日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2024年7月19日金曜日

◆佐野海舟の移籍金はどうなる?新加入選手が合流前に逮捕…ドイツ人弁護士が見解(GOAL)






「マインツ05は移籍金を取り戻すことはもうないだろう。行為があった時点で、雇用契約書や移籍契約書はすでに署名されていたのだから」


全文はこちらから
◆佐野海舟の移籍金はどうなる?新加入選手が合流前に逮捕…ドイツ人弁護士が見解(GOAL)





【欧州・海外サッカーニュース】マインツ移籍が決定していた佐野海舟が逮捕されたとの報道を受け、現地紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』はスポーツ法を専門とするドイツ人弁護士に取材した。


佐野海舟が不同意性交容疑で逮捕されたとの日本での報道はマインツでも物議を醸している。そんな中、スポーツ法に精通するアレクサンダー・ベルクワイラー弁護士は地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』で移籍先として決定していたマインツへの影響について見解を述べた。

佐野は今月4日に鹿島アントラーズから4年契約でマインツへ完全移籍することが発表され、加入に関する声明ではクラブは選手に特別休暇を与え、21日に練習に迎える予定だと伝えていた。しかしそんな佐野だが、知人2人と30代の女性に性的暴行を加えたとして、警視庁に不同意性交容疑で逮捕されたことが17日に日本の一部メディアで報じられている。

これについて問われたベルクワイラー弁護士はまずは選手本人の話を聞き、事実関係を確認することをアドバイス。日本の裁判所が有罪判決を下さない限り、推定無罪が適用されることを指摘しつつ、有罪判決が下された場合については「マインツ05は移籍金を取り戻すことはもうないだろう。行為があった時点で、雇用契約書や移籍契約書はすでに署名されていたのだから」と説明した。

ベルクワイラー弁護士は続けて、「現時点におけるクラブにとっての唯一の良いニュース」にも言及。「彼がマインツに来ない限り、クラブは彼に給料を払わなくても良いということ。仕事をしないとお金ももらえないのだからね」と指摘し、「基本、マインツはこの契約から抜け出すことも可能だ。もし疑惑が固まれば、予告なしの解雇も考えられるだろう」と話している。

一方で、ベルクワイラー弁護士によれば、判決が下される前、訴訟が終了する前であっても予告なしの解雇は可能とのこと。「禁固のケースは、能力不足を理由とする解雇のひとつだ。被疑者の責任ではなかったとしても、裁判が続く中のある時点で、雇用主にとってその選手を雇い続けることが不合理であることが認められる」と述べた。

なお『キッカー』や『ビルト』、『アルゲマイネ・ツァイトゥング』などドイツメディアによると、マインツが鹿島に支払った移籍金は250万ユーロ(約4億3000万円)だという。後者は「今後数週間、数カ月間にマインツが給与の支払いを止め、最終的に予告なしの解雇を検討するかどうかが明らかになるだろう」としている。

◆「佐野選手とは特徴が違う」 古巣復帰の元日本代表MFが見解…“引き出す”柴崎岳の魅力(FOOTBALLZONE)






「岳くんはゲームコントロールやパスだったり、ビジョンだったり、そういうところでチームにプラスをもたらす選手だと思うので、そこまで比較してはいけないと思う」


全文はこちらから
◆「佐野選手とは特徴が違う」 古巣復帰の元日本代表MFが見解…“引き出す”柴崎岳の魅力(FOOTBALLZONE)




ポポヴィッチ監督の理論と欧州でのやり方に共通点


 ベルギー1部OHルーヴェンからJ1鹿島アントラーズへ完全移籍することが発表されたMF三竿健斗が7月18日のチーム練習後、オンラインで加入会見を行った。鹿島への復帰はポルトガル1部CDサンタ・クララへ移籍した2022年以来となっている。

 三竿は2022-23シーズン、ポルトガルで17試合に出場。2023-24シーズンには公式戦21試合に出場して1得点1アシストを記録した。欧州でキャリアを続ける選択肢もあったなかで鹿島に復帰し、「久々に練習を一緒にやってみたんですけど、あまり久々という感じがしない。居心地が良く、やりやすい」と、チームに合流して練習をこなした感触を語った。

 鹿島を離れてからも結果だけでなく、可能な限り試合も見ていたという三竿はランコ・ポポヴィッチ監督の率いる今季のチームについて、「すごくコンパクトにプレーしながら、(鈴木)優磨を起点に攻撃を組み立てている。勝つ試合も多いし、ずっと上位を維持しながら後半戦まで入ってきていたので、今年もタイトルを獲ることは現実的に見えているんじゃないかなと見ていました」と、その印象について語った。

 今季の鹿島ではダブルボランチをMF知念慶とドイツ1部マインツへの移籍が決まったMF佐野海舟が務めていた。彼らが躍動する中盤を見ていて、三竿は「ボランチの守備のタスクがすごく大きい」と感じていたという。

