日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年5月13日月曜日

◆闘将鹿島永木が闘魂注入!レオ・シルバのミスに激怒(ニッカン)






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<明治安田生命J1:鹿島1-0神戸>◇第11節◇12日◇ノエスタ

鹿島アントラーズのMF永木亮太(30)が、強烈なキャプテンシーを見せつけた。

前半から両チームともにミスが続出。同36分には、MFレオ・シルバが自陣でのパスミスをヴィッセル神戸FW古橋にさらわれ、大ピンチを招いた場面があった。DF陣がブロックに入りシュートを打たせず事なきを得たが、永木はレオ・シルバに詰め寄り激怒。双方とも感情むき出しで言い合い、味方同士で一触即発の空気が漂った。

はたから見ればヒヤリとする一幕も、常勝軍団には必要なこと。試合後永木は「危ないミスの仕方だったので、やっぱり言っていかないといけない場面だと思ったので、あえて言いました」と説明した。

昨季まで主将を務めた小笠原が引退し、DF昌子がフランスに移籍。今季の鹿島にはピッチの中で引っ張れる選手が少ないことが憂慮されていたが、負傷離脱中の主将内田に代わりキャプテンマークを巻いた永木が、チームメートに闘魂を注入した。「もっとみんなで指摘しあっていいかなと思う。ピッチ内でそういうことができればミスも少なくなるし、責任感も増えてくると思う。言ったことで、その選手にいい意味でプレッシャーになると思うし、そういうことが言える選手がもっと出てきてもいいんじゃないか」。在籍4年目ながら鹿島の伝統を熟知する副将の、熱い気持ちが見えた一幕だった。


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◆闘将鹿島永木が闘魂注入!レオ・シルバのミスに激怒(ニッカン)





◆【鹿島】味方同士の口論も“鹿島らしさ”永木「もっと指摘し合っていい」神戸に1―0勝利(報知)



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◆明治安田生命J1リーグ第11節 神戸0―1鹿島(12日・ノエスタ)

 鹿島はFWセルジーニョの今季リーグ戦初ゴールで神戸を1―0で下した。

 攻勢の展開が続いた前半18分、MF白崎凌兵のクロスにFWセルジーニョが抜け出し、右足をダイレクトで合わせて先制に成功。前半だけで13本のシュートを放つなど猛攻を繰り返し、神戸のシュートは90分を通じてわずか1本に封じた。セルジーニョは「うれしく思います。得点で勝利に貢献でき、上位との勝ち点差を広げられないための手助けになれて良かった」と語った。

 前半にはパスミスであわや失点のピンチを招いたMFレオシルバに対して主将マークを巻いた永木亮太が詰め寄り、レオシルバがエキサイトして言い返すシーンがあった。永木は「危ないミスの仕方だったので。言っておかないといけない場面だと思ったのであえて言いました」と振り返り、「問題ありません。もっとみんなで指摘し合ってもいい」とキッパリ。

 「ミスも少なくなるし、責任感も強くなる。いい意味で自分にもプレッシャーになります。もっと言える選手がいてもいい」。口論直後のアウト・オブ・プレー時にはピッチサイドでレオシルバと給水ボトルを手に取りながら意見を交わして“仲直り”。主将のDF内田篤人がけがで不在の中、副主将の風格をにじませた。

 一方、ACLを戦ったマレーシアから約10時間の移動で9日夜に帰国した過密日程ではあったが、攻勢の中で追加点が取れなかったことも事実。MF白崎凌兵は「1点じゃ足りなかった」と振り返り、DF犬飼智也も「1点じゃ、まだまだです」と気を引き締めた。




◆【鹿島】味方同士の口論も“鹿島らしさ”永木「もっと指摘し合っていい」神戸に1―0勝利(報知)





◆鹿島三竿「引っ張っていけたら」声と走力で0封貢献(ニッカン)



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<明治安田生命J1:鹿島1-0神戸>◇第11節◇12日◇ノエスタ

