日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年1月30日月曜日

◆上田綺世が2戦連発!ストライカーらしいヘッドを叩き込み、今季9ゴール目をマーク(サッカーダイジェスト)








現地時間1月29日に開催されたベルギーリーグの第23節で、日本代表FW上田綺世が所属するサークル・ブルージュがホームでヘントと対戦した。

 サークル・ブルージュはスコアレスで迎えた58分、左からのクロスに反応した上田がヘディングシュートを叩き込み、先制ゴールを奪う。

 その後、両チーム2点ずつを奪い合い、試合は3-2で終了。ホームチームはリーグ戦2連勝を飾った。

 上田は2戦連発となる今季のリーグ戦9得点目をマークした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部





◆上田綺世が2戦連発!ストライカーらしいヘッドを叩き込み、今季9ゴール目をマーク(サッカーダイジェスト)

◆【動画】「デジっちが行く!」で鹿島アントラーズのエースストライカー候補二人が今季の目標について語る | やべっちスタジアム(DAZN)






【国内サッカー・ニュース】DAZNの『やべっちスタジアム#106』では、オフシーズン恒例企画の「デジっちが行く!」が2週目に突入。今回は5クラブが参戦した中、優勝を目指す鹿島アントラーズはエースストライカー候補の2人が今季の目標を明かした。


昨シーズン4位に終わり、悔しいシーズンとなった鹿島。今季は2年目となる岩政大樹監督の下、常勝軍団復活へ宮崎でキャンプを行っている。

そんな鹿島のキャンプに「デジっち」が突入。ピッチ内外の素顔に迫った。

チームに復帰したDF昌子源やDF植田直通が今季への意気込みを語る中、新加入組のDF津久井佳祐やFW師岡柊生、MF佐野海舟は一発芸やショートコントで企画を盛り上げた。

また、今季のエースストライカー候補として名前が挙がる新加入のFW知念慶と6年ぶりにチームに復帰したFW垣田裕暉にも突撃。川崎フロンターレから加入した知念は、今シーズン何ゴールを奪いたいかを聞かれ、昨季が7ゴールだったこともあり「去年より取りたい。10ゴール行きたい」とゴール量産への思いを明かした。

一方、鳥栖から復帰した垣田は、今年の目標を聞かれて「まずは二桁ゴールを目標に、そこからいっぱい得点を取りたい」と主張。具体的な数字を問われると「20点」と語り、新シーズンに向けて気持ちが高まっているようだ。

他にもさまざまな形で選手紹介が行われ、チームの雰囲気の良さが感じられている。






◆【動画】「デジっちが行く!」で鹿島アントラーズのエースストライカー候補二人が今季の目標について語る | やべっちスタジアム(DAZN)

◆2023年J1全18クラブ補強評価ランキング。Jリーグ各クラブのパワーアップを格付け!(フットボールチャンネル)






 例年よりも長いオフを経て、明治安田生命J1リーグは2月17日に開幕を迎える。オフの間に去る選手もいれば、新たに加入した選手もいるが、果たしてどのクラブが最もパワーアップに成功したのだろうか。全18クラブの補強を精査して相対的に評価し、昨季からの変化を5段階(A~E)で格付けする(情報は1月29日時点)。


鹿島アントラーズ


補強評価:A
昨季順位:4位


 38歳のクォン・スンテと、昨季デビューした早川友基、正GK経験のある沖悠哉というGK陣の顔ぶれは変わらない。両サイドバックも変化はなく常本佳吾と安西幸輝が有力で、両サイドをこなせる広瀬陸斗も控えている。

 昨季は三竿健斗がスライドして対応せざるを得なかったセンターバック陣は、一気に層が厚くなった。今オフの目玉補強である昌子源と植田直通の加入により、最終ラインは強固になるだろう。昌子は早々に負傷したが、昨季レギュラーを担った関川侑万とキム・ミンテが控えているのは頼もしい。

 ボール奪取力と展開力に長ける佐野海舟の加入は大きな戦力アップになるだろう。ディエゴ・ピトゥカと樋口雄太は今季も期待でき、攻撃的な位置では仲間隼斗、昨季は怪我に泣かされた荒木遼太郎や名古新太郎なども控える。システムにより枚数や組合せは変わることになりそうだが、競争が熾烈になることは間違いないだろう。サイドのスペシャリスト藤井智也がサンフレッチェ広島時代より攻撃的な位置でプレーすることになれば、特長をより一層発揮できる可能性もある。

 エヴェラウドが抜けた前線には新加入選手が並ぶ。実績だけを見れば知念慶がリードしているが、大卒ルーキーの師岡柊生、6年間の武者修行を終えて帰ってきた垣田裕暉らのポテンシャルにも期待できる。もちろん既存戦力である土居聖真や昨季9得点のアルトゥール・カイキといった選手もいる。数多くいる候補の中で鈴木優磨とともに軸となる選手が出てくれば、昨季以上の攻撃力を誇るチームになりそうだ。

補強評価:A
鹿島アントラーズ
FC東京
名古屋グランパス

補強評価:B
セレッソ大阪
北海道コンサドーレ札幌
浦和レッズ
湘南ベルマーレ

補強評価:C
柏レイソル
ガンバ大阪
サンフレッチェ広島
アルビレックス新潟

補強評価:D
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
サガン鳥栖
京都サンガF.C.

補強評価:E
ヴィッセル神戸
横浜FC
アビスパ福岡



↓他クラブの詳細はこちらから
◆2023年J1全18クラブ補強評価ランキング。Jリーグ各クラブのパワーアップを格付け!(フットボールチャンネル)


◆【鹿島】宮崎キャンプ最終日、岩政大樹監督が3週間後のリーグ開幕に照準。「開幕戦と川崎戦までの戦い方を固めていきたい」(サッカーマガジン)






1月28日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは17日にキャンプ地の宮崎県宮崎市に入り、18日から岩政監督のもと、ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でのトレーニングを実施し、この日、キャンプ最終日を迎えた。


「まだ、ここからチームをしっかり固めていける時間がある」


 12日間におよぶ宮崎キャンプが終わった。ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でトレーニングを重ねるなか、1月27日には町田とのトレーニングマッチ(45分×4本)を実施し、合計スコア0-3(1本目0-0、2本目0-0、3本目0-2、4本目0-1)と完封負け。徳島戦(21日・45分×2本、30分×1本の計3本・1本目2-0、2本目1-2、3本目0-4・合計スコア3-6)、岡山戦(24日・45分×2本、30分×1本の計3本・1本目0-1、2本目0-4、3本目1-0・合計スコア1-5)に続き、J2勢にトレーニングマッチ3連敗を喫して、宮崎を後にすることになった。岩政大樹監督は課題と収穫を次のようにとらえる。

「(キャンプの)初日に数人のケガ人が出ましたが、そのあとはほとんど出さずに進んでこられたのは、非常によかったです。今年、シーズン当初から取り組んでいるフィジカルメニューの成果も出ていると思っています。トレーニングマッチを中心に、その合間にも休みなくトレーニングに取り組んできました。そのなかで選手たちの今の状態を見極めることが第一だったので、そこはある程度、目途はついたかなと。(開幕まで)まだ3週間あり、ここからチームをしっかり固めていける時間があるので、そこに向けては、まずまず順調に来ています。ただ、ここ数年、僕が帰ってきてから感じているような、鹿島が失ってしまっているものを取り戻すことも同時にやっていかなければいけないことを再確認したキャンプにもなりました」

 リーグ開幕まで、残り3週間。これからはホームタウンの茨城県鹿嶋市に戻り、タイトル獲得へ向けた準備を進める。

「それぞれ個性を持った選手たちがそろっているので、調子がいい選手の特徴を組み合わせるとすれば、(チームとしての)いろいろなやり方を持っていないとかみ合わない。なので、(キャンプでは)いろいろと見極めながら、いろんな組み合わせをちょっとずつ、練習なり、試合なりを見ながらやっていました。(鹿嶋に)帰ってから2試合(トレーニングマッチ)で準備をして、ここである程度、開幕戦、あるいはその次の川崎戦ぐらいまでの戦い方を固めていきたいと思っています」

 今季の巻き返しへ向け、岩政監督がリーグ開幕に照準を合わせる。





◆【鹿島】宮崎キャンプ最終日、岩政大樹監督が3週間後のリーグ開幕に照準。「開幕戦と川崎戦までの戦い方を固めていきたい」(サッカーマガジン)





◆鹿島・鈴木優磨 今季大爆発なら海外再挑戦オファー届く?憧れの欧州CLへの思いは…(東スポWeb)






