日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年12月27日水曜日

◆「ユニ以上に衝撃的」「鹿島愛を感じる!」来季ユニフォーム発表のJ2クラブに驚きの声(ゲキサカ)






 いわきFCは25日、2024シーズンのユニフォームデザインが決定したことをクラブ公式サイトで発表した。

 1stユニフォームはフィールド選手が赤、GKが黄色。斜めにラインが入ったデザインとなっており、「クラブのVIの一部でもある『Growin' Slash(グローイングスラッシュ)』をシャツ全体に配し、復興から成長へと歩みを続ける地域とともに力強く上昇していくチームの姿を表現しています」と説明している。

 一方、2ndはフィールド選手が白、GKがネイビーを基調としており、クラブは「今シーズンも『フラシティいわき』のロゴに使用されている柄を採用。また、肩には戦いでの勝利のジェスチャーをもとにした踊り『ファイヤーナイフダンス』からインスピレーションを得た炎のデザインを採用しました」とした。

 レプリカユニフォームの価格は1万3200円(税込)。マーキング代は一律4400円(税込)となる。販売については、Jリーグオンラインストアで2024年1月10日(水)10時から会員先行販売、同16日(日)10時から一般販売を実施。「UNDER ARMOUR FACTORY HOUSE いわきFCパーク」での販売は、2月中旬頃からの開始を予定している。

 クラブが公式X(旧ツイッター/@IwakiFcOfficial)で新ユニフォームを着た選手たちの写真を公開すると、「めっちゃかっこいい」「センス最高」「炎の翼みたい」「2ndはフランスW杯が蘇りました」「過去最高の売り上げになりそう」と称賛のコメントが届いた。

 また、鹿島アントラーズから期限付き移籍している19歳MF下田栄祐の背番号が「33」から「40」に変更されていることから「下田くん40とかたまらんじゃないか!!」「ユニフォーム以上に衝撃的なのあるやん」「下田40に鹿島愛を感じる!」「下田40番はアツい!」「下田最高」といった声も上がっている。

 下田は鹿島ユースから2023年にトップチーム昇格を果たし、同年から2年契約でいわきへ育成型期限付き移籍。鹿島では下田と同じ岩手県出身でクラブレジェンドの小笠原満男氏が背番号40を着けていた。








◆「ユニ以上に衝撃的」「鹿島愛を感じる!」来季ユニフォーム発表のJ2クラブに驚きの声(ゲキサカ)


2022年6月19日日曜日

◆【選手の横顔〈23〉】FW・有馬 幸太郎 ドリブル武器に6得点(福島民友新聞)



    


 J1鹿島アントラーズから今季、移籍した若手FWだ。第12節を終え、6得点はチームトップでJ3で2位につける。推進力のあるドリブルを武器に攻撃で存在感を示している。

 サッカーを本格的に始めたのは小学1年生の頃。大学生までサッカーに取り組んでいた父親の影響で、物心ついた頃からサッカーボールに触れてきた。小学4年時に鹿島のジュニアチームに入団した。ユースチームに所属していた高校生の3年間は「ゆっくりする時間がないくらい練習に打ち込んだ」という。19歳にはトップチームに昇格。小さい頃から鹿島でサッカーを学んできた選手だ。

 鹿島ではFW鈴木優磨と親交が深かった。いわきには優磨の兄翔大が所属しており、「優磨君は私生活も面倒を見てくれた『お兄ちゃん』。翔大君はフィールド最年長の『頼りある先輩』」と語る。

 ありま・こうたろう 茨城県出身。昨季までの2季は栃木SCに期限付き移籍し42試合出場。ニックネームは「たろう」。21歳。





◆【選手の横顔〈23〉】FW・有馬 幸太郎 ドリブル武器に6得点(福島民友新聞)





2021年12月15日水曜日

◆鹿島FW有馬幸太郎、いわきFCへ完全移籍を発表「チームは変わりますが…」(サッカーキング)






 鹿島アントラーズは14日、FW有馬幸太郎がいわきFCへ完全移籍することを発表した。

 現在21歳の有馬は鹿島アントラーズの育成組織出身で、2019シーズンにトップチーム昇格を果たした。同シーズンの天皇杯3回戦栃木FC戦では初ゴールを決めて勝利に貢献。2020シーズンから栃木SCに育成型期限付き移籍で加入すると、在籍2シーズンで明治安田生命J2リーグ通算42試合に出場し1ゴールを記録していた。