 そして、具体的に「サイドに中盤の選手が流れた時、2人でそこをカバーする。センターバックとサイドバックの間のハーフスペースを取るランニングに関しても、センターバックが中を守って、そこをボランチがついていかないといけないので、すごく運動量が求められる」と言い、「大変なんだろうなと外から見ていました」と、ピッチを広くカバーする大変さを口にした。

 だが、それは同時に三竿が欧州でも求められてきたことでもあるという。「ボランチがついていく動きは、ヨーロッパでも求められていることなので。ポポさんもヨーロッパの方なので、そういうやり方がベースなのかな? 見ていて『一緒だな』と見ていました」と、自信が欧州でやっていたこととの共通点を見出していた。


欧州か鹿島復帰で悩み、「僕のやりたいように」と決断


 第21節まで、ほとんどの試合をフル出場していた佐野だが、海外移籍もあって直近のリーグ戦2試合には出ていなかった。その2試合は元日本代表MF柴崎岳がボランチに入ったが、前節の横浜FM戦は1-4と敗れている。三竿は「佐野選手と岳くんでは特徴が違う」と言い、「みんなが佐野選手に期待していた部分とか、彼がやっていたことを、そのまま岳くんに求めるのは、僕は違うなと思っています」と言い切った。

 そして、「岳くんはゲームコントロールやパスだったり、ビジョンだったり、そういうところでチームにプラスをもたらす選手だと思うので、そこまで比較してはいけないと思うし、僕が一緒に出た時は、守備の部分のところはやれればなと想像していました」と、ボランチでコンビを組んだ際には、キャプテンの能力を最大限に引き出すようなプレーをするイメージを言葉にした。

 さらに、「向こうでいろんなサッカーのやり方を学んだし、5、6人の監督の下でプレーする経験もして、いろんなサッカーのやり方がありました。相手がこうしてくるから、こうしようという引き出しも増やせた。今までは1つか2つしか持っていなかった対応力、選択肢が増えたのは、ヨーロッパに行って経験できたことかなと思います」と、欧州でプレーした1年半で得たものを発揮することを誓った。

「ヨーロッパでやるのか、鹿島に戻るのかをずっと考えながら、悩んだりもしました」という三竿は、今季のチームを引っ張っているFW鈴木優磨やDF安西幸輝にも相談をして「自分のその時の感情は連絡して伝えたりもしていました」と明かした。「特に幸輝くんには『まだ帰ってくるな』と言われていたのですが、僕の人生なので。僕のやりたいようにやろうと思って決断しました」と、最終的には自身で鹿島復帰の決断をしたと説明した。

 復帰の決め手になったことについて、三竿は「すごく自分のことを必要としてくれたこと。この鹿島に今帰ってきてプレーすることが、自分が成長し続けるために必要なことだなと自分のなかで結論に至りました。また、自分を必要としてくれているクラブのためにプレーしたい気持ちも強くなった」と、コメントしている。Jリーグの登録が無事に終われば、週末のFC東京戦からJリーグのピッチに立つことが可能になるが、三竿の鹿島での第2章は、どのようなものとなっていくだろうか。

(河合 拓 / Taku Kawai)



◆三竿、タイトル奪還へ ベルギーからJ1鹿島復帰 「チーム力引き上げる」(茨城新聞)



三竿健斗


「自分の特長であるボールを奪う部分を出しながら、ピッチの雰囲気を良くするなど、プレー以外の部分でもチームを引き上げたい」。


全文はこちらから
◆三竿、タイトル奪還へ ベルギーからJ1鹿島復帰 「チーム力引き上げる」(茨城新聞)





ベルギー1部リーグ・ルーベンから完全移籍で加入したJ1鹿島のMF三竿健斗(28)が18日、オンライン取材に応じ、「自分を必要としてくれているクラブのためにプレーしたい」と約1年半ぶりの古巣復帰への思いなどを語った。

欧州でプレーした約1年半で、「今までは一つか二つしか持っていなかった対応力やプレーの選択肢が増えた」と実感。その上で、「経験したことをピッチで表現しつつ、周りにも伝えていきたい」と語り、自身が得た手応えを鹿島に還元していくことを誓う。

今回の移籍に至っては、迷いもあったという。「ヨーロッパでやるのか、鹿島に戻るのか、ずっと悩んできた」と率直な思いを吐露。チームをけん引するFW鈴木やDF安西にも相談したことを明かし、最終的に「自分が成長し続けるために必要なことだという結論に至った」と、経緯を説明した。

チームには既に合流済みだ。「あんまり久々って感じがしなくて、すごく居心地がいい。やりやすい」と慣れ親しんだクラブへの愛着を語る。

19日に選手登録が完了すれば、20日のホームFC東京戦から出場が可能となる。「自分の特長であるボールを奪う部分を出しながら、ピッチの雰囲気を良くするなど、プレー以外の部分でもチームを引き上げたい」。鹿島をタイトルに導くために戻ってきた頼れる背番号6が、再びカシマスタジアムで輝きを放つ。



Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事