【取材の裏側 現場ノート】Jリーグは今季で30周年を迎える。J1の開幕カードは2月17日の川崎―横浜M(等々力)。過去6シーズンは、この2チームしか優勝をしていない。

 ただ常勝軍団・鹿島も忘れてはならない。2016年を最後にリーグ制覇から遠ざかっている中、復帰2シーズン目になるFW鈴木優磨(26)の大爆発を期待したい。ベルギー1部シントトロイデンから復帰1年目は公式戦11得点マーク。その数字を超えてコンスタントな成績を残せば、海外再挑戦のオファーも舞い込んでくるかもしれない。

 シントトロイデン2年目の20―21年シーズンにリーグ戦17ゴール。そのオフに欧州でのステップアップを目指して移籍を模索したが、交渉はまとまらなかった。気持ちを切り替えて残留を選んだ中、22年1月に古巣復帰を果たした。もちろん中途半端な気持ちで戻ってきたわけではないだろうが、もっとできたのではないかとの思いもある。

 本人は今オフに鹿島でチームメートだったDF西大伍(札幌)のユーチューブチャンネルに出演した際、海外再挑戦について「ないっすね。まあでも多少はたまに思いますけど」と否定的な姿勢。さらに「良いリーグに行きたいなというのはあります。ベルギーとかはダメですね。主要リーグじゃないところはなかなか厳しいです」などと語っていた。

 可能性は高くないようだが、かつて欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場への熱いを思いを、こう語っていた。「小さいころからCLに出たかったのもありますし、高2のころカンプノウ(バルセロナの本拠地)でバルサとマンチェスター・シティー(イングランド)の試合を見たことがあって、体内時計で10分くらいで終わったような気がした。そのとき、さらに出たい気持ちが強くなりましたね」

 人は時間とともに考えを変えながら生きていく。それでも大舞台への思いがどこかで残っていれば、消極的な姿勢に変化が起きる可能性は否定できない。

(サッカー担当・森下久)





◆鹿島・鈴木優磨 今季大爆発なら海外再挑戦オファー届く?憧れの欧州CLへの思いは…(東スポWeb)


2023年1月29日日曜日

◆初の7年連続リーグV逸危機の鹿島、取り戻したい伝統の勝負強さ(産経新聞)






サッカーJ1でクラブワーストの7年連続V逸の危機に直面する鹿島に今季、昌子源(30)と植田直通(28)が復帰した。15日の新体制発表で昌子は「勝負にこだわる姿勢をみせる」、植田は「帰ってきた理由はタイトルを取ること」と誓った。サポーターの期待感も高まる中、勝利を義務付けられる鹿島の伝統を受け継ぐ両DFは、名門再建に向けて重要な役割を担っていきそうだ。

昌子は2018年シーズン後に欧州へ渡って20年からG大阪に所属し、植田は18年シーズン途中に欧州へ渡って直近はフランス2部ニームでプレーした。昌子は11年、植田は13年に鹿島でプロキャリアをスタート。いずれかが在籍中に獲得したタイトルは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1回、J1リーグ1回、天皇杯1回、YBCルヴァン・カップ(16年途中までヤマザキナビスコ・カップ)3回に上る。

不在の間に鹿島の代名詞だった〝常勝軍団〟の肩書は色あせてきた。最後に獲得した主要タイトルは18年ACLで、2人がクラブを去ってからは1つもタイトルを手にできていない。主戦場のJ1で今季も優勝を逃せば、クラブ史上初の7年連続となる非常事態といっていい。

両選手を呼び戻したのは、クラブが抱く危機感の表れだ。サポーターが寄せる期待も高く、新体制発表で新加入選手として紹介された際は会場の拍手が鳴りやまなかった。責任を自覚するように昌子は「『鹿島を体現できる選手が必要だ』といわれた期待に応えたい」、植田は「自分が先輩たちをみて学んだ勝負にこだわって戦う姿勢をみせていく」と表情を引き締めた。

鹿島は近年、急速に世代交代が進んだ。数々のタイトルをもたらしてきた小笠原満男氏が18年シーズン後、20年にはシーズン中に内田篤人氏、シーズン後に曽ケ端準氏が引退した。クラブの顔が相次いでピッチを去り、当たり前のようにタイトルを積み重ねていた時代を知るのは土居ら一部に激減。22年の鈴木に続く昌子と植田の復帰は、無類の勝負強さを誇った鹿島の伝統を引き継いでいく上で頼もしい限りだ。

昌子と植田以外の補強にもクラブの意気込みが感じられる。主力では三竿を海外挑戦で失った一方、川崎の黄金期構築に貢献したストライカーの知念や広島で右サイドを切り裂いてきたスピード自慢の藤井というレギュラー候補を獲得。垣田や染野、須藤ら将来性豊かな若手も期限付き移籍から復帰した。既存戦力にもJ1有数の実力者をそろえ、今季もリーグを引っ張りそうな横浜Mや川崎を追撃する態勢は整えた。

昨シーズン中に就任した岩政監督は、チーム状況を好転させたとはいえなかった。ただ、シーズン途中から指揮を執るのは誰であっても難しく、腰を据えて戦える今季が勝負の年となる。戦力はJ1トップクラスで、昌子と植田の復帰はピッチ外でも好影響を与えることが期待される。常勝軍団復活を目指すシーズンは、2月18日に敵地で行われる京都戦で幕を開ける。(運動部 奥山次郎)





◆初の7年連続リーグV逸危機の鹿島、取り戻したい伝統の勝負強さ(産経新聞)





◆「“常勝チーム”と謳うのであれば、あるまじき試合」鹿島の岩政監督がJ2勢に“3連敗”を振り返る。「評価している」点は?(サッカーダイジェスト)






「1本目、開幕をにらんだようなゲームでは、3試合で1失点」


 鹿島アントラーズの岩政大樹監督が、1月28日にオンラインでの取材に対応。宮崎キャンプでの成果と課題を振り返った。

 まず、岩政監督は成果として、初日以外は故障者が少なかった点と、「選手たちの今の状態、身体も心も見極めが第一。ある程度めどがついた」と語る。

 一方、キャンプ中のトレーニングマッチでは、J2チームに“3連敗”を喫した。21日の徳島ヴォルティス戦は、45分×2本と30分×1本の形式で2-0、1-2、0-4。24日のファジアーノ岡山戦は同形式で、0-1、0-4、1-0。27日のFC町田ゼルビア戦は、45分×4本で0-0、0-0、0-2、0-1だった。

 まさかの“全敗”に終わったが、「開幕の時点で守備をしっかり固めて、攻撃はシーズンを通じて上積みする」という指揮官は、「1本目、開幕をにらんだようなゲームでは、3試合で1失点。そこは評価している」と手応えを口にする。

 一方、試合結果から「課題は明白」として、「もう少し奮起してほしかった選手たちもいる。選手というよりもチーム全体の空気感として、ここ数年、鹿島が失ってしまったものを取り戻すのも、同時にやっていかないといけないと再確認した」という。

 また、「ゴールの許し方も、許した後の姿勢も、“常勝チーム”と謳うのであれば、あるまじき試合だった」として、「全員で変えていこう、と話した」と明かした。

 今後については、「常にフェアに、調子が良い選手たちでメンバーを組んでいく」。そのうえで「最適なバランスを見つけて、少し迷いがある選手たちも、メンバーや、やり方が固まれば、はっきりするところがたくさんある」として、「3週間あればつめられる」と自信を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆「“常勝チーム”と謳うのであれば、あるまじき試合」鹿島の岩政監督がJ2勢に“3連敗”を振り返る。「評価している」点は?(サッカーダイジェスト)




◆【鹿島】岩政監督、J2に3連敗も主力組の守備に手応え「鹿島が失ったものを取り戻さないと」(ニッカン)






サッカーJ1の鹿島アントラーズの岩政大樹監督(40)が宮崎キャンプ最終日の28日、オンライン取材に応じキャンプを総括した。練習試合では徳島ヴォルティス戦(3-6、45分×2、30分×1)、ファジアーノ岡山戦(1-5、45分×2、30分×1、1-5)、町田ゼルビア戦(0-3、45分×4)で、J2相手に3連敗を喫したが、岩政監督は前向きだった。

「開幕の時点である程度守備を固めて、攻撃はシーズンを通して上積みしていくところからいくと、1本目の開幕をにらんだメンバーでは3試合1失点で進んでこられた。そこは評価している」