 有馬はジュニアユースから過ごした同クラブ退団に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「小さい頃から鹿島アントラーズで育ち、このクラブでプロになって活躍することが夢でした。それを果たすことが現時点ではできず、とても悔しいですが、これからもっと成長してその姿を見せられるように頑張ります。チームは変わりますが、これからも見守っていただけたら嬉しいです。たくさんの応援、そして自分の成長を後押ししていただき、本当にありがとうございました」

 また、有馬は明治安田生命J3リーグ初挑戦となるいわきFCへの加入に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「いわきFCに関わる皆さま、はじめまして。有馬幸太郎です。この素晴らしいクラブの一員になれたことをとても嬉しく思います。自分のポジションはFWなのでゴールで勝利に貢献できるよう、そしていわき市、双葉郡を元気にできるように精一杯努力します。皆さんの前でプレーできることをとても楽しみにしています。これからよろしくお願いいたします」​​




◆鹿島FW有馬幸太郎、いわきFCへ完全移籍を発表「チームは変わりますが…」(サッカーキング)


2020年4月1日水曜日

◆【栃木】鹿島から期限付き移籍中の有馬「若手らしくアピールしていく」(サッカーマガジン)



有馬幸太郎 Kotaro.Arima


月刊サッカーマガジン 2020年 05月号 [雑誌]


3月28日、栃木SCは鹿島アントラーズと35分×4本のトレーニングマッチを実施。栃木SCのFWエスクデロ競飛王が1本目に先制点を挙げたものの、4本目に鹿島アントラーズのMF三竿健斗に同点弾を許し、1-1で引き分けた。


■2020年3月28日 トレーニングマッチ(35分×4本)
鹿島 1-1 栃木
得点者:(鹿)三竿健斗 (栃)エスクデロ競飛王


「狙うしかない」。新本拠初得点に意欲


 3月28日、栃木は鹿島とのトレーニングマッチを実施。3本目から出場したFW有馬幸太郎は、久々に『鹿島アントラーズ・クラブハウス』のグラウンドを走り回った。昨年、鹿島に同期入団したDF関川郁万とマッチアップしながら、鹿島ユースの後輩でもあるGK山田大樹が守るゴールへと一心不乱に向かっていった。

「(対峙した相手が関川)郁万だから、というわけではありませんが、普通に、いつも通りやっていた感じです。(鹿島相手に)やれなかったこともあるんですけれど、やれたこともあった。反省点については、これから改善していけたらいいなと思います」

 昨年、鹿島ユースからトップチーム昇格を果たし、プロ2年目の今季は栃木へと期限付き移籍。人生で初めて、鹿島以外のクラブへと武者修行に出た。栃木加入後もチーム最年少。「自分からコミュニケーションを取ることがうまい方ではない」という性格も相まって「不安でした」と言うが、周囲のサポートもあり、すぐにチームに溶け込んだ。

「先輩方がみんな、すごく優しくしてくれたので、チームの輪にも入れて、本当に過ごしやすい。今は(栃木での)生活にも慣れてきて、充実しています」

 元日本代表の矢野貴章や、J1で実績を残すエスクデロ競飛王ら、FWのポジションには実力者がそろう。それでも、長崎とのJ2開幕戦で先発出場を果たすなど、チームで存在感を見せている。

「自分は若手らしく、走ることだったり、ゴールを取ることだったり、どんどんアピールしていければ、レギュラー争いにも入っていける。今日(鹿島とのトレーニングマッチ)はゴールを決められなかったけれど、これからの練習試合でどんどん結果を残していけたらいいです。(中断期間の)今は、やるべきことをやるだけ。(リーグ戦が)再開したときに、最高の準備をできるように。その気持ちだけは忘れないようにしています」

 Jリーグは3月25日に、J2リーグを5月2日に再開できるように目指すことを公表した。予定通りの再開が実現できれば、栃木は5月6日に新たな本拠地である『カンセキスタジアムとちぎ』で、今季のホーム開幕戦を迎えることとなる。有馬の言葉にも力がこもる。

