日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年4月16日火曜日

◆内田篤人と昌子源が認める逸材。小田逸稀が鹿島で定位置を奪うためには?(サカノワ)



小田逸稀 Itsuki.Oda


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ACL慶南戦で活躍、FC東京戦は先発。しかし前半で交代に。

[J1 7節] FC東京 3-1 鹿島/2019年4月14日/味の素スタジアム

 鹿島アントラーズのDF小田逸稀が4月14日のFC東京戦、右サイドバックで先発し、今季リーグ初出場を果たした。飛躍が期待されるプロ3年目。しかし二重、三重のアタックに翻弄されて、チームが3失点を喫して反撃を試みるため、前半を終えた時点で交代を余儀なくされた。

 直前に行われた4月13日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の慶南FC戦では途中出場から、90+3分、セルジーニョの3-2とする逆転ゴールをアシスト。その勢いも買われて、無敗のFC東京との一戦にもスタメンで抜擢された。

 左右の揺さぶりに鹿島の全体がついていけず、そのなかで小田もなかなか狙ったようなオーバーラップを繰り出せず苦戦した。決してパフォーマンスが悪かったわけではないが……3点を追う展開となったため、ハーフタイムで交代に。三竿健斗がボランチに入り、永木亮太が右サイドバックに回った。

「(決して守備が)ハマっていないことはなかったです。3失点とも、同じような形から決められてしまったので、(課題は)そこです」

 小田はそのように悔やんだ。素早いカウンターに鹿島の選手がそれぞれ一歩ずつついていけず、あるいは前へ一つ早いテンポで急ぎすぎてしまう。その展開のなか、スピードのあるディエゴ・オリヴェイラ&永井謙佑の2トップに攻略された。基本的にはその二人をセンターバックコンビと小田の3人で見る形にしていたという。ただ空いたサイドを相手の左SB小川諒也にも使われた。

 何より小田はプレーが細切れになってしまったことを嘆いた。

「もっと攻撃をスムーズに。ポジショニングやパスを出すタイミングだったり、もっとスムーズにできなければと思いました」

 右サイドバックの中心選手である内田篤人、左サイドバックの山本脩斗が負傷離脱。大ケガから復帰した伊東幸敏もまだ調整中だ。

 東福岡高校出身の20歳のサイドバックは1年目に天皇杯2試合に出場、そして昨季はリーグデビューを果たし計6試合1ゴールを記録した。安西幸輝のように両サイドを高いレベルでプレーできるのが強みでもあり、小田は攻守の1対1の局面でより馬力を発揮できる。

 昨年Jデビューを果たした小田について、内田は「本当に対人が強い。練習からまったくサボらず、それは俺が隣で一緒にやってきたから一番分かっている」と評価。さらに昌子源(現トゥールーズ)も「逸稀に今日(小田のデビュー戦となった名古屋戦)はだいぶ助けられました。改めていい選手だと思いました」と絶賛していた。

 鋼のようなフィジカルを生かし、俊敏性と豊富な運動量を持ち合わせ、しぶとく守り切り替えの起点となれるところが武器だ。小田自身もさらに「(サイドバックを)誰にするか。そこでまず自分の名前が出る。そんなプレーをしていきたいです」と意欲を示す。

 内田の代わりではなく、内田からポジションを奪う存在に――。そのためには、小田にしかない持ち味を、チームのために最大限発揮していきたい。

文:サカノワ編集グループ




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◆鹿島、前半30分までに崩壊3失点…守備陣は反省「自分のところが全て」「慢心があった」(ゲキサカ)






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[4.14 J1第7節 FC東京3-1鹿島 味スタ]

 前半30分までに3失点と守備が崩壊した。伝統の堅守を誇る鹿島アントラーズにとっては屈辱的な敗戦。大岩剛監督の「前半が全てだったゲーム」という言葉通り、前半のうちに勝敗が決してしまった。

 9日のACL慶南戦(3-2)で負傷交代したGKクォン・スンテに代わり、GK曽ヶ端準が今季初先発を果たした。前半5分、立ち上がりの先制点はDFラインが左右に振られた状態から、フリーで飛び込んだFW永井謙佑にヘディングシュートを許した。

 曽ヶ端は至近距離で反応したが、弾き出すことはできず、早い時間帯の失点から流れを失った。39歳のベテラン守護神は「早い時間帯に失点して、カウンターから向こうの強みが出てしまった。そこを止め切れなかった」と声を落とした。