今季は始動から、体作りと守備に取り組んだ。練習試合では主力が出た試合は失点が少なかったが、3、4本目に大量失点を喫した。指揮官は「大量失点は3試合通して同じような現象が起こっている。やり方を変えても、同じように起こっている。本来、常勝チームとうたうのであればあるまじき試合だった」と猛省。負傷者が増え、本来とは違うポジションで選手を起用したとはいえ「だれが出ても鹿島」の強さは発揮できず。

岩政監督は「非常に難しいやりくりがあったが、その中でも、もう少し奮起して欲しかった選手たちもいる。ここ数年、僕が帰ってきてから感じているような鹿島が失ってしまっているものを取り戻すことも同時にやっていかないといけない。そのことを再確認した」と振り返った。宮崎キャンプを終え、開幕まで3週間の時間がある。「ここで開幕戦、次の川崎F戦の戦い方は固めていきたい。3週間あれば詰められる」と手応えを口にしていた。





◆【鹿島】岩政監督、J2に3連敗も主力組の守備に手応え「鹿島が失ったものを取り戻さないと」(ニッカン)





◆【サッカー】鹿島アントラーズ 王座奪還へ!パリ五輪世代・荒木遼太郎「目標は10ゴール10アシスト」(テレビ東京)









昨年のW杯の躍進、そしてJリーグ誕生30周年を迎える2023年。2/17の川崎×横浜FMの開幕戦からJリーグが始まる今シーズン。

各チームが開幕に向けたキャンプを行っている中、鹿島アントラーズではパリ五輪世代のMF・荒木遼太郎(20)が絶好調!

昨年から背番号「10」を背負うイケメン次世代エースの目標は「10ゴール10アシスト」。さらにW杯への思いも語ってくれました!





インタビュー書き起こし

−−キャンプの手応え
昨シーズンに比べるとシーズンオフにも個人的にはやっていたのでコンディションは良いかなと感じています。

−−意識して取り組んでいること
攻撃の選手なので常にゴールを意識して、ゴールだったりアシストだったりを意識してやってます。

−−背番号「10」の重み
自分的にはあまり感じないようにしてるっていうか、そういう性格なので感じてないんですけど、去年チームに貢献できなかった分は今年貢献したいなとは思っています。

−−自分の持ち味
ゴール前でのアイディア、相手が予想しないプレーをするというのは自分の持ち味かなと思っています。

−−Jリーグをどう盛り上げたい?
自分たちのパリ世代が活躍して、自分自身もいい結果を出して行ければJリーグ自体が盛り上がって行くのかなとは思っています。

−−パリ五輪やW杯への意識
パリは出たいなという気持ちはあるんですけど、まずチームで結果を出すことが大事だと思っていますし、そうすれば必然的に選ばれて来るかなと思っていて…パリも大事ですけどやっぱり自分はワールドカップに出たいという気持ちがあるので、そこを一番の目標にして頑張って行きたいなと思っています。

−−今シーズンの目標
去年目標にしていた10ゴール10アシストを今年は達成できればと思っています。

2023年1月28日土曜日

◆内田篤人氏、第2次森保J「一発目に入ってほしい」と見解 奮起に期待するW杯戦士は?(FOOTBALLZONE)






セルクル・ブルージュFW上田綺世の技術&実力に注目


 元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で、ヨーロッパで活躍する鹿島アントラーズの後輩2人について言及した。

 1人目は昨年12月12日に、鹿島からポルトガル1部サンタ・クララへ移籍したばかりのMF三竿健斗について。ポルトガルの名門ベンフィカとのリーグ第17節に先発出場した三竿は、後半19分までプレー。ハイライトの映像では、三竿がボールを保持した相手に対して積極的にボールを奪いに行く姿や自陣のゴールラインまで戻って守備に対応するシーンが流れた。

 それを見た内田氏は「深く行っているのは、Jリーグからよく見ている。頑張っているじゃない」「中盤の選手がここまで来てくれると、最終ラインの選手は助かる」と、納得の表情を見せた。さらに「Jリーグで見せていたプレーを、行ってすぐ自分たちのチームでできるのは大事なこと。自分のプレースタイルを周りに分かってもらうためにも、自分の味を出すのはいいことだと思う」と、サンタ・クララに合流して間もないなかで、得意とするプレーを出せていることを評価した。

 さらに、「裏情報によると、ホテルも決まってきたり、家も決まっているけど、水が出なかったり、散々らしい。でも、彼はそういうのも楽しみながらやれるタイプだから、海外向き」「活躍して、納得するまで海外でプレーしてほしい。自分で決めた道なので、後悔することなく、海外で活躍する他の日本人選手に負けないようにしっかりやってください」と、エールを送った。

 また元鹿島戦士では、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選ばれていたベルギー1部セルクル・ブルージュのFW上田綺世も、1月21日に行われた第22節のオーステンデ戦でゴールを決め、2-1の勝利に貢献。ニアに走り込んだ味方選手の奥へ走り込み、しっかりとボールを収めてシュートをゴールに流し込んだ。

 内田氏は「味方の手前の選手が動き出した奥で動き出して、ファーストタッチが大きくなりそうで難しいが、優しくゴールに流し込んだ。うまい」と唸った。さらにチームの5試合ぶりの勝利に貢献したストライカーに向けて、「W杯が終わって、日本代表はリスタートになると思うが、その一発目には入ってきてほしい選手」と、3月に予定されている第2次森保ジャパンの初戦への招集を期待するとともに、「W杯は、ちょっと彼本来のやりたい動きではなかったと思いますが、チームに帰ってから、活躍している選手が呼ばれると思うから、しっかり頑張りましょう」と、活躍に期待を寄せた。

 そして、最後には「2人とも鹿島出身。この2人が抜けられる鹿島って、なかなかきついと思う。でも、そのなかでもしっかりやってくれると思います」と、古巣への期待も忘れなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)





◆内田篤人氏、第2次森保J「一発目に入ってほしい」と見解 奮起に期待するW杯戦士は?(FOOTBALLZONE)


2023年1月27日金曜日

◆プロの体づくり、子どもたちに指導 引退のJリーガー伊東さん 地元・富士でスクール開校へ(あなたの静岡新聞)






 富士市出身のJリーガー伊東幸敏さん(29)=静岡学園高出=が1月に現役引退を表明し、小学生以下のサッカー教室の4月開校を目指して準備を進めている。体を自在に動かす「コーディネーション能力」向上を指導の軸に据え「プロでの学びを伝え、有望な選手をたくさん輩出したい」と意気込む。

 教室は富士市内の練習場で行う。月、水、金曜の全3日程から一つ選んでもらい、幼児は1時間、小学生は2時間汗を流す。練習時間の3分の1を、体の使い方を学ぶトレーニングに充てる。各日程30人を上限に県内外から募り、個別指導に力を入れる。

 伊東さんは高校卒業後にJ1鹿島に入団し、真っ先に先輩やユース出身の同期の体の厚みに驚かされた。練習前から入念に動作を確認する選手たちに習うと体力が向上し、出場機会も増えたという。「テクニックは通用しても戦える体ではなかった」と振り返る。

 練習メニューは、鹿島の元トレーナー塩入洋輔さん(33)と組み立てる。一般的にサッカーの基本はパスやドリブルが挙げられるが、伊東さんは「体が動く仕組みの理解が初歩」と考える。週1回の練習のほか、それぞれの筋力バランスに合わせた課題を与える。

 子どもたちの熱意を呼び起こしたいとの思いを込め、教室はポルトガル語で「最大、熱量、頂き」を意味する単語の頭文字で「MRCサッカースクール」と名付けた。静岡学園高で主将を務めた経験を基に、一人一人のやる気と向き合う。

 J2大分で現役生活に終止符を打ち、現在は単身で富士に戻り生徒集めに奔走している。「子どもの頃から高い質の指導を受けたらどこまで成長するか楽しみ」。まもなく始める第2のサッカー人生に期待を膨らます。

 開校説明会を2月12日午後7時から、富士市のロゼシアターで開く。問い合わせは同スクール<電090(5413)7732>へ。

 いとう・ゆきとし 静岡学園高3年時に全国高校総体(インターハイ)準優勝。2012年、J1鹿島に入団。主に攻撃的な右サイドバックとしてプレーするも、18年に右膝を負傷し出場機会を減らした。J2千葉、大分にも在籍した。U-23日本代表に選出された経験がある。





◆プロの体づくり、子どもたちに指導 引退のJリーガー伊東さん 地元・富士でスクール開校へ(あなたの静岡新聞)





◆鹿島 4―4―2で守備改善目指す!練習試合2戦で11失点(スポニチ)