「(カンセキスタジアムとちぎでの第1号ゴールを)狙うしかないですね(笑)。写真で見たけれど、でかくて、すごいスタジアムですよね。楽しみです」

 そして、もう一つのホームスタジアムである『栃木県グリーンスタジアム』は、昨年の天皇杯でプロ初ゴールを決めた特別な場所だ。

「あのスタジアムは客席とピッチが近くて、雰囲気もすごく良い。自分にとっては初ゴールを決めた場所でもあるので、これからそこでどんどんゴールを積み重ねていきたい。栃木のサポーターも、そのゴールを覚えてくれているし、『次は(栃木の選手として)決めてね』とも言われます。今季は10ゴールを目標に、頑張っていきたいです」

 今年で20歳になる若きストライカーが、栃木の新たなエースの座に名乗りを上げる。


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◆【栃木】鹿島から期限付き移籍中の有馬「若手らしくアピールしていく」(サッカーマガジン)





2020年1月4日土曜日

◆鹿島、FW山口一真ら若手3選手の期限付き移籍を発表「不甲斐なさを感じます」(GOAL)






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鹿島アントラーズは3日、FW山口一真(23)が水戸ホーリーホック、DF小田逸稀(21)がFC町田ゼルビア、FW有馬幸太郎(19)が栃木SCに期限付き移籍することを発表した。期間はいずれも2020年2月1日から2021年1月31日まで。なお、3選手ともに2020シーズンは鹿島と対戦するすべての公式戦に出場できない。

FC東京の育成組織出身の山口は、山梨学院大付属高校、阪南大学を経て2018年に鹿島に加入。2019シーズンは明治安田生命J1リーグ17試合に出場し、1ゴールを決めていた。

山口は、クラブ公式サイトを通じて「鹿島アントラーズでプレーしたこの2年間、自分がどこまでチームの勝利に貢献できたのか、思い返してみても不甲斐なさを感じます。今年は水戸ホーリーホックで必ず活躍し、アントラーズのサポーターの方々に成長した姿を見せたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いします!」とコメントしている。

また、サガン鳥栖U-15唐津から東福岡高等学校に進学した小田は、卒業後の2017シーズンに鹿島に加入。2019シーズンはJ1リーグ8試合1ゴールの成績を残している。

町田での武者修行が決まった小田は、「鹿島アントラーズの勝利、タイトル獲得に貢献するためには、まだまだ自分はプロサッカー選手としてすべてにおいてレベルアップする必要があり、今は違う環境でプレーすることがベストな選択だと信じています。2020シーズンが終わった時、この決断が間違っていなかったと証明するため、1分1秒を無駄にせず、全力で戦ってきます。必ず成長し、カシマスタジアムに帰ってきます」と成長を誓った。

一方、ジュニア年代から鹿島の育成組織でプレーしている有馬は、昨年からトップチームに昇格。天皇杯2試合に出場し、プロ初得点も決めた。なお、有馬は育成型での期限付き移籍となる。

栃木加入に際して、有馬は「2020シーズンは、栃木SCでプレーすることを決断しました。カテゴリーは変わりますが、違う環境で経験を積み、成長することが今の自分に必要だと思います。必ずレベルアップし、またアントラーズに戻って来られるよう頑張ります!」と意気込んだ。




◆鹿島、FW山口一真ら若手3選手の期限付き移籍を発表「不甲斐なさを感じます」(GOAL)





2019年10月26日土曜日

◆【鹿島】ルーキー有馬幸太郎に突きつけられた現実。この悔しさを次にどう活かすか(サッカーダイジェスト)



有馬幸太郎 Kotaro.Arima


◆◆サッカーダイジェスト / 2019年11月14日号


「もっとこうしておけば良かったという後悔はある」


[天皇杯準々決勝]鹿島1-0Honda FC/10月23日/カシマ

 ほろ苦い“初スタメン”だった。

 Honda FCとの天皇杯準々決勝で、鹿島のルーキーFW有馬幸太郎が公式戦初の先発&フル出場を果たす。土居聖真と2トップを組み、最後までアグレッシブにプレーしたが、試合後は反省の言葉ばかりが口をついた。

