日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月30日金曜日

◆大迫選手 日本代表メンバー選出のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/37434



本日、キリンチャレンジカップ2013 グアテマラ代表戦(9/6@長居)およびガーナ代表戦(9/10@日産ス)に向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、大迫勇也選手が選出されました。

詳細はこちら(日本サッカー協会公式サイト)をご覧ください。

◆【日本代表発表!!】Jクラブから選出の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160812.html

本日、9月6日に大阪(vsグアテマラ代表)、10日に横浜(vsガーナ代表)で開催する「キリンチャレンジカップ 2013」の SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー記者発表が行われました。Jリーグのクラブより選出された選手およびコメントは以下の通りです。
※コメントはクラブリリースからの引用です。今後随時追加します。

GK:
●西川周作選手(広島)
「今回は国内で2試合を戦いますが、チームの勝利に貢献するため、いい準備をしたいと思います。チャンスがもらえるように、1日1日を大切に頑張りますので、応援をよろしくお願いいたします」

●権田修一選手(F東京)
「日本代表に選出していただき大変光栄に思います。まずは週末のリーグ戦に集中したいと思います。チームを離れている間に行われる天皇杯はチームメイトに託して、キリンチャレンジカップの2試合で日本代表のために力になれるよう頑張ります」

DF:
●今野泰幸選手(G大阪)
「代表に選出されて嬉しく思います。今回は2試合行われるので、トレーニング期間も長いし、しっかり良いトレーニングをして、チームが勝てるように全力を尽くしたいと思います」

●森重真人選手(F東京)
「今回も日本代表に選出していただいたことはとても嬉しく光栄に思います。自分にとってはクラブでの日々のトレーニングからが勝負だと思っていますし、選ばれたことに満足せず、チームでも代表でも目の前の試合に向けてしっかりと準備したいと思います」

●伊野波雅彦選手(磐田)

MF:
●遠藤保仁選手(G大阪)
「今回はホームで2試合行いますが、選ばれたメンバーで良いコミュニケーションを取りながら、結果を大事にして戦いたいと思います」

●青山敏弘選手(広島)
「チャンスがもらえるように、練習からアピールをしていきたいです。そしてチャンスが来たときには、自分の力を100%出せるように、しっかりと準備をして頑張ります」

●山口螢選手(C大阪)
「代表に選んでいただいたことは嬉しく思います。でも代表のことはセレッソの試合が終わってから考えたいと思います。セレッソの試合でまずは集中してやってから、代表に行きたいです。Jリーグで結果を出すことで、それが代表にもつながると思うので、自分のプレーをしっかり出せるように頑張ります。
(大阪長居スタジアムでの代表戦について)ホームのスタジアムで試合に出られたら本当にうれしいですし、そのためにも練習から頑張ります。セレッソの代表としても長居のピッチでプレーしたいです」

FW:
●柿谷曜一朗選手(C大阪)
「今回、代表に選んでいただいたことは光栄に思います。ただ、選ばれ続けることが大事なので、パフォーマンスを維持していけるようにしたいです。(代表までに)セレッソの試合があるので、今は土曜日の試合のことだけを考えて、集中してやりたいです。一生懸命やることで、また代表のことが見えてくると思います。
(大阪長居スタジアムでの代表戦について)今回は僕らのホームでの試合だし、セレッソのサポーターの皆さんもたくさん来てくれると思うので、練習からしっかりやって、(山口)螢と二人でピッチに立てるようにできたらいいです」

●齋藤学選手(横浜FM)
「このたび、日本代表に選出していただきとても光栄に思います。前回日本代表に選ばれてから、自分の中でF・マリノスで試合に出続けることを課題としました。そして、そのためには平常心が必要であるということを、前回の代表で学ぶことも出来ました。今回も、自分の持てる力をいつも通りの平常心で発揮出来るよう、頑張りたいと思います。そしてF・マリノスの代表として精一杯戦ってきます」

●工藤壮人選手(柏)
「自分は代表の常連ではないし、今回も選んでいただいて新鮮な気持ちで、うれしいという感情に変わりありません。レイソルで結果を残せているからこそだし、決めるだけという状況を作ってくれているチームメイトに感謝しています。レイソルの代表という名に恥じないプレーをして、代表に行くからには出場することに執着して、練習からアピールしていきます」

