日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年8月29日月曜日
◆鹿島ユース連敗 U18プレミアL(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14723929716370
6週間ぶりに再開したサッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグの東地区第10節最終日は28日、カシマスタジアムなどで3試合があり、鹿島ユースは大宮ユースに1-2で競り負けた。通算成績は2勝4分け4敗、勝ち点10で、順位は変わらず8位。
鹿島ユースは前半8分に先制され、後半28分には追加点を許した。同35分に篠崎のゴールで1点を返すなど、試合終盤に猛攻を見せたが一歩及ばず、2連敗となった。
(県勢記録)
◇東地区
▽第10節
大宮ユース 2-1 鹿島ユース
1-0
1-1
▽得点者【大】植松(前8分)小柏(後28分)【鹿】篠崎(後35分)
◆鹿島監督交代も…石井監督が辞意漏らした?(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1701357.html
<明治安田生命J1:横浜2-2鹿島>◇第2ステージ第10節◇27日◇日産ス
心労による体調不良で石井正忠監督(49)がベンチ入りしなかった鹿島が、敵地で横浜と2-2で引き分けた。大岩剛コーチ(44)が監督を代行し、前節20日の湘南戦で石井監督と衝突していたFW金崎夢生(27)が先制アシスト。6連勝中だった横浜に逆転されるなど苦しんだが、執念で追いついた。石井監督は辞意を示したとみられ、今後は流動的。週明けにも大岩コーチの昇格を軸に、監督が交代する可能性も出てきた。
試合にも石井監督の姿はなかった。練習を休んだ前日だけでは立ち直れず、ジャージー姿の大岩コーチが監督を代行。普段はスタンドから戦況分析する柳沢コーチもベンチに入り、総出で指示した。「こういう時こそ一丸にならないと」。前夜、宿舎で小笠原主将が引き締めたチームは前半28分に先制する。指揮官が戦列を離れる一因となった金崎がアシスト。石井監督がデビューさせた20歳の鈴木が1得点1アシストした。
鹿島が監督代行を立てるのは、クラブ初の解任劇があった99年(ジーコ総監督)以来17年ぶり。異例の事態は前日26日に発生した。強化責任者の鈴木常務が「前々日まで兆候がなかったのに」と驚く中、複数の関係者によると、石井監督は成績停滞に悩み辞意を示したという。「心労による体調不良」として練習を回避。自宅に帰された。
クラブは復調を待ったが、この日午前9時前に「体調が戻らない。無理です」と電話が入ったため断念した。石井監督は7~8月の公式戦4連敗など第2ステージ(S)は9位で、前節までの2連勝も年間18位の福岡と同17位湘南が相手の辛勝。優勝した第1Sからの落差に責任を感じていた。“とどめ”が湘南戦。交代時に、金崎から握手を拒否された。
鹿島の黄金期を知る大岩コーチは、緊急登板にも浮足立たなかった。今季復活したサテライトリーグの指揮経験から、冷静に仁王立ち。途中出場させた伊東の右クロスを起点に、同じく途中出場のファブリシオが同点弾を決めた。「自分たちがやってきたことを思い出そう」と送り出し、最低限の勝ち点1をつかんだ。
いわばクラブの伝統で今節はしのいだが、状況は流動的だ。鈴木常務は29日にも石井監督と会談する。昨季のナビスコ杯と今季の第1Sを制し「代える成績ではない」としながらも「あらゆる状況を想定しないと。先延ばせばチームが停滞する」と、翻意に失敗した場合の交代を示唆。大岩コーチの正式昇格を軸に、年間3位では異例の監督交代を迫られる。【木下淳】
◆コーチが監督代行 鹿島は体調不良でベンチ入りしなかった石井監督の代わりに大岩コーチが指揮。ベンチ入り停止や成績不振での監督が交代したことによる暫定措置以外でコーチが指揮を執ったのは、最近では11年7月の広島がある。ペトロビッチ監督(現浦和監督)が右膝の負傷でチームを離れ、横内コーチがリーグ戦2試合を指揮。Jリーグは記録上、この間もペトロビッチ監督の采配試合として集計し、今回の石井監督のケースも同監督の41戦目のJ1リーグ戦采配試合としてカウントされる。
◆「ブチギレ騒動」の心身疲労で監督ダウン......ハリルから「代表永久追放」を食らった鹿島FW金崎夢生の「暴走」を止めるのはリオ五輪のあの人!?(ギャンブルジャーナル)
http://biz-journal.jp/gj/2016/08/post_1152.html
いつの間にか騒ぎがどんどん大きくなり、ついには鹿島アントラーズを指揮する石井正忠監督が心身疲労で倒れる事態にまで発展してしまった。
"事"の発端は、20日に行われたJ1セカンドステージ第9節湘南戦ベルマーレ戦での出来事だった。後半25分を過ぎても試合が動かない展開に、石井監督は攻撃陣の再構築を決断。交代を命じたのがエースFWの金崎夢生だった。
だが、金崎はこの交代に納得できなかったらしい。