 2、3失点目はMF久保建英の意表を突いた浮き球パス、永井とディエゴ・オリヴェイラのスピードに若きDFラインは翻弄された。DF町田浩樹は「自分のところが全てです。最後の場面で抑え切れなかった」と唇をかんだ。

「最後の個の力で負けてしまった。そこは自分の課題だと思います」(町田)。直近の公式戦2試合は劇的な逆転勝利をおさめていただけに、DF犬飼智也は「慢心があったのかもしれない。ここ2試合は逆転して勝ってきたので、どこかで1失点しても大丈夫という隙があったかもしれない」と受け止めた。

(取材・文 佐藤亜希子)


◆鹿島、前半30分までに崩壊3失点…守備陣は反省「自分のところが全て」「慢心があった」(ゲキサカ)





◆【鹿島】採点&寸評 前半悪夢の3失点でF東京に黒星 レオシルバ3戦連発も報われず(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ▽第7節 F東京3―1鹿島(14日・味の素スタジアム)

 鹿島は前半の3失点が響き、F東京に1―3で敗れて開幕戦以来の黒星を喫した。開始30分で3点を献上。MF三竿健斗、MF安部裕葵を投入した後半は被シュート0本と攻め立て、MFレオシルバの3試合連続ゴールで1点を返したが追撃弾は奪えず。F東京戦は6試合連続勝利なしとなった。

 採点と寸評は以下の通り。

大岩剛監督【5・5】早めの交代やHTの修正など、90分間でできることはやり切った。ACLがなく「勝ってる時はいじるな」の呪縛もない次節への準備と11人の選択で真価

GK曽ケ端準【5・0】至近距離とは言え、1失点目の正面シュートは前にはじきたかったか。2、3失点目はノーチャンス

DF小田逸稀【5・0】前半46分OUT。懲罰ではなく三竿が必要だったための戦術的交代。だがピッチに残すだけの理由は見当たらず

DF犬飼智也【4・5】直接関与は3失点目のみも、終始低調。昨季はパトリックにやられて一皮むけた。この屈辱を糧に

DF町田浩樹【4・0】慢心の1点目、技量不足の2点目、焦りの3点目。昌子も植田も通った道。失った勝ち点以上の成長を

DF安西幸輝【6・0】久保との1対1はほぼ完勝。守備に自信深める毎日。だからこそ内田欠場時は周囲まとめる内田役こなしたい

MF永木亮太【5・0】2、3失点目の要因バイタル空っぽはレオとのコンビ時最大の悪癖。右SBも45分あると本職外の印象目立つ

MFレオシルバ【6・5】反撃の同点ミドルで3試合連続ゴール。どうか変わらずこのままで

MFレアンドロ【4・0】後半開始時OUT。厳しい

MF土居聖真【5・0】体のキレはあったが、精度とアイデアと判断力がなかった

FWセルジーニョ【4・5】後半26分OUT。疲労からか体が重く球離れも悪かった

FW伊藤翔【5・5】レオ弾の起点になるも、唯一の決定機は相手GKの顔面に止められる

MF三竿健斗【6・5】前半46分IN。出場時間は被シュートゼロ。レオの3戦連発はいずれも三竿とのコンビの時間帯、これ重要

MF安部裕葵【6・0】後半開始時IN。結果論だが、レオ得点直後の押せ押せ時にもっと攻撃に振り切ってもよかったか

MF山口一真【5・5】後半26分IN。切り札投入も流れを変えることはできず

佐藤隆治主審【7・0】デュエル強者がそろい、一時3点差がついた中で試合が荒れずイエローゼロは、選手のフェアプレー精神と的確なジャッジがあったから

※平均点は5・5~6・0。




◆【鹿島】採点&寸評 前半悪夢の3失点でF東京に黒星 レオシルバ3戦連発も報われず(報知)





◆鹿島DF関川、U―20日本代表に追加招集 筑波大・角田がケガのため離脱(報知)



関川郁万 Ikuma.Sekigawa


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 日本サッカー協会は15日、5月開幕のU―20W杯ポーランド大会に向けて千葉市内で合宿(14~16日)を行っているU―20日本代表候補メンバーの筑波大DF角田涼太郎(19)が負傷のため離脱し、代わって鹿島DF関川郁万(18)を追加招集したと発表した。

 関川は流通経大柏高のセンターバックとして2018年度の全国高校サッカー選手権で準優勝。鹿島に入団1年目の今季はまだ出場機会を得られていないが、この世代での日本代表招集は初めてで、この日午前の練習から合流した。