「(ハーフタイムに)奪ったボールを収めてくれないとキツい、という話を受けて。後半、頑張ろうと思ったんですけど、なかなか上手くいかなくて。クリアボールとか、五分五分のボールを自分が収めないと苦しい試合展開でした」

 最前線の基準点として、身体を張って懸命にポスト役をこなそうとする。キープして味方に預けるプレーもあったが、ただ本人が語るように、思うように収められず、攻撃を展開できない場面は少なくなかった。

 また後半の途中には、敵陣の空いたスペースを突いてゴールに迫ったものの、相手DFに寄せられてイメージ通りのシュートシーンを作れない。

「ああいうチャンスは、その1本ぐらいだったと思う。もっとこうしておけば良かったという後悔はあります」

 シュートわずか1本。FWとしては物足りない数字でアピールできたとは言い難い。土居の決勝点でHonda FCに1-0で競り勝ち、天皇杯で4強進出。チームとして結果が出たことに「ホッとしている」と胸をなでおろすが、自身としては満足に程遠い内容だったようだ。

 この悔しい経験を次にどう活かすか。突きつけられた現実とどう向き合うか。いくらトレーニングを積んでも、実戦でしか分からないことはあるはず。ポストプレーについては「これからの課題の大きなポイント」と表情を引き締め、シュートチャンスに関しては「その1本を決めるために、練習から意識すること」と気合いを入れ直す。

 タイトルを義務付けられた常勝軍団の一員として、今の自分がどのレベルにあるのか。何が通用して、何が足りないのか。それをピッチ上で知ることができた。間違いなく、プロとしての経験値は上がった。

 小さな一歩かもしれないが、着実に前に進んだ。さらに飛躍できるかどうかは、自分次第。残されたシーズンで、確かな成長を感じられるような活躍を期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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◆【鹿島】ルーキー有馬幸太郎に突きつけられた現実。この悔しさを次にどう活かすか(サッカーダイジェスト)





2019年10月24日木曜日

◆負傷者続く鹿島、19歳FW有馬がプロ初先発「もっとキープできるようにしないと」(ゲキサカ)






【ふるさと納税】KAI-2 アントラーズマンホール蓋レプリカ


[10.23 天皇杯準々決勝 鹿島1-0Honda FC カシマ]

 重要な一戦で訪れたプロ入り初先発は少々ほろ苦いものだった。鹿島アントラーズFW有馬幸太郎は天皇杯準々決勝Honda FC戦の試合後、「カシマスタジアムに出て、こういう雰囲気を感じられたのは大きかった」とプレー面以外の収穫を挙げた。

 FW伊藤翔、FWセルジーニョが負傷し、FW上田綺世は規定により出場できず。そんな苦境で出番を掴んだのはユースから昇格1年目の有馬だった。アマチュア離れした戦力を持つJFL王者との一戦。スピードと得点センスを持ち合わせる19歳に命運が託された。

 「最初は結構緊張した」とピッチに立った有馬だが、求められるプレースタイルは序盤から明白だった。「サイドバックが持った時にサイドに抜けるのはチームとしてやるべきことだった」。左サイド裏のスペースでボールを持つ形は何度か見られた。

 しかし、その後の展開がなかなか続かなかった。後方で待つ味方にボールを渡そうにも、しっかりと守備を固めてくる相手に攻撃は停滞。後半に訪れたシュートシーンも活かせず、「もうちょっと積極的にプレーすれば良かった。ミスしないようにしすぎた」という課題を残した。

「結果を残して次につなげたいという気持ちが大きかったので悔しい。ゴールもそうだけど、もっと(ボールを)キープできるようにしないと試合に出られない」。クラブ歴代の名選手の中には、先発デビュー戦で華々しい活躍をした者も、思うような活躍ができなかった者もいる。「雰囲気を感じた」というホーム初戦の収穫を活かすのはこれからだ。

(取材・文 竹内達也)


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◆負傷者続く鹿島、19歳FW有馬がプロ初先発「もっとキープできるようにしないと」(ゲキサカ)





◆天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 準々決勝(オフィシャル)



土居聖真 Shoma.Doi



土居のゴールで1-0と勝利!準決勝へ進出!

