差と混戦の中、FW大迫が逆転優勝を誓った。

 「勝つしかないでしょ。自分が点を決めれば勝ちに近付くし、みんなでまとまってやりたい」

 この日は鳥栖戦に向け茨城・鹿嶋市の練習場でミニゲームなどで連係を確認。前日21日に日本代表の欧州遠征から帰国したばかりだが、「疲れも時差ボケもないよ」と表情は明るかった。

 タイトル獲得にかける思いは人一倍強い。大迫は来年1月にも、欧州への移籍を視野に入れていることが分かった。以前から「いずれはね。チャンスがあれば」と海外への思いを口にしており、昨年には代理人とも契約。プロ1年目の2009年以来4年ぶりとなるJ1制覇をもたらし、気持ちよく巣立ちたい考えだ。

 クラブ幹部は大迫の今冬の移籍について「正式オファーはまだ。ウチとしては出られたら困る」としながらも、「本人の希望もある。オファーがあればどうなるか…」。鹿島との契約は15年まで残るが、条件次第で容認することを示唆した。関係者はすでにドイツなどに渡り、欧州クラブとの交渉に道筋を立て始めたとの情報もある。

 W杯直前の移籍には出場機会の減少などリスクもある。しかし、「もっとレベルアップしたい」と話す大迫にとって、成長できる海外の環境は魅力でもある。

 前回南アフリカW杯準優勝のオランダと引き分けた16日の試合では、1ゴール1アシストと実力は証明済み。欧州クラブ行きが現実味を帯びるなか、まずは逆転Vを信じて鹿島での残り3試合に全力を注ぐ。 (伊藤昇)

◆【鹿島】大迫「勝つことが一番」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131122-1221649.html

 鹿島が22日、茨城・鹿嶋市内で前日練習を行い、翌23日のリーグ戦鳥栖戦(カシマ)に備えた。

 この日はパス回しやミニゲームを行い、1時間程で切り上げた。開幕戦の鳥栖戦でゴールを挙げているFW大迫勇也(23)は、「(だいぶ前なので)あまりよく覚えてない…」と苦笑しながらも「チームがまとまって勝つことが一番」と話した。

◆大迫 恩返しの白星贈る!小笠原400戦目となる鳥栖戦で(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/11/23/kiji/K20131123007063220.html

J1第32節 鹿島―鳥栖 (11月23日 カシマ)

 鹿島のFW大迫が尊敬する先輩の節目の試合に白星を贈る。23日の鳥栖戦は新人時代から面倒を見てもらっている小笠原のリーグ通算400試合出場となる一戦。日本代表の欧州遠征を終えて21日からチームに合流しており「リーグ優勝が一番近い目標なので頭を切り替えたい」と力を込めた。

 日本代表になった現在も小笠原からは「大迫?まだ小迫でしょ」と冗談交じりに激励されるなど気にかけてもらっている。小笠原への恩返しと逆転Vに向けて5戦連続ゴールを目指す。

◆【鹿島】GK曽ケ端、11戦ぶり完封狙う(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131123-OHT1T00016.htm

 日本代表の欧州遠征のため中断していたJ1が、23日に各地で再開する。代表のオランダ戦で1得点1アシストの活躍を果たしたFW大迫勇也(23)=鹿島=は、鳥栖戦(カシマ)でクラブ史上日本人最多タイとなる5戦連発で逆転優勝へ望みをつなぐ。ベルギー戦で1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、広島戦(金鳥スタ)でクラブ史上日本人J1最多となるシーズン19ゴールを狙う。2人の若きエースが今度はJの舞台でしのぎを削る。

 鹿島が、鳥栖戦で11試合ぶりの完封を狙う。守護神のGK曽ケ端準(34)は「セットプレーもロングスローも流れからのボールにも反応することが大事」と強調した。鳥栖には、日本代表も経験し、高さもあるFW豊田が所属。開幕戦では同点弾を許しているだけに、相手エースを抑えられるかが無失点のポイントになる。また、MF小笠原満男(34)が、史上12人目のJ1通算400試合出場を達成する。常に「自分の記録よりもチームの勝利」と公言する主将。DF山村も「精神的な面を含め、すべて力強い」と信頼を寄せる背番号40を中心に勝ち点3を手に入れる。

◆【鹿島】逆転優勝へ大迫5戦連発だ!(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131123-OHT1T00022.htm



 日本代表の欧州遠征のため中断していたJ1が、23日に各地で再開する。代表のオランダ戦で1得点1アシストの活躍を果たしたFW大迫勇也(23)=鹿島=は、鳥栖戦(カシマ)でクラブ史上日本人最多タイとなる5戦連発で逆転優勝へ望みをつなぐ。ベルギー戦で1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、広島戦(金鳥スタ)でクラブ史上日本人J1最多となるシーズン19ゴールを狙う。2人の若きエースが今度はJの舞台でしのぎを削る。

 大迫がゴール量産でチームの逆転優勝、欧州移籍、代表定着をたぐり寄せる。22日、鳥栖戦へ茨城・鹿嶋市内での前日練習。紅白戦でゴールを決めるなど代表からの好調を持続していることを見せつけた。首位の横浜Mとは勝ち点3差と射程圏。逆転Vへ「勝つしかないでしょ。勝つことが一番」と掲げた。