●大迫勇也選手(鹿島)

★全メンバーはこちらから!
JFAリリース:キリンチャレンジカップ2013 SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー

以上

◆【J1:第23節 清水 vs 鹿島】レポート:ピッチ上でさまざまなドラマが織りなす中、イケメン主役のハットトリックで清水が大逆転のハッピーエンド(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160792.html

8月28日(水) 2013 J1リーグ戦 第23節
清水 4 - 3 鹿島 (19:02/アイスタ/9,238人)
得点者:1' 大迫勇也(鹿島)、6' 山村和也(鹿島)、31' ラドンチッチ(清水)、45' 高木俊幸(清水)、49' 高木俊幸(清水)、68' 大迫勇也(鹿島)、88' 高木俊幸(清水)
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「こういう試合があるからこそ、サッカーが地球上で一番のスポーツなんだと思う」。
試合後のアフシン ゴトビ監督の第一声が、激しいシーソーゲームの中で起こったさまざまな出来事を象徴している。客観的に見れば、両チームが最高のパフォーマンスをぶつけ合ったという試合ではないが、サッカーのドラマ性をお腹いっぱい満喫できたという意味では、清水サポーターにとっては最高のゲームだった。

キックオフから約11秒の先制点は、「フワッと試合に入ってしまった」(平岡康裕)という清水の悪癖が出た場面でもあったが、大迫勇也の抜け目ない点取り屋らしさが出た場面でもある。そして6分の2点目も、清水の甘さと鹿島の抜け目なさが出た形。どちらも遠藤康が質の高いキックでアシストし、鹿島は限られたチャンスをものにする質の高さを見せつけた。この時点では、清水の大敗もありうると予感した清水ファンも多かったはずだ。

しかし、次に起こったドラマは、鹿島のプレーメイカー・柴崎岳が開始20分で負傷退場するというアクシデント。キャプテンの小笠原満男が出場停止で初めから本来のボランチを1人欠いた状況だったが、これで小笠原と柴崎が2人同時に不在という今までになかった緊急事態。7月まではこういう場面で非常に頼りになる存在だった本田拓也は、今は対戦相手の主力としてプレーしている。そのため、センターバックの山村和也を急きょボランチに上げ、守備が持ち味の梅鉢貴秀とコンビを組ませた。そして、1つ空いたセンターバックの位置にはベテランの岩政大樹が入ったが、7月初め以来先発出場がない岩政は、やはりゲーム勘が不足していたことは否めない。
若手を積極起用し、先発の平均年齢(24.64歳)の若さに定評のある清水とまったく同じだった鹿島は、司令塔2人を欠き、ベテランにも余裕がない状態。これでは本来の鹿島が持っているリードしたときの落ち着き払ったゲームコントロールができないのも無理はなかった。

そんな中で、31分にセットプレーの2次攻撃から河井陽介が右クロスを入れると、ラドンチッチが見事なファーストタッチから落ち着き払ってシュートを決め、清水が1点を返す。これで流れはさらに清水に傾き、そこでゴトビ監督は35分に早くも動いて、今節は左サイドバックに入っていた吉田豊に代えて高木俊幸を投入。河井を左サイドバックに下げて、高木俊を左MFに入れるという攻撃的な形にシフトさせた。

結果的にはこれが大当たりで、45分には平岡康裕の右からのロングボールをラドンチッチが後方に走り込む高木俊に向けて頭でフリックし、裏に飛び出した高木俊がヘディングでGKの上を抜いて同点ゴール。ラドンチッチを生かすパターンのひとつとして、チームとして狙っていた通りの得点だった。
そして、ひとつきっかけをつかんで調子に乗ると、とんでもない力を発揮するのが(対戦相手にとって)高木俊の恐ろしいところ。後半4分にも、ラドンチッチの素晴らしいポストプレーから高木俊がゴール前に飛び出し、豪快かつ技ありのシュートを決めて清水が逆転に成功。得点パターンとしても“ラドンチッチの良さを生かす形 その2”だった。
ラドンチッチにボールが入ったときに、高木俊がその近くでタイミング良く動き出すことによって生まれた2得点。2人の良好な関係が生まれたことも、清水にとっては大きな収穫だった。

