日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年3月2日火曜日

◆鹿島の19歳MF荒木遼太郎 自身公式戦初の2戦連発へ「チームのために走って得点したい」(スポニチ)






 J1鹿島のMF荒木遼太郎(19)が、自身公式戦初の2戦連発を狙う。チームは1日、中3日で迎える3日のルヴァン杯鳥栖戦(カシマスタジアム)に向けて鹿嶋市内で調整。2月27日のリーグ開幕戦は清水に1―3で敗れたものの、後半30分に先制弾を挙げた19歳は「チームのために戦って、チームのために走って得点したい」と息巻いた。

 プロ1年目だった昨季は、リーグ戦開幕4連敗を味わった。泥沼から抜け出すのに時間がかかっただけに、敗戦を引きずらないことが大切になる。荒木は「自分とか、周りの若手が下から突き上げていくように。そこでピッチに立って、結果を出していくような活躍ができると、いい方向に行くと思っている」と言葉に力を込める。

 07年には開幕戦を落としたものの、終盤の猛追で逆転のリーグ優勝を果たした。清水戦も序盤は主導権を握るなど、決して悲観する内容ではない。「先輩たちが日々の練習から厳しさを示してくれているので、軽い気持ちでは戦えない。次の鳥栖戦が大事になる」と、今季公式戦初勝利を誓った。


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◆鹿島の19歳MF荒木遼太郎 自身公式戦初の2戦連発へ「チームのために走って得点したい」(スポニチ)





◆「ピリつくような…」鹿島・荒木遼太郎が語る、開幕黒星がもたらしたチームの変化(サッカーダイジェスト)






狙うはルヴァン杯初得点


「終わったことはしょうがないので次に切り替えていく」

 清水エスパルスに1-3の逆転負けを喫した開幕戦。この試合で先制ゴールを挙げた鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎は、すでに次の試合を見据えていた。

 2月27日、シーズン初戦で清水をホームに迎えた鹿島は、立ち上がりから積極的にプレスをかけてボールを奪い相手を押し込むも、なかなか得点に結びつかず苦しい時間が続いた。それでも75分、左CKからエヴェラウドがヘディングシュートを放つと、そのこぼれ球に反応した荒木が押し込み待望の先制点を挙げた。

 しかしこの得点から3分後に同点ゴールを決められると、83分、88分にも立て続けに失点し、1-3の逆転負け。先制点を決めた荒木は、「点を決めた後だからこそ、もう一段階ギアを上げて、もっとみんなで声を掛け合いながら引き締めるべきだった」と唇を噛む。

 Jリーグ史上最も多いタイトルを持つ常勝軍団にとって屈辱的な敗戦。後日実施した練習では、選手、スタッフからもその並々ならぬ悔しさを肌で感じたという。

「試合に負けたあとの練習では、みんながピリつくような感じじゃないですけど、切り替えて激しくやれている。みんなで声を出して、敗戦を引きずらないように、むしろ次の試合は快勝するぐらいの強い気持ちで取り組んでいます」

 次戦は3月3日、ルヴァンカップのグループステージでサガン鳥栖と対戦する。「次の鳥栖戦が大事」だと強調する荒木は、「やっぱり自分の結果も大事ですが、チームを勝たせられる選手になりたいので、チームのために戦って、チームのために走って得点したいと思っています」と勝利のため、自身初となるカップ戦でのゴールを誓う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




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