日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年8月8日日曜日

◆元日本代表MF鹿島・三竿 五輪代表に刺激「常にそこ(日本代表)を目指してやっている」(スポニチ)






 J1鹿島の元日本代表MF三竿健斗(25)が、代表復帰への思いを新たにした。チームは7日、次節9日のアウェー湘南戦へ向けて鹿嶋市内で調整。東京五輪のサッカー男子日本代表戦を観戦し「やっぱり、サッカーをやっている人間としては全員が目指す場所であるし、僕も前に選ばれていたということもあり、常にそこ(代表)を目指してやっている」と思いを語った。

 代表戦では、オーバーエージ(OA)枠で出場したMF遠藤らに着目。世界でしのぎを削るボランチの動きに「常に間で顔を出して、向ける時には必ず前を向く。常に“前へ”という意識がすごく強い。そこは、自分も見習うべきだなとすごく思った」。学びを得ると同時に「僕も刺激を受けた」と、代表復帰への思いを強くした。

 自身は18年のキリンチャレンジ杯を最後に、A代表からは遠ざかっている。「チームで圧倒的な成績を出さなければ。ましてや、国内組なので。もっとJリーグで結果を出す必要がある。練習からチームで圧倒的になれるようにやっていきたい」と三竿。まずは、チームで結果を残して代表へ返り咲く時を待つ。


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◆元日本代表MF鹿島・三竿 五輪代表に刺激「常にそこ(日本代表)を目指してやっている」(スポニチ)





◆【中断明けの青写真|鹿島】攻撃面の連係に確かな手応え。実戦で試行錯誤を重ねてさらなる良化を目指す(サッカーダイジェスト)






「今は3、4人が絡めるようになってきている」


 東京五輪開催でJリーグは一時中断。その間、各チームは戦力補強やミニキャンプ実施など、再開後に向けて準備を進めてきた。五輪後はいかなる戦いを見せてくれるか。ここでは、J1の鹿島アントラーズを取り上げる。

――◆――◆――

 鹿島はリーグ再開初戦で、どのような戦いを見せるのか――。中断期間は攻撃面の連係向上を図っており、選手たちは自信ものぞかせる。今節の敵地での湘南ベルマーレ戦は、その成果が試される一戦になりそうだ。

 鹿島はこれまで22試合を消化し、10勝5分7敗、勝点35で6位。今季は第9節終了時点で15位に低迷していたが、その後、相馬直樹新監督が就任し、着実に順位を上げてきた。

 ただ、第15節のサガン鳥栖戦で相馬体制初黒星を喫して以降、リーグ戦8試合で3勝2分3敗と、やや失速気味だ。第18節のベガルタ仙台戦、第19節の大分トリニータ戦、第22節の柏レイソル戦で守勢に回る下位チームを攻めあぐねるなど、8試合で複数得点は1試合のみとなっている。





 中断期間直前の柏戦は、堅守速攻を狙う相手に焦れて攻守のバランスが崩壊。1-2で敗れたあと、犬飼智也は悔しそうに話した。「自分たちは早く奪って早く攻めるスタイルがあるが、引かれた相手に対して苦戦している。勢い任せでサッカーをしすぎているのかなと。それで勝ってきている試合もあるが、(引いた相手を崩すことも)両方できるチームにならないと厳しい」。

 そうした課題を克服すべく迎えた中断期間だったが、チーム内でさまざまな動きがあった。熊谷浩二コーチとギリェルメ・フィジカルコーチが退任し、奥野僚右コーチと里内猛フィジカルコーチが就任。また、広瀬陸斗が負傷離脱し、選手1人とスタッフ1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。

 急きょ練習が中止になることもあったなかでも、攻撃面の連係を高めてきたという。その手応えは大きいようで、三竿健斗主将は「チームとして(相手守備を)どう攻略していくのか、イメージの共有が今はできている。以前はボールを持っている人と受け手の関係性しかなかったのが、今は3、4人が絡めるようになってきている」とうなずく。そのうえで「あとは試合でやっていく。どんどん良くしていく」と実戦で試行錯誤を重ねる意欲だ。

 湘南は豊富な運動量と激しい球際の戦いで、カウンター攻撃を仕掛けてくる。さらに相手はリーグ戦3連敗中であり、ホームで必死に勝点を掴みにくるだろう。鹿島の課題は改善に向かっているのか。約2週間ぶりの公式戦は、攻撃面の成長度合が問われる90分間になりそうだ。