だが、まだ試合は決まらない。その後、鹿島は流れを完全に奪い返したわけではないが、裏への長いボールを多用して清水のDFラインをじわじわと下げさせ、揺さぶりをかけていく。そして後半21分に右CKのチャンスをつかみ、清水にとってはやや不運な形でPKをゲット。これを大迫が冷静に決めて、再び試合を振り出しに戻した。
その後は、お互いに伊藤翔(後半29分←ラドンチッチ)とジュニーニョ(後半26分←土居聖真)という攻撃の駒を投入し、どちらも決定機に絡んだがゴールは決まらず、一進一退のまま時計の針が進んでいく。そのまま引き分けでもおかしくない流れだったが、最後にもうひとつ大きなドラマが待っていた。

その主役は、この日一番ノッていた選手。清水が3人目の交代で村田和哉を投入した直後の後半43分、本田がきっちりとタイミングを計って出したスルーパスで村田が右サイドの裏に抜け出し、1フェイントでDFを滑らせてからクロス。これがファーサイドに逃げてフリーになっていた高木俊に通り、ドンピシャのボレーシュートを放ってゴールネットを揺らした。
さまざまな意味でこの試合のキーマンとなった本田が起点になり、入ったばかりの村田がスピードを生かしてアシストし、仕上げはイケメン主役の高木俊がハットトリック。フィクションでもなかなか書けないようなシナリオで、清水が会心の決勝ゴールを奪った。

最後は、清水が杉山浩太をDFラインに下げて5バックで鹿島のパワープレーを防ぎ、派手な打ち合いを制して今季初の逆転勝利。鹿島にとっては非常に悔しく、手痛い敗戦。だが、夏休み最後のホームゲームだった清水にとっては、ファン・サポーターや子どもたちへの最大のプレゼントになり、浮上のきっかけにもなりうる最高のハッピーエンドだった。

以上

2013.08.29 Reported by 前島芳雄

◆CLプレーオフで先制アシストの内田、独メディアが及第点の評価(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20130829/131621.html



 27日に行われたチャンピオンズリーグ本戦出場権をかけたプレーオフ・セカンドレグで、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは、ギリシャのPAOKとアウェーで対戦。3-2と競り勝ち、1勝1分けと勝ち越し、本戦出場を決めた。

 ドイツ地元メディアは、試合の採点を発表。フル出場して先制点を挙げた内田には、『Revier Sport』と『Westdeutsche Allgemeine』がそれぞれ「3」と「4」(最高点1、最低点6)の及第点を与えた。

 両メディアの採点および寸評は以下のとおり。

『Revier Sport』
採点:3
寸評:ひょっとしたら、彼は今後FWでプレーすべきなのかもしれない。それほど、先制ゴールの場面では(アーダーム)サライにクレバーなボールを出した。だが、彼の守備がどのような弱点を持っているのかということは、ハーフタイム終了直後、(ジェフェルソン)ファルファンの不注意なボールロスからいとも簡単にシュートを打たせてしまった場面で露呈した。

『Westdeutsche Allgemeine』
採点:4
寸評:パスミスが多く、ミロスラフ・ストフのシュートを招いてしまう不注意なポジショニングのミスがあった。43分までは最も弱いシャルカー(シャルケの選手のこと)だった。だが、ジャーメイン・ジョーンズからボールを受けるとペナルティエリア内へとスプリントで持ち込み、サライに完璧なパスを出して1-0とした。

◆ザックが大迫と齋藤の復帰要因明かす「2人とも攻守で貢献できる」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20130829/131663.html

 29日、日本サッカー協会は9月に2試合が行われる「キリンチャレンジカップ2013」に臨む日本代表メンバーを発表した。

 発表会見に出席したアルベルト・ザッケローニ監督は、7月に行われた東アジアカップのメンバーで、今回代表復帰を果たした鹿島アントラーズのFW大迫勇也、横浜F・マリノスのFW齋藤学の選出理由を以下のように語った。