鹿島アントラーズMF三竿健斗(23)は中盤の底から声を張り上げた。

試合を通して積極的にチームメートへ指示を送り、プレーが途切れると味方に歩み寄って意見交換。90分間の走行距離は両チーム合わせて2位、スプリント回数はMF白崎と並んで1位と、走ってもチームに貢献した。

チームは8日にマレーシアでACLを戦っており、気候の変化や移動を含めて中3日での連戦だったが、三竿はACLに帯同していなかった。「みんな移動でマレーシアに行っていて、体的にきついと僕は感じていたので、自分が元気なぶん声でチームを引っ張っていけたら、と思っていた」。声出しについては「いつも通り」と謙遜したが、ピッチの中央で声をからしてチームを鼓舞し続けた。


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◆鹿島三竿「引っ張っていけたら」声と走力で0封貢献(ニッカン)





◆鹿島、神戸を攻守で圧倒 ACLの黒星引きずらず完勝(サンスポ)



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 明治安田J1第11節第2日(12日、神戸0-1鹿島、ノエスタ)鹿島は攻守で神戸を圧倒した。前半17分、左後方からの浮き球パスにセルジーニョが右足で合わせて先制。その後も追加点こそ奪えなかったものの、堅い守りを保ちながら相手の隙を突き、何度も好機をつくった。今季J1初得点で貢献したセルジーニョは「うれしく思う。チームを手助けできて良かった」とほほ笑んだ。

 8日にアウェーで戦った、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第5戦の黒星を引きずることなく完勝。三竿は「悔しさやふがいなさは、ピッチでしか晴らせない。内容も大事だけど、勝ててよかった」と話した。




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◆「瞬時に考えた」鹿島セルジーニョは即興の芸術ボレー弾(ゲキサカ)






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[5.12 J1第11節 神戸0-1鹿島 ノエスタ]

 鹿島アントラーズは12日、J1第11節でヴィッセル神戸の本拠地に乗り込み、1-0の勝利を収めた。決勝スコアラーのFWセルジーニョが試合後のフラッシュインタビューで得点シーンを振り返っている。

 セルジーニョは前半17分に左サイドのMF白崎凌兵からのロングパスに反応。DF三原雅俊の背後を取ってPA内中央に飛び出し、右足の華麗なボレーをゴール左に決めた。

「ちょうど白崎選手がボールを持った瞬間に動き出して、そのタイミングで目が合ったので『来るな』と思った」

 ラストパスを予測したフリーランニングだったと明かすセルジーニョだったが、フィニッシュのシーンは即興的なものだったようだ。

「あのボールをコントロールしたらディフェンスが寄せてくると瞬時に考えたので、ダイレクトでシュートを打つことを決めました」

 セルジーニョの今季初ゴールでチームは2連勝を飾り、8位から暫定5位に浮上。ブラジル人FWは「みんなでホーム、アウェーを問わず、勝ち点を取りに行くんだという強い精神でやっていた」と話し、「そういう姿勢やパフォーマンスを示すことができたので、非常に嬉しく思います」と喜んだ。




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◆2019明治安田生命J1リーグ 第11節(オフィシャル)



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2019年05月12日(日) 14:03キックオフ ノエビアスタジアム神戸
【入場者数】20,119人 【天候】晴、弱風、 【ピッチ】全面良芝、乾燥
【主審】西村 雄一 【副審】大塚 晴弘 【副審】熊谷 幸剛 【第4の審判員】大坪 博和

明治安田J1 第11節

アウェイで会心の完封勝利!リーグ戦2連勝!