取材・文●藤谷俊介(茨城新聞社)




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◆【湘南vs鹿島プレビュー】降格圏との勝ち点差を広げたい湘南…鹿島は苦戦続く敵地で白星を手にできるか(サッカーキング)






■湘南ベルマーレ 持ち前の粘り強さを取り戻し、前回対戦の借りを返せるか


【プラス材料】
 盛夏の過酷な環境の中で、負傷離脱が少ないことは好材料と言えるだろう。ケガはつきもの、シーズン終了までフルメンバーを維持できるとは思わないが、コンディションを整え、多くが試合に関わることで采配の幅も広がるに違いない。もちろん、競争の活性化やチーム力の底上げも期待される。

 中断期間中にはミニキャンプを始め、トレーニングや練習試合を通じて課題に取り組んだとのこと。いかにボールを奪うか、いかにシュートの回数を増やすか。カウンターに対するケアやアタッキングサードでのコンビネーションなど、攻守にわたって掘り下げたという。

 今節迎える鹿島アントラーズとの通算対戦成績は11勝1分21敗と大きく負け越しているが、ホームゲームでは8勝1分6敗と湘南ベルマーレがリードしている。

【マイナス材料】
 17位の徳島ヴォルティスとの勝ち点差が「1」と、降格圏が迫っている。とりわけ痛かったのが中断前のラスト3試合だ。柏レイソルとヴィッセル神戸、FC東京を相手に今季2度目の3連敗を喫した。内容もよくない。柏と神戸には先制しながら複数得点を浴びて逆転負けを許し、かたやFC東京からはゴールを奪えず、ゲーム終盤に決勝点を奪われた。粘り強く失点を抑えて地道に勝ち点を積み上げてきたこれまでの戦いが機能しなかった。

 中断期間中にはMF梅崎司とMF中村駿が移籍した。ピッチ内外でチームを支えてきたベテラン、アンカーとして開幕から出場を重ねたMFの抜けた穴は小さくないだろう。

 開幕間もない3月に行われた鹿島との前回対戦は1-3で敗れた。ほぼ何もできないまま前半を終えるなど内容的にも圧倒されており、今節はチームの進化を示す戦いとなる。

文:隈元大吾


■鹿島アントラーズ 勝手知ったる選手たちの復帰で戦力の上積みに成功





【プラス材料】
 東京五輪による中断期間中に行われた第2節のガンバ大阪戦を1-0で勝利し、今節はアウェイでの湘南ベルマーレ戦に臨む。リーグ全体で見ると約1カ月ぶりの再開となるが、G大阪で起きたコロナ禍による延期分の試合が7月24日に行われたことで、鹿島アントラーズにとっては約2週間ぶりの試合に。この日程にはプラス・マイナス両面あるが、試合勘の問題は心配不要と見ていいだろう。

 中断期間にはポルトガルのポルティモネンセからDF安西幸輝、ブラジルのアトレチコ・ミネイロへ期限付き移籍していたDFブエノがそれぞれ復帰を果たした。やや手薄だったサイドバックとセンターバックの補強を敢行。2人は鹿島でのプレー経験があるため、チームへの融合も時間がかかるとは考えにくい。

 上積みをもって、リーグ戦再開初戦に臨む。

【マイナス材料】
 プラス材料にも記した日程面は、マイナス要素もはらむ。他のクラブは東京五輪による中断で、試合間隔は約1カ月。連戦続きの前半戦を戦った選手たちはまとまったオフを取ることができたものの、その間にG大阪戦が入った鹿島は長期オフを取ることができなかった。相馬直樹監督もこの休養問題を口にしている。すぐにその影響が表れるかは不透明だが、後半戦に向けて良い要素とは言えない。

 また、中断期間中に熊谷浩二コーチとギリェルメフィジカルコーチが退任。代わりに里内猛HoCがフィジカルコーチに復帰した。シーズン途中に監督以外のスタッフ入れ替えは珍しいことで、チームへの影響は読みにくいが、プラス要素としては挙げにくいものだ。

 アウェイゲームということも加味して、結果は予想しにくい試合になる。

文:totoONE編集部




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