 ザッケローニ監督は大迫と齋藤の起用について、「2試合あるので、できれば試合の中で見ていきたいが、それ以上にトレーニングで常連組と合わせることができ、そういうメンバーとどういう絡みができるのかを見れることが楽しみ」とコメント。「2人ともリーグ戦の活躍は著しいし、引き続き成長しているところが見られるので、チャンスを与えるのもいいかなと思う」と続けた。

 大迫に関しては、「ペナルティボックス内に入ってくる動きや、そこでのフィジカルの強さやダイナミズム、ポストプレーの上手さ、シュートに絡める柔軟性だったりというところを評価している。最近はゴールに向かう姿勢、ゴールの数が伸びてきた」と語り、齋藤に関しても、「相手に的を絞らせない動きや、一対一での強さ、仕掛けの恐さを持っている。オフザボールの動きで相手のDFラインの裏に走り込んだり、非常に運動量のある選手」と、印象を明かした。

「2選手に言えることは、攻守両面でチームに貢献できること。選考する中で全ての日本人選手を注意深く見ているが、攻守両面でチームに貢献できることを大切にしている。代表は、攻守両面でプレーできる選手が来るべきところだと思う。そういった意味で大迫と齋藤は攻守両面でよくできる選手だと思う」と選出理由を明かした。


 日本代表は、9月6日に大阪長居スタジアムでグアテマラ代表、10日に横浜国際総合競技場でガーナ代表と対戦する。

◆日本代表メンバー発表 ザッケローニ監督会見要旨(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/401978_124356_fl

 日本サッカー協会は29日、9月のキリンチャレンジ杯2試合に臨む日本代表メンバー23人を発表し、FW大迫勇也(鹿島)、FW齋藤学(横浜FM)、DF酒井宏樹(ハノーファー)が代表復帰を果たした。日本代表は9月6日に長居スタジアムでグアテマラ代表、同10日に日産スタジアムでガーナ代表と対戦する。

●アルベルト・ザッケローニ監督
「この2試合に関しても、日本代表の成長のために大切な舞台だと捉えている。W杯予選では、結果が求められる中で同時に成長を促してきた。両立させながらも結果が優先される戦いが続いたが、そうした戦いは終わった。今後はこうした親善試合を通じて、成長により比重を置いていきたい。これからはチョイスという要素も入ってくる。チームのバランスを大きく変えることはないが、当然、新戦力に期待している。9月の2試合は有意義だと思っている。この2試合を通じてチームとしてより成長を促していきたいし、よりまとまっていきたい。選手全員の相対的なコンディションの把握にも努めていきたい。対戦相手については、2つの異なる大陸のチーム。一つは中米、一つはアフリカ大陸で、ガーナはアフリカ大陸でもトップを走っているチームだと思っている」

―東アジア杯で招集した大迫と齋藤を再び招集したが、彼らにどういうプレーを期待したいか?
「当然、2試合あるので、試合の中でもできれば見ていきたいが、それ以上に練習の中で代表の常連組と合わせることができる。東アジア杯ではできなかったことで、そういうメンバーとどういう絡みができるかを見れることを楽しみに思っている。2人ともリーグ戦での活躍は著しいし、引き続き成長しているところが見えるので、こうしたチャンスを与えるのもいいかなと思った。

 大迫は、ボックス内に入ってくる動き、そこでのフィジカルの強さ。ダイナミズムがあり、ポストプレーのうまさに、守備と絡める柔軟性も持っている。最近ではゴールに向かう姿勢、ゴール数という部分でも伸びてきている。齋藤は、相手に的を絞らせない動きをしたり、1対1での強さ、仕掛けでの怖さを持っている。オフの動きでDFラインの裏に走り込むこともできるし、運動量もある。

 大迫、齋藤のどちらにも言えるが、攻守両方でチームに貢献できる選手。代表選手を選考する中で日本人選手すべてを注意深く視察しているが、大切なのは攻守両方でチームに貢献できること。代表選手というのはグローバルな選手でなければならない。攻守両方ができる選手が来るべきだと思う。大迫も齋藤も攻守両方をよくできる選手だと思っている」