怒り心頭のまま、握手を求めた石井監督の手を振り払い、ベンチにふんぞり返るという考えられない行動に出た。さらに怒りの収まらない金崎は、再び立ち上がって石井監督に詰め寄る。慌てて制止したスタッフに、両腕を羽交い絞めにされる騒ぎとなった。
幸い石井監督と金崎は後日和解したが、この事態を重く見たのが日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督だ。
25日、2018年に開催されるロシアW杯のアジア最終予選のメンバーを発表した際、「1つ言いたいのは金崎」とメディアの前であえて名指しで指名。「日本代表の選手がああいう態度を取ってはいけない。それが理由で(メンバーから)外した。こういう行動を取ると日本代表には入れません」と切り捨てた。
さらには「この態度は受け入れがたい。(再招集など)先のことは考えていない」と事実上の"代表永久追放"とも取れる厳しい判断を下している。率直に述べて、これで金崎のサッカー選手としての商品価値は、ほぼ消滅したといえる状況だ。
「鹿島のエースとして若くして日本代表入りを決めていた金崎は、海外移籍目前といわれている逸材でした。しかし、プレミアリーグのあるイングランドが具体的な条件として定めているように、欧州各国の日本人選手に対する評価基準はやはり代表での活躍です。Jリーグの視察まで行っている海外クラブはごく稀で、問題を起こし代表でアピールできない金崎の海外移籍はほぼ消滅したと言っても過言ではない状況です」(記者)
もともとドイツ1部のニュルンベルクで失敗し、ポルトガル2部のポルティモネンセで活躍したものの具体的なオファーがないまま昨年帰国した金崎だが、関係者の間では依然として海外志向は強いと言われていた。
しかし、最大のアピールの場となる日本代表への道が断たれた今、極めて苦しい立場に立たされている。
だが、長年FW不足が嘆かれている日本代表で海外経験もある金崎は貴重な存在。ハリルホジッチ監督も「真ん中だけでなく、たくさんのところに動いてくれる。デュエルの中でボールをプロテクトしながらスピードも使えるし、戦う意識もある。ヘディングもうまい」と鹿島のエースを高く評価していた。
すでに鹿島とは"和解"を遂げている金崎だが、クラブもこの才能溢れる"問題児"を再び日本代表に送り込むために、打ってつけの人物に白羽の矢を立てたようだ。
「鹿島はクラブの立て直しに向けて、すでにリオ五輪で日本代表を率いた手倉森元代表監督にオファーを出しているそうです。コーチとしてハリルジャパンへの入閣も噂されている手倉森氏ですが、関係者の間ではすでに鹿島監督の内定が出ているという情報もあります。石井監督があんな状態なので、シーズン終了を待たず監督交代となる可能性も高まっているようです」(同)
手倉森元代表監督はリオ五輪の際、貴重なオーバーエイジ枠に考慮するほど金崎の実力を買っており、若い選手をまとめる手腕はリオ五輪で証明している。まさに「金崎再生」に向けて打ってつけの人物というわけだ。
いずれにせよ、リオ五輪の早期敗退と今回の金崎騒動で大きく低迷した日本サッカー界。
事実、今回の代表発表で最も注目されたのは、選ばれた選手ではなく、追放を食らった金崎の方だった。9月から始まる最終予選は決して楽な戦いではない。一致団結のムードを高めていきたいところだが、いきなり出端を挫かれた日本代表。
立て直しの時間は、あまり残されていない。
◆20歳FW鈴木優磨が3戦連発!! 「落ち着いてやれている」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?197296-197296-fl
[8.27 J1第2ステージ第10節 横浜FM 2-2 鹿島 日産]
2試合連続ゴール中。しかもともに決勝点をマークと好調を維持する鹿島アントラーズの20歳FW鈴木優磨が、横浜FM戦で3試合連続ゴールを記録した。
スコアレスのまま迎えた前半28分、背番号34が鮮やかなゴールで試合を動かす。左サイドでFW金崎夢生がボールを受けると、逆サイドにいた鈴木は「顔を上げた瞬間に夢生くんが素晴らしいボールをくれた」と猛然と最終ラインの裏へと抜け出す。
スピードを緩めることなくボールに到達して右足で落ち着かせると、左足で優しく合わせてゴールに流し込んだ。「最近、試合をやるごとに自分の中で落ち着いてやれている。トラップだけでなくパスも前は落ち着いていなかったけど、試合をやるにつれて良い意味で慣れがでてきて、毎試合良くなっていると個人的には思っている」と胸を張る。
自身は3試合連続ゴール、そして後半40分のMFファブリシオの得点をお膳立てして1ゴール1アシストと結果を残した。しかし、この日はチームが2-2の引き分けに終わり、「いくら点を取ってもチームを勝たせないと意味がない。勝たせられるゴールを決めないといけない」と笑顔を見せることはなかった。
(取材・文 折戸岳彦)
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