 宮崎キャンプ中の練習試合2試合で計11失点している鹿島が、26日の練習で4―4―2の布陣をテストした。これまで主に4―3―3を採用してきたが、元日本代表DF植田は「相手に合わせて変えることができればチームの強みとなっていく。うまくいかない時に4―4―2に変えたり、臨機応変に変えることも必要。対応力が問われてくるかなと思う」と説明した。

 戦術面で試行錯誤する一方、植田は「(大量失点は)戦術うんぬんではない。個人、個人がやることをやっていないからああなる」とも指摘。キャンプ最後の練習試合となる27日のJ2町田戦に向けて「勝ちにもこだわっていきたい。キャンプの締めくくりとして、今までやってきたことを出して結果も出せれば」と力を込めた。(東尾 洋樹)





◆鹿島 4―4―2で守備改善目指す!練習試合2戦で11失点(スポニチ)





◆J1鹿島はJ2相手に3連敗 岩政監督「メンタルの問題」(サンスポ)









J1鹿島は27日、宮崎市内で行ったJ2町田との練習試合(45分×4)に0-3で敗れた。これで宮崎での練習試合はJ2を相手に3連敗。岩政監督は「連続失点が1試合ならまだしも、連続して起こるのはメンタルの問題。甘さが少なからずあるということを認識しないといけない」と厳しい言葉を並べた。

主力で臨んだ1、2本目は0-0で終えたものの、選手を入れ替えた3、4本目で失点を重ねた。キャンプは28日で打ち上げ。2月18日のリーグ開幕戦まで、練習試合を2試合予定している。





◆J1鹿島はJ2相手に3連敗 岩政監督「メンタルの問題」(サンスポ)


◆【鹿島】プロ3年目GK早川友基「チームを勝たせる」責任と覚悟を胸に全試合出場を掲げる(ニッカン)






鹿島アントラーズのGK早川友基(23)が26日、宮崎キャンプでオンライン取材に応じ、全試合での先発出場を目標に掲げ、守護神としての自覚と責任を口にした。明大から加入し、今季がプロ3年目。昨季は9月30日の第30節サガン鳥栖戦でスタメンをつかみ、5試合連続先発でシーズンを終えた。攻撃の起点となる両足のキック、シュートストップが持ち味で、今季は一層の飛躍が期待される。

早川は「個人的な目標ではリーグ全試合出場。そこに向かってやるべきことは何か、1つずつ考えながら取り組んでいる。34試合に出た後の結果、優勝がつかみ取れればいい。それが一番最高の形」と高い志を口にした。

今季は最終ラインに日本代表経験を持つDF植田直通、昌子源が加入。昌子は現在、離脱中で今回のキャ実戦の場に立っていないが、植田とは練習試合でともにプレーした。「細かいところでゲームを読む力、後ろに安定感をもたらすために何を優先すべきか整理されている。対人はもちろん強い。ゲームを読む力が求められる中で、そこの部分は信頼、安定感があってすごいと思っています」と全幅の信頼を寄せる。

昨季の5試合の先発経験を踏まえ「去年はチャレンジャーの意味で試合に出ましたが、今年は責任や覚悟を持って戦いたい。無失点で抑える、安定感をもたらす部分によりフォーカスしてやりたい」と決意を口にし「自分が失点しなければ優勝に近づく。チームを勝たせるためのパフォーマンスができれば優勝につながるので、そこに対して頑張っていきたい」と話した。





◆【鹿島】プロ3年目GK早川友基「チームを勝たせる」責任と覚悟を胸に全試合出場を掲げる(ニッカン)




◆J1鹿島・DF植田「リーグの開幕も近くなっているし、厳しさを持ってやりたい」 27日にJ2町田と練習試合(サンスポ)






J1鹿島は26日、キャンプを張っている宮崎市内で練習を行った。ニーム(フランス)から古巣に復帰したDF植田直通(28)は「今までひどいゲームをしてきているので、リーグ(の開幕)も近くなっているし、厳しさを持ってやりたい」と、27日のJ2町田との練習試合を見据えた。

キャンプでは前線からのプレスや自陣からのビルドアップなどに取り組んでいる。しかし、キャンプ中に行った練習試合2試合ではミスが絡んだ失点も目立ち、ここまで計11失点と苦しむ。「4、5点入れられるのは戦術うんぬんではないと僕は思います。チームを統率する力も出していければ」と植田。2月18日のリーグ開幕戦・京都戦が迫る中で、新たなことにチャレンジしつつ、結果も求めていく。

今季は2018年7月に欧州に移籍して以来の古巣でのプレーとなる。「タイトルを獲ることだけ。そのために帰ってきたので、それだけです」。27日の試合では、最後にJ1を制覇した16年を知るセンターバックがチームに安定感をもたらす。





◆J1鹿島・DF植田「リーグの開幕も近くなっているし、厳しさを持ってやりたい」 27日にJ2町田と練習試合(サンスポ)





◆J1福岡が鹿島の小田逸稀を完全移籍で獲得 東福岡高の全国制覇メンバー、手薄なSB緊急補強(西日本スポーツ)






 J1福岡は26日、鹿島のDF小田逸稀(24)を完全移籍で獲得したと発表した。

 左右のサイドバック(SB)をこなせる小田は東福岡高出身で2年時に全国高校選手権の優勝に貢献し、卒業後に鹿島に加入。2020年はJ2町田、21年はJ2千葉に期限付き移籍して主力としてプレー。鹿島に戻った昨季はリーグ戦2試合に出場した。

 福岡は左SBの志知が広島に移籍。亀川が横浜FCから6年ぶりに復帰したが、手薄なポジションとなっており、補強が急務になっていた。

 佐賀県唐津市出身の小田は、東福岡高で東京Vから福岡に新加入した佐藤と同学年だった。

 小田はクラブを通じ、「高校3年間を過ごした福岡の地で再びプレーすることができ、すごくうれしいです。自分の特徴である球際、空中戦の強さ、攻撃参加に注目してください。福岡の勝利のために、全力で頑張ります。ともに戦いましょう!」とコメントした。(向吉三郎)





◆J1福岡が鹿島の小田逸稀を完全移籍で獲得 東福岡高の全国制覇メンバー、手薄なSB緊急補強(西日本スポーツ)





◆福岡が鹿島DF小田逸稀を完全移籍で獲得「高校3年間を過ごした福岡の地で再びプレーすることができ…」(ゲキサカ)






 アビスパ福岡は26日、鹿島アントラーズよりDF小田逸稀(24)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

 佐賀県出身の小田は、鳥栖U-15唐津、東福岡高を経て、2017年に鹿島でキャリアをスタート。20年にはFC町田ゼルビア、21年にはジェフユナイテッド千葉への期限付き移籍を経験した。昨季復帰した鹿島では、J1リーグ2試合に出場。福岡加入にあたり、クラブを通じて次のように意気込みを語っている。

「初めまして、鹿島アントラーズから移籍することになりました小田逸稀です。高校3年間を過ごした福岡の地で再びプレーすることができ、すごくうれしいです。自分の特徴である球際、空中戦の強さ、攻撃参加に注目してください。福岡の勝利のために、全力で頑張ります。ともに戦いましょう!」

 また鹿島を通じては、「シーズンが始まって間もないタイミングでの移籍となり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。鹿島アントラーズの一員としてプレーできたことを誇りに思いますし、チームメート、監督、コーチ、フロントスタッフ、サポーターの皆さん、全ての方々に感謝しています。活躍する姿を皆さんに届けられるよう頑張りますので、引き続き応援してもらえるとうれしいです。ありがとうございました!」と感謝を伝えた。

以下、クラブ発表プロフィール
●DF小田逸稀
(おだ・いつき)
■生年月日
1998年7月16日(24歳)
■出身地
佐賀県
■身長/体重
173㎝/68kg
■出場歴
J1通算:10試合1得点
J2通算:62試合5得点
カップ戦通算:3試合
天皇杯通算:6試合1得点
ACL通算:4試合
■経歴
鳥栖U-15唐津-東福岡高-鹿島-町田-千葉-鹿島





◆福岡が鹿島DF小田逸稀を完全移籍で獲得「高校3年間を過ごした福岡の地で再びプレーすることができ…」(ゲキサカ)

2023年1月26日木曜日

◆ストライカー2人&ボランチが選出 MLS公式サイトが注目する日本人Jリーガー3人は?(FOOTBALLZONE)






