日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年4月8日木曜日

◆鹿島・上田 連敗3で止めた逆襲今季1号、3月アルゼンチン戦選外も五輪代表FW争い再び名乗り(スポニチ)






明治安田生命J1第8節   鹿島2-1柏 ( 2021年4月7日    カシマ )


 明治安田生命J1リーグは9試合が行われ、鹿島は東京五輪世代のエース候補、FW上田綺世(22)が、待望の今季リーグ戦第1号を決め、柏を2―1で下した。0―0で迎えた後半18分に、カウンターから右足で先制点を奪った。2月の開幕清水戦で負傷離脱し、3月のU―24日本代表戦は無念の招集外。はい上がってきた男が、チームの5試合ぶり勝利に貢献した。

 ため込んでいた感情が一気に爆発した。0―0で迎えた後半18分だ。鹿島のFW上田がMFファン・アラーノの縦パスに斜めに切れ込むと、最後は相手GKを右にかわして右足で流し込んだ。待望の今季リーグ戦第1号は、チームを5試合ぶりの勝利へ導く先制弾。豪快なガッツポーズの後には、喜びと安どの感情が入り交じった。

 「毎試合毎試合、勝利の重さは負けるたびにひしひしと感じてきた。毎試合プレッシャーもあり、簡単に勝てるわけではない」。そう振り返った上田は、今季開幕戦の清水戦でいきなりの負傷離脱。リーグ戦3試合を欠場した。チームもここまでリーグ3連敗で4戦勝ちなしの苦しいチーム状況に、人一倍の責任を感じていた

 さらに、負傷の影響で3月のU―24日本代表戦は招集外。貴重なアピールのチャンスを逃したが、上田は言う。「ケガしたのは僕の実力。僕のチームはあくまで鹿島なので、鹿島で勝利に導けない、活躍できない選手は代表に行っても同じ。鹿島で継続して活躍し続けるのが大事」。自分を見つめなおし、決して下は向かなかった。

 チームは先制した直後に自陣のパスミスから失点。終盤に途中出場のMF白崎の同点ゴールで勝ち越したが、まだまだ課題は多い。上田は「1点を取って追いつかれたのは、開幕戦からの反省点。ただ、そこからもう1点取れたのはこれまでと違うところ。こういう試合を継続していかないと」。待望の一発を口火に、ここから巻き返しを図る。




◆鹿島・上田 連敗3で止めた逆襲今季1号、3月アルゼンチン戦選外も五輪代表FW争い再び名乗り(スポニチ)





◆鹿島に勝点3をもたらす値千金の一発「ダフッてしまったんですけど」白崎凌兵が明かす決勝点の舞台裏(サッカーダイジェスト)






「今日勝って良かった、と言えるチームではない」


 値千金の決勝ゴールだった。

 1-1で迎えた88分、永戸勝也のクロスから途中出場の白崎凌兵が右足を振り抜き、柏ゴールに突き刺す。自身にとっては今季初ゴール。3連敗中の鹿島に久々となる勝利をもたらす得点となった。

 試合後のフラッシュインタビューで、殊勲のアタッカーはこう振り返る。

「永戸選手が左サイドを駆け上がって、自分の前にスペースがあって、本当に良いボールが来て、まあ、ダフッてしまったんですけど、みんなの勝ちたいという気持ちが、自分のああいうゴールを後押ししてくれたかなと思います」

 ピッチに投入されたのは79分。「残り少しの時間だったので、チームの力になりたいと思って入ったし、ゴールが取れて結果的に良かった」と安堵する。

 もっとも、これで満足したわけではない。白崎はすでに次を見据えている。

「あまりボールに触れなかったので、まだまだ課題が残りますし、今日勝って良かった、と言えるチームではないので。ここから巻き返していかないといけないし、そのスタートになればいいかなと思います」

 タイトル奪回を期す鹿島が、この勝利をきっかけに浮上していくか注目だ。

構成●サッカーダイジェストweb編集部




◆鹿島に勝点3をもたらす値千金の一発「ダフッてしまったんですけど」白崎凌兵が明かす決勝点の舞台裏(サッカーダイジェスト)





◆5試合ぶり勝利に、鹿島ザーゴ監督「それほど喜べるものではない」(報知)






◇J1第8節▽鹿島2―1柏(7日・カシマスタジアム)

 5試合ぶりの勝利にも鹿島のザーゴ監督は厳しい表情を崩さなかった。理由は2つ。今季リーグ戦7試合目にしての2勝目(1分け4敗)で暫定14位と下位にいるからだ。「非常に重要な勝利ではあるが、置かれた順位がそれほど喜べるものではない」。そして、この日の柏戦でも同じ過ちが繰り返されたことで、笑顔にはなれなかった。

 後半20分の失点シーンに代表されるように、単純なミスで相手にボールを渡す、奪われることが多い。

 指揮官は「ピッチの中で、やってはいけないミス、ゾーンというものがある。ミスから得点を与えてしまった。浦和レッズ戦後にもそのことを話したし、その他の試合後にも話をしている。ミスを減らさなければ、優勢な状況、作った流れを手放してしまう。改善しなければ苦しい状況になる」と不満げだった。

 ただ、勝って反省し、修正することが最も良いと言われる世界。決勝点を決めた白崎は「うまくいかないときもあるし、勝つことでもう一回前を向いてやっていける。自信にもなる。次が大事になるし、本当に勝たなきゃいけない。そこに尽きるチームだと思うから」とこの勝利を、今後につなげていく決意を明かした。




