日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年8月12日土曜日

◆【鹿島】2試合で1得点4アシストのMF樋口雄太、好調の理由は「天皇杯でPKを外して…」(ニッカン)



樋口雄太


2試合で1得点4アシストと波に乗る鹿島アントラーズMF樋口雄太(26)が11日、名古屋グランパス戦(13日、豊田スタジアム)に向けオンライン取材に応じ、好調の理由を明かした。

樋口は7月12日の天皇杯3回戦・ヴァンフォーレ甲府戦で、PK戦で2度、PKを外し、チームは敗退。延長・PK戦の末にタイトルを逃していた。しかし、直後の7月16日のFC東京戦で2アシストとチームの勝利に貢献し、中断明けの8月6日のコンサドーレ札幌戦でも開始12秒弾を決め、その後2アシストと全得点に絡んだ。

驚異的な数字に「天皇杯でPKを外して、そこで変わらないといけないと。そういうきっかけがあったので、より責任感が増しましたそこもあってこういう結果につながっている」と言い切った。

直近2試合は、各選手が連携連動する形で得点が生まれている。各選手が自身の特長を生かしながら迫力ある攻撃につなげており、樋口は「大樹さん(岩政監督)がやりたいサッカーがようやく浸透しつつある」と手応えを口にする。「いい形が札幌戦だけだともったいない。練習の中でもいい崩しからシュートまで行けたシーンもある。質を上げて名古屋戦で出せたら」と意欲を見せた。

逆転優勝を狙うためにも、ここから勝ち点3の積み上げが必要になる。樋口は「アウェーですけど勝たなければいけない。今のいい勢いのまま行けたら」と一戦必勝を掲げている。





◆【鹿島】2試合で1得点4アシストのMF樋口雄太、好調の理由は「天皇杯でPKを外して…」(ニッカン)





◆【鹿島】11アシスト記録する樋口雄太、天皇杯のPK失敗は「自分が変わるきっかけに」。名古屋戦へ「すごく気持ちを出してくると思う。それに負けない準備をしたい」(サカノワ)



樋口雄太


「意識しているのは、アクションを起こし続けること。ボールをはたいて前へ出ていく作業を常にやり続けています」


[J1 23節] 名古屋 – 鹿島/2023年8月13日18:00/豊田スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの樋口雄太が8月11日、オンラインの取材に応じて、2日後のアウェーでの名古屋グランパス戦に向けて抱負を語った。

 5月の国立で開催されたJリーグ30周年記念マッチは、鹿島が2-0の勝利を収めた。それだけに樋口は気を引き締める。

「(名古屋は)すごく気持ちを出してくると思います。それに負けない準備をしたいです。(前節の札幌戦は)つながりから崩せるシーンが多くあり、マンツーマンの相手でもはがせることを証明できました。その質を上げること。距離感よくゴールに向かっていくことが必要だと思っています」

 今季これまでリーグ戦で2得点・11アシスト(『トランスファーマルクト』)の記録を残す。まさに鹿島のゴール供給源、得点源となっている。

「意識しているのは、アクションを起こし続けること。ボールをはたいて前へ出ていく作業を常にやり続けています。それを全員でできれば相手は読みにくく、いろんなパターンのゴールが生まれると思います」

 また、あの天皇杯ヴァンフォーレ甲府戦でのPK失敗が、樋口にとって、一つ大きな転機になったという。

「天皇杯でPKを外してしまって、チームが一つタイトルを逃してしまいました。そこで自分が変わらなければいけないと痛感しました。そういうきっかけがあったので、より責任感が増しました。そういうことも、こうした結果につながっているのかなと思っています」

 上位陣がややもたつき首位のヴィッセル神戸とは8ポイント差。追走するためには、この3位の名古屋戦は是が非でも落とせない。その3位以内も一つ目標になる。

「絶対に勝たなければいけない。今の良い勢いのまま、アウェーだから、よりパワーが必要になります。サポーターの皆さんの力を借りながら、みんなで戦っていきたいです。1試合1試合、勝利を奪いきる姿勢を持ち続けることが大切になっていきます」

 ちなみに髪の毛のカラーが見るたびに“明るく”なっている印象だが、「夏場は暑いですし、ちょっと軽く明るくして、乗り切ろうとしています」と26歳のミッドフィルダーは爽やかに笑った。









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