―ウルグアイ戦では準備期間が短いので選手に多くは要求しないと話していたが、今回は選手にどんな要求をしたいか?
「今回は少し時間がある。前回のようなシングルマッチデーでは海外組のコンディションを把握できずに試合に入るが、今回は1試合目までに時間があるので、海外組のコンディションを見て、フォーメーションを見極めることができる。ウルグアイ戦では我々のミスが目立ったと思うが、同時にウルグアイのミスが少なかったということも言わないといけない」

―失点が続いているDF陣の顔触れが変わらないのは他に新戦力がいないからか、それとも現在のメンバーにまだ伸びしろがあると思っているからか?
「私の考えとしては、一人の選手、一つのパート、DFラインだけのせいにするのは容易なことだが、そうではなく、他の選手、他のパートとの絡みを考慮することが大切だと思う。逆に聞きたいが、メッシはバルサでは違いを見せつけるが、代表チームではそうではない。チーム全体のコンディションとして、やりたいことができる時期もあれば、できない時期もある。周りがサポートできる時期もあれば、できない時期もある。

 結論から言うと、他にメンバーが思い当たらないというより、今の選手たちに自信を持っているし、信頼もしている。高いレベルにある選手たちだと思っている。DFライン自身が各々のコンディションを高めることも大切だ。我々の失点が多い試合は直近だと思うが、それは欧州のシーズンの終わり、そしてシーズンが始まったばかりの時期と重なっている。

 今回の10日間でフィジカルコンディションを上げることは難しい作業になるので、チーム全体として守備を整理するやり方をしたい。まずはDFラインをよりまとまった状態にすることも大事だし、中盤のライン、FWのラインといかに連動できるかに注意したい。攻撃をするときにDFの選手が一番最初の起点になるように、守備ではFWの選手が一番最初に守備をすることが大切だと思う。守備一辺倒のやり方はしていないので、チーム全員が攻撃と守備でそれぞれの役割をしっかりとこなすことが大切になる。

 就任当初は皆さんから決定力不足をずっと言われてきた。まずはその問題から改善しようということで、そこに着手した。そこはある程度改善できてきたから、これからは違うステップの部分で改善していくつもりだ。今のDFラインのメンバーを心の底から信頼している。たとえ『世界中から好きなDFを取っていい』と言われても、そんなに大きくは変えたくないと思うほど信頼しているメンバーが顔をそろえている」

―ボランチで青山、山口を試す考えは?
「2人を呼んだ理由としては、常連組とどう絡めるかということがある。いわゆるA代表で、どういうことができるかを練習で見極めていきたい。同じパートのメンバーのコンディションを見ながら試合で使っていくかを決めていかないといけないが、長谷部はクラブでそんなに出場機会がないので、ここで試合に使わなくてはならないとも思っている」

―監督は就任当初から攻撃的なサッカーを掲げている。最近は失点が多いことを指摘されているが、それよりも長所を伸ばしていく考えは?
「代表監督に就任したころは、攻撃の部分を指摘されたことを覚えている。そこから着手し、改善しようと取りかかった。攻撃はよくなり、数か月前までは失点も多くないチームだった。最近、失点が多いのは、一人ではなく、数人の選手のコンディションが上がっていない、最高の状態ではないというのが決定的な理由だと思う。それは先ほども言ったように、時期の問題なのかなと思う。ただ、ここ数か月、失点が多すぎるという状況があるのならば、監督としてはチームのバランス、まとまりを調整することで、チーム全体の守備を調整しようと思う。一方で、個のコンディションのクオリティーを上げることが問題を解決するには大切なことになるとも思っている。もちろん、守るための守備をするのではなく、次の攻撃につながるための守備をするという哲学は持っている」

―W杯に向けて、どれぐらいの時期まで選手を競争させる考えか?
「メンバーを固めるのは、来年の5月以降になると思う。14年は現時点で3月の1試合しか予定されていない。それを考えると、メンバーを固めるのは5月以降になる。柱になる部分は年内に固まってくるだろうとも思う。しかし、W杯本番に向けて、そのときにコンディションがいい選手が出てくると思う。最後までそういった選手に注目することは大切だし、最後の最後まで代表チームの扉は日本人選手全員に開いていると言っておきたい。そして、この場を借りてJリーグの選手に感謝の気持ちを述べたい。代表チームに来るために高いモチベーションを持って、非常に素晴らしい活躍を見せてくれている。昨日もほとんどすべての試合をスタッフを視察したが、代表候補の選手全員が得点を取るような状況を生み出している。メンバーを選ぶのに苦労したし、特に攻撃陣に(代表に)呼べなくて残念な選手がいるのも事実だ」