天皇杯準々決勝でアントラーズはHonda FCと対戦した。前半はHonda FCのアグレッシブさに苦戦し、シュート数わずか1本と苦しんだ。後半に入っても、厳しい戦いを強いられたアントラーズだったが、65分に遠藤のクロスから土居が頭で合わせてゴールネットを揺らす。リードを奪った後は、Honda FCの猛攻に晒される時間帯が続いたが、チーム一丸となった守備で凌ぎ切り、このまま1-0のスコアで勝利した。これでアントラーズは2年連続となる天皇杯準決勝進出を決めた。


5日前の明治安田J1第29節アウェイ松本戦、開始早々にコーナーキックの流れから先制点を献上してしまったアントラーズは松本の堅い守備に苦戦し、チャンスをつくれないまま前半を終えた。後半から選手交代と陣形変更を行い、試合の流れを引き寄せたものの、反撃は上田のPKによる1点にとどまり、1-1のドロー決着となった。

指揮官は試合を振り返り、「前半は非常に不甲斐ない試合だった。後半は支配することができたが、勝つためにアルウィンに来た姿勢を前半からしっかりと見せなければいけなかったと反省している」と、悔しさを滲ませて語った。

しかし、ネガティブな要素だけではない。後半は怒涛の攻撃で松本をあと一歩のところまで追い詰め、試合終了のホイッスルが鳴るまで全力で勝利を目指した。指揮官は「最後の最後までサポーターと一緒に戦ってくれたことを評価したいと思う」と選手たちが見せた後半の戦う姿勢を称えていた。



チームは1日のオフを挟んで、日曜日から練習を再開した。指揮官はミーティングで「Honda FCは侮ることのできない相手となる。相手のウィークポイントをしっかり突いて、自分たちがゲームを支配していこう」と選手たちに伝えた。チームは再び一丸となり、リスペクトをもって戦うことを誓った。



迎えた試合当日、キックオフ約1時間前に先発メンバーが発表された。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から伊東、チョン スンヒョン、町田、小池が入る。ボランチは永木と名古がコンビを組み、サイドハーフは右に遠藤、左に白崎、前線は土居と有馬が務めた。ベンチには、曽ケ端、内田、小田、関川、小泉、レアンドロ、山口が座る。有馬はプロ入り初の先発出場となった。



19時04分、キックオフのホイッスルが鳴った。



立ち上がり、前半4分にアントラーズはピンチを迎える。Honda FCの佐々木に左サイドをドリブルで崩されると、クロスを上げられ、ファーサイドで古橋にボレーシュートを打たれてしまう。これは枠に飛ばず失点には至らなかったが、いきなり肝を冷やす場面をつくられてしまった。



ピンチを凌いだアントラーズは、Honda FCの隙を探してボールを動かしていく。アントラーズが攻勢で試合を進めていった。







しかし、前半序盤はボールを支配していたアントラーズだったが、フィニッシュに至るまでの最後の局面でミスが重なり、シュートまで繋げることが出来ない。前半25分を経過したあたりからは、Honda FCが攻撃する時間が長くなっていった。







ゴール前まで迫ることが出来ないアントラーズだが、40分にチャンスをつくる。遠藤からのパスを受けた名古が、後方からドリブルでペナルティエリア内まで進入し、マイナスのクロスを入れる。ボールは白崎のもとへ通ったかに思われたが、直前で相手選手にクリアされ、惜しくも白崎はシュートすることが出来なかった。



さらに42分、アントラーズが再びチャンスをつくる。左サイドから小池が右足でクロスを上げると、ファーサイドで有馬が折り返し、最後は土居が頭で合わせた。シュートは枠を捉えたが、惜しくも相手GKの正面に飛び、キャッチされてしまった。







このまま、前半は0-0のスコアで終了し、ハーフタイムを迎えた。Honda FCのアグレッシブなプレーを前に、アントラーズはシュート数わずか1本と苦戦を強いられた。



後半開始からアントラーズは選手の配置を変更する。白崎と名古のポジションを入れ替え、白崎がボランチ、名古が左サイドハーフに入った。

Honda FCは後方から小気味良いテンポでボールを繋いで攻撃を仕掛けてきた。アントラーズは連続してボール保持者に寄せるが、なかなか奪いきることができない。50分を超えたあたりからは、立て続けにミドルシュートを許してしまった。