町野修斗、脇坂泰斗、鈴木優磨が選出


 アメリカ1部メジャーリーグサッカー(MLS)公式サイトが、世界各国の注目選手を特集している。ヨーロッパ、南米に続いて特集されたアジア・アフリカ地域では、3人の日本人Jリーガーがピックアップされている。

 MLSの新シーズンは2月25日に開幕予定。そこへ向けて、オフシーズンの動きが過熱している。同リーグのバンクーバー・ホワイトキャップスが横浜F・マリノスのGK高丘陽平にオファーを出したという現地報道もあったように、日本からの引き抜きの可能性もゼロではないだろう。

 そうしたなかで、MLS公式サイトではジョセフ・ローリー氏が地域別に「MLSチームがスカウトすべき8選手」として注目選手を紹介。アジアとアフリカ地域からは合わせて8選手が選ばれ、そこに3人の日本人Jリーガーが名を連ねた。

 1人目は湘南ベルマーレのFW町野修斗。カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーにも名を連ねたストライカーは2022年シーズンのJ1で13得点を決め、得点ランキング2位になった。「オフ・ザ・ボールの動き、空中戦の力、両足での力強さを兼ね備えた危険なナンバー9」と称され、得点力あるフロントマンを求めるクラブへ推薦されている。

 2人目は川崎フロンターレの背番号14を背負うMF脇坂泰斗だ。ローリー氏は「ヤスト・ワキサカの動画を見るのは魅惑的な体験だった。巧みな右足と素晴らしい加速。この27歳は中盤の中央で見るものを楽しませてくれる」と脇坂のプレーに引き込まれたとしたうえで、「狭い場所を抜け出し、パスとドリブルでラインを突破することができる」とその打開力の高さを絶賛した。

 そして、3人目は鹿島アントラーズのFW鈴木優磨。この26歳は昨年1月にベルギー1部シント=トロイデンから鹿島に復帰。22年シーズンのJ1では7得点に加え、リーグトップの10アシストを記録した。「攻撃に多くのものをもたらしてくれる。スピードで相手を打ち負かすこともできれば、ボックス内に入ってシュートを狙ったり、チームメイトを見つけることもできる。空中戦の能力も備えている」と、その万能さが高く評価されている。

 日本以外からは韓国からFCバルセロナの下部組織出身で知られる水原FCのFWイ・スンウ、セルティック移籍の噂がある水原三星ブルーウィングスのFWオ・ヒョンギュ、カタールW杯での2得点で大ブレイクした全北現代モータースのFWチョ・ギュソンの3選手。そしてアフリカ勢ではエジプトのザマレクに所属するエジプト代表FWアーメド・サイード、同じくエジプトのアル・アハリでプレーするマリ代表MFアリウ・ディエングが紹介されている。この中からアメリカへの移籍を実現させる選手は現れるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)





◆ストライカー2人&ボランチが選出 MLS公式サイトが注目する日本人Jリーガー3人は?(FOOTBALLZONE)





◆Jリーグにおける「ビッグクラブ」の意義は? 内田篤人「このチームでプレーしたいとなれば」と日本行きを望んだ仲間との会話から見解(超WORLDサッカー!)






Jリーグは25日、「Jリーグ30周年オープニングイベント」を開催。Jリーグ開幕から30周年を迎えるシーズンに向けてのトークイベントを実施した。

1993年5月15日に国立競技場で開催された「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」から数え、今年リーグ開幕30周年を迎えるJリーグ。その新シーズンを前に行われたイベントには、野々村芳和チェアマンの他、サッカー解説者の松木安太郎氏、OBの中村憲剛氏、槙野智章氏、内田篤人氏が登壇。また、女優や歌手として活躍する観月ありささんがゲストとして参加した。

トークセッションでは、テーマを分けてトーク。まずはJリーグの魅力について中村氏と内田氏がプレゼンした。

中村氏は「地域密着」を掲げ、「ピッチ上のパフォーマンスも当然ですが、Jリーグは60クラブありまして、ほぼ全国カバーしている状態です。Jリーグクラブで地域を盛り上げることが可能となっていて、社会連携活動と言われる「シャレン!」で地域の課題解決にクラブや選手が取り組むことで、お子さんにJリーガーに憧れてもらったり、お年寄りに活力を与えたりとか、そういったこと。ピッチでサッカーをやるだけで、地域のために活動していること。地域活性を含めて魅力だと思います」とコメント。全国に広がるJリーグクラブがその地域を活性化させる力が魅力だとした。

観月さんは「子供が頻繁に選手に会えたり、お年寄りがピッチに行かなくても街で会えるというのがあると身近に感じられると思うので、地域に密着することは良いと思います」と、Jリーグらしい魅力だとコメントした。

また内田氏は「安心と安全」を掲げ「日本は安心と安全です。僕はドイツに行っていましたが、発煙筒も飛びますし、警察が出てサポーターを会わせないようにしたりということがありましたが、Jリーグは子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで来ていて、安全に家まで帰れるというのは本当に凄く大事なことで、魅力の1つだと思います」と日本の環境についてプレゼン。「試合だけじゃなく練習もいけますし、普段の姿や会話なども聞けるので魅力的なJリーグだと思います」とまとめた。

観月さんは「女性が1人で観に行っても安全に観られて、安全に帰れるというのはとても魅力だと思いますし、日本ならではの安全さだと思います」と、こちらも日本らしい魅力だとコメントした。

また、Jリーグの未来に向けたテーマとして「トップ層がナショナルコンテンツ、グローバルなコンテンツになってもらいたい」というものを掲げている中、日本にも「ビッグクラブ」と呼ばれるクラブを作っていきたいとした。

ドイツのブンデスリーガでプレー経験があり、「ビッグクラブ」とも対戦している内田氏は、「国に1つ、2つ大きなクラブがあることは大きいです。パリにはパリ・サンジェルマン、バイエルンはミュンヘン、レアルはマドリード。大きなクラブに付随して、大きなチームができやすいと思っています」とコメント。「日本であれば、東京や大阪などビッグクラブを作りやすい環境ではあると思うので、日本の1つのビッグクラブが世界に発信されるようになるといいなと」と、環境として日本の大きな都市に「ビッグクラブ」ができるのではないかと語った。

また、「シャルケでプレーしているときも、『ウッシー、日本でプレーしたいんだけど何か良いチームない?』というのはありましたが、どこのクラブでやりたいというのは彼らにはありませんでした。Jリーグにビッグクラブがあれば、『このチームでやりたいから、代理人紹介してくれ』などという話がしやすくなると、日本からビッグクラブを中心にJリーグが世界へと発信されるし、ヨーロッパ、世界からJリーグのこのチームでプレーしたいとなれば、実力のある選手ももっと来るようになると思います」と語り、ビッグクラブという存在はリーグ全体にとっても、対外的に良い影響を与えることになるとした。

さらに、地方の小さなクラブがビッグクラブから恩恵を受けることもあるとコメント。「バイエルンとやるときは自分の価値を高めるために一生懸命やりますし、プレシーズンではブンデスの1部が4部、5部のチームと練習試合をします。そうすると、その地域で凄くお客さんが入って、お金が落ちて集客が増えて、シーズンの開幕から応援してもらえる。ビッグクラブが地方に行って試合をするというのも1つの形かなと思います」と、「ビッグクラブ」の意義を語った。

一方で、近年はJリーグにも「ビッグプレーヤー」と呼ばれる選手がやって来てプレーをしている。スペインの名門・バルセロナで育ち、スペイン代表としてもワールドカップ(W杯)を優勝したMFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)を始め、ドイツ代表でW杯を優勝したFWルーカス・ポドルスキ(元ヴィッセル神戸)や元スペイン代表のFWダビド・ビジャ(元ヴィッセル神戸)、同じく元スペイン代表のFWフェルナンド・トーレス(元サガン鳥栖)、W杯得点王の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(元セレッソ大阪)などがいた。

イニエスタとは実際にプレーした槙野氏は「Jリーグにはイニエスタ選手も、ポドルスキ選手、ビジャ選手、フォルラン選手など、ワールドカップで得点王になったり活躍した選手がJリーグにいたということを考えると、日頃の練習の強度が上がる。簡単なパスやコントロール、シュートを含めて、質を求められる環境があるというのはJリーグの良さ、そういった選手がもたらす影響だと思います」とコメント。「選手も彼らから教えてもらうこともありますが、メディカルや広報、強化に対しても良いプレッシャーが与えられているということも良いことなのかなと思います」と、プレー面、技術面だけでなく、クラブとしても大きな影響を受けるとコメントした。

観月さんはワールドクラスの選手がプレーすることについては「日本にいながらトップの選手のプレーが観られるのは、スタジアムに足を運ぶキッカケにはなるかなと思います」とコメント。ファンを増やすという点でも、魅力的だと語った。


    


◆Jリーグにおける「ビッグクラブ」の意義は? 内田篤人「このチームでプレーしたいとなれば」と日本行きを望んだ仲間との会話から見解(超WORLDサッカー!)







