日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年12月13日火曜日
◇名門インテルナシオナウが2部降格…創設107年目でクラブ史上初の悪夢(サッカーキング)
https://www.soccer-king.jp/news/world/southamerica/20161212/526688.html?cx_cat=page1
11日に行われた2016年のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権1部)第38節。リオ・デ・ジャネイロ州のメスキータで行われたフルミネンセとインテルナシオナウ一戦は、引き分けで終了。この結果、16位以内に上がれなかったインテルナシオナウのセリエB(2部)降格が決定した。
前半はフルミネンセが優勢で、43分にはPKを獲得。しかしFWヒシャリソンが蹴ったPKはGKダニーロ・フェルナンデスにコースを読みきられ、フルミネンセは先制のチャンスを逸した。それでもフルミネンセは後半も優勢を保つと、72分に先制。左サイドを上がったFWウェウリントンがエリア手前にボールを折り返すと、MFドウグラスが左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
1部残留のためには勝利が最低条件のインテルナシオナウは、86分になってMFグスターボ・フェハレイスのミドルシュートが決まって同点としたが、反撃が遅すぎて逆転勝利を収めることはできなかった。
16位のヴィトーリアが敗れたため、この試合で勝てば残留が叶ったインテルナシオナウだが、自力で残留を勝ち取ることができず。1909年創立と107年の歴史を誇る名門インテルナシオナウは、カンピオナート・ブラジレイロが開幕した1971年から2016年まで一度もセリエBに降格したことがなかった。地元のカンピオナート・ガウーショ(リオ・グランジ・ド・スウ州選手権)でも降格したことはなく、インテルナシオナウにとって今回は“クラブ史上初の降格”。タイムアップのホイッスルが鳴り響くと、涙を浮かべるサポーターもいれば、降格してもチームを支える意志を示すかのようにピッチに向けて合唱するサポーターも数多く見られた。
地元の州選手権での45度の優勝を誇り、ブラジレイロでも3度の優勝、そしてコパ・リベルタドーレスでも2度優勝している名門にとって、今回の降格決定はどのような影響をもたらすのか。降格によって来季は主力の流出も危惧されるが、傷ついたプライドを癒やすには1年での1部昇格しかない。
(記事提供/Cartao Amarelo)
◆J1残留の甲府、今季途中加入のFWダヴィら外国籍3選手と契約満了(サッカーキング)
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161212/526619.html?cx_cat=page1
ヴァンフォーレ甲府は12日、ブラジル人MFマルキーニョス・パラナ、同FWダヴィ、オーストラリア人MFビリー・セレスキーと契約満了に伴い来季は契約を継続しないことを決定したと発表した。
現在39歳のマルキーニョス・パラナは、今年7月20日に甲府へ復帰。加入後は2016明治安田生命J1リーグで12試合に出場した。
また、8月にチームへ復帰したダヴィとの契約満了も決定。J1残留を目標としていた同クラブにとって、攻撃力アップとして期待が寄せられたが、リーグ戦10試合の出場で1ゴールにとどまった。
さらに甲府は、今年2月に加入し、リーグ戦13試合でプレーしたビリー・セレスキーとの契約満了も発表している。
シーズン途中にブラジル人FWクリスティアーノを引き抜かれるなど、苦しい1年を過ごした甲府。それでも、7勝10分け17敗の成績を残し、年間14位でJ1残留を確定させた。
◆ドルトムント戦の大迫にドイツメディアが高評価…独2大紙でベストタイ(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?205270-205270-fl
ケルンは10日のブンデスリーガ第14節でドルトムントをホームに迎え、1-1で引き分けた。フル出場のケルンFW大迫勇也はドイツ各メディアで高評価を得ている。
試合はケルンが28分、FWアルチョムス・ルドネフスがFKからのヘディング弾で先制。その後も大迫のスルーパスからFWアントニー・モデストが抜け出すなどケルンが決定的なチャンスをつくり出すもリードを広げらず、終了間際にドルトムントMFマルコ・ロイスに同点弾を決められた。