厳しい展開が続いたアントラーズだったが、ワンチャンスをものにする。65分、右サイドでボールを受けた遠藤が、内側にドリブルで運び、左足で絶好のアーリークロスを入れる。このボールをペナルティエリア内で土居がヘディングでうまく合わせ、ゴールへと流し込んだ。苦しい時間帯を我慢したアントラーズが先制に成功する。







しかし、得点直後に決定的なピンチが訪れる。67分、右サイドで攻撃の起点をつくられると、ペナルティエリア手前でボールを左サイドへと流され、最後は佐々木にペナルティエリア内でシュートされてしまう。ゴールポストをかすめる際どいシュートになったが、枠内には飛ばず、失点には至らなかった。





70分、アントラーズは一人目の選手交代を行う。小池との交代で小泉をピッチへ送った。小泉はそのまま小池が務めていた左サイドバックのポジションに入った。



77分には2人目の選手交代を行う。遠藤に代わって山口を投入した。山口はそのまま右サイドハーフのポジションに入った。

試合終盤はHonda FCの猛攻を凌ぐ展開となった。83分、ペナルティエリア内左から遠野に滞空時間の長いクロスボールを入れられると、ゴール前で佐々木にヘディングシュートを許す。失点覚悟の決定的ピンチだったが、シュートはポストに跳ね返り、ゴールラインは割らなかった。



87分にも決定機をつくられてしまう。ペナルティエリア内右の深いエリアまでドリブルで進入され、マイナスのクロスを入れられると、ゴール前で大町をフリーにしてしまい、シュートされた。決定的な場面だったが、幸いにも大町のシュートは枠を外れて右に逸れ、失点には至らなかった。







最後までHonda FCの猛攻を受け続けたアントラーズだったが、チーム一丸となって凌ぎ切り、1-0のスコアで試合終了のホイッスルを聞いた。決して良い内容とは言えない試合だったが、結果こそ全てだろう。これで、2年連続となる天皇杯ベスト4進出が決定した。



シーズン終盤戦に突入し、非常に厳しい戦いが続いているが、前を向いて戦い続けるしかない。次の明治安田J1第30節ホーム浦和戦に向けて、最善の準備を進めていく。



【この試合のトピックス】
・有馬がプロ入り初の公式戦先発出場
・土居が今大会初ゴール


入場者数 6,660人
天候 晴、弱風 気温 19.3℃ / 湿度 74.0%
ピッチ 前面良芝、乾燥
主審 松尾 一
副審 西尾 英朗 中野 卓
追加審判 柿沼 亨 鶴岡 将樹
第4の審判員 堀越 雅弘


監督コメント

ハーフタイム

鹿島アントラーズ:大岩 剛
・相手が食いついてきたあと、裏のスペースを効果的に使うこと。
・スペースを作るためのパス回し、動きをもっと意識しよう。
・前を向いたら積極的に仕掛け、シュートを打っていこう!

Honda FC:井幡 博康
・仲間を信用してプレーをしよう!
・もっとマイボールの時間を増やすこと。
・自信をもって、積極的にやろう!

試合後

鹿島アントラーズ:大岩 剛
台風の被害がある中で、スタジアムに来てくれたサポーターには感謝している。みなさんの声援が、次のラウンドに進む力になったと思っている。試合内容はHonda FCが素晴らしい戦いをしたことによって、自分たちが主導権を握る時間が少なくなった。難しい試合となることは想定していた。その中でも勝ち切れたことを評価して、次のラウンドに進むための準備をしていく。

Q. 前日は悪天候でセットプレーの確認ができなかったが、どのように確認をしたのか?

A. セットプレーの守備のところで失点が多かったので、ミーティングで時間をかけて対策をした。選手が集中してやってくれたし、次につながる対応をしてくれたと思う。

Q. 名古選手と白崎選手のポジションを変えたが、その意図と成果は?

A. 守備のところと攻撃のスイッチをなかなか入れられなかったので、ポジション変更をした。よく対応してくれたと思う。2人だけでなく周りの選手も対応してくれたが、Honda FCが素晴らしい姿勢でアグレッシブにプレーしていたので、支配することができなかった。しっかり反省して、次につなげていきたい。