◆“ブラボー”長友佑都へ、鹿島DF安西幸輝が語った憧憬と悔しさ。日本代表で左SBの座を争う(サカノワ)






「やっぱり凄いなとリスペクトもしています」


 J1リーグ鹿島アントラーズのDF安西幸輝が1月25日、キャンプ地の宮崎県宮崎市でオンライン取材に応じて、これまでの手応えなどを語った。

 そのなかでカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した36歳の長友佑都についても話題に。日本代表では同じ左サイドバックとして、チームメイトとして、そしてライバルとして、しのぎを削ってきた。安西がレギュラーの座を掴みかけた時期もあったが、東京オリンピック世代の台頭もあり、メンバー入りはならなかった。

 W杯期間中から今なお話題になっている“ブラボー”長友について、安西は次のように語った。

「今回のワールドカップは目指していましたし、(長友)佑都くんとは(日本)代表で一緒にやっていた時期もありました。凄さは近くで見ることで分かる部分もあります。あのような選手がワールドカップのピッチ内外で活躍しているのを見ると、すごく悔しい部分もあるし、やっぱり凄いなとリスペクトもしています」

 そのように左サイドバックの“大先輩”について悔しさとともに、憧憬も口にしていた。

 今年5月に28歳になるディフェンダーは、オフにはスプリントのトレーニングや脱臼をした肩へのケアに時間をかけた。そのなかで食事制限による減量にも努めて、体重を3キロ減らしたそうだ。減らしすぎると今度はパワー不足にもなりかねないため、ここから調整していくということだ。





◆“ブラボー”長友佑都へ、鹿島DF安西幸輝が語った憧憬と悔しさ。日本代表で左SBの座を争う(サカノワ)





◆鹿島DF安西 練習試合連敗を反省「戦術の浸透度は半分くらい」(スポニチ)






 宮崎キャンプ中の鹿島DF安西幸輝(27)が25日、オンラインで取材に応じ、J2相手の練習試合で連敗中という現状について「(戦術の浸透度は)まだ半分くらいじゃないですか。もうちょっと詰めないといけないところもある」と課題を口にした。

 鹿島は24日、J2岡山に1―5(45分×2、30分×1)で完敗。21日のJ2徳島との練習試合でも3―6(45分×2、30分×1)と大量失点で連敗していた。左サイドバックとして出場した安西は「失点が多い部分は反省しないといけないが、内容についてもすり合わせの段階なのでそんなに深くは考えていない」と振り返った。

 鹿島は27日にJ2町田と練習試合を行い、28日に宮崎キャンプを打ち上げる。開幕前の2月12日にいばらきサッカーフェスティバルでJ2水戸と対戦し、同18日のリーグ開幕戦に備える。安西は「いろんな選手と組む機会も多いので、個々の特長を把握した上で立ち位置を取ればもっとチームとして良くなるんじゃないかと思っている」と前向きに語っていた。





◆鹿島DF安西 練習試合連敗を反省「戦術の浸透度は半分くらい」(スポニチ)





2023年1月24日火曜日

◆東京Vから覚悟の鹿島復帰FW染野唯月「結果がすべて」パリ五輪世代23年の誓い<2>(報知)






 24年パリ五輪予選が始まる23年シーズンに向け、パリ世代が決意を新たにした。今季J2東京Vから鹿島に復帰したFW染野唯月は、「試合に出て自分が点を取って勝つ。1試合1試合、活躍の場をつくっていきたい」と巻き返しへ静かに闘志を燃やしている。

 半年ぶりに鹿島のエンブレムを背負う。「決断は簡単ではなかった」。覚悟の復帰だ。宮崎キャンプはコンディション不良で出遅れたが、22日から合流。まずは24日に迎えるJ2岡山との練習試合を見据え、「ガンガン結果でアピールしないといけない。半分失ってしまったので取り返す強い気持ちでいる」と力強い。練習でも持ち味のシュートで果敢にゴールを狙い、広い視野や技術を生かしたプレーも見せている。

 プロ3年目の昨年5月にJ1初ゴールを奪ったものの、壁にぶち当たり、もがいた。7月に出場機会を求めて東京Vへ期限付き移籍。「どこに行ってもFWに求められることは同じ」と、とにかく練習一つ、1試合の中で貪欲な姿勢を示し続けた。終盤戦で3戦連続ゴールを挙げるなど、16試合4得点。「点を取ることで自信が得られた。鹿島にはサッカーに対する意識の高い選手もたくさんいる。もう一度鹿島でいろんなことを吸収しながらピッチに立ちたい」と思いを語った。

 世代別代表活動からも遠ざかっていたが、スペイン、ポルトガルと親善試合を行った昨年11月の欧州遠征で追加招集。しかしそこでも出場はポルトガル戦の後半43分からのみと、厳しい現実を突きつけられた。「正直出られなかった、何もできなかった感覚が大きい。やっぱり行って試合に出られないのはめちゃめちゃ悔しい。『何でだ』って思うところも個人的にすごくあって。でもチームで結果を残すことがすべてだと改めて思った」と味わった悔しさは並大抵でない。

 ピッチに立つ重要性を痛感した染野には、「いろんなポジションをできるようにしたい」気持ちも芽生えた。センターFWとして結果を残すことに加え、「サイドだったり、いろんなポジションでできたほうが大樹さん(岩政監督)も使いやすいと思うし、それは大樹さんもみんなに言っている。どのポジションでもレベルの高いものを出せるように」と意欲的。生き残るすべとして、幅を広げていく意識も高まりつつある。

 復帰してつける背番号は、サークル・ブリュージュに昨夏移籍した日本代表FW上田綺世も背負った18番。染野の他に鳥栖からFW垣田裕暉らが復帰するなど、激しい競争が待つ。何度も「結果がすべて」と言葉を繰り返した。チームの点取り屋として、タイトル獲得の原動力となる。(小口 瑞乃)





◆東京Vから覚悟の鹿島復帰FW染野唯月「結果がすべて」パリ五輪世代23年の誓い<2>(報知)





◆J1鹿島が2試合連続でJ2勢に大敗 岩政監督「勝敗は気にしていない」(サンスポ)






昨季J1で4位の鹿島は24日、キャンプを行っている宮崎市内でJ2岡山と練習試合(45分×2本、30分×1本)を戦い、1-5で敗れた。21日の徳島戦に続いて2試合連続でJ2に大敗し、攻守に課題が露呈。岩政大樹監督(40)は、2月18日の開幕戦に向けて、公式戦仕様の戦い方に切り替えていく考えを示した。

徐々に〝本番モード〟に入る。南国・宮崎に小雪が舞う寒さの中で行われた練習試合。J2相手に大敗を喫したが、岩政監督はぶれることはなかった。

「勝ち点3をもらえるわけではないので、勝敗は気にしていない」

FW鈴木やFW知念、DF植田ら主力組が先発した1本目は0-1。しかし、2本目に昨季J2で3位の岡山にカウンターなどから一気に4点を失った。同じJ2で8位の徳島に6失点した21日の試合と同様、徐々にメンバーを入れ替える中での大量失点。指揮官は「メンバーによって大きく内容が変わってしまうというのはある」と課題としつつも、「いろんな組み合わせを見ている最中」と、試行錯誤の段階であることを強調した。


「公式戦用のものに変えていかないといけないタイミングに差し掛かっていると思います」と岩政監督。現状では、ボールの奪いどころなども選手の判断に任せているという。2016年以来、7年ぶりのリーグ制覇へ。今後は理想の形を持ちつつも、開幕までにはチームとしての共通認識などを作り上げていく。(山下幸志朗)





◆J1鹿島が2試合連続でJ2勢に大敗 岩政監督「勝敗は気にしていない」(サンスポ)





◆ファジ J1鹿島に5―1で大勝 宮崎キャンプで今季初対外試合(山陽新聞)






 J2ファジアーノ岡山は宮崎キャンプ第3日の24日、宮崎市の宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でJ1鹿島と今季初の対外試合を行った。45分2本、30分1本で戦い、合計5―1で大勝した。