トップ下で出場した大迫だが、ドイツメディアの評価は高かった。ドイツ紙『ビルト』は日本代表アタッカーのパフォーマンスに、得点者ルドネフスやDFヨナス・ヘクトルらチームメート4人と並ぶ最高タイの「2」をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
また『キッカー』はマッチレポートで、「大迫は(ユリアン・)バイグルを中心とするドルトムントのビルドアップに干渉した」と日本人FWの守備面での貢献に言及。同誌がマン・オブ・ザ・マッチに選出したルドネフスと同じ「2」を与えている。
地元紙『エクスプレス』も大迫のプレーを「2」と高く評価。寸評では「体を入れながらボールを上手くキープ。素晴らしいアイデアを見せた上、ものすごく勤勉だった。素晴らしいパフォーマンス!」と絶賛している。
さらに、『ケルナー・シュタットアンツァイガー』の大迫の評価は「2.5」だった。「彼があまり好んでいないトップ下で起用された」と本職のポジションではなかったことを強調しながら、「(相手にとって)非常にイヤな存在となりながら、技術的に優れていた」と寸評。モデストへのスルーパスについては、「ドリームパス」と称した。
◆鹿島が調整、植田「モチベーションは上がっている」(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1751038.html
クラブW杯で4強入りした鹿島は準々決勝から一夜明けた12日、主力の一部を除いたメンバーが大阪市内でミニゲームなどの練習に取り組んだ。
南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)に挑む14日の準決勝に向け、DF植田は「勝てば決勝なので、チームのモチベーションは上がっている」と気合十分に話した。
11日の準々決勝、マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)戦はアフリカ勢特有の身体能力に苦しめられた。何度もピンチを招いたDF昌子が試合後に「初見なので難しかった」と話したように、慣れない相手に前半は防戦一方。ボールを持っても素早い寄せで奪われ、守備陣はスピードに振り回された。
国内にアフリカ系の選手は少なく、肌を合わせる機会は限られる。国際経験の浅い選手にとっては手探り状態の一戦だったが、後半は敵陣でボールを回すことで相手の勢いをそいだ。柔軟に戦い方を変え、勝利につなげた意義は大きかった。
異色の相手を破った経験を糧に、次はまたひと味違う相手とぶつかる。植田は「(南米勢は)個人技がすごいし、能力は高い」と警戒している。
◆鹿島昌子、前歯折れ誕生日にケーキ食べられず(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1751042.html
クラブW杯初出場で4強進出を決めたJリーグ王者の鹿島(開催国代表)は12日、大阪市内のグラウンドで練習を行った。11日のアフリカ王者マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)戦の先発組は、DF植田直通(22)、MF柴崎岳ら5人が参加してランニングなど軽めの調整。途中出場で3戦連続ゴールを決めたFW金崎夢生(27)ら控え組は、7対7のミニゲームや、シュート練習などを行った。
14日にはアジア勢初の決勝進出を懸けて、南米王者ナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。同クラブにはFWボルハ、DFアギラルら、8月のリオ五輪1次リーグB組第2戦で日本代表と戦ったコロンビア代表メンバー4人が名を連ねる。日本代表のセンターバックとして先発出場し、2-2で引き分けた植田は「五輪の借りは返したい。個人技にすごくたけている部分があった。チームとして戦わなくていけない」と、リベンジを誓った。
マメロディ・サンダウンズ戦の前半途中に相手選手と接触して前歯が折れ、試合後は病院に直行したDF昌子源(24)は、宿舎内で調整した。誕生日だった前夜は、チームが夕食を取り終わったあとに帰宿。広報担当によると、食事をしようと、ご飯と納豆、たこ焼き、お好み焼きをお皿に乗せたものの、痛みもあって、ご飯2口と、たこ焼き1個だけしか口にできなかったようだ。チームが用意してくれた誕生日ケーキも、食べることができず「チームスタッフみんなで、源の代わりにいただきました。もう1度、用意してあげないといけませんね」(広報担当)。次戦は仮り歯のまま、出場する予定だ。【鎌田直秀】