Honda FC:井幡 博康
選手はがんばってくれたが、自分のチームマネジメント不足でやられてしまった。自分の反省ばかりで申し訳ない。リーグ戦も続くので、4連覇を獲得できるようなチームにしていきたい。負けてしまったのは悔しい。もう一回強くなって、再度、アントラーズと戦いたいと思う。

選手コメント

試合前

【土居 聖真】
JFLかもしれないが、ここまで勝ち上がってきているという事実がある。そういう部分が天皇杯の楽しさであり、難しさでもある。カテゴリー関係なく、同じ立場として試合に臨んでいきたい。

【永木 亮太】
Honda FCはカテゴリーが違うけれど、とても力のあるチーム。選手も個々の技術が高くて、サッカーも相手によって変えることができる。油断をしている選手はいない。気を引き締めて、試合に臨んでいく。

【名古 新太郎】
トーナメントなので、まずは結果にこだわっていく。JFLだが、それは全く関係ない。個々の技術があって、しっかりパスをつないでくるチーム。浦和からも、パスで崩して点を取っている。自分たちは受け身にならず、積極的かつシンプルにプレーしていくことが大事になってくる。

【町田 浩樹】
カテゴリーは違うが、浦和に勝利したりと力のあるチーム。去年の対戦からさらにレベルアップしている。なので、去年とは一味違う戦いになってくると思う。まったく油断はしていないし、一発勝負なので、しっかりと勝利を意識して試合を進めていきたい。

【伊東 幸敏】
カテゴリーが違うチームとの対戦だが、Honda FCはJクラブと戦って、勝利してきている。かなりの強敵になると思って、自分たちは準備をしている。チームとして、みんながコンセプトを理解している。個人的には、積極性をピッチで表現していきたい。

【有馬 幸太郎】
点を取る。そして、チームのためにプレーをすることもしていかなければいけない。その中でも意識することは、自分が点を取って勝つということ。ここで結果を残すことができれば次につながってくる。そのために、まずは結果を出すこととチームの勝利だけを意識して戦っていきたい。

試合後

【土居 聖真】
今日は後方に下がることなく、前線でクリアボールなど意図的なボールではないボールもマイボールにできるようにと意識していた。そこができた時とできなかったときがあったので、もっと精度を上げていけるようにしていたい。惜しいところまでは行けていたけど、決定機はほとんどなかった。その少ないチャンスを決めきらなければいけないという意識が逆に良かったのかなと思う。

【名古 新太郎】
ボランチとサイドハーフとではまた役割が違ったが、自分は与えられたポジションでその役割を遂行しようと思っていた。チームに推進力を与えるために、どんどん前に出て、仕掛けていこうと意識してプレーをしていた。Honda FCは力のあるチームだった。今日は、勝利できたというところにフォーカスしていきたい。

【町田 浩樹】
Honda FCは、堅実でいいチームだった。もっと全員がレベルアップをしていかなければいけない。このままでは、タイトルは獲れない。前半は単純なミスが多かったし、それによってリズムが作れないことがあった。結果的に、次のステージに進むことができたことがよかった。

【伊東 幸敏】
今日よかったといえる部分は、勝ったというところだけ。まだ、重要な試合は続いていく。このような試合をしていては、勝つことはできない。また一からみんなで取り組んでいきたい。個人的にはやれるなという感覚はなかった。最後のところで集中力を欠いてしまうと、「パスを回させている」から「パスを回されている」に変わってしまう。その最後の部分をみんなでどうやって守っていくのかが、これからも大事になってくる。

【小泉 慶】
相手の方が勢いがあったので、守備からしっかり試合に入っていこうと思っていた。どこかでチャンスがあったら得点を狙っていた。シュートは枠に行かなかったが、今後も、あれぐらい思い切ってプレーしていかなければいけないし、シュートの質も高めていかなければいけない。

【有馬 幸太郎】
勝ててよかった。もう少し積極的にプレーしたかった。どこかミスをしないようにというのがあった。今回、チャンスは一本だったが、もっとその回数を増やして、その一本を決めるために、練習から意識していきたい。


◆天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 準々決勝(オフィシャル)

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