アントラーズは、明治安田J1第11節でヴィッセル神戸と対戦した。立ち上がりから積極果敢な攻撃で神戸を圧倒。18分に幸先良くセルジーニョのゴールで先制すると、その後も主導権を譲らず、攻勢を強めた。追加点こそ奪えなかったが、前半のゴールがそのまま決勝点となり、1-0で勝利。ACLジョホール戦の雪辱を果たす、会心の完封勝利を収めた。


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5月8日、ACLグループステージ第5節ジョホール戦。アントラーズは敵地で0-1の完封負けを喫した。湿度80%を超える蒸し暑い気候に、足を取られる緩いピッチ。過酷な環境は選手たちを苦しめた。後半に入り、運動量がガクッと落ちると、69分に守備の一瞬の隙を突かれて、痛恨の先制点を献上。試合終盤は必死の猛攻を見せたが、最後までゴールは奪えず、敵地で屈辱の敗北を喫した。

試合翌日、チームはバスで3時間半、飛行機で7時間を要する過酷な移動を経て、ようやく日本へ帰国した。長距離移動は選手の身体を疲弊させた。だが、またすぐに次の試合がやってくる。移動日を除けば中2日で神戸戦だ。

5月10日、鹿嶋に戻った遠征メンバーは、リカバリートレーニングを実施、試合前日にはセットプレーやハーフコートゲームで調整を進めた。疲労が心配される選手たちについて、大岩監督はこう語った。

「選手たちの顔を見る限り、前を向いている。信頼して選手たちを送り出しているので、そこは引き続きやっていかなければいけない。ただ、移動があり、頭ではわかっていても体が動かないということもあるので、そこは見極めていく必要がある。その辺は、慎重にコミュニケーションを取って、行かせるところと、行きすぎるなと締めるところ、両方をしっかり見極めていかないといけない」



コンディションが万全の選手は少ないだろう。それでも、国内タイトル奪還のために、神戸戦は絶対に勝たなくてはいけない。限られた時間で出来る限りコンディションを整え、決戦に臨んだ。





そして、迎えた5月12日。注目の先発メンバーが発表された。GKはクォンスンテ。最終ラインは右から永木、チョン スンヒョン、犬飼、安西が入る。チョン スンヒョンは、3月12日の山東戦以来となる2か月ぶりの公式戦出場となった。ボランチは三竿とレオ シルバのコンビ。サイドハーフは右にレアンドロ、左に白崎。前線には、今季リーグ戦初めての組み合わせとなる土居とセルジーニョが入った。ベンチには、曽ケ端、町田、中村、遠藤、安部、金森、伊藤が座る。



一方、神戸は4-3-3の布陣でセルジ サンペール、ダビド ビジャらが先発出場。そして、欠場濃厚と思われたアンドレス イニエスタがベンチに入った。

晴天のノエスタに背番号12が続々と駆け付けた。ビジタースタンドを埋め尽くす大勢のアントラーズファミリーとともに闘う90分。日曜日の昼下がり、14時3分にキックオフのホイッスルが鳴り響いた。



前半立ち上がりは、中盤で激しい攻防が繰り広げられる。両チーム、ボールを奪ってから素早いカウンター攻撃を仕掛けるスリリングな展開となった。この日、26歳の誕生日を迎えたレアンドロは攻撃の起点となり、積極的なドリブル突破で局面を打開していった。







守備では、前線の選手が神戸の最終ラインにプレッシャーをかけて、パスコースを限定。苦し紛れに出されたロングボールに対しては、最終ラインが落ち着いて対応した。攻撃のキーマンであるビジャには、先発復帰を果たしたチョン スンヒョンが徹底的にマークし、自由を与えなかった。





良い守備は良い攻撃に繋がっていく。前半18分、早くもビジタースタンドが歓喜に沸いた。左サイドの白崎が前を向いてボールを受けると、プルアウェイしたセルジーニョの動きを見逃さず、絶好のパスを送る。後方から送られた難しいボールに、セルジーニョが上手く右足で合わせると、これが見事にゴールネットへと吸い込まれた。1-0。アウェイで価値ある先制点の奪取に成功した。









リードを奪ったアントラーズは、攻撃の勢いを落とすことなく、積極的に前へ出ていく。まずは22分、安西がカットインからシュート。しかし、これは惜しくもDFに阻まれた。直後の23分には、CKからファーサイドでチョン スンヒョンが競り勝つと、落としたボールに三竿がゴール前でシュート。決定的なチャンスだったが、シュートは相手GKの正面に飛び、阻まれてしまった。











