日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年3月14日木曜日

◆川崎FW山田新と橘田健人が鹿島戦を前にボランチ・知念慶に警戒!「ああいう選手がボランチいるのはFWとしては…」と山田が膨らませるピッチ上のイメージとは(サッカー批評)



知念慶


 3月17日、J1リーグ第4節として川崎フロンターレは鹿島アントラーズと対戦する。アウェイでの一戦を前に、選手にその印象を聞くとやはり“あの名前”が上がった。

 岩政大樹監督が率いていた昨季はリーグ戦2戦2勝と川崎が好成績を残した鹿島戦。しかし今季はランコ・ポポヴィッチ監督が率いており、新たなチーム作りを進めている。一方で、鹿島のその“らしさ”も見せており、第2節では1点ビハインドの状況から追いつくなど、その粘り強さはしっかりと継承している。

 山本悠樹は、監督交代で戦い方に違いを感じているとしたうえで、「堅実にやるところと大胆にやるところがある」とイメージを膨らませる。そんな中で、「自分たちがボールをちゃんと動かせれば」と自分に矢印を向ける重要性を説く。

 橘田健人は鹿島の印象を聞かれると、まず口にしたのが「知念くんが出るのかな」という言葉だった。知念慶は2017年から22年まで川崎でプレー(20年は大分に期限付き移籍)。橘田とも、チームメイトとしてプレーしていた。「のびのびとプレーしていた」と今季の試合を見た印象を振り返り、「器用な選手ですし、ビックリはしましたけど、ただ普通にできそうだし、相手にいたら嫌だ」とその能力の高さを知っているからこその警戒を表す。


■「ああいう選手がボランチいるのは……」


 昨季加入して現在23歳の山田新は、「センターバックに同い年の選手がいたり」とライバル意識を持っている。そのうえで、「タフな選手が多いですし、しっかり戦って球際で激しく来るイメージありますけど、去年も初ゴール決めましたし、劇的な勝利ができたので印象はそんなに悪くない。またゴールできればいい」と自信を見せる。

 昨年2月25日、山田はJ1出場2試合目をカシマスタジアムで迎えた。1点ビハインドでの残り11分というタイミングでピッチに立つと、プロ初ゴールを記録。この同点弾を反撃の狼煙にチームは逆転勝利をつかみ取った。

 験がいいスタジアムでの試合となるが、昨季以上に、タフさという意味で山田のプレースタイルとは真っ向勝負になる部分もある。だからこそ、「そういうところで自分が勝って点を取れれば、相手もメンタル的に折られる部分もあるので、自分が個で負けないことが大事」と意気込む。




◆川崎FW山田新と橘田健人が鹿島戦を前にボランチ・知念慶に警戒!「ああいう選手がボランチいるのはFWとしては…」と山田が膨らませるピッチ上のイメージとは(サッカー批評)


◆絶対に呼ぶべき!? サッカー日本代表に推薦したい選手6人。欧州、Jリーグで結果を残す男たち(フットボールチャンネル)



常本佳吾


DF:常本佳吾(つねもと・けいご)


生年月日:1998年10月21日(25歳)
所属クラブ:セルヴェット(スイス)
23/24リーグ戦成績:21試合0得点2アシスト


 今季も多くの日本人選手がヨーロッパへと活躍の場を移した。25歳の常本佳吾もその中の1人であり、ここまでは順調なシーズンを過ごしていると言えそうだ。

 鹿島アントラーズでプロデビューし、着実に力をつけた常本は、昨年夏に17回の国内リーグ優勝を誇るスイスのセルヴェットに完全移籍を果たした。加入直後にまさかの負傷離脱と不運に見舞われたが、復帰後はスタメン出場を続けており、リーグ戦ではここまで21試合で2アシストという成績を残している。UEFAヨーロッパリーグ(EL)にも出場し、イタリアの名門ローマ相手に奮闘するなど、貴重な経験を積むこともできた。

 右サイドバックを主戦場とする常本の大きな魅力は高い守備力にある。とくに1対1の強さは折り紙付きで、鹿島に在籍していた2021年には川崎フロンターレで無双していた三笘薫(現ブライトン)のドリブルをほぼ完璧に封じ込めたことにより、一躍話題を集めた。新たなプレーの場となったスイスではその武器にさらに磨きをかけており、タックル成功数はチームトップ、リーグ全体10位となる56回を数えている。ちなみにインターセプト数は52回で、リーグ全体2位の好成績だ。

 4バックをベースとする日本代表において、守備力に強みがある右SBの必要性はAFCアジアカップカタール2023の結果で明らかとなった。プレミアリーグ挑戦を果たした橋岡大樹もいるが、スイス国内でかなり高く評価されている常本をぜひ今シリーズで見たいところだ。




↓その他、小川航基、満田誠、小島亨介、角田涼太朗、大橋祐紀、各選手の評についてはこちらから
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◆PK戦にもつれる死闘制したのは八戸!! ルヴァン杯2回戦で鹿島と激突へ(ゲキサカ)



熊谷浩二


[3.13 ルヴァン杯1stラウンド1回戦 八戸 0-0(PK5-3) 金沢 プラスタ]

 ルヴァン杯は13日、1stラウンド1回戦を開催し、プライフーズスタジアムではヴァンラーレ八戸(J3)とツエーゲン金沢(J3)が対戦。0-0で迎えたPK戦を5-3で制した八戸が、4月17日の2回戦で鹿島(J1)と対戦する。

 今季のJ3リーグで八戸は開幕2連敗、金沢は開幕3連敗とともに未勝利。今季公式戦初勝利を目指すチーム同士がルヴァン杯初戦で激突した。

 前半32分に八戸がゴールに迫る。右サイドから送られたクロスの流れからMF柴田壮介、MF國分将が立て続けにシュートを狙うが、金沢の身体を張ったブロックに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、31分に金沢が決定機を創出。左サイドからMFペク・インファンが送ったクロスからゴール前でフリーになったFW杉浦恭平がドンピシャのタイミングでヘディングで合わせる。しかし、好反応を見せたGK谷口裕介に左手1本で弾き出されてしまった。

 後半終盤は金沢が押し込む時間帯が続きながらも得点は生まれずに延長戦へ。延長戦の30分間でも互いに粘り強い守備で相手にゴールを許さずに0-0のままPK戦に突入。すると、後攻・金沢3人目となるDF長峰祐斗のシュートを谷口がストップし、八戸がPK戦を5-3で制した。







◆PK戦にもつれる死闘制したのは八戸!! ルヴァン杯2回戦で鹿島と激突へ(ゲキサカ)



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