日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年6月1日土曜日

◆J1優勝争いが面白い! 町田には“正念場”来る予感 復活期す鹿島ら「上位5チーム」カギ握るのは(AERAdot.)






 開幕から3カ月が経過したJ1リーグは、序盤の大混戦から徐々に上位と下位の差が開きつつある。全38節中の16節までを終えた今、改めて今季の優勝争いに着目し、現状の上位トップ5のチームの戦いぶりと今後の課題を探りたい。


 2位には、常勝軍団復活を誓った鹿島アントラーズが、勝点32(10勝2分け4敗)でつけている。オフの補強の少なさに対して批判の声も多かったが、キャンプ中に獲得したチャヴリッチ、大卒新人の右SB濃野公人が輝かしい働きを見せ、FWからボランチ転向の知念慶が“新デュエル王”として存在感を発揮。1トップに鈴木優磨、トップ下に名古新太郎を置き、両サイドから師岡柊生、仲間隼斗が絡むシステムが機能し、第10節以降の7試合を6勝1分けの快進撃で浮上してきた。

 今季からチームを指揮するランコ・ポポヴィッチ監督への評価も“手のひら返し”で良くなり、故障で出遅れていた元日本代表の司令塔MF柴崎岳の復帰も今後のチームの“成長の余地”として楽しみだ。このままチームとして成熟していくことが期待されるが、「夏の移籍」が大きな懸念で、特に不動のボランチである佐野海舟には海外移籍の可能性があるだけに心配なところだ。柴崎の起用ポジションにもよるが、ブラジル人MFギリェルメ・パレジが日本への順応に苦しんでいることもあり、ボランチには新戦力を加えておきたいところだ。




◆【鹿島】 国立での横浜FM戦へポポヴィッチ監督「レベルが高く魅力的な試合をしたい」。東京開催の意義を理解しつつも「本音は…」(サカノワ)






「精神的なタフさも備えたチーム。我々はベストを出せれば、結果がついてくるはず」


[J1 17節] 鹿島 – 横浜FM/2024年6月1日15:00/  国立競技場

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が5月31日、翌日の 国立競技場での横浜F・マリノスとの一戦に向けて抱負を語った。

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝で敗れたものの、中2日での柏レイソル戦では4-0の勝利を収めた。そのタフさにポポヴィッチ監督も目をみはる。

「前線にはスピードのある選手が揃い、加えてボールを持った時はクオリティが高いです。前節で証明したように、精神的なタフさも備えたチームです。我々も自分たちのベストを出すことが重要。ベストを出せれば、結果がついてくるはずです」

 この試合は東京・ 国立競技場での開催に。ポポヴィッチ監督は首都開催の意義を理解しつつも、「本音ではカシマで戦いたい」とも明かした。

「本音ではカシマスタジアムで戦いたいです。もちろん 国立競技場で開催することで、コアなファンやサポーターに加え、ニュートラルな方も多く足を運んでくれる機会になります。我々のサポーターになってもらい、力を貸してほしいです。スタジアムに来てくれるサポーターを、もっともっと増やしていきたい。

 私たちのサッカーを見てもらい、感動し、共感し、足を運んでもらえるようになるのが理想的だと考えています。それも大きなモチベーションになります。

 自分たちのベストを出し切り、心を動かすスペクタクルな試合をみんなで見せたいです。積極的に足を運んで、喜んでもらえるような試合を見せたいです。レベルが高く魅力的な試合をしたいです。ただ、私がどちらかを選べるのであれば、カシマスタジアムで試合をしたいです」

 鹿島は10勝2分4敗の勝点32で、首位FC町田ゼルビアから3ポイント差の2位につける。しかし、それでも指揮官は「気を緩めれば、一瞬にして崩れ落ちてしまいかねない。継続して、日々全力とベストを尽くすことが大事です」と気を引き締めていた。




◆【鹿島】 国立での横浜FM戦へポポヴィッチ監督「レベルが高く魅力的な試合をしたい」。東京開催の意義を理解しつつも「本音は…」(サカノワ)





◆鹿島いざ国立決戦 ポポヴィッチ監督「Jリーグを世界に発信するような魅力的な試合にしたい」1日横浜戦(スポニチ)






 鹿島は1日、国立をホームに横浜とのオリジナル10対決に臨む。

 2年連続の国立開催で、クラブはさまざまなプロモーションを展開。広報担当者によると31日時点のチケット発券枚数は約5万5000枚という。

 この日、オンライン取材に応じたポポヴィッチ監督(56)は「スタジアムに詰めかけてくれるサポーターの数をもっともっと増やしたい。我々のサッカーを見て感動、共感してもらい、足を運んでもらうのが理想」と新たなファン拡大に意欲。ともにJ1で戦い続ける名門対決に向け「Jリーグを世界に発信するような、レベルの高い魅力的な試合にしたい」と意気込みを示した。

 5月のリーグ戦は5勝1分けと破竹の勢いを見せた。勝てば今季初の4連勝。首位浮上の可能性もあるが、指揮官はチームを引き締め直したという。「人生で何か成功をつかみ取ろうと思ったら、時間をかけてやっていかなければいけないが、その成功が崩れるのは一瞬。つくり上げたものが崩れるのは一瞬だという話を、選手たちにした」。シーズンの折り返しが近づく6月初戦。「気を緩めることなく継続し、ベストを尽くして戦うことが大事」と言葉に力を込めた。







◆鹿島いざ国立決戦 ポポヴィッチ監督「Jリーグを世界に発信するような魅力的な試合にしたい」1日横浜戦(スポニチ)





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