―ハーフナーや細貝、乾がウルグアイ戦に続いて呼ばれていないのは?
「個人的には国内組も海外組も同じように平等に扱いたいと思っている。今回は特にJリーグで活躍している選手を選びたいと思った。選手たちも分かっていると思うが、海外に移籍したから代表に入れるわけではないし、代表に行きたいから海外に移籍するわけでもない。それぞれのリーグ、クラブで力を見せることが、代表に選ばれる一番の近道だと思ってほしい」

―これまではシングルマッチデーでも海外組を多数招集していたが、最近は国内組が増えているのは東アジア杯での活躍が影響しているのか? それとも欧州のシーズンが始まったばかりだからか? また、清武がMF登録になっているが、トップ下で試す考えがあるのか?
「一つ目の質問に関してだが、意図的にやっているのではないが、海外組のコンディションを気にしているというのはある。代表にはコンディションのいいメンバーが来るべきだと思うし、そのためにこうしたことが起きている。2つ目の質問については、結論から言うと、そういうことではなく、日本代表選手はユーティリティーな選手が多いので、MFとして期待しても、FWとして期待しても、それほど差はない。全員が攻守に貢献してくれることが大切で、それは清武だけでなく、本田、岡崎にも同じことが言える。攻撃ではFWの選手となり、守備ではMFの一員としてやってほしい。なので皆さんもDF、MF、FWという欄はそれほど気にしないでほしい」

▼日本代表メンバー一覧はこちら

(取材・文 西山紘平)

◆大迫&齋藤復帰で豊田落選、好調FW陣にザックも“うれしい悲鳴”(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/401967_124347_fl

 日本サッカー協会は29日、9月のキリンチャレンジ杯2試合に臨む日本代表メンバー23人を発表し、FW大迫勇也(鹿島)、FW齋藤学(横浜FM)、DF酒井宏樹(ハノーファー)が代表復帰を果たした。

 7月の東アジア杯以来の代表復帰となった大迫、齋藤についてアルベルト・ザッケローニ監督は「2人ともリーグ戦での活躍は著しいし、引き続き成長しているところが見えるので、こうしたチャンスを与えるのもいいかなと思った」と選考の理由を明かした。

 14日のウルグアイ戦(2-4)では同じ東アジア組のFW豊田陽平(鳥栖)を選出したが、今回は招集を見送り、1トップのポジションを争う大迫が復帰した。前日28日の清水戦で2試合連続となる2ゴールを挙げた大迫は3戦連発の計5得点と絶好調。豊田も28日のF東京戦で2得点を決めるなど結果を残しているが、今回は大迫の勢いを優先した。

「ボックス内に入ってくる動き、そこでのフィジカルの強さ。ダイナミズムがあり、ポストプレーのうまさに、守備と絡める柔軟性も持っている。最近ではゴールに向かう姿勢、ゴール数という部分でも伸びてきている」。指揮官の“大迫評”は極めて高い。

 齋藤は故障明けだが、復帰後2戦目となった28日の浦和戦では徐々にキレも戻ってきた。「相手に的を絞らせない動きをしたり、1対1での強さ、仕掛けでの怖さを持っている。オフの動きでDFラインの裏に走り込むこともできるし、運動量もある」。そう評価するザッケローニ監督は「大迫、齋藤のどちらにも言えるが、攻守両方でチームに貢献できる選手。代表選手を選考する中で日本人選手すべてを注意深く視察しているが、大切なのは攻守両方でチームに貢献できること。代表選手というのはグローバルな選手でなければならない。攻守両方ができる選手が来るべきだと思う」と、あらためてその選考基準を語った。