 ファジアーノは1本目の18分、FWチアゴアウベスの左足シュートで先制。2本目は20分にFW桜川が頭で決めると、2分後にMF木村、さらに1分後にFW坂本がネットを揺らし、41分にはFW福元が決めた。ファジアーノU―18の選手が多く出場した3本目に1失点した。





◆ファジ J1鹿島に5―1で大勝 宮崎キャンプで今季初対外試合(山陽新聞)





◆【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目の10人。武者修行でパワーアップ!?(フットボールチャンネル)






明治安田生命Jリーグの2023シーズン開幕まで1か月を切り、各チームは準備を進めている。期限付き移籍から復帰した選手にとって、今季は勝負のシーズンとなるだろう。期限付き移籍から復帰した選手をピックアップして移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する。


染野唯月(そめの・いつき)


生年月日:2001年9月12日(21歳)
2023所属クラブ:鹿島アントラーズ
2022期限付き移籍先:東京ヴェルディ
2022リーグ戦成績:16試合4得点0アシスト
移籍先での評価:D

 尚志高校から鹿島アントラーズに加入した染野唯月は、プロの壁にぶつかっていた。Jリーグ初ゴールは3年目の5月。ただ、このシーズンも出場時間は限定されており、7月に東京ヴェルディへの期限付き移籍を決めた。

 ヴェルディでは加入から3試合目で初ゴールを決めたが、以降はゴールから遠ざかる。しかし、終盤戦で3試合連続ゴールをマークし、16試合4得点という成績でシーズンを終えた。パリ五輪世代のエース候補だったが、3月のU-23ドバイカップや5月のAFC U-23アジアカップには選ばれず。シーズンを通して見れば、決して満足のいく成績が残せなかったことは明らかだった。

 それでも、覇権奪回を目指す鹿島の一員として2023シーズンに臨む資格が与えられた。昨夏に上田綺世が抜け、2020シーズンに18得点をマークしたエヴェラウドも今オフに退団。熾烈な競争が予想される攻撃陣の一角に食い込めるか。プロ4年目の今季は染野にとって勝負のシーズンとなる。


垣田裕暉(かきた・ゆうき)

生年月日:1997年7月14日(25歳)
2023所属クラブ:鹿島アントラーズ
2022期限付き移籍先:サガン鳥栖
2022リーグ戦成績:28試合6得点1アシスト
移籍先での評価:B

 垣田裕暉が鹿島アントラーズに戻ってくるまでに要した時間は実に6年。その間にJ1で64試合14得点、J2で147試合37得点という結果を残し、25歳となった。決して急成長を遂げたわけではないが、着実に結果を残して古巣に帰ってきた。

 2020シーズンには徳島ヴォルティスで17得点を挙げて、J1昇格に貢献した。翌年にチームは降格するも、自身はJ1初得点を含む8得点を記録。サガン鳥栖に活躍の場を移した昨季は6月までに5得点を記録したが、控えに回る試合も多く前年を下回る結果に終わった。

 鹿島は昨夏に上田綺世が抜け、今オフにはエヴェラウドも退団。鈴木優磨に続く立場を染野唯月や知念慶らと争うことになる。厳しい競争を勝ち抜いた先に、垣田のさらなる成長と鹿島の躍進が待っている。走力を含めたフィジカル面の優位性を活かしてポジション争いに名乗りを挙げる。





藤尾翔太(ふじお・しょうた)
荻原拓也(おぎわら・たくや)
ターレス
佐藤瑶大(さとう・ようた)
成岡輝瑠(なるおか・ひかる)
谷晃生(たに・こうせい)
宮代大聖(みやしろ・たいせい)
鈴木海音(すずき・かいと)

↓その他の選手はこちらから
◆【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目の10人。武者修行でパワーアップ!?(フットボールチャンネル)




◆移籍状況で見る今季J1上位進出が期待できるクラブ。識者3人が推察した(Sportiva)






移籍状況で見るJ1上位進出期待クラブ


Jリーグは2月中旬の開幕に向けて、各チーム始動しているが、気になるのは移籍状況による今年の戦力だろう。ここでは3人の識者に、移籍状況から今季の上位進出が期待できるクラブを挙げてもらった。(※移籍情報は1月20日時点)


【C大阪は外国人助っ人コンビ補強で得点力アップ】


上位進出期待のクラブ/セレッソ大阪、鹿島アントラーズ、名古屋グランパス


中山 淳(サッカージャーナリスト)


 昨季4位の鹿島も、近年アキレス腱だったセンターバック(CB)に昌子源と植田直通という2人の即戦力OBをダブル補強するなど、タイトル獲得に対する意欲を示した補強を見せている。2年目の岩政大樹監督にとっても、チームのフィロソフィーを知り尽くす2人の加入は、チーム作りを進めるうえでも心強いはずだ。


【新加入選手の名前で目を引く鹿島】


上位進出期待のクラブ/鹿島アントラーズ、柏レイソル、セレッソ大阪


浅田真樹(スポーツライター)


 今季開幕前の補強において、まずは単純に"名前"で目を引くのが、鹿島アントラーズである。

 日本代表経験も豊富なCBコンビの昌子源、植田直通に加え、優勝争いのライバル・川崎フロンターレで貴重な得点源だったFW知念慶を獲得。日本人選手の移籍補強としては、なかなかに豪華な顔ぶれだ。

 そのほかにもMF藤井智也、MF佐野海舟、FW垣田裕暉と、冒頭の3人には実績では及ばないながらも、面白い人材を加えている。MF三竿健斗が海外移籍で抜けた穴は小さくないが、プラスがマイナスを大きく上回り、当然、昨季の4位を上回る成績が期待される。




↓他のクラブ評はこちらから
◆移籍状況で見る今季J1上位進出が期待できるクラブ。識者3人が推察した(Sportiva)





2023年1月23日月曜日

◆【鹿島】鈴木優磨「面白いメンバーが揃い、本当にタイトルを求められる時が来た」。ラストパス数はリーグ2位「39本」、今季の目標はゴール+アシスト『25』(サカノワ)






「ハマった時は得点もアシストもできる。長年やりながらプレースタイルが変化してきていて、自分でも面白いなと感じています」


 J1リーグ鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が1月23日、キャンプ地の宮崎県宮崎市からオンライン取材に応じ、「面白いメンバーが揃いました。本当にタイトルを求められる時が来たなと思います」と2023シーズンへの決意を示した。

 復帰2シーズン目。昨季はゲームキャプテンも務めてフル稼働し、チームを支えつつ牽引して、リーグ32試合・7得点・10アシスト(公式戦通算41試合・9得点・10アシスト)を記録した。

 今季そこに、2018年のACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)制覇をともに成し遂げた昌子源、同シーズン途中まで在籍した植田直通が加わった。

「苦しい時をともに経験しているメンバーと、そこに新たな選手が融合し、いいものにしていけると感じています。(二人の復帰は?)自分自身が考えていることを共有できるメンバーが帰ってきたのは嬉しいし、共有できるところが大きいほど、チーム作りを進めていくのもスムーズになると思います。二人が帰ってきてくれたのは、チームにとってもですが、僕にとってもデカいです」

 鈴木自身は「4人制キャプテン」の一人に指名された。そしてピッチ内では、これまで新たなポジションにもトライ。岩政大樹監督からは、よりポリバレントな役割を期待されている。

「新しいポジションにチャレンジしていて、長年やりながらプレースタイルが変化してきていて、自分でも面白いなと感じています。ハマったら得点やアシストもできています。前線のいろいろなポジションをやる可能性があると(岩政)大樹さんから言われているので、どのような形でも対応できるようにしています。新鮮味をもってできています」

 鈴木の昨季ラストパス数「39本」は、柏レイソルのマテウス・サヴィオの49本に次いでリーグ2位だった。勝利のため、自身がゴールに絡むのはもちろん、チームの最大値を引き出す、というテーマにも取り組む。

「今年はより数字を強調していきたいと思っています。本当にいいメンバーが揃って、自分に対しても厳しく、結果を求めていきます。目標は得点とアシストを合わせて、デカく『25』に決めています。いいメンバーが前にいるので、それぐらいデカくやらないと、自分が試合に出るのを前提として、優勝できないと思います。そこを目指していきます」

 そして鹿島のスタンスとして「もっともっとハングリーになって、活躍したい気持ちがチームにプラスになるので、自分もそうしますが、みんなに求めていきたいです」と、鈴木自身もギラギラし、挑んでくるような突き上げにも期待していた。



◆鹿島FW鈴木優磨がゴール関与数25を宣言「そのくらいデカくやらないと優勝できない」(スポニチ)