その後も、アントラーズが一方的に攻撃を仕掛ける展開となる。前半終了間際、またも永木のコーナーキックからチャンスを迎えた。ゴール前で三竿が相手DFに競り勝ち、ヘディングシュート。これはクロスバーに嫌われるも、跳ね返ったボールに、今度はレアンドロがヘディングシュート。最後は、こぼれ球に犬飼が詰めるも、相手守備陣の体を張った守備に阻まれ、ゴールには至らなかった。





このまま前半は1-0で終了。幸先良くセルジーニョの得点で先制に成功したものの、14本のシュートを放ちながら、追加点は奪えなかった。ハーフタイムに指揮官は「前半のことはリセットして、後半も立ち上がりから集中しよう。セットプレー直後の切り替えを早くすること。 パススピードを上げて相手を動かし、自分達に有利な試合運びをしよう」と警戒すべきポイントを伝え、選手たちを送り出した。



後半に入っても、後方からボールを繋ぐ神戸に対して、アントラーズは前線から積極的にプレスをかける。ゴール裏から響き渡る背番号12の声に呼応するように、選手たちは連戦の疲れを感じさせない気迫のこもったプレーを見せた。





指揮官の指示通り、攻撃の手を緩めないアントラーズ。56分、セルジーニョが左サイド深くまで侵入してマイナスのクロスを送ると、ゴール前で受けたレアンドロがシュートを放つ。相手DFに跳ね返されたこぼれ球に、今度は土居がシュート。しかし、シュートは大きく枠を超えた。









後半15分を経過したあたりから、試合は徐々にオープンな展開となる。68分、指揮官は先制点をお膳立てした白崎に代えて安部を投入。前線にエネルギーを注入する。一方、神戸はセルジ サンペールに代えて、欠場が予想されていたアンドレス イニエスタを投入してきた。





陣形を変更し、流れを引き寄せようとしてきた神戸。だが、アントラーズは動じることなく、前線からの連動した守備を敢行し、主導権を明け渡さなかった。ボールを奪われても、素早く三竿が攻撃の芽を摘んでいく。ほとんど自陣に寄せ付けずにゲームを進めていった。

そして、80分に再び指揮官が動いた。レアンドロに代えて、怪我からの復帰戦となる中村を投入。中村は、待望の今季公式戦初出場となった。

アントラーズは試合終盤になっても、攻撃を緩めない。83分、波状攻撃を仕掛ける。相手のFKをキャッチしたクォンスンテから安部に高精度のロングフィードが通ると、安部は縦に突破してから中央へクロス。土居が立て続けに2本のシュートを放ったが、相手の守備陣に阻まれ、追加点には至らなかった。

そして、87分に指揮官は最後の交代カードを切る。攻守で躍動した土居に代えて、金森を投入。最後まで前線からのプレスを緩めるな、という指揮官からのメッセージだった。





メッセージを汲み取った選手たちは、11人全員が前向きなプレーを続けた。連動したプレッシングで相手の最終ラインに時間を与えない。そして、後半アディショナルタイムは4分。神戸は攻撃の圧力を高めてきたが、鹿のエンブレムを纏う戦士たちは、最後まで集中を切らすことなく闘った。





ついに迎えた歓喜の瞬間。試合終了を告げるホイッスルが鳴った。1-0。アウェイまで詰めかけた大勢のアントラーズファミリーの前で、ジョホール戦の雪辱を果たす会心の完封勝利を掴みとった。





厳しい日程のなか、チーム全員で乗り越えたこの1勝は、今後の戦いに好影響をもたらすはずだ。次戦は、中5日で迎えるホーム松本戦。2週間ぶりのホームゲームで必ずや勝利を。国内タイトル奪還に向けた戦いは、これからも続く。