 同代表は、合宿最終日の16日に全日本大学選抜との練習試合を行う。U―20W杯のグループステージでは5月23日にエクアドル、同26日にメキシコ、29日にはイタリアと対戦する。




◆鹿島DF関川、U―20日本代表に追加招集 筑波大・角田がケガのため離脱(報知)




◆[MIXゾーン]今の鹿島はおとなしすぎる?三竿が感じるチームに足らない部分とは(the WORLD)



三竿健斗 Kento.Misao


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鹿島アントラーズは14日、明治安田生命J1リーグ第7節でFC東京と対戦。前半に3点を奪われ、敵地で苦戦を強いられる。後半に反撃を試み猛攻を仕掛けるも1点を返すにとどまり、1-3で敗戦。今季リーグ戦で2敗目を喫することとなった。

3点ビハインドとなった前半終了間際に、途中出場を果たしたMF三竿健斗が、試合後のインタビューに応じた。

ベンチから見て、前半のチームをどう思ったか

「立ち上がりの入り方がすごく悪かったし、攻めてるときの後ろのリスクマネジメントだったり、シンプルに個人個人で負けている場面が多かった。相手が狙っているような形で失点してしまったので、見ていて少し不甲斐ないなと思った

早い時間帯での出番となったが、交代のタイミングや途中出場について

「後半の頭から(安部)裕葵といくとは言われていた。そのイメージで準備はしていたんですけど、思ったより早かった。自分が出たとき、どんよりした雰囲気だったので、後ろがミスをビビってプレイしていたので、そういうのを気にせずプレイしようと話しながらやった。3点取れなかったので悔しいです」

途中出場を果たすと、中央でうまくバランスを取り、ピンチの芽を摘んだ三竿。攻撃面では幅を使うことで、相手に揺さぶりをかけた。自身の役割や意識したことなどについて

○守備面
「それができるから僕が試合に出たと思うし、出ている以上はやっぱり周りをカバーし続けるのが僕の仕事。相手が速いのはしょうがない。どっちにくるのかはわかりやすく制限してくれてましたし、入ってきたところをカバーするのはできたと思う」

「いつもピンチになるときは、自分たちがボールを失ったあと。相手が素早く攻撃してくるときにやられていた。攻めているときの自分のポジショニング、相手を見ながらボールを動かすことだったり、奪われた瞬間に予測して来そうなところに行って潰したりを意識していた。それがボランチにとって必要なことだと思うし、『予測力』は日本人が一番必要なところだと思うので、もっともっと出していきたい」

○攻撃面
「僕が(第5節)ジュビロ戦で途中から出たときもビハインドで、そのときはどうしても中央中央となって、振り返ったら相手のDFとしては楽だったんじゃないかと思った。相手を押し込んだときはもっと横に(ボールを)振りながら、相手に少しずつダメージを与えながら攻撃しないとということを学んだので、今日はそれを意識してプレイしました」

今の鹿島に必要なこととは?

「もっと一人一人がどうしたいのかをはっきり示さないといけないし、『失点したからこうしよう』というのを誰かが発信してみんなに伝えなきゃいけない。出ている人たちがもっともっと主張していくべきなんじゃないかなと思う」

「今日に関しては単純に個々でやられていたので、それが戦えていない以上は何も言うことは無い。個々のバトルで後半のように勝っていけば、相手を押し込んで攻めることもできる。もう一回一人一人がプレイに責任だったり、強度を練習から突き詰めていく必要があると思う」

「危うさというか、緩いなっていうのは感じるので、それは僕だったり(安西)、幸輝くんだったり、若くても代表に行っている選手たちが示さないといけない。そういうのを周りも感じ取って、レベルアップしていかないとチームとしてもっともっと強くなっていかないと思う。ただその分、周りに言うからには自分にも責任が生まれますし、僕がやっていないと『できていないのになんで言うんだ』となってしまうので、自分にプレッシャーをかけつつもっともっとチームの強度を上げていけたらなと思う」

昨季をもってDF昌子源が海外挑戦を、MF小笠原満男が現役引退を決断した。経験豊富な選手がチームを去り、求められるリーダーシップなどについて

「年齢は気にしていないけど、鹿島で試合に出ている以上はチームの代表として戦っているので、年齢に関係なく自分がチームを勝たせるという気持ちが一番大事だと思う。今は少し(チームに)覇気がないなと、僕が怪我をしているときも見ていて思った。もっともっと上を目指して、Jリーグで圧倒できないと上にはいけない。そういう意識を全員が持っていれば、今日の相手にも勝たなければいけなかった。もっともっと一人一人が責任を持つ必要がある」