「この場を借りてJリーグの選手に感謝の気持ちを述べたい。代表チームに来るために高いモチベーションを持って、非常に素晴らしい活躍を見せてくれている」。そう切り出した指揮官は国内組、特に攻撃陣の奮闘に目を細める。28日のJ1では大迫、豊田が2得点したほか、FW工藤壮人(柏)、FW前田遼一(磐田)も2ゴールを記録した。豊田と前田は落選したが、「代表候補の選手全員が得点を取るような状況を生み出している。メンバーを選ぶのに苦労したし、特に攻撃陣に(代表に)呼べなくて残念な選手がいるのも事実だ」と、“うれしい悲鳴”をあげていた。

(取材・文 西山紘平)

◆大迫、本田と同じ道歩く!1トップで7戦9発絶好調!!(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20130830-OHT1T00022.htm

 ◆キリンチャレンジカップ2013 日本―グアテマラ(9月6日・大阪長居スタジアム)日本―ガーナ(9月10日・横浜国際総合競技場) 日本サッカー協会は29日、親善試合のグアテマラ戦とガーナ戦の日本代表メンバー23人を発表した。東アジア杯(7月・韓国)で優勝に貢献したFW大迫勇也(23)=鹿島=、FW斎藤学(23)=横浜M=が再び選ばれ、欧州組との初競演で代表定着を目指す。アルベルト・ザッケローニ監督(60)は直近7戦19失点のDF陣をほとんど代えず、攻撃陣に対して守備意識の向上を促した。

 まさに“果報は寝て待て”だった。大迫は前日(28日)に清水戦が行われた静岡から茨城・鹿嶋市へ戻る途中のチームバス内で、代表入りのメールをクラブ幹部から受けた。しかし、大迫は睡眠中だった。到着後に確認した内容に「ビックリした」と言う。

 選ばれるだけの結果は出してきた。先月の東アジア杯で2得点を挙げ、自信を深めた。その後、鹿島で2トップを組んでいたFWダヴィが負傷離脱すると、1トップになった大迫は公式戦7戦9発と荒稼ぎ。同杯では主にトップ下を務めたが、今回は1トップでの起用が濃厚だ。練習後、「チームで1トップだったことが大きい。ゴールに向かうことをブレずにやりたい。W杯へ最後のチャンスだと思う」と気合を入れた。

 10年南アフリカW杯では、直前から1トップに入ったMF本田が活躍し、一気に主力に成長した。「僕も? それ(そうなりたい気持ち)はあるが、まずは今回の合宿でどれだけできるかが大事」と代表定着からのブレークを狙う。

 ザッケローニ監督は代表復帰した大迫と斎藤について、「東アジア杯ではできなかった常連組との絡みを見られることが楽しみ。リーグでの活躍が著しい。チャンスを与えたいと思った」と選考理由を説明。「2試合あるので、できれば見てみたい。大迫はボックス内の動き、フィジカルの強さ、ダイナミズム、ポストプレーのうまさ、柔軟性が素晴らしい。2人は攻守に良くできると思っている」と出場機会があることを示唆した。

 大迫もFW香川、本田について「2人とも試合を決められる選手。いいパスが来ると思う」と競演を心待ちにした。「点を取ることが一番」。チームでの勢いそのままに、フルメンバーのザック・ジャパンで旋風を起こす。

◆大迫、斎藤が東アジア杯以来の代表選出(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130829/jpn13082914480000-n1.html

 日本サッカー協会は29日、9月の国際親善試合に臨む日本代表に本田(CSKAモスクワ)香川(マンチェスター・ユナイテッド)ら欧州クラブに所属する11人を含む23人を選んだ。Jリーグ勢では7月の東アジア・カップ以来の代表となる大迫(鹿島)斎藤(横浜M)らが入った。

 最近の日本はウルグアイに2-4で敗れるなど、失点が目立つ。今回もDF陣の顔ぶれに大きな変化はなかったが、ザッケローニ監督は「今は何に集中すべきかと言えば、失点しないこと」とチーム全体で守備の改善に取り組む姿勢を示した。

 6日に大阪市の長居陸上競技場でグアテマラ代表、10日に横浜市の日産スタジアムでガーナ代表と対戦する。最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の37位に対し、グアテマラが93位、ガーナは24位。(共同)

柿谷の話「代表に選ばれ続けることが大事なので、パフォーマンスを維持したい。もっと周りの選手のプレーを知って合わせていけたらいい。長居は特別なので、まずは試合に出たい」