◆【鹿島】前歯折れた昌子、用意された誕生日ケーキ食べられず(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161213-OHT1T50001.html
鹿島DF昌子源(24)が12日、クラブW杯準決勝(14日・吹田S)のアトレチコ・ナシオナル(南米王者、コロンビア)戦に備え、仮の差し歯を装着した。準々決勝サンダウンズ戦(11日・吹田S)で相手の腕がぶつかり、前歯1本が折れた。「風が当たるだけで痛い」と神経がむき出しの状態で、試合後は病院に直行。この日は自由参加だった屋外練習を欠席し、歯科医で仮の差し歯を作製した。
11日は24歳の誕生日でケーキを用意されたが、口に入れることさえできなかった。空腹を満たすため、ビュッフェスタイルの食事でご飯、納豆、たこ焼き、お好み焼きを皿に盛りつけたが、食べられたのは「ご飯ふた口と、たこ焼き1個だけ」(鹿島関係者)だった。
中2日の試合が続く今大会。体力的な負担が大きく、食事を取れない状況が長引けば出場が危ぶまれていただけに、関係者は「大丈夫そう」と安心していた。(内田 知宏)
◆鹿島・金崎 日本勢初決勝へ意欲 今年の漢字「入ってる」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/12/13/kiji/K20161213013897870.html
クラブW杯準決勝 鹿島―ナシオナル (12月14日)
「金」崎が「金」字塔を打ち立てる。鹿島は14日、クラブW杯準決勝で南米王者のAナシオナル(コロンビア)と対戦する。5戦5発と波に乗るエース・FW金崎夢生(27)が、自らゴールを決めて、日本勢史上初となる決勝へと導く。
「金」は金崎の「金」だった!?試合を決定づける追加点を奪った11日の準々決勝・マメロディ(南アフリカ)戦から一夜。チームが大阪市内で練習を行ったこの日、「今年の漢字」に「金」が選ばれた。リオ五輪の金メダルラッシュなどが理由だが、練習後に報道陣に囲まれたエースは「(金崎の金も)入ってると思う」と言ってククっと笑った。
金崎流のジョークではあるが、否定できないほどの活躍ぶりだ。チャンピオンシップ準決勝の川崎F戦から5戦5発と絶好調。左足首を捻挫しながらクラブW杯はいずれも途中出場で2戦連発と結果を残している。前日の先発6人が静養する中、この日は約1時間半の練習に参加。GKと1対1で20本近いシュートを打ち込んだ。左右のクロスに合わせるシュート練習では、ニア、ファー、ニアと交互にボールを要求。普段はシュートを外すと声を上げることが多いが、無言で集中して蹴り込んだ。
クラブにとっても自身にとっても「金」字塔まであと一つだ。準決勝に勝てば、日本勢初の決勝進出がかなう。自身の公式戦年間通算最多得点は昨年の15得点。今季既に15得点を挙げており、あと1得点で自己最高となる。「みんな早く実家に帰りたいでしょ。鹿島が勝つから家にも帰れないじゃん。さっさと負けてくれればいいと思っているでしょ」。練習場からバスに乗り込むまでには報道陣へジョークを飛ばすなど、心も軽やかな様子だった。
Rマドリード・ロナウドとの決勝でのエース対決など夢は膨らむ。3戦連発で決勝進出の主役となれば、本当に今年のサッカー界を象徴する男になる。
◆5戦5発“確変状態”鹿島・金崎が南米王者倒す/クラブW杯(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161213/jle16121305020001-n1.html
日本サッカー界の“今年の顔”。鹿島・FW金崎が目を細めた。
「(今後の自分のサッカー人生に)影響のあるそんな一年だった」
シーズン終盤の争いで乗りに乗っている、それが“金”崎。12日、発表された「今年の漢字」に見事『金』が選ばれ、相好を崩した。
金崎は鹿島の第1ステージ優勝に貢献したが、8月の言動が問題視されて日本代表に“選”出されなかった。ただ、年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)とクラブW杯2戦で存在をこれでもか、とアピール。5戦5得点と“確変状態”に突入し、この日発表された『金』についても「(自分もその中に)入っていると思う」と思わずニヤリだ。