◆5試合ぶり勝利に、鹿島ザーゴ監督「それほど喜べるものではない」(報知)





◆指揮官ザーゴの思い切った策が奏功! 一気の4枚替えで白崎決勝弾! 鹿島が2-1で柏を下す(サッカーダイジェスト)






上田のゴールで鹿島先制。仲間の得点で柏が追いつくが…


 J1リーグは4月7日、第8節の9節を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対柏レイソルの一戦は、2-1で鹿島が勝利した。

 試合の序盤、鹿島はファン・アラーノが、柏は神谷優太がそれぞれシュートを放つなど、ゴールへの強い意欲を見せる。15分には鹿島が至近距離からのFKのチャンスを得るも、荒木遼太郎のシュートは相手の壁に阻まれる。

 両者譲らぬ展開のなか、鹿島がやや優勢に試合を進めるも、柏の集中した守備をなかなか切り崩せない。アウェーチームも攻撃で決め手を欠き、前半はスコアレスで折り返す。

 後半も立ち上がりから積極性を示したのは鹿島。50分にはエヴェラウドのクロスから上田綺世がヘッドで狙う。この日は高い位置からの守備とテンポの良いつなぎなど、自分たちの狙いとするサッカーを随所で表現する。

 そして63分、ホームチームがついに均衡を破る。J・アラーノのスルーパスに抜け出した上田が、前に出てきたGKを外した瞬間に右足を振り抜き、ゴールに流し込んだ。

 ビハインドを背負った柏だが、すぐさま同点弾を挙げる。65分、江坂任の右サイドからのクロスを、途中出場の仲間隼斗が押し込んで試合を振り出しに戻す。

 これで勢いに乗った柏は75分、77分、78分と立て続けに決定機を得るが、これはGK沖悠哉を中心とした鹿島守備陣の懸命のディフェンスに阻まれる。

 鹿島は一気の4枚替えで攻勢を強める。この指揮官ザーゴの思い切った策が実る。88分、永戸勝也のクロスに、4枚替えで投入された白崎凌兵が値千金の決勝弾! 鹿島が2-1で柏から勝点3を手にした。

構成●サッカーダイジェストweb編集部




◆指揮官ザーゴの思い切った策が奏功! 一気の4枚替えで白崎決勝弾! 鹿島が2-1で柏を下す(サッカーダイジェスト)






◆鹿島が白崎の決勝弾で柏を破り5試合ぶり勝利! ザーゴ監督「リーグ戦においての新たなスタート」◎J1第8節(サッカーマガジン)






4月7日、明治安田生命J1リーグは第8節が開催され、鹿島アントラーズは柏レイソルとカシマスタジアムで対戦。前半をスコアレスで終えるも、後半に上田綺世と白崎凌兵がゴールを挙げて勝利。一時は仲間隼斗に同点ゴールを許したものの、終盤に突き放した。


■2021年4月7日 J1リーグ第8節(@カシマ/観衆4,550人)
鹿島 2-1 柏
得点:(鹿)上田綺世、白崎凌兵
   (柏)仲間隼斗


・鹿島メンバー◎GK沖悠哉、DF小泉慶、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也、MF荒木遼太郎(65分:土居聖真)、舩橋佑(79分:三竿健斗)、レオ・シルバ(79分:永木亮太)、エヴェラウド、FWファン・アラーノ(79分:白崎凌兵)、上田綺世(79分:染野唯月)

・柏メンバー◎GKキム・スンギュ、DF大南拓磨、上島拓巳、染谷悠太(48分:三丸拡)、古賀太陽、MFクリスティアーノ、マテウス・サヴィオ(68分:ヒシャルジソン)、椎橋慧也、神谷優太(46分:仲間隼斗)、FW江坂任、細谷真大(46分:イッペイ・シノヅカ)


失点を反省。「繰り返し起きているようなミスから…」


 前半、ホームの鹿島が柏ゴールに迫る。だが、23分とアディショナルタイムの上田綺世のシュートはGKキム・スンギュに止められるなど、ゴールネットを揺らすことはできない。守備では柏の攻撃を抑え、前半をスコアレスで終える。

 後半に入り、先制したのは鹿島だった。63分、ファン・アラーノのスルーパスに抜け出した上田がGKをかわし、ボールをゴールへと蹴り込んだ。しかし喜びも束の間、わずか2分後にミスパスを江坂任に奪われ、最後は仲間隼斗に同点ゴールを決められた。

 その後は柏に再三の決定機をつくられるも、GK沖悠哉を中心にしのぎ切る。すると迎えた88分、左サイドの永戸勝也のクロスから白崎凌兵が右足のシュートを決めて勝ち越し。2-1のままタイムアップを迎え、鹿島がリーグ戦5試合ぶりとなる今季2勝目を挙げた。

「前半はゲームをコントロールできていたと思うし、先制点を奪うチャンスも何度かありました。そこで決めることができませんでしたが、後半に入っても(ペースは)変わることなく、得点することができました。ただ、最近ずっと繰り返し起きているようなミスから失点してしまって、そこから10分間くらいは落ち着きがなくて慌ててしまったところもあったと思います。それでも、交代で入った選手が(チームの)落ち着きを取り戻し、他の選手に安心感を与えて、最後は白崎選手のゴールにつながりました。今回の勝利は、リーグ戦においてのまた新たなスタート。しっかりと(勝利を)継続できればと思います」

 鹿島のザーゴ監督はそのように試合を振り返り、今後も勝利を継続させていくことを見据えた。

取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE


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