 鹿島のFW鈴木優磨(26)が23日、オンラインで取材に応じ、今季目標に「ゴール関与数25」を掲げた。昨季7得点9アシストを挙げた鈴木は「良いメンバーも前線にいるので、そこを目指していきたい」と語った。

 昨季は一時首位に立ったものの、終盤に失速して4位に終わった。悔しいシーズンを過ごしたが「今季は面白いメンバーがそろった。いよいよタイトルを求められる時が来たと思っている」と気持ち新たに宮崎キャンプに臨んでいる。

 DF昌子源(30)やDF植田直通(28)ら鹿島でタイトルを獲得してきた選手が復帰したこともあり、一層自分のプレーに集中できるという。「より数字というものを強調したいと思っている。良いメンバーがそろったので、数字という部分では結果を求めていきたい」と意気込みを語った。





◆鹿島FW鈴木優磨がゴール関与数25を宣言「そのくらいデカくやらないと優勝できない」(スポニチ)





◆ブレイク候補10選! パリ五輪世代で期待のストライカーや選手権で躍動したプレーメーカーなど注目必至のルーキーたち(サッカーダイジェスト)






 2023年シーズンも新たな俊英たちがプロのステージに足を踏み入れる。期待通りの活躍を見せるのか。あっと驚くような輝きを放つのか。1年目から結果を出すのは簡単ではないが、昨季のMF松木玖生(FC東京)が高卒ルーキーながら主軸を担ったように、チャンスは無限大だ。本稿では、注目すべきブレイク候補10人を紹介する。


――◆――◆――


DF
津久井佳祐(昌平→鹿島)
 良い意味で“鹿島らしくないCB”だ。闘志を前面に押し出して戦うよりも、ポジショニングや駆け引きで勝負するクレバーなタイプ。ディフェンス面における嗅覚に優れ、相手よりも先に動いてピンチを未然に防ぐ。昨夏のインターハイで大怪我を負ったが、今冬の選手権で完全復活をアピール。植田直通、昌子源、関川郁万など先輩たちから学び、さらなる成長を誓う。




DF山﨑大地(順天堂大→広島)
MF大迫塁(神村学園→C大阪)
MF石渡ネルソン(C大阪U-18→C大阪)
MF浦十藏(東福岡→神戸)
MF楢原慶輝(鳥栖U-18→鳥栖)
MF保田堅心(大分U-18→大分)
FW木村勇大(関西学院大→京都)
FW大森真吾(順天堂大→札幌)
FW熊田直紀(FC東京U-18→FC東京)

↓津久井以外の選手はこちらでチェック
◆ブレイク候補10選! パリ五輪世代で期待のストライカーや選手権で躍動したプレーメーカーなど注目必至のルーキーたち(サッカーダイジェスト)


◆「相手を圧倒する力を出したい」欧州から4年半ぶりに帰還のDF植田直通、鹿島としてのプライドを胸に「どんな試合でも勝たなければいけない」(超WORLDサッカー!)






鹿島アントラーズのDF植田直通が、キャンプ中のメディア対応を行い、現在の状況と新シーズンへの意気込みを語った。

2013年から2018年7月まで鹿島でプレーした植田は、ベルギーのセルクル・ブルージュへと完全移籍。その後フランスのニームへとレンタル移籍すると、2021年7月から完全移籍で加入した。

セルクル・ブルージュでは公式戦55試合に出場し1得点を記録。ニームでも公式戦42試合に出場していたが、今シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)でたったの1試合しか出番がもらえず、新シーズンから古巣鹿島に復帰した。

ヨーロッパでの経験を得て復帰した植田。かつてコンビを組んでいたDF昌子源もガンバ大阪から完全移籍で復帰し、再びのコンビ結成が期待されている。

強い鹿島を取り戻すために戻ってきた植田。宮崎キャンプでも精力的に動き、21日には徳島ヴォルティスとトレーニングマッチを実施。45分の1本目は2-0で勝利、2本目は1-2で敗戦。30分の1本は0-4で敗れた。

トレーニングマッチでもプレーした植田。ここまでのキャンプについて振り返った。

「昨日の練習試合の結果もそうですし、誰が出ても鹿島というチームが勝たなければいけないし、どの試合でも勝つことにこだわらなければいけないです」

「今このキャンプの中でも守備のやり方、攻撃のやり方も確認しながらやっているので、昨日は失点も多かったので、そこは改善しなければいけないと思っています」

1本目こそ勝利したが、残りの2本は敗戦。勝利というものを常に求める必要があると語る植田としては悔しい思いもあったはずだ。

「本来やっているポジションじゃない選手が違うポジションをやっていたりと難しい部分はあったと思いますけど、試合になればそれは関係なく、相手もそういう状況でやっていると思います。こっちもあっちも若い選手がいたり、試合に入れば何も関係ないので、鹿島の選手であれば勝たなければいけないです」

「練習試合1つとっても僕はそう思うので、チーム全体としてもキャンプの中から、練習試合1つとっても勝ち癖をつけていかなければいけないと思います」

どんな試合でも勝利を目指すと語る植田。その中で、チームは新加入選手も多く、シーズンで結果を残すために戦い方を落とし込んでいる。

「大樹さん(岩政大樹監督)がかなり僕たちに分かりやすく伝えてくれる部分もあります。その中でもやるのは自分たちなので、やり方としてこういうふうにやっていきたいというのはあると思うんですが、試合の中でそれを出すのが難しい局面もあると思うので、その辺は僕も後ろで守っていて、色々とCBという立ち位置から見えるものもあるので、試合の流れ、どういうふうにやった方が良いのかは、考えながら臨機応変に対応していければと思います」

昨シーズンも岩政監督が掲げた選択肢を増やすということ。ピッチ内での判断も非常に重要となる中、ハイプレスを掛けていく守備のやり方では後ろが手薄になることもある。

「僕自身もチームとしても前からボールを取りに行く姿勢は見せたいですし、相手が後ろから繋いでくるのであれば、それを奪えばすぐにチャンスもあるので、前から行きたいというのがあります」

「前から行けば後ろは同数で守ることにもなるので、その中でCBが2対2のなかで、カバーがいなくても目の前の選手を抑えられる技術も必要だと思いますし、それをやっていかなければタイトルも近づいてこないと思うので、そういったところの強さも求められていると思います。リスクを冒す部分も増やしていければと思います」

リスクを冒しながら、守備でも主導権を握っていくことを目指す鹿島。新加入選手でもある植田は、周りとのコミュニケーションを合わせていきたいとした。

「僕も移籍してきて、初めてやる選手ばかりで、特徴だったり、どういったものが苦手で得意なのかわかっていないので、練習で一緒にプレーしながら探っていきたいと思いますし、コミュニケーションの部分も色々と取っていければと思っています」

「もうちょっと時間はかかるかと思いますが、開幕までにはしっかりと合わせていければと思います」

連係面も非常に重要になってくる中、それでも守備の局面では一対一の局面でのデュエルが重要視される。

植田は「CBというのは、僕が思っていることは後ろはどっしりと構えてほしいなと。僕が前線をやっていたとしても、そこは思います」とCBとしてあるべき姿を語り、「何があっても動じない選手が後ろにいれば、チームも安定すると思いますし、後ろにあいつがいるから大丈夫だと前線の選手が思ってくれれば攻撃に集中できると思います」と、攻撃面を生かすためにも、しっかりと後ろの選手が結果を残す必要があるとした。

デュエルについても「目の前に選手が来た時に自分の強さを見せつければかなりチームの流れも変わってくると思うので、流れを引きつけるようなプレーを見せなければいけないと思います」とコメント。「強さという部分は出していかなければいけないと思うので、相手を圧倒する力を出せればと思います」と、自身の特徴でもある対人守備の部分をしっかりと見せていきたいとした。

デュエルの数値についてはJリーグでも注目を集め始めている。「データがすぐ出てくるので、データが全てではないですが、結果として目に見えるものとして勝率などはこだわっていかなければいけないと思います」とこだわっていきたいと語る植田。ただ、「勝率が上げられればチームのためにもなりますし、後ろでどれだけ流れが悪くても後ろが押さえれば何も問題ないと思っているので、そういう考えで後ろはやっていきたいですし、上手くいかないところで最終局面でCBがどれだけ勝てるかだと思うので、チームのために戦っていれば、自ずと個人の結果もついてくると思います。あまり意識せず、チームのためにという気持ちでやれれば良いかなと思います」と、チームの勝利のためにプレーすることで、自然と結果が残るはずだと考え方を語った。





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