世界大会で華々しく活躍中だが、三重在住の父母ら家族は応援にはこないという。「興味ないらしい。俺より“変”わっているから」と自らを変わり者と認め? 報道陣の笑いを誘った。
14日の準決勝は南米王者のナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。今年の漢字の2位「選」、3位「変」まで味方につけた金崎の勢いはまだまだ続きそうだ。 (一色伸裕)
★鹿島のこの日の練習
マメロディ・サンダウンズ戦から一夜明け、先制弾のMF遠藤ら先発6人は宿舎のプールなどで軽めの調整。DF植田ら5人と、FW金崎ら途中出場選手は控え組と約2時間半汗を流した。試合中に相手と接触し、前歯を破損したDF昌子は前日の試合後に総合病院で応急処置。この日は午後に歯医者に行き、治療を受けた。
◆【鹿島】金崎、準決勝アトレチコ・ナシオナル戦で先発復帰も(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161213-OHT1T50004.html
鹿島FW金崎が14日のクラブW杯準決勝アトレチコ・ナシオナル戦で先発復帰する可能性が出てきた。
左足首を捻挫し、最近2試合は途中出場。別メニュー調整を続けていたが、サンダウンズ戦(11日)から一夜明けて全体練習に参加し、フルメニューをこなした。今年の漢字は「金」に決まり、エースは「金崎の金? うん、入っていると思うよ」と笑顔だった。
◆鹿島遠藤&金崎が南米王者挑戦弾 小笠原ゲキ効いた(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1750747.html
<クラブW杯:鹿島2-0マメロディ・サンダウンズ>◇準々決勝◇11日◇吹田S
Jリーグ王者として開催国枠で初出場の鹿島が、アフリカ代表マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)に2-0で勝ち、昨年の広島に続く日本勢2年連続4強入りを決めた。前半はシュート0本だったが、09年にリーグ史上初の3連覇を経験したMF遠藤康(28)が左足で先制点を奪い、途中出場のFW金崎夢生(27)が加点した。14日の準決勝で南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)と対戦する。
遠藤の左足がチームを救った。後半8分にチーム初シュートを放って重苦しい展開を動かすと、10分後だ。FW赤崎の右クロスを中央でFW土居が頭で折り返した先に、遠藤が走り込んでいた。迷いなく左足を振り抜いた一撃は、GKの手をはじき、先制のネットを揺らした。「チャンスは来ると思って信じていた。当たり損ねで、やべっと思ったけれど良い時間帯で入れられた」。拳を握りしめ、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
守備陣のミスをカバーしたのは、37歳のGK曽ケ端だ。MFモレナのシュートを右手1本で防ぐなど、3度の決定機をことごとくファインセーブ。大量失点してもおかしくなかったが「GKの仕事。難しい試合を経験できたことは、チームの今後にプラスになる」と冷静だった。
ハーフタイムに仲間に活を入れたのは、先発を外れたMF小笠原だった。ふがいない内容に「もっと上の相手とやりたいだろう。Jリーグの代表、鹿島みんなの代表で出ているんだから、もっと出来るだろう」。荒らげた声がロッカールームに響いた。遠藤は「みんなこれで目が覚めた」と感謝した。遠藤、曽ケ端、小笠原。09年に史上初のリーグ3連覇を経験したベテラン3人が、プレーと言葉で勝ちにこだわる姿勢をチームに思い起こさせ、世界の4強まで押し上げた。
大会最終日の18日まで、さらにもう2試合戦える権利も得た。次は南米王者に挑む。8月のスルガ銀行杯で同じコロンビアのサンタフェに敗れた雪辱戦でもある。石井監督は「南米には試合に勝つ賢さがあるチームが多い」。だが、鹿島にも国内18冠を達成してきた勝つ「イズム」が備わっている。最低目標に掲げていたアジア勢初の決勝進出に王手をかけた。【鎌田直秀】
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