「中でワーワー言う選手がいないし、みんな黙ってやっているように僕は見えているので、自分が入ったときには僕が周りを鼓舞してやっていくというのを今年は一つ考えている。周りに言うことで責任も生まれるので、自分としてもプレイの質が上がるかなとも思っているので。途中から出て流れを変えられなければ、出る意味がない。チームを勢いづかせる選手は勝つチームに必要なので、今は途中出場が多いですけど、そこは意識している。もっと自分自身が上に行くには、もっとやらなければいけない。まだまだです」




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◆小笠原引退、昌子移籍…三竿健斗が「覇気のない」鹿島で考える自分にできること(サカノワ)



三竿健斗 Kento.Misao


日刊スポーツマガジン 2019年2月号 2019Jリーグ全選手名鑑[本/雑誌] ...


明日23歳の誕生日。「自分が勝たせる」自覚を示すことでより高みへ。

[J1 7節] FC東京 3-1 鹿島/2019年4月14日/味の素スタジアム

 鹿島アントラーズがFC東京に1-3で敗れた。3勝2分2敗の勝点11から伸ばせず、順位は6位のままだが、勝点差で上位戦線との差が開いた。

 日本代表にもコンスタントに招集されてきたボランチの三竿健斗だが、今シーズンはケガにより出遅れ途中出場が続く。この日、今季最長となる後半45分間プレー。チームに流れをもたらしたが、3点差を返すことはできなかった。

 この日、心掛けたのはボールを散らして、相手に守備を絞らせないこと。その狙いから、レオ・シルバの1ゴールをもたらしたが、その後はしっかり中央を固めたFC東京の守備網を攻略できなかった。

「ジュビロ磐田戦(5節△1-1、32分間プレー)でも1点ビハインドから途中出場しましたが、中央からの崩しに偏りすぎて、相手が守りやすかったように感じました。だから今回は押し込んだ時には、横にも振りながらダメージを与えて攻撃していきたいと、そこを意識しました」

 そういった工夫のなかから三竿自身もシュートを放った。ただGK林彰洋の好セーブに阻まれた。

 DFリーダーの昌子源がフランスに移籍し、長年クラブを支えた小笠原満男が引退した。リーダーシップのあるタレントが不足していると言われる今年、そのなかで三竿もどのような立ち位置を担うべきか試行錯誤している。

 そのなかでブレずにいるスタンスはある。シンプルに、鹿島を勝たせる選手になること――。

「鹿島で試合に出ている以上、選手のみならず裏方のスタッフもいるわけで、そのチームの代表して戦っています。年齢など関係なく、自分がチームを勝たせる気持ちが一番大切だと思います」

 ベンチからチームを見守る時間が多かった。そこで感じたのは、鹿島の選手たちの元気のなさだった。

「今は少し覇気がないなって、すごく感じます。ケガをしていた間も。鹿島はもっと上を目指している。Jリーグで圧倒的にやれないと、その域には行けない。そういう意識を全員が持っていれば、今日の相手にも勝てたはずです。もっと一人ひとりが責任を持って、闘っていきたい」

 鹿島のために、目の前の勝負にこだわり「勝つ」。その勝利への全員の意識、一体感がやや希薄になっている。それを取り戻す。むしろ今こそ高めることも、自分の責任だと感じている。

 三竿がピッチに立つ際、手を叩いてチーム全体を鼓舞した。

「中でワーワーと声を放つ選手がいなくて、みんな黙ってやっているような感じで。僕が入っていく時、そうやって鼓舞していくことも一つ役割だと今年は考えています。周りに言うことで責任が増して、僕自身のプレーの質も上がると思っています。もっともっとですね。今日であれば、シュートを決め切らないといけなかった。まだまだだと実感しました」

 いろいろなタイプの選手がいる。それぞれに個性がある。声を出すかどうかはプレーの向上にはさほど関係ないかもしれないが、勝ち続けるためにはチームに必須であるとも感じている。

 鹿島で3年目を迎え、周囲から認められる「中心選手」になった。その自覚はある。明日4月16日に23歳の誕生日を迎える。鹿島のこれまでにない新たな「軸」としての在り方を、三竿は模索する。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI




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