ザッケローニ日本代表監督の話「この2試合は代表が成長するための大切な舞台。これからは(メンバーの)取捨選択の要素も入ってくる。大切なのは攻守でチームに貢献できることだ」

◆大迫、びっくり選出「今回は最後のチャンス」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130830/jpn13083005020005-n1.html

 日本サッカー協会は29日、9月の国際親善試合・キリンチャレンジ杯に臨む日本代表23人を発表。鹿島のFW大迫勇也(23)が、国内組で臨んだ7月の東アジア杯(韓国)以来の招集。「びっくりですけど、頑張らないとな、と思う」と意気込んだ。

 今季J1で現在13得点とプロ5年目で初めて2桁に乗せた。ザッケローニ監督も「ゴールに向かう姿勢、ゴール数という部分でも伸びている」と評価する。

 海外組のMF本田、FW香川らと同時出場なら初共演。「2人は頭のいい選手。楽しみ」と期待に胸を膨らませた。昨夏のロンドン五輪は本大会メンバーから落選という憂き目にあったが、ブラジルW杯へ向け「今回は最後のチャンス」と生き残りをかける。

 2010年南アフリカW杯は、前年から出場機会を増やした本田が一気に主力となった。「まずは今回の合宿でどれだけできるか」。23歳が燃えている。 (伊藤昇)

◆大迫 1トップ“下剋上”念願ポジションで代表返り咲き(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/08/30/kiji/K20130830006510690.html

 キリンチャレンジ杯のグアテマラ戦(9月6日、長居)、ガーナ戦(同10日、日産ス)に向けた日本代表23人が29日、発表され、FW大迫勇也(23=鹿島)とFW斎藤学(23=横浜)が7月の東アジア杯以来の復帰を果たした。大迫は東アジア杯で本職ではない2列目でプレーしたが、今回は念願の1トップで起用されることが濃厚。W杯本大会メンバーへの生き残りに向け、自らにゴールのノルマを課した。

 清水遠征から鹿嶋に戻るバスの中で、大迫の携帯電話に代表入りを告げるメールが届いた。14日のウルグアイ戦は招集を見送られており、7月の東アジア杯以来の復帰を知らせる吉報。だが、爆睡中で着信に気付かず「寝てたから、鹿嶋に着いてから知った。ビックリした」と苦笑い。「W杯に向けた最後のチャンスだと思うし、どれだけ結果を残せるか。点を取ることが一番」と続けた。

 東アジア杯後は公式戦7試合9得点と量産。ザッケローニ監督からも「ボックス(ペナルティーエリア)内へ入る動き、フィジカルの強さ、ポストプレーのうまさ、ダイナミズムがある。最近はゴールに向かう姿勢が素晴らしくゴール数も伸びている」と得点力を評価された。東アジア杯では第2戦のオーストラリア戦で国際Aマッチ初得点を含む2ゴールを挙げたが、ポジションは本職ではない2列目。「前で出たかった」と、高校時代以来となるニキビができるなどストレスを感じたが、前田、ハーフナー、豊田の落選した今回は念願の1トップで起用される可能性が高い。

 意外な“戦友”からのエールも届いた。滝川二高出身の中西隆裕さん(23=会社員)は第87回高校選手権準決勝で大迫を擁する鹿児島城西に完敗。試合後のロッカールームで号泣しながら「大迫、半端ないって」と叫ぶ姿が話題を呼んだ。その動画のYou Tube再生回数は450万回を超え、一部ファンの間では、ちょっとした有名人。プロ入り後の大迫の活躍に注視しており「日本代表でも半端ないプレーを見せてほしいですね」と活躍を期待した。

 大迫はザックジャパンの試合は欠かさずチェックしており「楽しみ。今回の合宿でどれだけできるかが大事になる。ゴールに向かうことが一番大事。考え過ぎずにブレずにやりたい」と力を込めた。07年U―17W杯、昨夏のロンドン五輪はともにアジア予選で主力を張りながら本大会メンバーからは落選。試練を乗り越えて成長を続けてきたストライカーが、ブラジル行きの挑戦権を得た。

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