【この試合のトピックス】
・この勝利により、ノエスタでリーグ戦通算5連勝
・前節のホーム清水戦に続き、リーグ戦2連勝
・アウェイゲームは札幌戦以来となる今季リーグ戦2勝目
・被シュート1本は、1997年4月の名古屋戦、2009年8月の大分戦、2014年9月の横浜FM戦、2017年8月の仙台戦と並ぶ、リーグ戦で史上2番目に少ない被シュート数を記録(なお、被シュート0本は2009年11月の山形戦で達成)
・セルジーニョが今季リーグ戦初ゴール
・中村充孝が今季公式戦初出場
・チョン スンヒョンがACL山東戦以来、2か月ぶりの公式戦出場


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・前半のことはリセットして、後半も立ち上がりから集中しよう。
・セットプレー直後の切り替えを早くすること。
・パススピードを上げて相手を動かし、自分達に有利な試合運びをしよう。

ヴィッセル神戸:吉田 孝行
・守備はボールサイドにいく。
・全体のバランスを考えてプレスにいく。
・攻撃は最後の質を上げよう。
・残り45分、逆転できる。

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
非常に厳しい日程のなかで、今日は選手がやるべきことをやって、勝利に値するゲームだった。選手にも伝えたが、しっかり追加点を奪うというところまで、厳しい目でレベルアップをしていかなくてはいけない。

Q. 追加点を奪えそうな展開で、ボールを失う場面が目立っていた。ゲームの進め方という点では、どのような評価をしている?

A. 後半だけでなく、前半もそのような場面があったので、ハーフタイムでも修正しようと色々指示は出した。ピッチの中で、ピッチ状態であったり、相手のポジショニングだったり、そのような状況判断がもう少し早く正確にできれば、違う展開になったはず。当然、そこが次の試合の改善ポイント。得点を取るところまで行き着くためには、そのようなところの改善ポイントが必要である。

ヴィッセル神戸:吉田 孝行
前半から自分たちがある程度プランをもって臨んだ。途中まで出来ている部分もあったが、徐々に自信をなくし、失点してしまった。後半はもっと自信を持ってやりたかったが、試合終盤になるにつれて、ボールが奪えなくなったり、トーンダウンしてしまった。90分を通して、全員が同じ方向を向いて戦わないと難しい。


選手コメント

[試合後]

【白崎 凌兵】
途中から相手が困っているなというのが分かって、プレッシャーもほとんど感じなかった。しかし、1点では足りなかったなという試合となった。アシストの場面は、セルジに『裏を見て』と言われたすぐ後で、セルジがいい動き出しをしてくれた。あれは、セルジのスーパーゴールだった。うまくいかない時の選手同士の声掛けや修正しようとするプレーは出てきている。ただ、やっていることが完璧ではないので、速攻の時も遅攻の時も精度を上げていく必要がある。

【犬飼 智也】
今日は全体の意識が高かったし、最初の守備のスイッチを入れてくれる前線の選手がよかったと思う。カウンターに行っているときは、自分含め、健斗とスンヒョンでしっかりリスクマネジメントができていた。

【セルジーニョ】
センターバックとサイドバックの間は常に狙っていた。チームとして先制点が必要だったので、チームに貢献できてよかった。チームとして、アウェイでもしっかり勝ち点3を取るという目標でやっていた。それに対して全員が、走って、戦って、チャンスを作り、最後はみんなで勝ち点3を取れたということが良かった。

【永木 亮太】
今日は左サイドからの攻撃がうまくいっていた。なので自分は、あまり高いポジションを取らずにリスクマネジメントをしようと意識しながらやっていた。

【三竿 健斗】
奪った瞬間の相手のプレスははやかった。しかし、ハーフウェーラインを越えたらあんまりプレッシャーも来なかったので、すべてカウンターに行けてしまっていた。そこの使い分けは難しかったが、みんなで意思の疎通ができていた。1-0という結果だったが、チャンスも多く作れていた。そこでしっかり自分も含めて、決めきることができていれば、もっと楽なゲームになっていたと思う。

【チョン スンヒョン】
試合に勝ててよかった。ビジャ選手は、常に裏を狙ってくる選手だったので、犬飼選手とコミュニケーションを取りながら、抑える方法を考えてプレーしていた。


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