 オランダ戦で活躍も「もっと上を目指さないとW杯に出場して点を取ることはできないと思う」と満足はせず。代表で定位置を確保するためにも、目に見える結果を出し続けなければならない。加えて関係者によると、欧州各クラブが10月までに来年1月の欧州挑戦を目指す背番号9の視察を終え、その後も継続的にチェックしているという。目標の海外移籍を実現させるためにも歩みを止めるわけにはいかないのだ。

 再開の鳥栖戦は記録がかかった一戦でもある。現在、今季2度目のリーグ戦4戦連発中で、得点すれば98年に記録したFW長谷川祥之(現鹿島スカウト)に並ぶクラブ日本人最多の5戦連発となる。さらに最終節の広島戦(12月7日・カシマ)まで得点が続けば08年のFWマルキーニョス(現横浜M)のクラブ記録7試合に到達する。柿谷との代表での1トップ争いは激化。クラブの歴史に名を刻むゴールラッシュはアルベルト・ザッケローニ監督(60)にさらなるアピールとなる。

 鳥栖は鹿島が対戦したJ27クラブのうち、リーグ戦で唯一勝利がない鬼門(2分け1敗)だが、アウェーだった開幕戦(1△1)では今季のゴールラッシュの口火を切った。「勝てるでしょ」。リーグ戦18ゴールの実績に代表で得た自信。何度も繰り返した「勝利」の言葉も最後は確信に変わっていた。

◆代表国内組が帰国、大迫「切り替える」(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/11/21/0006513875.shtml

 欧州遠征を行っていたサッカー日本代表の国内クラブ所属選手が21日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 16日のオランダ戦で1トップの位置で先発出場し、1得点1アシストと結果を出したFW大迫勇也(鹿島)は「まだまだ成長していかないといけない。まずは、鹿島(のJリーグ優勝)が一番近い目標なので、それに向けて頭を切り替えていきたい」。MF山口蛍(C大阪)は、オランダ戦と20日のベルギー戦に出場。「出場時間は格段に上がっているので」と定着に向けて手応えを口にした。

 日本代表の年内の試合は終了。ブラジルW杯イヤーとなる14年に迎える次戦は、3月の親善試合(対戦相手、会場ともに未定)となる。

◆【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】プレビュー:残り三節での逆転優勝を狙う鹿島。公式戦3連勝中の鳥栖を迎え天皇杯敗退を払拭する試合を見せたい。(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00164710.html

11月23日(土)J1 第32節 鹿島 vs 鳥栖(14:00KICK OFF/カシマ)
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鹿島は鳥栖との相性が悪い。リーグ戦の対戦は、昨季からの3試合で2分1敗と一度も勝ったことがない。今季のナビスコ杯予選リーグでの1-0の勝利が公式戦初勝利だった。しかし、その相手に勝たなければ優勝は確実に遠のく。優勝するためには3連勝しか道はない。

鳥栖は豊田陽平をターゲットにロングボールをうまく使って鹿島を自陣に押し込もうとするはずだ。その狙いをどこまで防げるかが、鹿島にとっては第一の関門だ。豊田と競り合うことになる青木剛は「こうやって1年戦ってきて、このタイミングで開幕のときにやった鳥栖とやるのは、個人としてもチームとしても、この1年でやってきたものがどれだけしっかりと表現できるかだと思う」と話す。開幕戦に対戦したときは、ラインの上げ下げを細かく意識するあまり体力を消耗し、後半豊田に同点弾を許してしまった。
「もう少し違う対応ができたというのが自分のなかでもある」
31歳の選手に成長という言葉を使うのはそぐわないかもしれないが、トニーニョ セレーゾ監督のサッカーに順応した姿を、同じ相手を抑えることで示したい。

しかし、青木らセンターバック陣が豊田を抑えたとしても、そのこぼれ球をどちらが制するかで試合の展開は大きく変わる。つまり、セカンドボールを拾えるかどうかが鹿島にとっての第二の関門だ。中盤の中心選手である遠藤康は「セカンドボールを拾えればうちのペースになるし、取られれば相手のリズムになる」と、そこでの支配率が試合を左右すると考えていた。

とはいえ、公式戦3連勝と波に乗っている鳥栖も万全の体制ではない。最終ラインを司っていた菊地直哉が左足のハムストリングを痛めて離脱した。前節でJ1残留は決めたが、残り試合を難しい状態で戦わなければならない。特に、今節は日本代表でも活躍した大迫勇也を抑えなければならず、代わりに出場する選手はいきなりの大役をこなすこととなる。ただ、ここをしっかり抑えなければ、相手の布陣を間延びさせる狙いも無意味になるため、非常に重要な役目となるだろう。

天皇杯では広島に完敗を喫した鹿島。残念ながら今シーズンは3試合を残すのみとなってしまった。それだけに、この残された3つの試合にすべてを賭ける思いは強い。
「休みが長くなったぶん、残り3試合みんながんばると思う」
日本代表に招集されていた大迫勇也は、天皇杯がなくなったことに落胆しながらも、3試合への意気込みを強くしていた。

以上

2013.11.22 Reported by 田中滋

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